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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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カテゴリ、ちょっと変えました

「映像物」というカテゴリに音楽のネタも入れていたんですが、もともと音楽はあんまり語ることもないので、スピッツのアルバムを全部揃えたので、ちょっと書こうかなぁと思ったんですが、わざわざ、そのためにカテゴリを増やすのも、そうでなくてもごちゃごちゃして見にくくなるのも嫌だったので、カテゴリを修正しました。過去記事を見ても、音楽ネタが圧倒的に少なく、たぶん90%ぐらいは映画のネタだと思うので…

ありきたりのレビューになりそうな気もしますが、あのアルバムのここが好きだ〜というのを語りたいと思いますので、よろしくお願いします。

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臨機巧緻のディープ・ブルー

小川一水著。朝日ノベルズ刊。

「天冥の標」のリクエストを出して、読んでいなかった本を借りてきました。

カメラマン志望の石塚旅人はダーウィン艦隊に乗り込んだ。目的地のカラスウリ星系には水に覆われた惑星が発見され、ディープ・ブルーと名づけられるが、星のそばには未知の宇宙艦隊もいた。調査という名目でディープ・ブルーに乗り込んだ旅人たちだったが、宇宙艦隊の鳥型宇宙人と対立、撤退を余儀なくされる。しかし旅人は、撤退の前にディープ・ブルーで見つけた建物を目指して海に飛び込んでいた。

ボーイ・ミーツ・ガールものと思わせておいて、実はアッシーくんでした、という話。

途中まではおもしろく読んでいたのですが、クライマックスの前あたりから、ご都合主義が鼻につき初め、ページ数の都合もあるのだろうなぁと思っていたのですが、最後まで、話がうまく進みすぎじゃね?という感じで、他の著作に比べておもしろくありませんでした。ちょっと残念。

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風の峠〜銀漢の賦

原作:葉室麟「銀漢の賦」
出演:日下部源五(中村雅俊)、松浦将監(柴田恭兵)、十蔵(高橋和也)、蕗(桜庭ななみ)、山崎多聞(中村獅童)、津田伊織(池田鉄洋)、津田たつ(吉田羊)、鷲巣角兵衛 / 清右衛門(二役)(平岳大)、松浦みつ(麻生祐未)、ほか
見たところ:うち

木曜時代劇の枠で全6回。たまたま4回目を観たら、けっこうおもしろかったので5回と最終回を観ました。

柴田恭兵さんが昨年の大河「軍師官兵衛」で主人公のお父さん役を好演、若い頃の「あぶない刑事」とかは全然好きじゃなかったのですが、いい枯れ方をして、味のある役者さんになってるとたきがは家で評価が高まっていたところの作だったわけです。
一応、主役は中村雅俊なんですが、この人はあんまり好きじゃないので、まぁ、将監に思い入れして観てました。

男の友情と、そこに寄せる女性たちの愛情がなかなか良かったです。

十蔵の高橋和也さんは「そこのみにて光輝く」では唯一と言ってもいい憎まれ役でしたが、今回は身分を越えた友情を主役2人とはぐくむ百姓のリーダー役を好演して、けっこう上手い役者さんなんだなぁと感心。

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東京物語

監督:小津安二郎
出演:平山周吉(笠智衆)、平山とみ(東山千栄子)、紀子(原節子)、幸一(山村総)、志げ(杉村春子)、京子(香川京子)、敬三(大坂志郎)、志げの夫(中村伸郎)、沼田(東野英治郎)、ほか
見たところ:うち
日本、1953年

たきがはは黒澤監督ひいきなので、松竹の小津安二郎監督はあんまり観たことがありません。原節子さん絡みで「麦秋」ぐらいか。図書館にDVDがあったので借りてきました。

尾道から平山周吉・とみの夫婦が上京してくる。東京には長男の幸一、長女の志げ、次男の嫁である紀子らがいて、彼らを訪ねてきたのだ。しかし幸一も志げも自分の生活に忙しく、なかなか両親をもてなすことができない。親身になって二人を世話したのは、戦死した次男の嫁の紀子だった。

という親子の断絶、家族の絆とか情愛といったものがわりと淡々としたタッチで描かれます。山村総の長男と杉村春子さんの長女が、まぁ、一応、もてなそうとするんだけど、やっぱり大事なのは自分たちの生活という感じの兄妹でリアル。終盤、母親が亡くなった時も、長女がよく泣くんだけど、忙しいから帰るんで、形見分けちょうだいとか言っちゃう辺りとか、ああ、わかるわかると肯けます。

いつもの黒澤組ではなくて小津組なので知らない顔ばかりかと思ってましたが、さすがにメインキャストの方々は知ってる人ばかりなので安心して観ていられました。キャストを知らないと覚えるまでに苦労することがあるんで。

長女の夫の中村伸郎さんは「生きる」の助役さんです。映画はこういうつながりがおもしろいです。

抑えた感じの演出が、とかく外連味の好きなわしにはあんまり好みではありませんが、こういう日常を淡々と撮る映画が受け入れられた時代の芳醇さを思いました。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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天冥の標1 メニー・メニー・シープ

小川一水著。早川書房刊。

長編ぽいので時間がある時にしようと思っていたのですが、読み始めたら絶妙なストーリーテリングにあっという間に読んでしまいました。全10巻の予定で、まだ完結していませんが、密林で調べたら7巻まで出ていて、1巻からは予想もつかない展開になっていました。

西暦2803年、植民星メニー・メニー・シープは入植300周年を迎えようとしていたが臨時総督のユレイン3世は植民船シェパード号の不調を理由に発電制限などの弾圧を加えつつあった。

人類、アンドロイド、原住民などなど、さまざまな登場人物が現われて紡がれる一大叙事詩。続きが気になるので早速読まねば!

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