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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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証言・靖国神社

筑紫哲也ニュース23の特集。宮崎学さんが出演されてるとブログで読んだんでTBも貼って見てまちた。

みじけぇよ、ぼけ。時間来たから討論途中で終わりって視聴者馬鹿にしとんのけ。だから、筑紫哲也はきれぇなんだよ。討論か証言かどっちかに的絞ったらどうなんや。
結局、明日、小泉が祀るかどうかの問題でおしまいかい。

あほくさ。姜尚中(カン・サンジュン)さんは物静かな話し方が良かった。でも短い。「闘論」なんて格好つけんな、TBS。

結局、靖国の問題は戦争責任の問題なんだよ。東京裁判で処刑された戦犯たち、そこで戦争責任は終わってる、日本の戦後は終わってると思う連中は上坂冬子みたいに思うんだろう。日本人の歴史観、「水に流して終わる」んだろう。
でも、あの戦争で死んだのは、日本が明治(たきがは、和暦は大嫌いなので極力使いたくないんだけど、時代をわかりやすく言うのに使う)以来、246万人の死者が靖国に祀られていると聞くが、日本人だけ祀ってればいいのか? 天皇の名のもとにアジアで殺された人のことを忘れてる、そのことを水に流して終わりにできない人がいることを忘れている。アジアで殺された人たちのほとんどが日本人が天皇の名において殺した人たちであることを忘れているのだ。

はっきり言って、たきがはは小泉が靖国に参拝するのは反対だ。「心の問題」なんかで上坂冬子もごまかしてたが、まがりなりにも国家の総理大臣が私人として参拝できると思ってる時点で外交感覚なさすぎ、歴史感覚歪んでる。おめでたいにもほどがあるぞ。ぼけ。

宮崎さん、出る番組選んでほしかったわぁ。

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原爆と峠三吉の詩

下関原爆展事務局編集。下関原爆展パネル集。長周新聞社。

峠三吉さんと言えば「ちちをかえせ ははをかえせ としよりをかえせ こどもをかえせ わたしをかえせ わたしにつながる にんげんをかえせ にんげんの にんげんのよのあるかぎり くずれぬへいわ へいわをかえせ」の方です。「原爆詩集 序」ですね。
たきがは、原爆・ホロコースト・水俣・十五年戦争は無条件で手が伸びるたちでして、図書館でおべんきょしながら、ずーっと魂詰めてやってるとしんどいので適当に息抜きしてるんすよ。で、ふらふらと「平和」関係の資料の棚に近寄ったら、こちら、68ページのパンフレットが置いてあって、「峠三吉」とあったんで手に取ったわけです。いま、ザミャーチンの「われら」という小説を読んでるんで、あんまり本は借りないようにしてるんですが、息抜きにいいかな〜と手に取ったら、息抜きどころじゃなかったんすけど。

「下関原爆展」とあるように、2000年7月に開かれた原爆展で展示したパネルを冊子にまとめたそうです。核開発にいそしむ国家は、いざ核爆弾を使ったら、地球上にこの惨禍が再現されるということを肝に銘じて、たったいま、止めるべきだと思います。「持ってるから使わない」というのは歴史的にあり得ないです。持ったら使います。それも自分たちは無関係なつもりで。SFにあるようにシェルターに逃げ込みますか。その時、地球は確実に死に、自分たちだけになっても使いたいですか。

世界最初の被爆国家である日本には、この惨状を伝えていく権利と義務があります。特に国でなく、故郷を奪われたビキニ環礁の人たちの代わりにも、伝える力と金と人を持った日本が伝え、残すべきだと思います。世界中の国家元首を広島と長崎に招待して、平和記念資料館を紹介すべきだと思います。もちろん、被害者としてだけでなく、加害者としての歴史にも向き合わなければならんと思いますが、被爆者の方々の平均寿命が70歳を越えた現在、あの惨禍を直接語る言葉を持っている人びとがいるうちにできることをすべきじゃないでしょうか。

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月の森に、カミよ眠れ

上橋菜穂子著。偕成社。

上橋さんのデビュー2作目。いままで読んだのとがらっと雰囲気の違う和製ファンタジー。でも、根っこのところは上橋さんです。

読んでてカミと人の対立、というカテゴリーで「もののけ姫」を思い出しました。ただ、たきがは、これは大嫌いです。主役2人が大根だったのもまだいい。モロが老獪な山犬でなくて美輪明宏にしか聞こえないというのも目をつぶろう(私的には来宮良子さんとかにやってほしかったが)。エボシ御前役に田中裕子さんでは弱い(声が、こういう強い女性をやる方ではない。「ナウシカ」のクシャナと同じ方か、田島令子さん辺りでなぜ駄目だったのか)のも我慢しよう。ラスト、死によって文字どおり死神と化した神(名前忘れてます)が、生き返ることによって安直な救いをもたらしたというその1点が許し難い。主人公二人の救済はぶっちゃけどっちでもいい。はっきり言って、サンは「もののけ姫」というタイトルを背負うようなヒロインとしてはあまりに魅力がなかった。アシタカももののけにも人間にもいい顔をしようとするキャラクターがたきがはの好みではなかった。だからこの二人が生きてようが死んでようがどっちでもいい。しかし、明らかにらい病としか思えないような描写のタタラ場の人たちを救済した安易さが嫌いだ。あんなものをヒューマニズムなんて呼ばない。虫酸が走った。「生きろ」というキャッチフレーズに自ら背くような安易な救済、あの瞬間、たきがはは見ていたテレビに物をぶつけてやりたい怒りにかられたのだった。ぶつけなかったけど。自分のじゃなかったから。

閑話休題。

死を描くアニメというのは多いと思う。死は断絶だと思う。生者と死者のあいだには決して乗り越えられない壁がある。だから死は視聴者の心を打つ。「命がけ」という言葉がそうした創作や外国の中でしか見られなくなった日本で、命をかけて自分を、信念を、理想を貫こうとする登場人物は美しいし格好いい。そうじゃないことも多いが。

律令国家としてまとまりつつある古代日本。国という強権に組み込まれた村は、カミとの古から続く掟を破り、禁断の沼に踏み込もうとする。そこを守ろうとするカミの息子であり、代弁者でもあるタヤタ、タヤタを愛するが村とのつながりに引き裂かれそうになるキシメ、タヤタと同じカミの子でありながら数奇な運命のために「オニ」と呼ばれてきたナガタチ。

この島国がまだ国として統一されていなかった大昔、荒ぶる野生にカミを見た我々の祖先たちは、もしかしたらこんな葛藤を乗り越え、カミとの戦いの果てに国家に呑み込まれ、国家を築き上げていったのかもしれない。
「……人にとっては、考える気にもならんほど長い時ののちに、その水におのが身をけずられて、崖はくずれさる。」(本文より)
山崩れを恐れ、台風に破壊される現代の文明に、とうの昔に自然とのつながりを失った人の姿が見える。

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あれから21年

長野の民宿でつけたテレビが延々と乗客名簿を流していたのをいまも覚えている。翌朝、青い夏空にそびえていた入道雲の白さがまぶしかった。

日航機が長野の山中に墜落してから21年が経ったそうだ。合掌

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ぶろぐ始めますた

同義語・反対語辞典(http://d.hatena.ne.jp/takigaha/)

リンクにも追加しといたんすけど、実験的に始めてみますた。

一応、物書きの端くれとして、動詞の使い方って気にしてるものなんすよ。「〜言った」「〜言った」みたいに同じ言葉の連呼だと間抜けじゃないすか。「〜言った」「〜同意した」「〜反対した」のように使ってるわけですね。
で、前々から自分のそういう動詞の使い方って何か、いいまとめ方はないもんかなぁ〜と思ってたんすけど、ぶろぐってけっこうそういうの向いてるんじゃないかと思って。TB機能とか、コメントとか、何より1つの見出しで1つの記事だし。htmlだとけっこうリンク貼るのとか面倒なんで、いま使ってる忍者ブログと、前に使ってたすくすくブログ以外で、軽めの探してみて、はてなを使ってみることにしますた。デザインはデフォルトの「たたみ」というやつです。日本人の心だねッ。畳っていいよねッ。目に優しい緑だといいねッ。

てなわけで不定期更新中。感想とかコメントはうちの掲示板とかに書き込んでください。TBもコメントも制限してるんで。誰かと話したい日記じゃなくて、一方的な垂れ流しなんで。するーもおけ。

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