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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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こんぺん祭り(番外)

たきがはが沖縄に来て気に入ったお菓子がこんぺん(くんぺんとも)です。香ばしい茶色い皮の中にはピーナッツバター入りのゴマ餡がつまっており、和菓子っぽいんだけど、ちょっとハイカラな味が気に入った理由です。茶色い皮は大好物の茶饅頭(温泉饅頭とも)に通ずるものがあり、そこら辺のスーパーでも、週に1度は行ってる牧志公設市場周辺でも気軽に買えるので、そのリーズナブルさとお手軽さも気に入った理由。週末にはドンキ2階の35(さんご)コーヒーで、ハイビスカスソーダを飲みながらこんぺんを頬張るのがお気に入りのおやつタイムとなってます。

しかし、たきがはは気づきました。一口にこんぺんと言っても、いろいろなメーカーが出してるようです。たいがいは1個しか食べないので見かけたところで買いますが、A店のこんぺんとB店のこんぺんが微妙に違うようですよ。

こうなると、かつて東西どん兵衛食べ比べをやった血が騒ぎます。どのこんぺんがいちばん美味いのか、もとい、どのこんぺんがいちばんわしの好みなのか、比べなければなりますまい(義務)。

というわけで無計画に買ってきた4つのこんぺんを一気に食べました。せっかく連休(Not 10連休)があるんだから、そこら辺で計画的に食えば良かったものを、と思いもしましたが、こんぺんはピーナッツとゴマ餡なので、けっこう重いのです。一度に1つならばおやつですが、1度に4個食べたらカロリー的には立派なご飯(たぶん)、見つかったこんぺんを手当たり次第に買ったならば、一度に食い切れる保証はありません。よって、今回は4つのこんぺんで良しとします。

1〜3つめのこんぺんは近所のスーパーで買いました。4つめのこんぺんはリウボウの地下で買いました。


1つめ
株式会社ぐしけんが作ってます。
材料は小麦粉、糖類(砂糖、水飴、砂糖混合異性化液糖)、白あん、ピーナッツバター、卵、白ごま、黒ごま、ケーキクラム、膨張剤、トレハロース、乳化剤、香料
カロリーは295キロ。
これだけ名称がくんぺんです。


2つめ
レーベン・レブが作ってます。
材料は小麦粉、砂糖、黒ごまあん、白餡、鶏卵、マーガリン、植物性油脂、ピーナッツバター、ハチミツ、ゴマ、膨張剤
カロリーは書いてませんが、他の3つに比べると半分以下の大きさ。


3つめ
有限会社マルキヨ製菓が作ってます。
材料は小麦粉、白あん、砂糖、鶏卵、ごま、マーガリン、ショートニング、ピーナツバター、水飴、膨張剤、乳化剤、植物油脂
これもカロリーは記載無し。


4つめ
有限会社サワダが作ってます。
材料は卵、小麦粉、砂糖、白あん、ゴマ、ピーナツ、ピーナツバター、水飴、膨張剤、保存料(酒精)
これもカロリーは記載なし。

材料を見ると順番は入れ替わりますが、ほとんど差はありません。ただ2つめと3つめはたきがはが避けてるマーガリンやショートニングを使っているので継続的に食べるのは避けたいところです。
なんですが、4つめに食らいついたら、あんこが紫色で、味も紫芋に似てました。当然、ピーナッツ風味はまるでありません。あれぇ… 間違えたかと思って袋を見直しましたが、上に記載したとおり、紫芋のむの字も見当たりません。ここ、メーカがラベルを間違えたんでしょうか? 詳細が求められるところです。紫芋と思えば、それなりに食べられる味ですが(ピーナッツほど重くないし)、わしの期待はこんぺんなので論外です。

で、まず結論から書きますと、1=(ほぼ)3>2です。

2は小さいのはかまわないんですが、ピーナッツ風味がいささか劣るのと、外見が茶饅頭そっくりなのに食べるとそうじゃないのが他の2つに比べるといまいち。
個人的には1の皮が香ばしさが増しで、ピーナッツ風味の餡は1も3も変わらず美味かったです。よってちょっとだけ1がリードですが原材料的には1で決まりです。

次は牧志公設市場周辺で手に入るこんぺんを、1と食べ比べて今度は計画的に買ってきて食おうと思います。

2019/4/21追記
そういや、ぽーぽー(あるいはちんびん)も、新潟のぽっぽ焼きと似た味わいで好きなお菓子です。ただ、ぽっぽ焼きはニッキの風味でしたが、ぽーぽーは黒糖なので別物のようです。

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パパとムスメの7日間(ベトナム版)

監督:落合賢
原作:五十嵐貴久
出演:ハイ(タイ=ホア)、チャウ(ケイティ=グェン)、カーン(チャン=ヒー)、大家リエン(ホン=ヴァン)、ニュン(キャシー=ウェン)、ビン(ヴァン=チャン)、ブウ(ジー・アー=グェン)、社長(クァン=グェン)、ほか
見たところ:桜坂劇場
ベトナム、2018年

韓国映画だと思って見に行ったらベトナム映画で、帰ってから調べてみたら、大元は日本の小説で、舘ひろしと新垣結衣の主演でテレビドラマ化されてて、見たいと思ってたのは韓国版だったんですが、ベトナム版もおもしろかったです。

ベトナムDHCで働くハイと高校生のチャウは、ママが亡くなってからぎくしゃくした親子関係が続いている。妻を失って元気のないハイは家事を娘のチャウに任せきりで寝ないでゲームをし、いつもチャウにたたき起こされるようにして会社に行く。そんなハイをもどかしく思うチャウは、母に倣ってバレエを初め、父には内緒で海外留学を実現させるべく、親友のカーンと頭をひねる毎日だ。ところがママの5回忌で、ハイがママの好物だったエッグタルトを買い忘れてしまったことでチャウの日頃の不満が爆発、言い争った二人はなぜか心が入れ替わってしまう。仕方がないのでハイはチャウになりすまして高校へ、チャウはハイになりすまして会社へ向かうが、2人のすれ違いはますますこじれる一方だった。そんな時、ハイは娘が海外留学をしたがっていることを知り、その理由が自分にあることも当のチャウから知らされてしまうが…。

落ちは簡単に予想できるホームコメディです。ただ、父と娘のすれ違い、というわりと古典的なテーマであるためか、頑張り屋で真っ直ぐ、万事に一生懸命で優等生の娘と、型破りだけど有能な化粧品会社のサラリーマンという父の姿は、お互いになかなか理解し合えないもどかしさを感じさせつつも、お父さんにはお父さんの考えがあるし事情もあるし、娘にも娘の考えと事情があるという辺りをドラマに落とし込んでいるので、笑いつつ、しんみりし、最後は元の鞘に収まった2人に良かったねと賞賛の拍手を送りたくなるのでした。

ところで沖縄国際映画祭で無料上映だったので客の入りは上々でしたが、パンフがやたら見づらく、映画の製作がどこかも書いてなかったので、それぐらい入れてほしいと思いました。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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終末エクスプローラーのデータ集をアップしました

「オウガ秘史 Stage19」が思うように進まないので現実逃避して、スマホアプリにはまってました。

まぁ、スマホアプリはデータを公開しても、いつまでもアプリがダウンロードできるとは限らないんですけど(「創世のエル」とか「エル」とか…)、ネットを探してもまとまったデータがなかったので、自分用に集めたのをアップしときます。

死ぬこと以外は全部かすり傷を地でいくようなハクスラ系のRPGです。音楽がなかなか良く、粗いポリゴンも作者のセンスを感じさせる良ゲーです。

良かったらどぞ。

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「沖縄スパイ戦史」と「わが青春に悔なし」のあいだ

先日見た「沖縄スパイ戦史」の3パート目で違和感を覚えたことを書いてみます。

住民が住民を監視する、いわば総監視社会に置かれ、住民同士が殺し合ったという部分だったんですけど、そのなかで加害者の側だった爺さんが監督のインタビューに対し、青筋立てて「敵国のスパイなんだ、殺すのが当然だろう!」と怒鳴るシーンがありました。先日読んで、くそみそな感想を書いた「炎は流れる3」にて沖縄の人びとの忠誠心を教育の賜物とかぬかして褒めたところがありましたが、教育の賜物かどうかは別にして、鬼畜米英を教え込まれた人びとが、何の疑問もなくスパイ=悪と見なして同じ村の住民をぶっ殺した構図は、事情は全然異なりますけど、加害者と被害者の遺族が同じ村に住むという点でだけ同じな「ルック・オブ・サイレンス」を連想させる気持ち悪さがありました。

その時にわしが思い出したのが今回のタイトル「わが青春に悔なし」で藤田進氏演ずる野毛が、ヒロインの幸枝に「僕たちの仕事は10年後に意味を持つ」と言った後にスパイとして捕まり、処刑されてしまったところでした。具体的に野毛が何をしたのかは実は描かれず、ただスパイとして処刑されたことで野毛の郷里では両親がスパイ、売国奴の親として村人から村八分の目に遭っていることが幸枝の目を通して知らされるだけです。

しかし、わしは思うのです。日中戦争当時にも日本を裏切り、中国のために働いた日本人がいたように、もしも、自国の戦争が間違っていると思った・気づいたなら、わしもそうするだろうし、そうしたいだろうと。だけど、その行為はスパイと見なされ、売国奴と罵られることなんだろうと。でも野毛のように、間違った戦争ならば、それを終わらせる努力をすべきで、それが自国内で許されないことならば、やはり国を出るほかはないのだろうと。

もっとも「沖縄スパイ戦史」で描かれたのはスパイと疑われて殺された人びとの話で、スパイだったという証拠があがったわけではないので見当違いなことを言ってるかもしれません。ただ、多数の住民を犠牲にした沖縄戦が何から何まで間違っていたことはわかっているのでスパイと責めるのではなく、沖縄戦を早く終結させるためにできることがあれば、たとえそれが国を裏切る行為であろうと、わしはしちゃうだろうなと思います。

まぁ、それだけの話です。

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炎は流れる3

大宅壮一著。文春文庫刊。

これも読みたい本のリストに入っていたのですが、川口慧海にも似た日本人最高〜!な視点と、中国を始終シナと呼ぶ東アジア蔑視の視点に辟易して文庫で300ページくらいだったのに、1週間もかかってしまいました。

サブタイトルは「明治と昭和の谷間」で、幕末から始まるんですけど、まぁ、たとえがいちいち下品というかお下劣なのも好きになれなければ、上述したような東アジアを蔑視する記述も嫌いだし、何かというと自分は世界中を見てまわったんだという自負も鼻につくし、そのうちに一人称の「わたくし」も気取ってて嫌いでした。いやいや。

だいたい、「大東亜戦争」とか、いちいちかっこ(原文はダブルコーテーション)つけなければ使えないような言い方をして、敗戦のことを終戦とか言ってごまかしてる時点でこいつダメだな感が漂い始めたので、あとはもう、はいはい、そうですか、またご自慢かよけっ、って感じで読んでたんで、くっそつまらなかったです。

あと、この著書のことを歴史ルポルタージュとか言ってましたけど、むしろ、これは年寄りの自慢話だろくそ野郎とか思いました。それぐらい視点が歪みまくってて、大宅壮一って初めて読んだんだけど、二度と読まねぇです。

そもそも、何で大宅壮一なんかに手を出したのかといえば、朝鮮について書かれていたのがこれだったらしく、それで例によってタイトルだけメモしていたんだと思うんですが、ことあるごとに現在の分断された朝鮮半島の姿を100年前からそうなる運命だったのだの、植民地化した日本の責任を棚に上げて何をほざいとんのやおっさんてな感想しか抱かなかったので、読まなくてもいいだろうと思います。

あと、沖縄戦で、沖縄の人たちが勇猛果敢に米軍と戦ったことを教育の賜物と自画自賛してましたけど、くそたわけが、がちがちに縛りつけて、方言話しただけでスパイと決めつけて、何が教育だくそ野郎と思います。琉球史についても色眼鏡かけまくって、自分に都合のいいところだけ見て、あちこち脱線するのも俺って博識なんだよね〜というのをひけらかしたがってるだけだろうって感じがまたいやでした。

さらに言えば、太平洋戦争で日本が負けて、アジアで植民地だった国々が独立したことをさも日本の手柄のように言うのはネトウヨがよく持ち出す話ですが、大宅壮一も同じレベルでした。ていうか、元はこいつか? インドのチャンドラ=ボースだって、日本がさも独立させてあげようみたいに担ぎ出したけど、ビルマから攻めていって、例のインパール作戦で大失敗やらかして、インドなんかかすりもしなかったんで見捨てられたことは無視ですかね。

そして、わし的にいちばん関心があった(はずの)朝鮮については紹介するのも酷いだろうなレベルの話ばかりで、くそったわけが、という感想しか出てきません。

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