監督:ジョン=セイルズ
出演:ブラザー(ジョー=モートン)、メン・イン・ブラック(ジョン=セイルズ、デビッド=ストラザーン)、ほか
見たところ:うち
1984年、アメリカ
引き続きデビッド=ストラザーンさん鑑賞会v
一風変わったSFですが、ブラザーが手だけで何でも治す力を持っており、足の指がなぜか3本で右目を自由に出し入れできるという点を除くとSFって感じはあんまりしません。まぁ、主人公がそれだけ変わっていれば、十分SFなのか。たきがははあまりSF映画は見ないので、好きなジャンルでもないので、定義的にはよくわかりません。大事なことはデビッド=ストラザーンさんが出ている! そこに尽きます。
奴隷狩りから逃れて地球に不時着したブラザーはニューヨークにたどり着く。言葉も通じない世界で途方に暮れるブラザーだったが、姿形が黒人と瓜二つだったことと何でも治す力を持っていることで次第にハーレムに溶け込んでいく。だがブラザーを追って奴隷狩りの異星人2人もニューヨークに現われるが…。
追っ手の一人がデビッド=ストラザーンさんと監督でした。背が低い方ね。2人ともちょっと不気味なんだけど、妙に地球に溶け込もうとしていたり、最後は妙に諦めが良かったり、いろいろと謎が多かったです。
まぁ、それを言ったら、ブラザー自身も一言もしゃべらないので何を考えているのか、いまいちわかりづらいのですが、中盤、ちょっと落ち目の歌手と懇ろになったり、麻薬で死んだ女性の仇を取ったりとそれなりに地球ライフを満喫しているようです。
コメディ色は薄く、かといってハートウォーミングと言うほど感動的なシーンもなく、敵もターミネーターほどの怖ろしさはないので、中途半端な感じの映画でした。
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