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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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映像の世紀 第10集

第1次世界大戦以降からの難民の映像。副題の「民族の悲劇果てしなく」はあまり妥当ではないように思われるが、難民=民族対立・民族紛争という捉え方なんだろう。
難民にからんでイスラエルの建国と第1次中東戦争も扱う。しかし、ヨーロッパ各地で迫害されてきたユダヤ人が「約束の地」だからといってパレスチナにイスラエルを建国し、パレスチナ難民を生み出すという考え方がたきがはには未だに理解できない。自分たちがよければ、かつて自分たちのやられたことをパレスチナでやるのはありなのか。納得がいかない。

とーとーミナマタ登場せず。オープニングに登場したストラビンスキーやデューク=エリントンも出たわけではないので、出ないのもありかもしれないけど、全般的に圧倒的にヨーロッパに偏った映像ばかりというのは腑に落ちないものを感じる。残念無念。

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映像の世紀 第9集

ベトナム戦争でアメリカが敗退し、南北ベトナムが統一されるまで。

圧倒的な国力差があったはずのベトナムとアメリカ。アメリカが負けた理由にはいくつかあるだろうけれど、これでやったわかったような気がする。
ベトナムの国土がアメリカ軍にとって未体験の地であり、地の利で負けていたのみならず、ベトナム軍の地の利を最大限に生かしたであろうゲリラ戦に対応しきれなかったこと。
それまで負け知らず、特に第2次世界大戦でアメリカ軍=正義の軍隊というイメージを作り上げていたのが、同時に普及したテレビというメディアによって「アメリカ軍の爆撃に逃げまどい、傷つけられ、殺されるベトナム人民」の姿が映し出されることで内外にそのイメージをぶちこわしてしまったことや、長期化する戦争に国民の厭戦感が高まり、反戦の盛り上がりを抑えつけられなかったこと。
同じ社会主義国家であるソ連や中国の支援も含めていいだろう。けれどそれ以上に、アメリカ軍が「イエロー・モンキー」と馬鹿にしていたであろうベトナム軍の強さが予想外だったんじゃなかろうか。ベトナム戦争において、アメリカ軍は終始、侵略軍でしかなかった。「インドシナ半島の赤化を防ぐ」といくら大義名分を掲げても、統一を願うベトナムの人民には通じなかった。だから南ベトナムでベトナム解放民族戦線が結成されたんであろうし、どんな大義名分があっても人民への攻撃はそんなものを簡単に打ち消してしまう。

惜しむらくは映像のほとんどがアメリカ側から見たものばかりだったこと。せっかくなんでベトナム側からの映像を見たかったなぁ。

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映像の世紀 第8集

第6集〜8集は時代が交錯してて、時系列ではない。核開発に励む米ソとその恐怖の下での平和、核戦争までの秒読みがいちばん接近したであろうキューバ危機とその回避、ケネディ大統領の暗殺とフルシチョフ書記長の失脚まで。

ほとんど米ソ。ベルリンの壁の建設も扱ってるけど、あくまで「核開発の恐怖下で緊張の高まるベルリン」という具合。
こうして見ているとしみじみ、核を持っていることが平和につながるとか、抑止とかという論議はあほうだと思う。米ソ、どちらもいつ相手が先に核爆弾の発射スイッチを押すか戦々恐々としており、怯えていた。怖いから相手より強い兵器を作る。作らざるを得ない。作らなければならないという強迫観念、技術の進化はすべてその先にあった。ガガーリンの「地球は青かった」なんて、その上で見るとすごく馬鹿馬鹿しい台詞に聞こえてしまう。その青い地球での核開発、人類はたった1発の爆弾で滅亡させられるだけの兵器を手に入れてしまっているという皮肉。

第五福竜丸も出てきたけど、いまだにミナマタ未見。日本の扱いはほとんどないんだがなぁ。

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映像の世紀 第7集

ヤルタ会談に始まって朝鮮戦争まで。第6集と時代がかぶるが、米英ソという3大国による戦後の世界分割を扱う。

「中国は蒋介石にやらせておけばいい」と言ってたルーズベルト、思惑が見事に外れたなぁ。1949年までの内戦の時はすでにトルーマンになってたけど、最終的には国民党を見捨て、武器の供給がなくなったのが国民党の大きな敗因となったそうな。そう言えば、日本も日中戦争のころはアメリカのおかげで中国を圧倒してましたもんなぁ。それでアメリカに喧嘩売って勝てると思ってたなんて、あほうとしか言いようがないですなぁ。しかし、アメリカのそこら中に武器売りまっせ、な浪速商人も真っ青な八方美人つーか軍需景気万歳つーかな根性はどないなもんですかなぁ。ソ連にまで売ってたそうですもんなぁ(第2次大戦中)。で、それで世界の警察気取ってベトナムに首突っ込んで泥沼化したあたりなんか、あほうな話ですなぁ。
それにしても、大国のエゴっちゅーもんは見てて見苦しいしむかつきますなぁ。自分の国が世界を左右するような大国じゃなくてもええと思いましたわ。

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映像の世紀 第6集

中国、インド、ベトナムを中心に第2次世界大戦前から第1次インドシナ戦争でフランスが敗北し、アメリカが介入するまでのアジア。副題は「独立の旗の下に」

実はここから第10集までが初見。やっぱり見ておけばよかったなぁ。でも見られたからよしとしよう。

バンドン会議、たきがは、むか〜し、日本が出席していないと勘違いしたことがあった。考えてみれば、開催された頃はアジアで唯一の敗戦国、そうとう肩身の狭い思いをしていたのかもしれない。独立を果たし、堂々と演説するネルーや毛沢東のが圧倒的に目立ってるもんなぁ。

そして、ベトナム戦争(第2次インドシナ戦争)を予見してひとまず幕。
現在に至る「世界の警察」を自認するアメリカの暴走っぷりは、まず、ベトナム戦争から始まってるんじゃないかなぁと思った。

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