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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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あしたのジョー

国際通りの某土産物屋にて。

宮古島の塩のように真っ白に燃え尽きた矢吹丈withガンダムとザク _(:3ゝ∠)_ イミワカンネーヨ



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埋もれた警鐘

広島ホームテレビ制作。2005年。

twitterで廻ってきたのを見ました。

サブタイトルが「旧ユーゴ劣化ウラン弾被災地をゆく」です。30分足らずと短い番組ながら、ポイントが絞り込まれてます。旧ユーゴで使われた劣化ウラン弾の健康への影響を軽視したWHOの存在は、もはや世界保健機関と名乗るべきではないとさえ思えてなりません。そういや、「真実はどこに?」というWHOの欺瞞とIAEAとのなれ合いを告発したドキュメンタリーがありましたっけ。



消されないうちに是非。

御用学者として悪名高い(わし的に)長崎大学の山下俊一が毒にも薬にもならないことを言っていたのはフクシマの前だったからなんでしょうかね。

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この世界の片隅に(アニメ)

監督:片渕須直
原作:こうの史代
出演:北條すず(のん)、北條周作(細谷佳正)、水原哲(小野大輔)、黒村径子(尾身美詞)、黒村晴美(稲葉菜月)、北條サン(新谷真弓)、北條円太郎(牛山茂)、浦野すみ(潘めぐみ)、浦野要一(大森夏向)、浦野十郎(小山剛志)、浦野キセノ(津田真澄)、白木リン(岩井七世)、知多(瀬田ひろ美)、刈谷(たちばなことね)、堂本(世弥きくよ)、すずの祖母(京田尚子)、すずの叔母(目黒未奈)、すずの従妹(池田優音)、小林夫妻(佐々木望、塩田朋子)、ほか
日本、2016年

やっと見たアニメ版です。原作ファンのわしとしてはまるで別物で、むしろ駄作だと言います。監督に映画を通じて訴えたいことがあるのなら原作付きではなくオリジナルとして発表すべきです。

以下の点がまずいと思いました。

・水原哲とすずの尋常小学校時代のエピソードを半端に描く。
教室で水原になけなしの鉛筆を奪われ、些細なトラブルに巻き込まれたすずは「水原を見たら全速力で逃げろという女子の掟を忘れておったわい」とぼやきます。しかし、この描写が好きな女の子にちょっかいを出さずにいられない男子であるのは明々白々、だからこそ、後の水原との再会が生きてくるし、逆にすずも水原を忘れ得なかったし、水兵になって大人っぽくなった水原との再会が周作に勘ぐられて、逆にすずに「うちは今 あの人にハラが立って仕方がない……!」と言わせるわけです。その伏線もなしに「波のうさぎ」の後半(すずが水原に代わって絵を描く)だけやられても、それは原作におんぶに抱っこの描き方で、おかしいだろうと思うわけです。水原が兄を失い、そのために両親が飲んだくれているから家に帰りたくないという台詞はありますが、それだけですずが水原の代わりに絵を描く理由としては薄いでしょ。水原がすずを意識していて、すずも憎からず思っているから絵を描き、だから水原もすずの代わりにコクバを集めて、さらに椿の花も乗せておいたというには弱いです。なので後の水原からみのエピソードも原作におんぶしていて、映画見る人なら原作ぐらい読んできたよねという製作者の甘えが見える。それはいただけないと思いました。水原の「浦野の鬼いちゃんを見たら全速力で逃げろという男子の掟があるけえの」という台詞もすずの台詞と対になっているのに水原だけではつまらないです。

・リンの描き方が半端。
そもそもリンがいないと右手を失ったすずが「広島に帰る」と言い出すきっかけにならないんで登場させたんでしょうけど、それだけのために「大潮の頃」を描くのは時間の無駄でしょう。そのくせ、大人になってからのリンは遊郭で会った親切なお姉さんとしてしか登場しません。なので、すずが「広島に帰る」と周作に宣言するのはすごく唐突な感じです。
また小道具ですが、すずがリンからもらったテルちゃんの口紅を持っているのも唐突さがぬぐえません。モガとしてならした径子ならばいざ知らず、その径子に「……冴えん!」と言われるすずが口紅なんか買うとは思えません。誰かにもらった? それならば原作のエピソードを生かしましょうよ。そうしないで原作にない台詞廻しとか入れたのは何でですか? 言いたいことがあるなら監督、原作の知名度と完成度に甘えないでオリジナルの脚本にしたら?

・晴美のことを刈谷さんに言う台詞が中途半端
「晴美さんとは一緒に笑うた記憶しかない じゃけえ笑うたびに思い出します」って何で削ったかな。
あと晴美のことをすずが「晴美ちゃん」と時々言うのはおかしいです。原作だとずっと「晴美さん」やで。

・径子の台詞が中途半端
広島に99%帰る気だったすずの気持ちを変えた径子の台詞、わしはこれで径子がいちばん好きなんですけど、何で「じゃけえ いつでも往にゃええ思うとった ここがイヤになったらね」に続く「ただ言うとく わたしはあんたの世話や家事くらいどうもない むしろ気がまぎれてええ 失くしたもんをあれこれ考えんですむ……」を削ったかな。径子の強さ、晴美も夫も失い、息子とも別れて、それでも気丈に生きる強さを表した台詞だと思ってるんですよ。それだけに敗戦が決まり、晴美の死を嘆くシーンが胸を打つわけで、径子が好きなわしとしては納得がいきません。
あと防空壕を作った時に取り壊した黒村家から持ってきた柱、久夫と晴美の身長が刻まれてたやつ、あれをわざわざ入り口に使った周作に径子が礼を言うシーンもなんでないのだ。

・すずが「戦いだ」と言ったのはやっぱり唐突
そういうキャラじゃないよね。
あと、嫁入りしたすずが径子のことが誰だかわからないという描写、確かにすずはしょっちゅううっかり者の描写をされてますけど、人違いとかないよ? まぁ、嫁ぎ先の名字を覚えていないというポカはやらかしたけど、それだけじゃなかったっけ?

戦時中の生活がリアルに描かれていて良かったという感想をネットでちらちら見ましたが、それならこの原作を使う必要はないでしょう。

やけに長いと思っていたら監督インタビューがついていたそうですが、映画で語れないことを語られてもと思ったので見る気もおきませんでした。

この監督の名前を見たら、とりあえず避けるぐらいには駄作認定です。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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昔懐かしいゲームたち

大卒で初めてのボーナスでClassic IIを買ってから、たきがははMacintosh一筋です。そのなかで、今でも忘れられないゲームがいくつかあるのでご紹介。

今でも見つけたら速攻で買うレベル。

・Beat the Dragon

いわゆるソリティア系のゲームなんですが、確かカードが全部オープンになっててめくるという動作はなかったはず。あとはJがジャック=ニコルソンだったのしか覚えてないです。
ネットで探しても、元々海外のゲームで、たまたま買ったMacintoshのソフト紹介のCD-ROMに入っていたので、情報がありません。皆無。しかもシェアウェアだったのに海外送金が今みたいにカードで一発じゃなかった時代、放置してただで遊んでました。作者さん、ごめんなさい。
しかしこれが上がりにくい。1時間とか2時間とか平気で時間が吹っ飛んでいく。上がるまでと思って延々とやり続けてました。上がると銅鑼が一発鳴るだけで、上がれないとタイトルのドラゴンが炎を噴いているっぽい効果音が鳴るだけなのに、わしの心を鷲づかみにした恐ろしいゲームです。
何年か前に「お騒がせ、せんちゃん」という記事を書きましたが、あれが最後にBeat the Dragonで遊んだ記憶です。

・うにょ

HyperCardのスタックゲームです。コンピュータと対戦するUNOですが、独特のゆる〜い反応に世間様でもファンが多いようです。
わしはこのゲームでは毎回のようにコンピュータを本気にさせてました。でもエンディングを見た記憶は一度もないのです。そもそもあれ、エンディングあったのけ?と思います。これも時間が許す限り遊んでました。ちなみに「本気にさせる」とはコンピュータと大差をつけることで、コンピュータが宣言してまじモードになるんですけど、体感的な強さはそれほど変わらなかったように思います。
HyperCardは一時期、データベースを作ろうとしたことがあったんですが、それだけで終わらない、今思うと何でもありの怪物のようなソフトだったのでデータベースの枠では収まりきりません。結局、わしは金を払ってFileMakerに乗り換えたのでした。データベースとしての機能は弱かったから。
懐かしくなって検索したらiPhoneアプリで出てた時期があったようなんですが、リンク切れてるみたいでもう手に入りません。しょんぼり…

今でも手に入るけど欲しいとは思わないレベル。

・まきがめ

これもファンの多いゲームですね。亜流も凄まじく多いはず。うさぎのアイコンで有名なようですが、わしはつながりがわかりづらかったので必ずパステル系の輪にしてました。なにしろ大量に取らないと高得点が狙えないゲームです。どの色がいちばん多くて、どこまでつながっているかが一目でわかることが大事なのです。全ての色の数が出てたので、それはわかりやすかったんですが。
ただ、上の2つのゲームのようにいつまでもプレイしてることはなくて、ある程度のレベルで自分の取れる高得点が見えてしまって、それからはあんまりプレイしなくなりました。でも色味は気に入っていたんでたまに開いて、ああ、やっぱり、これ以上の点は取れないんだなぁと思ったものです。

・二角取り

現在も現役のゲームです。かつては無料で遊べましたが、現在は有料に。あと、わしが知ってるのは初代なので、だいぶ中身が変わったらしい現在のバージョンはまだ買ってません。 試しにダウンロードしてみた無料版は初級(下記参照)しかない上にスコアを記録してくれなかったのですぐに飽きてしまいました。
これもタイルの違う亜流が多いんですけど、麻雀牌がいちばん遊びやすい気がします。
オリジナルのバージョンだと初級、中級、上級とあって、初級は時間無制限でヒントも無制限、中級は時間に制限あり、上級は時間に制限+お邪魔牌が出るものでした。確か、中級と上級はボーナスゲームがあってヒントとか持ち時間の延長などもここで手に入れてた気がします。
何も考えずにマウスを動かしているのは初級がいちばん楽でしたが、ある程度、慣れてくると物足りなくなりますから、中級がいちばん遊んでいたと思います。上級はお邪魔牌の出に左右されてしまうのであんまり進まなかったから。でも時々スコアを伸ばして自己満足するのです。

・Bane of the Cosmic Forge〜Wizardry 6

これもいろんなバージョンが出てますね。ご存じ、Wizardryシリーズの完全路線変更作でした。
プレイ時間では第1作「狂王の試練場」に匹敵するほどはまってたゲームで最強の杖(だったと思う)を求めて雄羊の寺院(ラストダンジョン)をうろうろしていましたが最後まで手に入りませんでした。
しかし、その後、Macintoshでは続編が出なかったのでPCでWizardryはしませんでした。

上の5つほどはまってないレベル

・シムアース

スーファミでも出たシムシリーズの2作目だっけか? 実はシムシティは借りてやったんですが、やることが多すぎて頭が回らず、速攻で削除されたのでした。シムピープルとアントに至っては手も出してません。
シムアースはよくわからずに買いまして、大してエクソダスも見てないけど、時々遊んでました。ミニウィンドウで表示されるガイアくんを突っつくと泣き言を言うのがおもしろかったという…。火星と金星は「スター・レッド」とか山田ミネコさんの「最終戦争シリーズ」の影響もあって(全然別物ですが)、それなりにおもしろかったです。あと水の惑星もやってましたが、どう隕石を落としても火山を噴火させても自分の思うような大陸の形にならず、今の地球の形になった自然は偉大だなぁと思いました。
そして、なぜかモノリスは使ったことがありません。ちょっと検索したら、どの惑星も「モノリス使えばクリア」みたいな情報があって、それは「シムアース」じゃなくて「2001年」だろうと思いました。単にエネルギーを大量に使うので使えなかっただけかもしれませんが、ゴミ(とか言われてる)のようにモニタの上でうごめく生き物たちが妙におもしろくて可愛くてモノリスのように一気に文明化させるようなアイテムは好きではなかったのも事実です。そういえば最難関と言われた食虫植物だったか(実際にはいない生き物だったので違うかも)の文明化は果たせなかったなぁ… あれこそモノリスか。

・ザ・タワー

シムシリーズと似てるシミュレーションです。ただこちらは超高層タワーを作ることが主目的のゲームでした。
しかし、わしは実はザ・タワーだったかの最高レベルに達したのはおまけシナリオの華厳の滝のみでした。どう頑張っても途中でオフィスからごっそり人がいなくなってゴーストタウンになっちゃうんですよ。ネットがない時代だったから自力で解けないゲームは友だちに聞くしかなかったんですけど、わしの周りはゲーマーが少なく、そもそもMacintoshユーザがおらず、さらにタワーやってる人もいないという状態でお手上げでした。華厳の滝くらいの規模(滝の裏にホテルを作って経営。確か20階ない。ホテルの表示を消すと華厳の滝が見られるので一種の環境ゲームの走りか?)なら自力でも何とかなりましたがオリジナルは50階以上の規模でとても無理でした。そのうちに飽きてタワーの廃墟だけが残り、また華厳の滝をプレイするという…。
iPhoneでも出てるそうですが、うちのあいぽんちゃんだと小さすぎて無理なのでやりません。あと、今だったら情報はネットでざくざくでプレイもさくさく進むと思いますが、それも悔しいので買う気はないです。

・アクアゾーン

水槽でお魚を飼うシミュレーションです。最初の1種類以外は魚が有料だった気がします。格好いいアクセサリとかも有料でした。それがいやだったわけではないのですが、買うほどのめりこまなかったのも事実です。あと現実と同じように時間が流れているので1週間くらい放置すると水槽が汚れますし、魚も死にます。それが面倒になってやめました。

・Wizardry 1

元祖でしたっけ? しかしすでにファミコンでプレイ済みだったものでモンスターのイラストが美麗ではないのと操作性の悪さに辟易してワードナを倒すどころかマスターキー(だっけ? 4階で手に入るの)さえ入手してません。一応買ったというレベルです。
末弥純さんのかっちょいいモンスターと渋い音楽に惚れたんで、やっぱりそうじゃないゲームはあんまりのめり込めませんでした。

あとはタイトルも覚えていないアドベンチャーゲーム(錬金術の走りで洋ゲーなので難しかったけど答えも同封されていたので何とかクリアしたというレベル)とか、いろいろやりましたが、そのうちにファミコン→スーファミ→セガサターンに流れていったのでした。

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異水

永山則夫著。河出書房新社刊。

「なぜか、海」の続編で表題作のほか、「陸の眼」を収録。

「陸の眼」は渋谷の西村フルーツパーラーを辞めたNが海が見たくて横浜に向かい、香港行きの船に密航してまた日本に帰され、婿養子に行った長兄に引き取られ、バイクの会社に就職するもうまくいかず、兄に給料を猫ばばされたこともあり、再び家出するまで。
「異水」は大阪まで流れていったNが道ばたで知り合ったおっさんの紹介で米問屋に就職するも、社長の求める戸籍謄本を母から送ってもらい、そこに本籍地が「網走番外地」とあったことでちょうど流行っていた映画「網走番外地」=網走刑務所のことだと思い込み、人間関係をこじらせてしまい、米問屋を辞めて、また東京に帰るまで。

ここら辺になると読んでてしんどいという感じではなく、誰にも相談できずにこじらせていくNの態度がもどかしいと思いました。「陸の眼」でやりたかったことと違う仕事を与えられて就職早々にやる気を失うところとか、長兄に給料の半分を猫ばばされた(と思った)こととか、独りよがりな判断で悪い方へ悪い方へ転がっていってしまう。誰かに相談できればまた違う結末もあったろうにそう考えることができない。
けれども悪いのはそういう考え方しかできないNではなく、彼を育てていない親や兄姉なんですよね。唯一、彼を育てたと言えるのは長姉のセツなんですけど、それも4歳ぐらいまでのことでしかない。セツ姉さんはNを無条件で愛したけれど、それはNにとって逃げ込むものでしかならなくなった。Nに必要だったのは「普通の」人間関係、友だち。

「異水」の最後で東京に戻るN、いつか見た映画のなかの南の海に憧れながら東京に戻るのは、そこに兄がいるから。兄に何度も裏切られながら、土壇場では頼るしかない。その歪んだ関係がやがて彼に重大な犯罪を犯させてしまう。その流れがわかっているだけに、辛いなと思います。

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