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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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サイト更新ていうかcss手直し

をしました。今までせっせとcssのクラスを増やしていたのを、擬似クラスというのを知って、もっと減らせることがわかったので、多少スリムになりましたが、n番目の行とか列の色をつけて、みたいなcssなので機械的に色がつけられず、そのまま残ったところもいくつか…

ちょっとはきれいなコードになったかなぁと思いますが、またあちこちで凡ミスをやらかしていたことも判明したので、たぶん、まだ残ってそうです…

しかし、先日、adobeのmuseというソフトで作ったサイトのコードを見る機会がありましたが、自由なレイアウトと言えば聞こえはいいですが、classとidの組み合わせであんまりcssの意味がないじゃんなコードで作られていたので、やっぱり手打ちのがいいなぁと思ってしまいました。

何か問題があったら、こっそりたきがはに教えてやってください。

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NHKスペシャル 731部隊の真実

本放送を撮り損ねたので真夜中の再放送を撮りました。再放送早すぎんだろと日頃ぶーたれているのが役に立ったという。だからいいとは思わないけどね!

副題が「~エリート医学者と人体実験~」で、49分の内容としてはなかなか充実してました。また731部隊というと、どうしても森村誠一氏の名著「悪魔の飽食」シリーズが頭に来てしまいますが、これはハバロフスク極東国際軍事裁判の記録テープからとNHKが独自に取材したという証拠、さらにまだ生存の元少年隊員の証言などからなっており、その視点は新鮮でした。

個人的にはNHKの取材に対して、保管されている資料を見せてくれるという当然の対応をした京大に対し、「当校は積極的になんか関わってないもんね(意訳)」と逃げのコメントしか出さなかった東大のイメージがさらに悪くなりました。まぁ、東大だからなという。

名前の出た田部井和(チフス班)と吉村寿人(凍傷班)がどこに就職したのか企業名まで出せば、日本の製薬業界がいかに731部隊とつながっているかわかって、さらに良かったと思うのですが、ラスト、監修が秦郁彦と出た時点で、なんか、それまでの力作がすべてパーになった印象です。南京大虐殺の犠牲者をできるだけ縮小しようとする歴史修正主義者なんか使っちゃ駄目だろうと。だから、ハバロフスクや京大の領収書みたいな動かぬ証拠以外はぼかしたところが多かったのかと納得した。

あと、敗戦後、日本に逃げ帰った731部隊が金沢で隠れていたのが、金沢大の学長に就任した戸田正三と731部隊長の石井四郎とのつながりを知って深く納得しました。

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ヒトラーへの285枚の葉書

監督:ヴァンサン・ ペレーズ
出演:オットー=クヴァンゲル(ブレンダン・グリーソン)、アンナ=クヴァンゲル(エマ・トンプソン)、ダニエル=ブリュール(エッシャリヒ警部)、ほか
見たところ:横浜シネマジャック&ベティ
2016年、ドイツ・フランス・イギリス

原題「ベルリンに一人死す(リンク先は小説の感想)」の映画化ですが、今年いちばんの駄作だったので感想を書き殴っておきます。

駄目だった理由その1
主人公であるオットー=クヴァンゲル氏の原作のキャラからの乖離。
薄い唇と冷たい目が鳥を思わせる、鋭い顔つきの(2つ引用がありますがイタリック体は原作の訳からの引用です)」と形容されたオットーさんのキャラとは似ても似つかぬキャスティングを知った時にいや〜な予感がしたんですが大当たり。
原作の魅力はオットーさんの「他人に関わりを持たず、ただ働き、一人静かに生きることにしか興味のなかった(装飾がない引用はわしのブログからです)」人物像がヒトラーを訴える葉書を書くようになり、死刑になった変遷にもあるわけです。
だから、とってつけたようなオットーとアンナの夫婦愛なんか蛇足なんですよ。それ、オットーさんのキャラクターと違うわけなんですよ。
職場でも孤独なオットーさんは腕のいい元家具職人でしたが、職場の方針の転換だったかナチの命令だったか細かいところは忘れましたが、現在は棺桶を作らされています。それでも文句ひとつ言わずに黙々と働くオットーさんのキャラクターは、どこか近寄りがたい職人気質に溢れる人物だったはず。
映画での頼られる職工長でもいいんですけど、そういうキャラクターじゃないよねと。
言いたい。声を大にして言いたい。

駄目だった理由その2
タイトルにもなった「一人死す」が描かれない
わしがこの小説を絶賛する理由は、オットーさんの魅力に参っちゃったせいもあるんですが、そういう意味ではこっちが一番の方がいいような気もするんですが、ラスト、孤独に生きてきて、家族以外とほとんど話さなかったオットーさんの最初で最後の友人となったライヒハルト博士の次の言葉でした。
自分のためになります。死の瞬間まで、自分はまっとうな人間として行動したのだと感じることができますからね。そして、ドイツ国民の役にも立ちます。聖書に書かれているとおり、彼らは正しき者ゆえに救われるだろうからです。ねえ、クヴァンゲルさん、『これこれのことをせよ、これこれの計画を実行に移せ』と私たちに言ってくれる男がいたら、そのほうがもちろん100倍もよかったでしょう。でも、もしそんな男がドイツにいたとしたら、1933年にナチスは政権を掌握してはいなかったでしょう。だから、私たちは一人一人別々に行動するしかなかった。そして、一人一人捕らえられ、誰もが一人で死んでいかなければなりません。でも、だからといって、クヴァンゲルさん、私たちは独りぼっちではありません。だからといって、私たちの死は犬死にではありません。この世で起きることに無駄なことは1つもありません。そして、私たちは正義のために暴力と戦っているのだから、最後には私たちが勝利者となるのです
ところが映画にはライヒハルト博士は出てきません。そもそもアンナの出番が多すぎます。というか、キャスティングでアンナを初っぱなに書くという時点で何をか況んやです。アンナはオットーさんと一緒に戦った嫁で、オットーさんにとってはきっと息子と同じくらい大切な人物だったのですが、それでも主役はオットーさんなのです。
ライヒハルト博士が出てこないので、当然、この台詞もまるっとカットです。でも、それでは駄目なのです。この小説の主題はここ、ライヒハルト博士の台詞にあるんです。
こんな脚本書きやがって、ファラダさんの墓前で土下座して謝ってこいな心境です。ファラダさんの小説を原作として売り出す必要性は何もないのです。ファラダさんの小説だって実話に基づいているんですから、その実話を使えばいいんです。手抜きだこんちくしょう。

駄目だった理由その3
アンナ出しゃばりすぎ
その2でも書きました。オットーさんにとってアンナが大事なパートナーであっても主体はオットーさんにあるのです。

駄目だった理由その4
余計なシーン多すぎ
冒頭、クヴァンゲル夫妻にこのような行動を取らせるきっかけとなったハンス=クヴァンゲルの戦死を5分くらい時間をかけて描きます。
要りません。
この時点で駄作の予感がしましたが、予想どおりでした。
あと、ラスト、オットーさんを取り調べた警官の自殺も要りません。「ジョン・ラーベ〜南京のシンドラー〜」でも書きましたが(似たようなくそみそな感想ですが)、ナチにも心ある人はいたみたいなの蛇足だし。

ほかにも別の映画レビューサイトで言われてましたが、しゃべってる言葉が英語なのに書いてるのはドイツ語っていうのは上の4つほど駄目だとも思いませんでしたが整合性がないのは単に格好悪いと思いました。

というわけで今年最低の映画と認定します。異論は認めません。
と思ったら、ほかにも最低と認定した映画がごろごろと…

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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四日のあやめ

山本周五郎著。新潮文庫刊。

表題作のほか、「ゆだん大敵」「契りきぬ」「はたし状」「貧窮問答」「初夜」「古今集巻之五」「燕」「榎物語」の短編を収めた短編集。

「ゆだん大敵」はちょっと風変わりなタッチの侍の奉公とは、を描いた秀作。
「契りきぬ」は娼婦仲間の戯れが恋に発展してしまった娼婦が、一子をなしながらも男のもとを去っていく岡町物。
「はたし状」は無二の親友に許嫁を取られた思った男の、誤解が解けるまでを描いた友情物。
「貧窮問答」は「泥棒と若殿」にも似た感じの話で貧窮する若殿に一日だけ奉公に行った浪人が、その人柄に魅せられ、将来を誓い合った女まで捨てて若殿と一緒になっちゃう話。
「初夜」は藩政を独裁的に操る藩主の側近を斬った親友の切腹を看取ることになった若き中老が、ことを丸く収め、親友の妹とめでたく初夜を迎える話。
「四日のあやめ」は、武家の御法度である喧嘩の助太刀の頼みを夫にとりつがなかった妻のために、夫が藩内での立場を難しくするが、人間的にも成長していく夫婦物。
「古今集巻之五」は妻に自殺された男が身を持ち崩すも、その事情を知り、立ち直るまでを妻の遺した古今集巻之五を小道具に描いた話。
「燕」は年寄りたちの回顧と、若侍たちの恋バナと発憤が並行に綴られた話。
「榎物語」は、冴えない庄屋の娘が将来を誓い合った下働きの若者との再会を願い、村ごと山津波に呑まれて家族も失って、生家に立つ榎に託した話。

と、わりと色恋が中心の冊となりました。

「ゆだん大敵」がなかなかおもしろかったです。

表題作の「四日のあやめ」は、女主人公のことを実兄が「四日のあやめだ」と評するところから来ているんですが、まだ「幼い」とか「若々しい」というたとえなんでしょうか?
「榎物語」は、ちょっと「ハウルの動く城」を思い出しました。さえないと言われて、実際に暗い感じに描かれてる主人公が、家族を失ってから急に魅力的になったというのはどういうことなんだ? 足枷が外れた感じ? 両親が最期に呼んだことで長年のコンプレックスもなくなった感じ?

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初代ゴジラ逝く

twitterでもつぶやきましたが、初代ゴジラ俳優の中島春雄さんが亡くなられたそうで、初代ゴジラ・ファンとして、ここに哀悼の意を表明します。

経歴を拝見すると「七人の侍(斥候役)」とか「隠し砦の三悪人(秋月家の雑兵役)」とか「用心棒」とか黒澤映画にもけっこうご縁がありまして、無名の役どころながら、気づかずに拝見してたようです。そもそも「野良犬」がデビュー作だけど、出演シーンは全部カットされちゃったとか… (´・ω・`)

ご冥福をお祈りします。

追悼に「ゴジラ」観たいよゴジラ

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