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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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ザワークラウト異聞

ザワークラウト、それはドイツ料理に欠かせぬ、酸っぱいキャベツ。酸っぱいさはやかな酸味がソーセージとよく合い、ぶっちゃけ、美味い。

で、市販のを買ってきてもいいのだが、やはりここは手作りが楽しいので、早速、ネットでレシピを検索。いちばん上にあったレシピに倣って、いざ、ザワークラウトを創ることにした。

材料:キャベツ1kg。塩10g。キャラウェイシード小さじ1/2。

作り方:キャベツを千切りにし、塩とキャラウェイシードをよく揉み込んで、2kgの重しをし、水が上がってきたら、重しを軽くしてできあがり。

な〜んだ、簡単じゃん、ザワークラウト。
早速、キャベツをざくざく。適当な重しがなかったので、ジャガイモとタマネギで代用。果たして、どんなもんだ?!

結果:いつまで経っても水が上がってこないどころか、キャベツがしんなりともしない。3日ほど放置して、キャベツ1kgに対し、いくらなんでも塩が少なすぎるだろう(野菜炒めを作ったとして、この割合で塩加減は足りない、というのが根拠)という結論に達し、塩を小さじ2ほど足す。まぜまぜ。重しはそのままで冷蔵庫にどん

さらなる結果:キャベツの色が変色してきた上に、相変わらず水は上がらない。

良くはないが、悪くなっているようでもないので、ひとまずこのキャベツでザワークラウトは諦めることにし、改めてレシピを検索し直す。

塩の分量が違うんですが? キャベツの量に対し、2%とゆってるんだが? 1kgのキャベツなら、20gなんだが?
香辛料も少ない。キャラウェイシードのほかに、黒胡椒、ローリエ、ディルとかなんとか。
さらに材料に水があるんだが?

美味しいザワークラウトへの道は思ったより遠かったようだ。

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天顕祭

白井弓子著。サンクチュアリ出版刊。

COMITIAなどではけっこう名の知られた漫画家、白井弓子さんの単行本だ。COMITIAも最近、行っとらんのぅ。しばらく創作をやる気がないので、コミケの方が行きたいんですがね。

汚れた戦争で国土が汚されてから後の物語。坂本組の若頭、真中の下で働く木島咲を、女性ながら身が軽く、弱音も吐かぬ根性で、真中が気に入っている。しかし、低所恐怖症の咲が、逃げ出してきたという北山飛地に連れ戻されてしまう。咲を追って北山飛地に潜り込んだ真中は、近く行われる天顕祭の真相に入り込んでいく…。

べたが少なくてトーンがなくて薄墨で濃淡をつけられた画面は正直、見づらかったです。ただ、そういう点は差し置いても、ストーリーテリングはうまい。「汚い戦争ってあったじゃないですか」って台詞から、一気にわしらの世界と似てるけど、わしらの世界とは違うんだな、とこの世界観に引き込むところなんかは読んでてわくわくしました。

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悲しい林檎

というても、今の林檎ユーザは知らないだろう。
林檎がまだ漢字Talkだった時代、致命的なエラーが起きるとMacの起動時に幸せなMacの代わりに出てくる泣き顔Macのことだ。

たきがは家には現役のiBookちゃんを含めて3台のMacがあるが(それなのに、観賞用にClassic IIが欲しいとかぬかしてるあたり、十分、林檎オタクです。Color Classicでも悪くないのですが、あのボディはいまいち好きじゃないので、やっぱりたきがは家の初代マシンでもあるClassic IIよ、もう一度とか思ったりしとるわけです。しかし、ネットオークションでも高いっす)、2代目Centris610とPowerMacintoshG3は、現役から引いて久しく、都合、6度の引っ越しのあいだ、起動されたことなんて数えるほどもないぐらい、お蔵入りしていたマシンであった。なにしろ、古い林檎はモニタのピンが窓と違うのでつなげるモニタが限られる。たきがは家にも去年まで頑張っていたSONYのモニタがあったが、とうとう壊れてしまったし、iBookちゃんとつなげる見込みもちょっとないので(よく調べてないのでわからないだけかも)、モニタを買うまでは触れられることさえないマシンだったのだ。おかげで、林檎用にキープしているキーボード2個も、マウスも、埃が積もっておった。

それが先日、15インチのモニタが中古品だが、メーカ品でもないが、特に欠陥も見当たらないし、液晶落ちもないし、なにしろきれいだし、とこれ以上なかろうという条件で8000円という格安価格(だと思う。その前まで価格.comでも1万5千円以上だったはず)で見かけたもんで、生まれてこのかた、自マシンは14インチが最大という小さいモニタに慣れていたこともあり、早速、飛びついたのであった。
もちろん、事前に、モニタを買う予定も全くないくせに、古い林檎と窓用モニタをつなげる変換コネクタもちゃんと購入しておった。

で、そのモニタが我が家に到着し、電源ケーブルが実は3ピンだったので慌てて2ピン変換コネクタを買いに走り、埃をかぶりまくっていたCentris610と、PowerMacintoshG3と吟味した結果、PowerMacintoshG3には、ゆくゆくはLinuxマシンに生まれ変わってもらい、たきがは家のWebサーバと再デビューを果たしてもらう予定があるもんで、単に捨てるのも忍びなく、かといって売れる当てもまったくないCentris610とつなげてみることにしたのであった。
実は、モニタを売っていたお店で、店員さんに「何とつなぐんですか?」と訊かれて、「Centris610なんです〜」と答えたところ、「久しぶりに聞きました。まだ現役だなんてすごいっすね」と感嘆されたことがあるので、現役というのは嘘っぱちにしても、まだ動くマシンなのだから、嘘八百ついたわけでなし、ここは意地でもCentris610とおにうモニタをつながねばならないのであった。

前振り終わり。

そして、ケーブルもすぐに見つかり、まったく捨てられずに取ってあったOSインストール用のFDとか説明書一式も揃っており、後はスイッチを押すだけとなったその時、悲劇がCentris610を襲ったのであった。

Sad Mac出現!! (ここらへん、「ジョーズ」のテーマ曲、希望)

実はたきがは、林檎ユーザになってなんだかんだで20年近く経つ古強者であるが、いまだに見たことなかったんすよ。いや〜な音を立てながら、画面に鎮座ましますSad Mac。

がびーん。さすがに引っ越し多すぎたのか。それとも実はとっくに寿命だったのか。

ええと、ここは慌てず騒がずNoron先生を……しまったぁ! Norton先生の古いバージョンは捨てちまったんだぁ!!

いや、待て。諦めるにはまだ早い。Centris610にはリセットボタンがついている。リセットを押してみたら、ひょっとしたら、生き返るかも。ぽちっとな。







生き返りませんでした…おおおお、Centris610! orz

いや、待て。CDは無事だ。説明書も無事だ。もしかしたら、OSの再インストールとか試みれば、中のデータはぱーになっても復活できるかも。林檎ユーザがSad Macぐらいに負けちゃいけないんだ! 爆弾(というのも今時の林檎ユーザは見たことないと思うが、アプリケーションが落ちた時とか固まった時に出てくる「不正な終了」を報せるダイアログのシンボルマーク。これはたきがはも何度も見てるし、林檎のせいで、すぐ保存というくせがついた、ある意味、恩人かもしれない、な機能。見たら速やかなマシンの再起動を勧める)なんかなんだ! 爆弾が怖くて林檎ユーザがやってられるか! Sad Mac見たのが初めてなら、これで一人前だってことだ!

よし! ネットで情報も検索してみて、また試してみるぜ! 今日は寝るぜ!

この項、まだ続く。

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天皇の玉音放送

朝日文庫。小森陽一著。「いま、戦争を考える」シリーズ。

どーでもいいのだが、「ぎょくいん」って変換せんのか、Atok?

6冊目にしてようやく本当の「いま、戦争を考える」シリーズにお目にかかることができました。極論ですが、この1冊があれば、他の5冊はなくてもいいです。ちゅうか、この本を売りたいがために、見栄えの良さそうな「硫黄島玉砕」(映画のヒットのおかげで手にとる人は多かろうと思われるので)とかとセットにしたのであれば、それこそ朝日新聞出版天晴れと言いたいところですが、多分、そんなことは逆立ちしてもなかろうな。

昭和天皇ヒロヒト(以下、ヒロヒト)を十五年戦争の第一級戦犯として裁けなかったことが、戦後の日本にとって致命的な過ちであったことを、ポツダム宣言黙殺の経緯から2003年当時のイラク戦争に至るまでを、ヒロヒトの言葉を記した側近たちの日記などから逐一検討し、証明しております。

わしは、この本を読むまで、ヒロヒトの戦争責任の重さをわかっていなかったのだと思いました。その人間としての罪深さを知っていなかったのだと思いました。

ヒロヒトは敗戦直前に何を気にしていたか。日々、連合軍の空爆にさらされる国民か? 原子爆弾で凄まじいダメージを負った広島・長崎か? 天皇の名の下に降伏を許されずに死んでいく兵隊か? 天皇の名の下に殺されていく他国の民か?

否、否、否!

ヒロヒトは終始一貫して「国体を護持し、皇土を護持するか」ということしか頭になかった。側近も含めて、皆が皆、一人たりとも「日々、連合軍の空爆にさらされる国民か? 原子爆弾で凄まじいダメージを負った広島・長崎か? 天皇の名の下に降伏を許されずに死んでいく兵隊か? 天皇の名の下に殺されていく他国の民か?」など気にしたとは日記に記していない。
ポツダム宣言が発せられる1945年7月25日、ヒロヒトは側近の木戸幸一に「三種の神器が守れるか」と問いかけただけだそうである。
なんという自分勝手な権力者。明治政府が造り出した万世一系の天皇家などという胡散臭い神話に、権力者自身が踊らされている滑稽さ。

だが、本当に驚くべきはそんなところではない。日本の戦犯として裁かれるべしという世界の趨勢をヒロヒトが乗り切ったのは、アメリカの協力があったからであり、その仕掛けはいわゆる「玉音放送」から巧妙に仕掛けられ、GHQ最高司令官マッカーサーの協力、敗戦後のいわゆる「宮様内閣」の唱えた「一億総懺悔論(この当時の日本は一億人もいなかったそうですが)」などのトリックなどにより、ヒロヒト自身の戦争責任をなくす方向に進められていくくだりだ。
さらに、共産主義の恐怖に脅えたヒロヒトは、沖縄をアメリカに売ることにより、国体護持をはかろうとした。今に続く日米安保や、沖縄の米軍基地化、第9条によって軍備を放棄したはずの日本が自衛隊という軍備をまとっていく過程さえ、ヒロヒトとは無縁ではない。憲法第9条さえ、ヒロヒトの戦争責任の免責とセットである。

「戦犯ヒロヒトと、彼を支える日本の保守政治家たちが、敗戦のその瞬間から、日本列島に生きる人びとの、安全と権益を、一貫してアメリカに売り渡し続けてきたことだけは明らかになった」

もはや滑稽と言うのさえ、うそ寒い状況だ。そして、現在の日本は、ますますアメリカ追従を強くしている。

小沢一郎が自民党の幹事長だった時代、憲法の解釈を曲げて自衛隊の海外派遣を可能にしてしまったことも書いてあることも言っておかないと不公平というものか。
それでも、自民党より民主党のがましだろうと言うのは、もはやお笑いぐさでしかないのか。

こういう本が売れてくれるといいんだがなぁ。タイトルで引っかかってくれるといいなぁ。

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まな板

青森ヒバのまな板を買いました。青森ヒバの香りがぷんぷん漂ってます。末永く使えますように。



前に使っていたまな板は、いい加減に汚くなっていたし、ハイターでも汚れ落ちないので買い換えることにしたのです。

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