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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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カテゴリ増やしました

せっかく沖縄に来たので、先日の沖縄旅行では行けなかったところ(主に戦跡)に行こうと思いまして、カテゴリを増やしました。そう思ったら、沖縄に限らず史跡にはあちこち行っているのでカテゴリを変えました。今までは「日記」扱いだったんですけど、多すぎますからね。

時間を見つけて、のんびり廻ろうと思ってるので、まあ、おいおいアップしていきます。

まずはお知らせまで。

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蚊取りボトル

たきがはの蚊嫌いはいまさら言うに及ばないことだが、夏になると人並みに蚊に刺され、特にたきがは家の実家に庭があるのでその被害は見逃せない事態になるのである。

そんな時、TLに流れてきた「数万人の命を救った「蚊とりボトル」とは? ペットボトルで簡単に蚊を撃退する方法」という記事を読んだわしは、早速、2リットルのミネラルウォーターを買ってきて、何日かかかって使い切って、蚊取りボトルを作ったのだった。

必要な物
・ペットボトル(1.5〜2リットル)
・熱湯200ミリリットル
・ブラウンシュガー(もしくは砂糖)50グラム
・イースト菌(もしくはドライイースト)2グラム

作り方
1.ペットボトルの口、斜めになっているところを切る。キャップは使わない
2.ペットボトルに熱湯を注ぎ、砂糖を溶かす
3.40度くらいに冷めたら、イースト菌を入れ、2時間〜半日程度、発酵を待つ
4.ペットボトルの口を逆に入れる
5.蚊の出やすいところに置く

以上である。

たきがは家のベランダは、ちょうど庭の真ん中、ちょいと奥。蚊避けのスプレーを振りまいて、7月のある日、わしはベランダにできたてのペットボトルを置いた。

それから、「いつもより蚊が少ない」という母の言葉を聞き、確かに実家で蚊が室内を飛んでいるという事態を見ず、ついに本日、回収しました〜

↓ 使用後


最初、黒いのは沈んだ蚊がまとまって浮いているのだと思っていたのだが、中身を処分するためにペットボトルの口を抜いたところ、白い塊にくっついていたと判明、これが何だかよくわからなかったのだが、いまさら、確かめるために触るのもやだし、明るいところで見るのもやだし、というわけで排水溝に流した。

↓ 拡大図


大成功である (T-T)ノ_彡☆

で、そもそも何で、これを作ったのか家族に説明していたところ、てっきりマラリアか何かだと思っていたら、今、トレンディなデング熱だったという記事を読んで、これを東京中の公園に置いたらいいと思いました。

ちなみに2週間くらいで回収するらしいが一夏置いておいた結果がこれだw

2017/6/22 蚊の季節になってきたんで、久しぶりに上げます。

2018/5/27 夜明け前から蚊に10箇所以上刺されるという異常事態なので上げます。

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オマールの壁

監督:ハニ・アブ・アサド
出演:オマール(アダム=バクリ)、ナディア(リーム=リューバニ)、ラミ捜査官(ワリード=ズエイター)、アムジャド(サミル=ビシャラト)、タレク(イラード=フューラニ)、ほか
パレスチナ、2013年

パラダイス・ナウ」と同じ監督ですが、こちらは100%パレスチナで製作された映画です。

真面目で思慮深いパン職人のオマールには監視の目をくぐり、分断された壁を乗り越えて会いに行くナディアという恋人がいた。その一方でオマールはナディアの兄タレクをリーダーに、幼なじみのアムジャドとともにイスラエルに占領され、支配される日常を変えようと立ち上がる。しかし、イスラエル兵の狙撃をきっかけにオマールは秘密警察に囚われてしまい、協力者=裏切り者になるか刑務所に残るか求められる。協力するふりを装ってタレクやアムジャドと再会したオマールは、秘密警察を返り討ちにしようとするが、逆に再び囚われてしまう。だが、一度、裏切り者と思われた汚名を返上することは難しく、オマールはラミ捜査官に頼んで、今度こそ、タレクの首を持ち帰ると約束する。しかし、二度、刑務所から帰ったオマールは皆に裏切り者と思われており、ナディアさえも冷たくするのだが…。

最初のうちはオマールが越えている壁が、壁を越えたのか越えなかったのか少々わかりづらく、中盤(オマールが2回目に囚われる)まで、あんまり壁を越える設定が生きてないんじゃないかなぁなんて思っちゃってました。

それがオマールが裏切り者とされて、ナディアにも冷たくされてから、がぜん、壁の意味が強烈になってきまして、オマールにとって壁というのは恋人に会うための障害だけじゃなくて、イスラエルに強いられる不自由な生活そのものなんだろうなと。

あと、ナディアというヒロインが前半と後半でえらく化けますね、内面的に。外見は最後までほとんど変わらなくて、一見、幼く見えましたが(学校にも通ってたし。ただ高校なのか中学なのか、もっと小さい子も同じ校庭にいたのでよくわからない。小中高一貫?)実はいちばんしたたかだったんじゃないかと思いました。

ラストの展開はオマールが「銃をくれ」と言った辺りで読めたんで、あんまり衝撃的じゃありませんでした。わしもすれたものよ… ただ、都合のいいように秘密警察に利用されるオマールにとっては、あれ以外の選択肢はなかったんだと思います。なんだかんだと理由をつけてこき使われそうだし、裏切り者の汚名は晴らせないし。ハッサム(中盤で処刑されちゃうスパイだと疑われた仲間)が言ったようにニュージーランドぐらい遠くに行かなければ人生やり直せなそうですし。
ただ、そう思っていたんで、一度はオマールの裏切りに「もう君のことは信じられない」と言ってたラミ捜査官があっさり銃を渡して、オマールが「銃の使い方を教えてくれ」と言えば、無邪気(と言うのも、最初の方でオマールがタレク、アムジャドたちとライフルを試射するシーンがあるので嘘だと観客はわかってるから)に教えてくれるシーンを見ていると、このおっさんも意外といい人だったりしたのか、単に秘密警察のくせに間抜けだったのかと思いました。いやぁ、いくら捜査の都合でも相手に銃を渡したら駄目だろう。後ろの三人がまた、まるで警戒してないのも阿呆っぽいし。

オマールは、本当ならばナディアの手紙で「暗い話が多い」とか言われちゃってたので、字を知っているだけではないインテリぶりがうかがえますが、それだけに二度の拷問シーンとかはそうとう痛々しかったです。まぁ、オマールが頭がいいのがわかるので、ナディアの子どもっぽい好奇心とかがちょっと好きになれなかったんですけど。

こちらも5月末日までの限定公開なので、機会があったら是非。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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パラダイス・ナウ

監督:ハ二・アブ・アサド
出演:サイード(カイス=ネシフ)、ハーレド(アリ=スリマン)、スーハ(ルブナ=アザバル)、ジャマール(アメル=レヘル)、サイードの母(ヒアム=アッバス)、アブ=カレム(アシュラフ・バルフム)、ほか
フランス・ドイツ・オランダ・パレスチナ、2005年

TLで渋谷のアップリンクという映画館が「オマールの壁」という映画をネットで無料で今月いっぱい公開している(正確には無料ではなくて無料で見られるコード付)というので見に行ったら、公開している映画がもう一本ありまして、そちらを見たのでした。「オマールの壁」は見られたら明日見よう… 

イスラエルが占領するヨルダン川西岸の町ナブルスに英雄の娘でモロッコで育ったスーハが帰ってきた。彼女はサイードに思いを寄せていたが、彼と親友のハーレドは過激派による自爆テロの実行犯に選ばれてしまう。入植者のように髭を剃り、テルアビブで自爆するはずだったが、鉄条網を越えたところでイスラエル軍に見つかってしまい、しかもサイードはハーレドや指南役のジャマールたちとはぐれてしまう。サイードの裏切りを案じる指導者のアブ=カレムやジャマールたち、サイードを信じるハーレド、計画は成功するのだろうか…。

実はサイードには自爆テロをしなければならない理由があるのですが、それが明かされるまでがけっこう長いです。全体の2/3ぐらいかかった。なので、開始30分くらいで計画が失敗してしまってから、サイードとハーレドたちの様子が交互に描かれるのは緊張感もある(サイードは爆弾を身体に巻いたままだから)んですが、突っ込みどころも多かったり。そもそも指導者のアブ=カレムがもったいぶって「綿密な計画だ」と言うわりに、実際にテルアビブまでの案内人がその場で雇ったイスラエル人で、このために失敗する辺り、どこら辺が「綿密な計画」なのか小一時間くらい問い詰めたい。ほんとに問い詰めたい。

しかも、イスラエル軍に追われたとはいえ、鉄条網はそうそう越えてこないのに、サイードを置き去りにしてさっさとジャマールたちが逃げちゃったり、そもそも計画を立てたアブ=カレムやジャマールたちは安全なところにいて自爆しなかったりと全編に閉塞感が漂ってました。

あと、せっかくやる気になって実行犯が残すビデオ・メッセージを撮っているのに、そうと知らずにハーレドがお母さんに渡されたサンドイッチをむしゃむしゃ食べ出したり、もうジャマールの緊張感のなさというか、自分は安全という感じが台無しです。まぁ、こんなものなんでしょうが。

ハーレドはスーハに説得されて自爆を諦めてしまいますが、サイードはそんなハーレドをナブルスに帰し、一人、テルアビブの町でバスに乗って、画面が真っ白になったところでエンド。実はサイードの父が、彼が10歳の時に密告者として処刑された過去があり、どうもその負い目をずっと負ってきたサイードは、ここで帰るわけにはいかず、自分は父親とは違うのだということを明かすためにも自爆テロをしなければならなかったのでした。たぶん。
わし的にはサイードとハーレドが冒頭で働いていた自動車修理工場の社長みたいな人は、ハーレドを首にしちゃいましたけど、サイードには小言も言いつつ、それなりに気を遣ってくれていて、腕前も買っている感じに見えたので、サイードの周囲に父親のことを誹るような大人ばかりではなかったろうに、どう見ても、肝心のジャマールが、何かことある毎に「君は父親とは違うだろう」とかねちねち言ってそうな感じで(偏見です)、もちろんアブ=カレムも黙ってたはずがなく(偏見)、そんな大人たちに囲まれて育ったサイードは知らず知らずのうちに父の分まで自分は勇ましく死んでいくのだと思い込んでいたのではないかと思えて、髭を剃る前はけっこう老けて見えた(中東圏は基本そう)サイードやハーレドも、髭を剃って坊主頭にしたら、まだ20歳前後ぐらいだったんじゃないかと思えて、そんな若者たちを自爆テロに駆り立てて、年寄りが残るようなパレスチナの未来が暗澹として見えてしまいました。この方法を続けていって、いずれ勝った時には若者は一人も残っていないような… そんな手を取るしかできないパレスチナと、そこまで追い込んでいるイスラエルとアメリカと日本も含めた西側諸国の罪深さと思って、ラストの白くなったのが、周りに幸せそうに休暇を取ったイスラエル兵たちがいるなかで、とうとうサイードが爆発させちゃったんだと思って呆然とすることしかできませんでした。

タイトルの「パラダイス・ナウ」はセンスのかけらも感じられない原題まんまの酷いタイトルですが、ハーレドが途中まで言っていた「頭の中の天国」というやつなのかなぁと思いましたけど、それは阿片というんやで…

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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多数欠

宮川大河著。マイクロマガジン・コミックス刊。全4巻。

こちらもGANMA!連載のWeb漫画なんですけど現在、第3部が連載中。異能バトル漫画とよく紹介されてますが、第2部から読み始めて、第2部が終わらないうちに別のWeb漫画サイトで連載されていた第1部も掲載してくれたので読むことができて、コミックスになったのは第1部の終盤までです。単行本だと完結してないのです…

タイトルの「多数欠」は、まんま多数決に引っかけたそうですが、多数決とは逆に多数派が欠=失われる=死ぬというデスゲームになってます。

高校生の主人公たちが知恵と力を尽くして多数欠を起こした元凶、皇帝を倒すまでの話ですが、わしは第2部から入ったもので、第1部主人公・成田実篤の親友・一ノ瀬龍太が大好きです。硬軟合わせた2枚目半キャラにとことん弱いもので… iMacちゃんのデスクトップも龍太祭りで、ふだんはとことんおちゃらけてるけど、やる時はやるなキャラは大好物です。
第1部を読んだら、ますます龍太が好きになりましたが、全国模試1位の秀才・須藤良平もけっこう好きで、第2部では主人公の王野頼音(おうのらいおん)が好きだという。けっこうキャラ燃えの典型的な漫画です。

第5巻も出して、完結してくれれば安心してお薦めできる漫画になるんですが、売れ行き次第なんでしょうか。

GANMA!では第1部も全部読めるんですが、単行本のためにいろいろとおまけを書き下ろしたり、書き直したりとされているのでまったく同じものじゃないのが凄いですね。

バトル漫画なので好き嫌いはあると思いますが、GANMA!は全部オリジナル(既存のコミックスを期間限定で掲載することはありますが)なので、そこらへんも楽しみの1つだったりします。お気に入りが何だかんだで10個くらいあるし…

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