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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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ポケットの中の戦争4

連邦軍の隠し倉庫にアレックスを見つけ、上機嫌で隊に戻ったバーニィをガルシアの拳が殴りつける。二人の軽率な行動は隊を危機に陥れかねなかったのだ。そして、隊長のシュナイダーは、このコロニーに潜伏したスパイと会い、自分たちが囮だと知らされるが、補充兵として新米のバーニィが来たことでそうと気づいていた。二人はジオン軍が先が長くないことも承知していたが、それでも、自分たちに与えられた任務を果たそうとするのだった。そしてサイクロプス隊は作戦を決行する。目的は連邦の新型モビルスーツ、アレックス。囮としてミーシャがモビルスーツを動かし、コロニーや連邦軍を撹乱、倉庫に潜入したシュタイナーたちは連邦軍に偽装して、アレックスを破壊するのが目的だった。しかし、バーニィの不用意な一言で一行は偽物とばれてしまい、銃撃戦となって、ガルシアが、次いでシュタイナーも倒れてしまう。そこへミーシャがモビルスーツで攻撃してきたが、クリスがアレックスに搭乗して応戦、その力はベテランパイロットのミーシャの力も凌駕し、倒してしまうほどだった。一方、同じ時、アルはクリスに頼み込んで連邦軍の倉庫を見学していたが、戦闘に巻き込まれ、目の前で人の死を見る。

こんなところでも足引っ張るか、バーナード=ワイズマン。アルよりもこの若造の方にめらめらと怒りを燃やしてしまいますた。もうおまえ、口をきくな。いや、もう引っ込めと。
うっうっうっ、つくづく隊長の不運さが偲ばれます。しかし、負けるとわかっていてもなぜジオンのために命をかけるのか。この人にはもう、待っている人も帰る家もなかったりするのかなぁとしみじみ。
最初はバーニィを馬鹿にしていたガルシアも、いざ作戦となると「隊の中で俺より年下はおまえだけだ。威張る相手がいなくなるとつまらないから死ぬなよ」なんて言っちゃうし。ミーシャも隊長に「滅び行くもののために」とか言って乾杯しちゃうし。サイクロプス隊、いい味出してるじゃありませんか!
その隊に恩を仇で返すとは、おめぇのことだ、バーナード=ワイズマン!
いや、やっぱり、こういう戦争物は親父が命だよねッ。すでに連邦の怪物として名を馳せているガンダム(アムロ)だけど、ああいう若造が出しゃばるのはやっぱりいびつだよねッ。
親父、万歳。
なんか、見方を間違ってるでしょうか?

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なぜ、いまなのか?

昨日、安倍が辞めまして。早速、新聞、トップだったんですが、たきがはは安倍の顔は見たくないので伏せてあります。わははは

なぜ参院選の後でも、今国会で強引にテロ対策特別法を成立させてからでもなかったのか、ちっとも理解できませんが、誰がなっても、自民党、貧乏くじを引かされるなぁと思います。誰が後任になっても、最悪な状況だもんね。びっくりのサプライズで小泉復活もありかと思ってましたが、一応、断ったそうなんで、復活したらほんとのサプライズです。まぁ、福田とか名乗りをあげたらしいですが、安倍に負けず劣らぬKYさんだと思うです。それとも、やっぱり、安倍が最悪だったんで、誰が出てもちょっとはまともに見られてしまうのでしょうか。わしも、そんなに総理大臣詳しいわけじゃないけど、辞め方のかっこ悪さでいったら、安倍に匹敵するのはただ、宇野以外にないと思うんですが。

で、小泉復活などというサプライズは遠慮願いまして、ここはすっきり解散総選挙といっていただきたいです。
で、いまのいびつな衆議院を直す。
で、たきがは、別に民主党の支持者でも何でもありませんが、いまの自民党よりゃましだと思ってますんで、とりあえず小沢一郎氏にぜひ、総理大臣やってもらいたいです。民主党なんか何もできないという意見があるのは百も承知で、それでも「美しい国」なんて馬鹿なことばっかりのたまった、そんな馬鹿を総裁に担ぎ出した自民党よりゃ百倍ましだと思ってます。やらせてみればいいんです、ほんとに駄目かどうか。

水俣に住んでいると、地方の格差っちゅーものはよく実感させられます。
地元に就職したくても職がないこと。
公共鉄道網の不便さ。などなど

それでも日本が好きだし、いまの日本に文句を言いたい、堂々と言いたいと思って水俣にやってきましたから、この先、まだまだ注目ですねん。

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殺人の追憶

ソン=ガンホ主演。キム=サンギョン出演。ポン=ジュノ監督。

軍政下時代の韓国で実際に起きた、迷宮入りした連続女性強姦殺人事件が下敷きになったフィクション。

韓国の田舎町で強姦され、自分の衣服で縛られた女性が殺されて発見された。さらにもう1人、犠牲者が出、ソウルからゾ刑事がやってくる。2人目の犠牲者を追いかけていたという、顔に傷のある知能遅れの青年クァンホが疑われるが、ゾ刑事は、2つの事件のつながりと、犯人の計算高いさまを示し、パク刑事の推理を否定する。事件は必ず雨の降った晩に起こっていた。さらに3人目が殺害され、婦警が、事件の夜に決まった曲がリクエストされていることを指摘し、囮捜査を敢行するが、またしても殺人事件が起きてしまう。ソ刑事は、捜査によって犯人につながる手がかりを見つけ、パク刑事と対立するが、特定するには至らず、捜査本部は徐々に追い詰められていく。しかしとうとう有力な容疑者が見つかり、その判定はDNA鑑定に委ねられることになったが…。

ミステリっちゅーかサスペンスっちゅーか。パク刑事(ソン=ガンホ)は田舎者丸出しで、ソ刑事と対立したり、「あそこの毛がない奴が犯人だ」とか言い出したりしちゃうけど、最後の最後で冷静だった。ソ刑事はソウルからということで、日本だとさしずめ警視庁からのエリートってやつですか。「書類は嘘をつかない」とか言って、最初のうちは良かったんだけど、最初が自信満々だったもんで、だんだん追い詰められていって、最後はパク刑事に止められちゃうあたり、その崩れっぷりがおもしろく、途中で課長が交代させられるんだけど、2人目の課長はけっこう好感持てたりしました。
実際の事件が迷宮入りですから、この映画も同様の結末をたどるんですが、ラスト、おお、と、どこまでも1人の犯人に振りまわされてしまった刑事たち、というのが、単純明快でないところがいいです。
軍政下の韓国なんで、夜になると空襲警報が訓練で流されたり、灯火管制がされたり、当時の様子が忍べるのも、この怪奇な事件を盛り上げるのに一役買ってるかもしれない。

犯人倒してめでたし、でもないし、コロンボタイプの話でもありませんが、ちょっと変わったサスペンスとかお好きな方にはお薦めでやんす。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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ゲド戦記5 アースシーの風

一応、最終巻。今度はゲドとテナーの養女となったテハヌーが主役。ゲド、大賢人として王に慕われるものの、すっかり引退じじいである。しかし、もともと原題は「Earthsea」だったかと思ったので、作者としては主役が誰であろうといいのかもしれない。

修繕の技を持つハンノキは、妻を亡くして以来、死の世界との境目の石垣に赴き、死者たちから呼びかけられるという悪夢を毎夜のように見続け、助けを求めてゲドを訪ねる。彼の妻と養女は王の呼び出しでハブナーに行って留守で、ハンノキもハブナーへ向かう。そのハブナーを竜が襲い、ゲドとテナーの養女、テハヌーは、王の助けに応じて竜たちと話し、彼女の呼びかけに応えて、人間の姿に変えた竜のアイリアンがハブナーの王宮を訪れる。さらに王は、東方のカルガド帝国から、和平の証にと王女をめとるように差し出されていたが、言葉の違う王女は、同国人のテナーと仲良くなる。王、テナー、テハヌー、ハンノキ、王の魔術師2人とさらに王女セセラクを加えて、一行は魔法使いの島、ロークへ向かう。そこで長たちに会い、その助けを借りてハンノキは石垣を壊したが、竜たちとテハヌーも同時に去ってゆく。王とセセラクは結婚、ハンノキは妻の呼びかけに応じて戻らぬ人となり、テナーは一人、ゲドのもとに帰るのだった。

眠気と格闘しながら読んでたんで、ラスト曖昧。個人的には蛇足かなーっちゅう話です。あえて「ゲド戦記」で売らなくてもいいような気もするし。

4巻から登場のテハヌーは、ことあるごとに火傷のために負った傷痕の描写がされるんですが、最後はドラゴンになっちゃったんで、どうでもいいっちゃどうでもいいんですけど、真の主人公でもあるんだけど、まぁ、なんだかな、な扱い。
しかし、まさか、前巻で語られた「昔、人間と竜は同じ生き物だった」が事実とは思いませんでした。やるね、ル・グインさん。あと外伝が残ってますが、アースシー世界を舞台にした話を書くのはいいけど、もうゲドには触れてほしくないような気もするです。

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ゲド戦記4 帰還

青年ゲドからいきなり老年ゲド。しかも前巻で魔力を全て失い、回復する見込みもないもんで、すっかり表舞台から引いている。それでも「ゲド戦記」ちゅーのはどうなんすか。で、2巻でいい感じになると思ったテナーが、冒頭、どっかのおかみさんだとはつゆ知らず、なんつー展開ですか、これ。

夫を失い、寡婦となったゴハは、大火傷を負った少女を助け、テルーと呼んで、ともに暮らし始める。そんな時、かつての恩人オジオンが危篤だと聞いて、ル・アルビに向かった二人は、オジオンを看取り、そのまま暮らすようになったが、竜のカレシンに運ばれ、魔法の力を失ったゲドと再会する。傷心のゲドを自分の住処に送り出すゴハことテナー。しかし、彼女はル・アルビの領主に仕えるアスペンという魔法使いに憎まれ、自分の家に戻り、ゲドと暮らすことに。ところが、そこへ海に出ていたテナーの息子ヒバナが家に戻り、ぎくしゃくしたことでテナー、ゲド、テルーの3人は再びル・アルビへ戻る。しかし、アスペンの罠にかかってしまい、テナーとゲドは囚われの身となるが、二人を助けたのはテルーの呼んだ竜のカレシンで、竜は少女を娘と呼ぶのだった。

あ、ネタばれしちゃった。

ええ、アスペンちゅーのが1巻でゲドとさんざん対立していたキャラだとは言われるまで気づきませんでした。いや、すっかり忘れてたし。まさか、こんな形で復活しようとは。
ゲドとテナーの関係については、フェミニスト、ル・グインならではの描写ですか。しかし、かつての大賢人もこうなっては形無しですな。とにやり。でも、これ、逆の描き方だと、どっかの婦人団体から非難囂々な展開でないかとか。
いやいや

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