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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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5000年前の男

文藝春秋刊。コンラート=シュピンドラー著。岬上司訳。

1992年にアルプスで発見された凍結ミイラのドキュメンタリー。

たきがは、ホラーもサスペンスもスプラッタも苦手ですが、なぜかミイラものが好きだったりします。それも「ハムナプトラ」みたいなミイラものの創作じゃなくて、実物のミイラを見に行くのが好きだったりしますし、子どものころはテレビでミイラ特集なんかやってると、「こわ〜い」とか言いつつ、喜んでかけていたものでした。子どものころは上野の国立民俗博物館(JRの上野駅から行くと、動物園からいちばん遠い奥まったところにあるやつ。入り口に恐竜の骨があって、外に鯨の模型が飾ってある国立科学博物館ではありません)の1階にあるミイラがどうしても見られなくて、顔をそむけつつ見学したものですが、国立科学博物館の人類学(だったかな)の4階にあるミイラとか干し首を見られるようになったら、なぜかミイラも見られるようになりました。いまだに藤原四代のミイラを見に行ってないので、そのうちに行きたいと思いつつ、なかなかきっかけがありません。

タイトルに「5000年前」とあるように、紀元前3000年ごろの男性のミイラなんですが、その発見過程から、なんでアルプスの氷河に流されずにほぼ完全な形で残っていいたのかとか、遺物についてとか、遺体の状態についてとか、現地で調査にあたった人の著作だけに詳細で、根拠がしっかりしてて、上質の謎解きを読むようなおもしろさがありました。

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夏休みの宿題

うちのサイトとかブログとかWikiで長い間うっちゃってあるものの覚書。

・へなちょこ旅行記
・筒井百々子さんの私的データベース
・Excelヘルプ
・「機動武闘伝Gガンダム」B.G.Mデータベース
・同義語・反対語辞典
・「スーパーブラックオニキス」の全マップ掲載

でも新規でやりたいと思ってるものの覚書。

・あなたのお名前なんてーの?(Wikiかブログで道ばたの雑草の写真を載せて、名前とか調べる)
・「特攻野郎Aチーム」台詞と吹き替えの比較データベース

1回投げたけど、また手を出してみたいと思ってることの覚書。

・LaTex

いつかやろうと思ってることの覚書。

・うちのPowerMacをWebサーバにする(VineLinuxを入れようと思って参考書も買ってあるし、モニタも先日買ったのだが、電源ケーブルがないことに気づいた。ひぃぃぃ!)

夏休みに宿題を増やしてどーする。

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鉄人28号 白昼の残月

監督・脚本:今川泰宏。
出演:金田正太郎(くまいもとこ)、ショウタロウ(栗野史浩)、敷島博士(牛山茂)、大塚署長(稲葉実)、高見沢(石塚理恵)、村雨健次(幹本雄之)、村雨竜作(若本規夫)、ビッグファイア(中村正)、萱野月枝(鈴木弘子)、語り(矢島正明)ほか

ついに買ってしまいました。初回限定版。鉄人のリボルテックは要らなかったのでついてない方にしました。
やっぱおもしろいっすよ、これ。基本的にわしの場合、「ジャイアントロボ」ありきなんですけど、「ロボ」と比較してみるとまたまたおもしろいっす。でも、単体でもおもしろいですが、ロボットものなのに、子どもが見ておもしろい話じゃないだろうなぁと思いました。昭和30年代の日本が、高度経済成長の名のもとに置き去りにしようとしていた敗戦という記憶は、今時の子どもが見ても楽しかないでしょう。だいたい、「お富さん」ぐらいは知ってるかもしれんが、傷痍軍人とか赤線とか聞いたこともなかろうし、あの時代背景を知ってないとこの話、わけわかめなところもあると思われる。
そういう意味では、基本的に子どもにも大人にもわかるエンターテイメントを貫く今川監督の作風としてはちと路線が違うような気もするのだが、わしもそこまで今川フリークじゃないので、何とも言えませんけど。

で、見てておもしろいなぁと思ったのは、主人公である正太郎が大作と違って、わりと何でもできる少年なんだなってところなんすよね。鉄人の操縦機を取られたらやばいのはやばいんですけど、銃も撃つし、車も運転するし、なにより少年探偵として大塚署長や官房長官とまでためで話せるんですから、ただ者ではありません。大作がロボがなかったらただの少年になってしまうのとえらい違いだ。
これは、ひとつには時代背景として昭和30年代があって、原作者の横山光輝さんが、当時の読者たちに元気を出してもらおうという意図とかもって、正太郎をわりと何でもできる少年にしたのかなってところがあるのでないかと。鉄人28号を取られたら何もできない主人公、というのはちょっとわくわくしづらいかな、と。
で、もう1つは、単純に鉄人が主題歌にも「リモコン次第」と唄われるように、善悪定まらない存在だったこともあるのかと。ジャイアントロボは大作にしか動かせないからいいも悪いも大作次第。だから、OVAでの戴宗の兄貴曰く「大作が間違った大人にならないよう」に周りの大人が支えているんだけど、鉄人と正太郎はそういう結びつきはないから、正太郎が何もできないと操縦機取られちゃうし、実際に取られた鉄人、という話は今川監督版でもあったようですが、ここで何もできない主人公では話にならないからかなぁと思ったり。

で、テレビ版の予告編が映像特典としてついとったんですが、わし、見たことないんだよね。まだ今川監督にはまる前(2004年)だったしさ。で、今、猛烈に見たいわけです、テレビ版。全25話。見てたらですね、「地球の燃え尽きる日」に登場中のギルバートとか、ケリーとかドラグネット博士とかぼろぼろ出てきて、オリジナルの漫画も読んだことないもんで、興味津々なんすよ。
そのうちに「ミスター味っ子」とか「ハーメルンのバイオリン弾き」とか「七人のナナ」とか今川と名のつくものは何でも手を出しかねません。

こうして人は深みにはまっていくわけだな。ずぶずぶと…もう遅いって話は黙殺

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秋の色

八百屋で買った栗。どんな色に変わっていくか楽しみです。

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アリラン峠の旅人たち

平凡社ライブラリー。安宇植編訳。

「聞き書 朝鮮民衆の世界」とあるように、旅芸人や行商人、妓生、巫女、職人といった、どちらかというと、被差別の対象とされた人びとへの聞き書を通して、朝鮮の伝統文化と社会の底辺に息づく民の生き様、一方で近代化の波に呑まれ、消えていこうとしている文化を描く。

ええ本だと思うんですが、もっとルビを振ってもらえんでしょうか? 人名、地名、固有名詞、読み方がわからんのが多くてかなり辛いっす。たとえば、妓生にしても、キーセンという朝鮮特有の読み方で読むのと日本語風に読むのとでは印象も異なると思われます。
わしが思うに、こういう朝鮮関係の本てルビが少ないような気がする。読ませる工夫をしていただきたいっす。

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