大卒で初めてのボーナスでClassic IIを買ってから、たきがははMacintosh一筋です。そのなかで、今でも忘れられないゲームがいくつかあるのでご紹介。
今でも見つけたら速攻で買うレベル。
・Beat the Dragon
いわゆるソリティア系のゲームなんですが、確かカードが全部オープンになっててめくるという動作はなかったはず。あとはJがジャック=ニコルソンだったのしか覚えてないです。
ネットで探しても、元々海外のゲームで、たまたま買ったMacintoshのソフト紹介のCD-ROMに入っていたので、情報がありません。皆無。しかもシェアウェアだったのに海外送金が今みたいにカードで一発じゃなかった時代、放置してただで遊んでました。作者さん、ごめんなさい。
しかしこれが上がりにくい。1時間とか2時間とか平気で時間が吹っ飛んでいく。上がるまでと思って延々とやり続けてました。上がると銅鑼が一発鳴るだけで、上がれないとタイトルのドラゴンが炎を噴いているっぽい効果音が鳴るだけなのに、わしの心を鷲づかみにした恐ろしいゲームです。
何年か前に「
お騒がせ、せんちゃん」という記事を書きましたが、あれが最後にBeat the Dragonで遊んだ記憶です。
・うにょ
HyperCardのスタックゲームです。コンピュータと対戦するUNOですが、独特のゆる〜い反応に世間様でもファンが多いようです。
わしはこのゲームでは毎回のようにコンピュータを本気にさせてました。でもエンディングを見た記憶は一度もないのです。そもそもあれ、エンディングあったのけ?と思います。これも時間が許す限り遊んでました。ちなみに「本気にさせる」とはコンピュータと大差をつけることで、コンピュータが宣言してまじモードになるんですけど、体感的な強さはそれほど変わらなかったように思います。
HyperCardは一時期、データベースを作ろうとしたことがあったんですが、それだけで終わらない、今思うと何でもありの怪物のようなソフトだったのでデータベースの枠では収まりきりません。結局、わしは金を払ってFileMakerに乗り換えたのでした。データベースとしての機能は弱かったから。
懐かしくなって検索したらiPhoneアプリで出てた時期があったようなんですが、リンク切れてるみたいでもう手に入りません。しょんぼり…
今でも手に入るけど欲しいとは思わないレベル。
・まきがめ
これもファンの多いゲームですね。亜流も凄まじく多いはず。うさぎのアイコンで有名なようですが、わしはつながりがわかりづらかったので必ずパステル系の輪にしてました。なにしろ大量に取らないと高得点が狙えないゲームです。どの色がいちばん多くて、どこまでつながっているかが一目でわかることが大事なのです。全ての色の数が出てたので、それはわかりやすかったんですが。
ただ、上の2つのゲームのようにいつまでもプレイしてることはなくて、ある程度のレベルで自分の取れる高得点が見えてしまって、それからはあんまりプレイしなくなりました。でも色味は気に入っていたんでたまに開いて、ああ、やっぱり、これ以上の点は取れないんだなぁと思ったものです。
・二角取り
現在も現役のゲームです。かつては無料で遊べましたが、現在は有料に。あと、わしが知ってるのは初代なので、だいぶ中身が変わったらしい現在のバージョンはまだ買ってません。 試しにダウンロードしてみた無料版は初級(下記参照)しかない上にスコアを記録してくれなかったのですぐに飽きてしまいました。
これもタイルの違う亜流が多いんですけど、麻雀牌がいちばん遊びやすい気がします。
オリジナルのバージョンだと初級、中級、上級とあって、初級は時間無制限でヒントも無制限、中級は時間に制限あり、上級は時間に制限+お邪魔牌が出るものでした。確か、中級と上級はボーナスゲームがあってヒントとか持ち時間の延長などもここで手に入れてた気がします。
何も考えずにマウスを動かしているのは初級がいちばん楽でしたが、ある程度、慣れてくると物足りなくなりますから、中級がいちばん遊んでいたと思います。上級はお邪魔牌の出に左右されてしまうのであんまり進まなかったから。でも時々スコアを伸ばして自己満足するのです。
・Bane of the Cosmic Forge〜Wizardry 6
これもいろんなバージョンが出てますね。ご存じ、Wizardryシリーズの完全路線変更作でした。
プレイ時間では第1作「狂王の試練場」に匹敵するほどはまってたゲームで最強の杖(だったと思う)を求めて雄羊の寺院(ラストダンジョン)をうろうろしていましたが最後まで手に入りませんでした。
しかし、その後、Macintoshでは続編が出なかったのでPCでWizardryはしませんでした。
上の5つほどはまってないレベル
・シムアース
スーファミでも出たシムシリーズの2作目だっけか? 実はシムシティは借りてやったんですが、やることが多すぎて頭が回らず、速攻で削除されたのでした。シムピープルとアントに至っては手も出してません。
シムアースはよくわからずに買いまして、大してエクソダスも見てないけど、時々遊んでました。ミニウィンドウで表示されるガイアくんを突っつくと泣き言を言うのがおもしろかったという…。火星と金星は「
スター・レッド」とか山田ミネコさんの「最終戦争シリーズ」の影響もあって(全然別物ですが)、それなりにおもしろかったです。あと水の惑星もやってましたが、どう隕石を落としても火山を噴火させても自分の思うような大陸の形にならず、今の地球の形になった自然は偉大だなぁと思いました。
そして、なぜかモノリスは使ったことがありません。ちょっと検索したら、どの惑星も「モノリス使えばクリア」みたいな情報があって、それは「シムアース」じゃなくて「
2001年」だろうと思いました。単にエネルギーを大量に使うので使えなかっただけかもしれませんが、ゴミ(とか言われてる)のようにモニタの上でうごめく生き物たちが妙におもしろくて可愛くてモノリスのように一気に文明化させるようなアイテムは好きではなかったのも事実です。そういえば最難関と言われた食虫植物だったか(実際にはいない生き物だったので違うかも)の文明化は果たせなかったなぁ… あれこそモノリスか。
・ザ・タワー
シムシリーズと似てるシミュレーションです。ただこちらは超高層タワーを作ることが主目的のゲームでした。
しかし、わしは実はザ・タワーだったかの最高レベルに達したのはおまけシナリオの華厳の滝のみでした。どう頑張っても途中でオフィスからごっそり人がいなくなってゴーストタウンになっちゃうんですよ。ネットがない時代だったから自力で解けないゲームは友だちに聞くしかなかったんですけど、わしの周りはゲーマーが少なく、そもそもMacintoshユーザがおらず、さらにタワーやってる人もいないという状態でお手上げでした。華厳の滝くらいの規模(滝の裏にホテルを作って経営。確か20階ない。ホテルの表示を消すと華厳の滝が見られるので一種の環境ゲームの走りか?)なら自力でも何とかなりましたがオリジナルは50階以上の規模でとても無理でした。そのうちに飽きてタワーの廃墟だけが残り、また華厳の滝をプレイするという…。
iPhoneでも出てるそうですが、うちのあいぽんちゃんだと小さすぎて無理なのでやりません。あと、今だったら情報はネットでざくざくでプレイもさくさく進むと思いますが、それも悔しいので買う気はないです。
・アクアゾーン
水槽でお魚を飼うシミュレーションです。最初の1種類以外は魚が有料だった気がします。格好いいアクセサリとかも有料でした。それがいやだったわけではないのですが、買うほどのめりこまなかったのも事実です。あと現実と同じように時間が流れているので1週間くらい放置すると水槽が汚れますし、魚も死にます。それが面倒になってやめました。
・Wizardry 1
元祖でしたっけ? しかしすでにファミコンでプレイ済みだったものでモンスターのイラストが美麗ではないのと操作性の悪さに辟易してワードナを倒すどころかマスターキー(だっけ? 4階で手に入るの)さえ入手してません。一応買ったというレベルです。
末弥純さんのかっちょいいモンスターと渋い音楽に惚れたんで、やっぱりそうじゃないゲームはあんまりのめり込めませんでした。
あとはタイトルも覚えていないアドベンチャーゲーム(錬金術の走りで洋ゲーなので難しかったけど答えも同封されていたので何とかクリアしたというレベル)とか、いろいろやりましたが、そのうちにファミコン→スーファミ→セガサターンに流れていったのでした。
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