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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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不知火海

土本典昭監督。

1970年代の不知火海周辺をオムニバス的に綴った影像。ここで初めて御所浦のことが出てきたように思う。2時間半と一連の水俣シリーズの中では「患者さんとその世界・完全版」に次ぐ長さのようだが、長さを感じさせない佳作。

やはり「蟻の兵隊」のところでも書いたけど、土本監督が我々、見ている者の代弁者のように出ているところがいい(ナレーターは別の方だが)。中途半端に画面に、音声に存在しているのは雑音として無視していいのか、ちゃんと聞いてないといけないのか区別がつかなくていけない。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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冬の風物詩3

それは帰省。

  _  ∩
( ゚∀゚)彡 帰省!帰省!
 ⊂彡

しかし、たきがはの場合、実家が神奈川にあるので通常の帰省ラッシュとは逆のコースをたどるのだが、それも帰省と言うのだろうか? 手元に辞書がないので確かめられません。ともかく、実家に帰るのは帰省だとして進める。

逆コースなので航空券など楽に手に入るかと思ったら甘かった。単に首都圏組に比べると少ないというだけでそれなりの人数はいるものと思われる。しかし、キャンセル待ちで希望どおりの航空券が手に入ったので少ないのは事実だろう。便数の少ない航空会社だしな。
で、車がなければ買物にも行けない水俣。とうとう自家用車げっちゅしやした。で、空港まで電車+バスだと乗り継ぎが悪くて13時台の飛行機に乗るのに6時間前に発たなければならないことが判明、不経済ではあるが、ここは車で空港まで行くことにした。で、電車+バスでは1回往復したルートではあるが、車で走ったことないし、だいたい、車の運転自体、1年半ぶりくらいだし、今日、走ってみることにした。尻が痛かった。
片道2時間以上、しかも高速道路が途中で事故のために通行止めになり、たきがはの下りるインターチェンジで強制的に下ろされたため、やたらに混んだ。帰りはまた同じことになってはいかんし、一般道も走ってみるべ、と思ったら、これがやたらに回り道してくれて、3時間以上かかった。

結論:高速は伊達に高速道路ではないのだなぁ。

でも、ルートはわかったし、1年半のブランクはあるが、車の運転を忘れてるということはないので(たきがははAT限定免許ではないが、教習所以外でMT車に乗ったことがないので「半クラッチ? 何それ? 美味しい?」にはなってるが)帰省までのあいだに車に慣れておこうと思ったよ。

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シャーロットの贈り物

と言ったら、たきがは「10の映画」と言ってもいいほど好きなアニメなんだが、なんですか、最近、実写化されたそうで。12月23日から公開だそうで。ぐはっ 映画のチェック全然してないし、そうでなくてもテレビも見ないし新聞もケン=ローチ監督の新作に気を取られてて、知りませんでした。
それに、これだけ「好き」とか言ってるくせに記事書いてないし。何年か前に某国営放送の衛星でやったんだけど、気づいたの放映した後で、ビデオも録ってないんだよね〜 よって、子どものころの記憶で書いとります。

しかし、たきがはがそもそも蜘蛛好きになったのはこのアニメのおかげでありまして、それはそれは良い話なんですよっ!

でも、水俣には映画館ねーしなー。正月に実家帰ったら、見に行くのもいいかなぁ。ジュリア=ロバーツは別に好きでも嫌いでもないし。どうせ初詣しないしね。
しかし、実写で蜘蛛のシャーロットをどう表現するのか? CGかなぁ。いまから興味津々。

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我が街我が青春 石川さゆり水俣熱唱

土本典昭監督。

成人した胎児性水俣病患者の人たちが、自分たちも仕事をしてみたい、と熊本出身の歌手、石川さゆりを水俣に呼んで、コンサートを企画した時の40日間を追ったもの。1978年、夏。

この当時の石川さゆりと言ったら、「津軽海峡・冬景色」でレコード大賞をとったころで、たきがは家では大晦日のテレビ行事は「レコード大賞」→「紅白」→「行く年来る年」というおきまりのコースであった。で、たきがはも彼女がレコード大賞を取ったのはよく覚えていて、もしかしたら、初めて覚えた歌謡曲は「津軽海峡・冬景色」だったかもしれん。その後、「聖母たちのララバイ」がノミネートから外された事件でたきがは家は「レコード大賞」を見なくなり(「ルビーの指輪」はその前だったかと)、「紅白」も必ず見るものじゃなくなっていった。でも「行く年来る年」は必ず見るのだった。

閑話休題。

石川さゆりはこの時、20歳。患者さんたちと同世代、所属していたホリプロが格安のギャラで請け負ってくれたそうな。石原慎太郎が口添えしてたのは知ってたが、どうやら石原プロも協力したもよう。
で、この時のホリプロの社長が、東京に挨拶に訪れた若い患者の会の代表に言った。「興行とは麻薬のようなものであり、まともな仕事ではない」と。この企画が成功したからといって、彼らが普通の仕事ができるということにはならないのだと。
けれど、暑い中、彼らは不自由な手でポスターを貼り、チケットを売り、船に乗って対岸の天草の島々に赴いた先で、同じ胎児性の患者たちに出会った。原田正純氏を始めとする支援者たちは、彼らにできることは手を出さずに見守ったと。
何もできないと思われ、仕事もさせられなかった患者たちが、自分たちの手でこれと決めた仕事を成し遂げてゆくさまは感動的であり、また、「けれど、これが終わったら、また日常に戻る」という無常観も残る。1つのことを成し遂げた彼らの姿は美しい。でも

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医学としての水俣病 三部作 第3部

土本典昭監督。

最後は臨床、つまり患者さんの現場から。長いこと水俣で実際に患者さんを診察された原田正純氏による、それでも判断の難しい患者さんたちについて、あれこれ。

公式確認から50年経ってなお、実際の被害者数がわからぬ水俣病。当時、不知火海沿岸の人口は約20万人。その10分の1と思われていた人数をとうに超え、5分の1とも半分とも言われる患者数。その完全な解明ができる日は来るのだろうか。

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