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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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ひまわり

出演:ジョバンナ(ソフィア=ローレン)、アントニオ(マルチェロ=マストロヤンニ)、ほか
音楽:ヘンリー=マンシーニ

イタリア映画の名作。しかも音楽が「道」とかも担当したヘンリー=マンシーニ氏ですよ。どこまでも続く美しくも残酷なひまわり畑と、そこにかぶさるメインテーマ。素晴らしい名シーンだよね。何で「残酷」かと言いますと、第二次世界大戦中、ナチス・ドイツがイタリア兵やロシア兵の捕虜に命じて、墓穴を掘らせたわけです。捕虜や民間人を虐殺して、埋めるための穴を。ひまわりはその上に、大輪の花を咲かせ、すべてを覆い隠してしまったのでした。
ソフィア=ローレンとマルチェロ=マストロヤンニがまたいいっす。情の厚いナポリの女、ジョバンナは、ロシア戦線で行方不明になった夫のアントニオを追って、はるばるロシアまで探しに行く。そのうちに、何人もイタリア兵が、記憶を失ってロシアに残り、そのままロシア人として暮らしていることを知り、ついにアントニオの行方を突き止めるわけですが、彼もまた、ロシア人の女性に助けられ、彼女を妻とし、娘までなしていたという。マルチェロ=マストロヤンニはなんちゅうてもええ男でやんすが、こういう優柔不断ちゅうか、いた〜りあなキャラがはまってます。
で、ジョバンナが現れたもんですから、はるばるイタリアまでやってきたアントニオ、「やりなおしたい」ってあーた、奥さんと子どもはどーするんですか。でも、ジョバンナももう結婚してて、しかも子どもまでいる。「子どもを犠牲にするの」って言うのが女性なのが、女の強さっちゅうか、男の優柔不断さちゅうか。でも、息子にはアントニオって名前をつけている切なさ。

いい映画なのですが、けっこう細部を忘れておりました。ジョバンナがサッカー場に行ったシーンなんて、すっかり忘れてるし。それにしても、ロシア人の奥さん、逞しいです。雪原で野垂れ死に寸前のアントニオを引きずってうちに連れていって介抱してあげるなんて、なかなかできることじゃありません。ちゅうか、やっぱりここは好みの男を見つけてえんやこら、てなもんだったんでしょうか。マルチェロ=マストロヤンニならわかるな〜とか言ったら反則。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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来年の話をすると鬼が笑う

1週間もご無沙汰してしまいました。こんなにブログの記事を書かなかったのは今のブログになってから初めてじゃないかと思いますが、ネットからまったく断絶されていたというわけではなく、単にうちにいる時に

・寝る
・朝ご飯を食べる
・新聞を読む
・ネットでお気に入りのサイトをチェックする
・風呂に入る

以外のことがこの1週間というもの、まったくできなかったからにほかならなかったのでした。でも、頑張りが足りなくて、試験落としたんで、ちょっと方向を転換して、もう少し身体に楽な方法で頑張ろうと考え直しました。毎日、晩ご飯も昼ご飯も外食というのはやはり身体にもお財布にも優しくないですし(貴様、優しいという言葉を勘違いしておらんか、この政治屋めッ! (c)「機動武闘伝Gガンダム」東方不敗マスターアジア)、この5日間というもの、毎日、午前様だったもんですから、人間、いくら集中しなければならないからってブログの記事の1つも書けないほど余裕のない生活というのもやはり嫌なものです。ほら、たきがはって何しろながら族なものですから、1点集中突破というのは趣味じゃないんですよ。ま、あとは、試験の足りなかった点数を見て、勉強方法を考え直さないといけないところというのもありましたんで、方針を転換することにしたのでした。
で、私生活ではあれこれと、いまだに先行きも不安なたきがはですが、ずーっと以前、まだたきがはが普通に同人誌即売会に行っていた頃に聞いた話なんですけど、ComicCityって、創作の人は申し込むの遅いからつい参加しそこねることが多い、と「そうさく畑」という同人誌即売会の主催者・武田さんが書いていたのを読んだことがありまして、俗に来年の話をすると鬼が笑う、と申しますが、2009年6月21日(あ、じいちゃんの命日だ。34回忌だからもう何もせんだろーなー。ジョン=ウェインの命日でもあるが)にComicCityに参加してやろうと思い立ったが吉日よ、てなもんで、ネットで申し込むというのにはいまいち不安もありましたので、久々に申込用紙なんてものを取り寄せることにしたのでした(この文、切るとこ間違い)。
本? 原稿? 今から創ります。来年の6月と言いましても、残り8ヶ月、長いようで短い歳月でございます。しかも、「オウガ」本なんて生まれてこの方、創ったことがありません。買ったことはさすがにあるけど。「タクティクス」だったしな。勝手どころか需要があるのかどーかもわかりませんが、ここは勢いというもので、えいやっとやってみようと思います。残念ながら、「秘史」は半端に本にしたくないので(原稿があるからいちばん楽っちゃ楽なんですけど、あれは完結してからゆっくり本の体裁とか考えたいもんで)、「Extra Stage」になると思いますが、今、思案中のネタが手頃な長さになりそうなので、そこらへんがいいかな〜と思ってますが。
しかし、大阪はわしのうちからは新幹線で行くような距離です(飛行機はロスのが大きいと思う)。できたら、前日から泊まって、多少なりとも身体に楽していきたいものですが、そこんところはその時の都合で決まると思います。

1週間ぶりの更新がこんな告知ですが、もしもイベントに行くことがある方がいらっしゃったら、是非、現地でお会いしませう。

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地球の燃え尽きる日 第26話

いやいや、すげー展開になってきたよ、今回。
前回のラストでロボの真の操縦者が白昼の残月、という展開にびっくりしていたら、もうそれどころじゃねーって感じだよ。

サリーはカナーリの牢獄のエネルギー供給源だった!
ドラグネット博士が大作の体を欲するのはサリーに替わるエネルギー供給源にするため! 何、約束したんだ、草間博士っ?!

げひ〜
BF団も真っ青の悪役になってまいりました、ドラグネット。ちゅうか、BF団ってそもそも悪役なのか?

さらに!
衝撃のアルベルト、久々に登場!
実は大塚署長とは名前を呼び捨てにしあえる仲(なんか誤解をばらまきそうな言い方だな〜)! 事態が事態でなければ、一緒に酒を酌み交わす仲か?! 大塚署長、これだけでいい人、頼れる大人、決定!
イワンは「燃え尽きる日」でもウラエヌスそっくりのメカ乗って登場! でも名前はシンだ。ウラエヌスってもう出ちゃってるしな。なぜか3人もいる。やっぱり「アルベルト様」とか言っちゃうんだろうな。原康義さんボイス来た〜!

あれ? ということは、林冲さんを追ってた時にアルベルトに同行した巨大なサリー・ロボって何者? サリーの意志が乗っ取って動いているのか? 人工知能だったりするのか? でも良かった。サリー・ザ・マジシャンはやっぱりアルベルトの娘だったんだな〜

で、10年前、BF団はカナーリの牢獄に逃れて草間の乱から生き延びられたのだが、その時にサリーはドラグネットにさらわれたのかな? なるほど、サリーが大作に「帰れ」と言うのは、自分の身代りにさせたくないだめだったのだろうなぁ。いい子だ、サリーちゃん(ちゃんて歳でもなさそうだが)

アルベルトがやってきたのはサリーを救うため! 「我が生涯唯一の失策」と語るアルベルトに、OVAの秋元ぼいすが完全に同調した感じっす! やっぱアルベルト、格好いい!
今語られる、10年前の事実!
サリーにBF団の目的を説くアルベルトが格好ええ〜〜!! 鬼だ、10歳の娘にあんたは鬼や! でも第1巻で「敵の手に落ちるよりも」と盟友セルバンテスを殺したアルベルトだ! きっと逆の立場でも受け入れたのだな。その信念がいかす。
OVAでもサニーの保護者だった樊瑞。サリーに厳しいアルベルトに苦言を呈するあたり、この人の性格はOVAまんまなんだな〜とまた嬉しくなる。

そこへ、第1巻以来、久々に登場だ、影丸! あばれ天童! ディック牧! これで残る九大天王は戴宗の兄貴だけか〜 出てこないな〜、ほんとに。
しかも、BF団基地に潜入ときたもんだ! 思わずページをめくり直して、これは10年前の話だよな〜と再確認したよ。でも3人とも、むっちゃ格好いいっす! やんやのように株を下げることなく、このまま活躍してほしーなーと思ったのだが、BF団って壊滅してないんだよな〜 まさか、やんやに次いで、影丸、あばれ天童、ディック牧までへたれなんてことになりませんように…

いやいやいやいや。ますます盛り上がって来ました。待て、次号。

ところで、今までに買い続けてきた「チャンピオンRED」ですが、いい加減、置く場所がなくなったし、いい機会なので、「ロボ」だけ残して解体することにしました。「RED」って月刊誌だから厚いんだよな〜

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南瓜の季節となりました

10月18日に早速ありがとさんでした〜!

>接客業の鑑!

わ〜い プロから褒められた! 〈何でも屋〉はわしも好きなキャラなんですけど、「伝説」ではただのアイテム屋なんだよね〜

>怒涛のわんこ踊り、頑張った!

「俺は犬でもねぇ!」と怒り狂うカノぷ〜を想像してしまいましたが、それではただのお間抜けさんか〜?? いまのところ「鳥」呼ばわりされて怒るところはありませんが、ネットではカノープスといったら鳥!な勢いでよくネタを見つけます。
しかし、あんまり器用そうに見えないっすね、カノぷ〜

>ハロウィン使用のページデザインも効いてる!

ありがとうありがとう! 世には「pumpkin」なる色がありまして、デネブねーさんと言ったら南瓜だ〜!とWeb限定色でもないくせに使ってしまいました。現実の南瓜はもっと黄色味が濃いと思うんですが、南瓜だってわかってくれてありがとう!

>ちなみに今日のおかず、南瓜の煮物だった

いいタイミングッ! 南瓜といったら、緑の皮なんですけど、「オウガ」世界ではいきなり南瓜色なんで、皮をむいたのか、デネブねーさんの趣味かと興味は尽きません。しかし、ピンクと南瓜色のお部屋って目がつかれそーです…

それ以外にも拍手、いただいておりましてありがとうございます! 次の更新こそは本編といきたいものっす。

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明日に向かって撃て

出演:ブッチ(ポール=ニューマン)、サンダンス=キッド(ロバート=レッドフォード)、ほか

西部最後の銀行強盗団「壁の穴」という実在の人物をもとにした話。

原題が「ブッチ&サンダンス=キッド」とあるのを、「明日に向かって撃て」と邦題をつけたセンス。最近の安直な横文字タイトルには見習ってもらいたいもんです。

銀行強盗ですから、ブッチもサンダンスも悪(わる)です。でも、それを抑えて余りある人間的な魅力が転げ落ちていく彼らに共感と同情を寄せてしまうんでしょう。因果応報と言えば、当然の報いだったのかもしれません。銀行強盗をやり、列車強盗をやり、人を傷つけ、とうとう業を煮やした銀行の店主が腕利きの追っ手を雇い、アメリカにいられなくなってしまったブッチとサンダンス。行き着いた先はボリビア。でもそこは言葉の違う国で、「少ししゃべれた」はずのブッチはサンダンスの恋人エッタに言葉を教わり、銀行強盗の際にもあんちょこを見なければならない始末。逆に「考えることはおまえに任せる」と言い続けてきたサンダンスが考えるようになっていく。それでも離れられない腐れ縁な二人、エッタはとうとう「先に帰ってもいい」と言い出してアメリカに戻ってしまったけれど、これはきっと最初に宣言した「死に顔は見せないでね」だったんだな。二人に行き着く先は監獄か野垂れ死にか。
とうとう囲まれ、それぞれに撃たれた二人は、それでも「次はオーストラリアだ」と言って、最後は二丁拳銃で飛び出していくラスト。

確かに彼らには同情の余地はないのかもしれない。やってたことは悪行三昧だし、裏切られたり、追い詰められたりしながら、坂を転げ落ちるようにボリビアに逃れていくわけだし、ボリビアでも銀行強盗を繰り返しているわけだし。
でも、そんな彼らは遠い赤の他人だろうか? 犯罪者は、まるで別世界の人なのだろうか? それは私たちがふとしたはずみで転げ落ちてしまう道なのではないだろうか?

挿入歌の意味を初めて知りました。

「雨が降ってきやがった。なんてこったい。
 でも俺は自由だ、自由でいる限り、俺は大丈夫」

そうだ、わしらも自分たちを自由だと思っている。日本という国がどこよりも自由な国だと思っている。でもその自由は与えられるものじゃなくて勝ち取るもの。そうした歴史をたどっていない我々は、先の戦争のように、いとも簡単に自由を手放していってはしまわないだろうか。

なんて、見終わった後の感想がぽろぽろ出てきて、名作というのはいつまでも色褪せないものなのだなぁと思いました。

ポール=ニューマン氏は意外と馬面だった。ロバート=レッドフォード氏が丸顔と言うべきか。改めて、名優ポール=ニューマン氏の冥福を祈りたいと思いました。

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