忍者ブログ

されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

素数ゼミの謎

吉村仁著。文藝春秋。

何年か前に「アメリカで素数ゼミ大発生」というニュースがあったのを覚えてる人はいると思うのだが、その素数ゼミの話を子ども向けに優しく解説した本。
何で子ども向けの本なんか読んでるのかというと、「天と地の守り人」を借りてくれないかと思って水俣の図書館に相談に行って、それを待ってるあいだに目がとまったのとそこが子ども向けの本のコーナーだったからなのさ。

素数ゼミには3つの謎がある。なぜ日本のミンミンゼミなどがせいぜい7年ぐらいで地上に出てくるのに13年や17年という長い時間地中にいるのか、なぜ1ヶ所で多数発生するのか、なぜ13や17という素数なのか。これらの点を実にわかりやすく解説している。
13年や17年という長さが地球の氷河時代に関係があることや13年周期のセミと17年周期のセミは合わせて15のグループがあって、少しずつずれながら、発生していること、14〜18年周期のセミもいたろうが、交雑すると生き残りにくくなってしまうことなど。

セミたちは何も我々人間のように計算して生きているわけではないのに、ファーブル昆虫記でも思わされた自然の仕組みのうまさ、神秘を感じる。いくら人間が命のことを知ったつもりでも、自然はまだまだ奥行きが深く、それだけに決して奢ってはいけないのになぁと思った。

拍手[0回]

PR

水俣の春

肌寒い日が続いたなぁと思ったら、今日は一転して暑かった。気温も高くなるといろいろな虫も出てくるもので、今朝は3年ぶりくらいでげじげじを見たのでそのまま下水に流した。なむなむ
さらに、昨日の晩はたきがはの部屋にとかげが出た。
また、トイレにもすでにオブジェになってる10cmくらいの大きな蜘蛛がいるのだが(要するに死んでるのだが)それに負けず劣らず大きな、今度は生きてる蜘蛛も現れた。
さらにさらに、しま蚊が飛んでいやがったし、大きな蠅も元気に飛び回っている。
春だなぁと思う、今日この頃なのだった。

拍手[0回]

やっぱり足りない

たきがはが最近メインで使ってるinfoseekのアドレスはごく初期にあちこちでさらしたお馬鹿な経緯があるため、1日に20件以上の迷惑メール(日本語はエロ、英語は違法コピーソフト)を数える困ったちゃんである。しかし、メールの送信がWebメールであるこいつでしかできないんだからしょうがない。

で、1ヶ月くらい前だったか、このinfoseekメールが「迷惑メールの登録が100件できます!」を売りにしてはった。
しかし、つい先日、たきがはの迷惑メールの設定はパンクし、aol.comとかmicrosoft.comとかnifty.comとかyahoo.co.jpみたいないかにも怪しそうでただでそこらじゅうにメールアドレスを配ってそうなドメインを残しつつ、いかにもエロメール送るために取ったのよドメインは適当に削除しているが、そのうちに面倒になってやめるかもしれない。英文メールは放置してるが、これは件名と差出人が1バイトなんで、目で見て「読まなくていい」と判断できるから単に削除している。だから、差出人が1バイトで件名も1バイトにした貴重なメールをたきがはに送るともれなく問答無用で削除されるのである。
で、なんでこんなに簡単に破綻したのかっつーと、@を含んだアドレスか、@以降のドメイン名を含んだアドレスしか登録できず、ワイルドカードも使えないし、アドレス以外の条件も設定できないからだ。たとえば、MacについてくるMailってソフトなら、件名が「××」だったら「読まずにサーバから削除」もできるけど、infoseekにはそんな基本的な機能もないのだ。

ああ、めんど。って、それだけ言いたかったわけ。

拍手[0回]

ユージン=スミス 楽園へのあゆみ

たしか講談社の児童書。

世界的な写真家、ウィリアム・ユージン=スミスの伝記。
なぜ写真を撮るようになったかということから、第2次大戦で負った大怪我のこと、日本との関わり、奥さんのアイリーンさんとの出逢いとミナマタ、そして死まで。

ユージンさんのミナマタを撮ったいちばん有名な写真は、胎児性の娘を抱いて風呂に入るお母さんの図ではないかと思うのだが、最近、アイリーンさんがその著作権を両親に返したそうである。ミナマタを象徴するような、現代の聖母子像とも言える図に、両親は長いこと、歩くことも話すこともできない娘さんが、裸を撮られることにその身体を縮めたのだということを気にしていて、もう娘を休ませてやりたいと思われたのだと言う。それは写真の著作権が誰にあるかという微妙な問題もはらんでいて、ミナマタを撮ったほかの写真家には物議を醸すような話題だったようだが、なるほどなぁと思ったものだ。それに、あまりに安直にあの写真はあちらこちらで使われてきた。それほどあの写真がミナマタの悲劇を象徴していたということでもあると思うのだが、水俣病の問題のひとつに重症、いわゆる劇症型の患者さんたちがあまりに多く映像に登場したために却って、本当はそういう患者さんは氷山の一角にすぎないのに軽症の患者さんたちが地元でもあまりに多く見過ごされ、見逃され、いまもなお続く水俣病への差別意識への一因ともなっていることとも無関係ではないんじゃないかなぁと思ったりするのだった。
タイトルの「楽園へのあゆみ」は、第2次大戦から帰ってきて自宅療養中のユージンさんが庭で娘さんたちが影の下から明るい光の中へ出ていく写真につけられたタイトルのことである。

拍手[0回]

統一地方選

都知事選も水俣での県議選も悪い予感が当たった。

うわ〜
4年前の教訓て何だったんだ、東京都?! 何で14人も候補者が乱立したんだ?
知事はほぼ現職の勝ち。逆に熊本の県議選は現職がばんばん落選してた。この温度差はどこから来るんだ?

水俣も本当に産廃に反対の候補者が余計な立候補が立ったのと投票率のダウンで(おそらく。大方の見方であるが)負けた。

うーん、県議選が勝っても絶対に産廃が止まるわけではないが、後に残るなぁ、このしこりは。

拍手[0回]

カレンダー

04 2025/05 06
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

最新CM

(06/14)
無題(返信済)
(05/29)
(04/27)
甘くない態度(返信済)
(04/26)
謹賀新年(返信済)
(01/04)

プロフィール

HN:
たきがは
HP:
性別:
女性

バーコード

ブログ内検索

かうんたあ

脱原発意思表示Webステッカー

バタリーケージの卵を食べたくない!キャンペーン