忍者ブログ

されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

南京陥落から80年

南京大虐殺の始まりとなった1937年12月13日の南京陥落から丸80年が経ちました。

南京大虐殺を否定しようとしたがる人は南京で大虐殺など起こりえないといろいろな事例を並べ上げますが、日本軍があのような虐殺を起こしたのは別に南京だけではないし、中国中で行われていたことで、三光作戦のクライマックスが、たまたま南京であっただけに過ぎません。言ってみれば上海に日本軍が上陸した時、すでに南京大虐殺への下地は敷かれていたのです。

個々の事象を1つ1つ否定しても日本が十五年戦争でなした犯罪に変わりはありませんし、世界の人びとはその記憶を消すことは永久にしないでしょう。犠牲者が生きている今のうちに、今こそ真摯に自国の歴史と犯罪に向き合い、謝罪すべきだと思います。

拍手[0回]

PR

精神障害者カワセミの会 声明

拡散希望とのことなので貼りつけさせてもらいます。

引用ここから

<精神障害者カワセミの会 声明>

厚生労働省の生活保護費見直し、大幅削減に反対します!

 厚生労働省が生活保護費を見直し、2018年度から大幅削減する方向であることがわかりました。

 生活保護費は、5年前の見直しで、平均6.5%減まで段階的に引き下げられました。その最初の引き下げの時に、精神障害者カワセミの会のメンバーは不服申し立てしましたが、日々の課題に追われて裁判は見送りました。
 全国では裁判に取り組んだ人たちもいましたが、当時、「生活保護バッシング」もひどく、減額を止めることはできませんでした。

 今回の「生活保護費、1割削減」報道に、ネット上では、「そんな制度なくせばいい」、「自分たちの税金を使うな」、「制度に頼ってないで働け」、「外国人に制度を使わせるな」との反応を見ます。でも、そこからは、「自分は頑張って働いてるのに」という辛い生活も感じられます。多くの人は、生活保護世帯の実態を知りません。「働かないで生活できる怠け者」と思いこまされている人が多いのではないでしょうか?

 現実には、生活保護世帯とは、怪我や病気で働けなくなったり、障害や高齢で仕事に就けなかったり、母子家庭で働けないという世帯がほとんどです。また、働いていても生活に足りない分を生活保護費で補う世帯もたくさんあります。働けないから、お金がないから生活保護制度を利用するということは権利で、恥ずかしいことでも隠さなければならないことでもありません。

 しかし、生活保護世帯への差別はいっこうになくなりません。それは、国が生活保護世帯を減らしたい(貧困者にお金を使いたくない)と思って、差別を温存(利用)しているからではないかとすら思えます。

 2010年の統計ですが、生活保護制度が必要な人たちが利用できている割合が、日本では18%以下です。フランス92%、スウェーデン82%、ドイツ65%とは比較にならない数字です。捕捉率といいますが、ここからわかるのは、生活保護制度を利用できていない世帯がたくさんあるということです。本来、生活保護世帯であるべき世帯が、生活保護世帯以下の収入であるから、保護基準を下げるという話は本末転倒です。生活保護基準が最低生活基準だというのなら、それを下回る貧困者の生活水準が上がるようにすべきです。

 それでなくても最低賃金は低く、2015年後半の調べでは、オーストラリア1,517円、フランス1,265円、イギリス1,256円、ドイツ1,118円、そして、日本は798円です。とても生活できる賃金ではりません。特に若い人たちなど、ダブルワークが当たり前で、過労死するほど残業してようやく生活できるという状況です。生活保護制度の適用基準ももっと低くして、もっと気楽に利用できる制度なら餓死者は出ないだろうし、早くに生活再建できる人も多くなるはずなのです。

 特に、前回の生活保護基準引き下げで、福祉、教育、介護など市民の生活に直接かかわるところに影響が出ました。生活保護基準がこれらの基準となっているため、これまで非課税だった人が課税されるようになって支出が増えたり、免除されなくなって、それまで受けられていたサービスを諦めなければならなかったり、それまでよりも生活が苦しくなりました。わたしたちは、社会における影響も大きな生活保護基準を引き下げることに強く反対します。

 わたしたちが、これ以上生活を切り詰め、憲法に保障された「健康で文化的な最低限度の生活」への希望を失わずにすむように、そして、この国に住むすべての人に雨の当たらない寝床と栄養のある食べ物、清潔な衣服が買えるような社会保障を求めます。

以上


2017年12月10日

福岡市東区箱崎3丁目33-10-402
福岡地区合同労働組合気付
精 神 障 害 者 カ ワ セ ミ の 会

引用終わり

拍手[0回]

もの食う人びと(コミック版)

辺見庸原作。石坂啓、柳澤一明、佐藤智一、関谷巌、角山圭、堀口純男、佐藤久文画。集英社刊。

辺見庸さんのドキュメンタリー「もの食う人びと」の漫画化です。実は未読のままなので、次に借りてみよう。

カバーが石坂啓さんで微笑む女性のワンポイントですが、この絵は本編を読むと彼女が歩まされた壮絶な人生とともに胸に迫るものがあります。そういう意味ではこの女性の登場までが長い気がしましたが、別に長編ではなくて11の短編集です。

それぞれ、別の国が舞台で、食に乗せて描く、それぞれの国の現代の事情や歴史だったりします。
それらの国はバングラデシュ、フィリピン(ただし話は旧日本軍)、ドイツ、ロシア、ウガンダ、ベトナム、ウクライナ、ソマリア、クロアチア、ロシア、韓国と多岐に亘っており、辺見庸さんの関心の多さをうかがわせます。
切り口はバングラデシュ、フィリピン、ロシア、ウガンダ、ベトナム、ウクライナ、ロシア、韓国が日本人のジャーナリストだったりカメラマンを主役に舞台となっている国を旅をさせ、現地の人たちとともに食事をすることでその国の事情や歴史を知るパターンと、ドイツ、ソマリアがそういう傍観者は登場せず、現地の人たち自身を主役に紹介するようなパターンとに分かれてました。そこら辺は世界の辺境を舞台に日本からのはみ出し者たちが語り部となって物語を進める故・船戸与一さんの手法に似た感じがします。クロアチアはどちらかというと前者のパターンですが、主役は日本人ではなくて国連の平和維持軍の名前からしたらアメリカ人ぽいです。

フィリピンを舞台にした話が旧日本軍の食人を扱っているように韓国は従軍慰安婦だった女性の話で、わし個人の関心からいったら、やはりこの話がいちばん良かったです。まぁ、女性に理解のない若い日本人という切り口はそろそろうんざりしてきましたが、掲載誌がヤングジャンプだったので、よく載せたなと思うとともに読者にいちばん近いという点ではしょうがないのだろうなと。
ただ、ドイツのネオナチと移民、ロシアの北方領土、ウガンダのエイズ、ベトナムのフォー、ウクライナとチェルノブイリ原発(もちろん事故も)、ソマリアの内戦、クロアチアのユーゴ内戦、ロシアの貧困と、テーマは北方領土とベトナム以外はどれも重く、やっぱり原作も読んでみないとな~と思いました。
個人的にはウクライナは本橋成一さんの傑作ドキュメンタリー映画「ナージャの村」シリーズがあるので付け足し感が否めませんが。

ベトナムはベトナム戦争があったという点では負けず劣らずの重さなんですけど、戦争が今でもベトナムの人びとに落とす影という側面はありつつも、ハノイとホーチミンを結ぶ長距離列車に無賃乗車をしてサトウキビを売って、夢だったフォーの店を開くチャンというベトナム人の若者の姿とかが例外的に清々しかったです。

あと、北方領土は、わしは別に「北方領土返還」とか叫ぶ気はない人なので(大元を言ったら、日本の領土ではなくアイヌの領土だから)そこにゴボウを捜しに行った自称カメラマンの話は軽かったですね。さらにゴボウを捕虜に食わせて処刑になった日本軍人の話は眉唾らしいので載せない方が良かったと思いました。
それ以外はおおむね良作。

拍手[0回]

Live Archives

というのをやっていたので見ました。2005〜2017のライブだったせいか、リーダーは噂ほど暴れてなかったです。まず突っ込むところがそこかと…

収録曲は「スターゲイザー」「君が思い出になる前に」「ロビンソン」「さらさら」「僕はきっと旅に出る」「運命の人」「涙がキラリ☆」「愛のことば」「楓」「正夢」「醒めない」でした。名曲揃いですね。特に「スターゲイザー」のオープニング感は、全然関係ないライブをつないでいるのにばっちりな掴みで前奏なしにマサムネのボーカルから入るところが好きだし、「ロビンソン」はいまさら何も言うことはないし、「さらさら」「僕はきっと旅に出る」の震災後、歌が作れなくなったというマサムネが出した新曲は相変わらずの安定さだし、「醒めない」で締めるのもいい構成でした。

あとはやはりライブで聞きたいのは「トゲトゲの木」と「Travant」なんですが、生を聞いたことがないのはどれも一緒なので、いい加減にライブに行かなくちゃいけないなぁと思いました。

マサムネのボーカルと歌詞とメロディはいうに及ばず、崎ちゃんのドラムとコーラス、三輪っちのギター、リーダーのベースとみんな好きで、楽しい1時間でした。

拍手[0回]

太平洋戦争開戦から76年

日中戦争がすでに泥沼化していたのに現状を打破すべく開いたアメリカとの戦争から76年が経ちました。

太平洋戦争の「た」の字も聞かれぬ今日、時代はあの時と同じ過ちを犯そうとしているように思われてなりません。

拍手[0回]

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最新CM

(06/14)
無題(返信済)
(05/29)
(04/27)
甘くない態度(返信済)
(04/26)
謹賀新年(返信済)
(01/04)

プロフィール

HN:
たきがは
HP:
性別:
女性

バーコード

ブログ内検索

かうんたあ

脱原発意思表示Webステッカー

バタリーケージの卵を食べたくない!キャンペーン