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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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第九を唄いました

けっこうお客さんが入って、指揮者の方がのりのりで、とても楽しかったです。

歌詞を全部覚えきれなかったので、是非、来年はリベンジしたいと思いました。

ソリストの方たちも、オーケストラの方たちも素晴らしかったです。

第九を歌うのも聞くのも初めてだったんで、合唱が入るのは第4楽章だけだとか、そういう基本的なことも知りませんでしたが、これはなかなかくせになる楽しさだと思いました。

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あぐり日和

柳川さんちのあぐりです。11ヶ月ぶりにお触り



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バビル2世

横山光輝著。秋田文庫。1〜3巻のみなので、まだラストは不明。

OVA「ジャイアントロボ」つながりで興味を持った横山漫画。「バビル2世」はたきがはもかつてアニメを熱心に見ていたので、よく知ってるつもりだったのだが、何しろこの歳になって見ると、いろいろと嗜好も変わるもので、バビル2世に全然興味を覚えなかった。

いや、アニメの「バビル2世」を見てた時も、たきがは、何にでも化けられるロデムがいっとう好きだったんすよ。野田圭一さん(「一休さん」の新右衛門さんとか、「009(昭和版)」の002とか)が声やってたのまでは知らなかったんだけど。で、どうやら神谷明さん演ずるバビル2世にはときめかなかったようで…。
何でロデムかというと、ロデムが美女に化けるシーンを、そこだけをいまだによく覚えているので、たぶん、ロデムみたいな便利なしもべが欲しかったのではなかろうか、と思う。あるいはロデムになりたかったのか。変身願望ってやつですかね。

ところが、この歳になって漫画の「バビル2世」を読んでみたら、ある日突然、使者がやってきて、「あんたはわしの子孫だから、これあげる」と棚ぼたに5000年も壊れないスーパーコンピュータに、言うことを何でも聞いてくれる3つのしもべを手に入れたバビル2世くんよりも、ヨミのが好きなんだよ、わし。アニメ版で大塚周夫さんが声を当ててたってのもポイント高い(なんちゅうても「ガンバ」のノロイですからな!)のだが、世界征服を企んで、残忍な性格で、実はバビル2世と同じバビルの子孫なんだけど、「あんた駄目」って失格しちゃったヨミって、なんちゅうかな、色っぽいんですよ、この人! それにね、「残忍な性格」って言われてるけど、別に部下をいきなり殺したりしないし、大勢の部下を使ってるし、それなりに大切にしてるし、なにより世界征服に一生懸命なヨミ見てると、なんかこう、応援したくなるんですよ。勝てないのはわかってるんですがね。バビル2世を倒せるか!と思った時の嬉しそうな顔とか、可愛いし。
いや、現実にこんなおっさんいたら、はた迷惑以外の何物でもないんですが、漫画だし、ヨミさまらぶv と考えるのは、「何が悪か」とか「何のために戦うのか」と苦悩しない横山漫画の主人公に、手塚漫画、石森漫画に慣れちゃって、なんか物足りなさを覚えるわしが、いろいろとバビル2世を倒すべく、画策して、部下を育てて、一生懸命になるヨミの方を魅力的だと思ってしまうのかな〜と思ったりもしますけど。だってありそうじゃないですか、手塚漫画とか石森漫画(石ノ森のが正しいのかもしれませんが、正直、石ノ森に改名してからのこの人の漫画には興味ないんす)だと。絶対善に見えるバビルが実はとんでもない奴だったりしませんか。正義のためと信じて戦ってたバビル2世の方が実は悪だったとかさ。
昔は孤独に戦うバビル2世の方に絶対にはまってそうですがね。いや、バビル2世って、3つのしもべとバベルの塔のコンピュータ以外、味方がほとんどいない。局長、あんまり役に立たないし、普通の人だから(2巻で「ふれーふれー、バビル」って応援してる局長見てたら、「やんや」の思い出が。んがふふ)。そんな孤独なバビル2世なんだけど、でも、部下引き連れてるヨミのがいいや、ってのが最近の好み。

で、OVA「ジャイアントロボ」とのつながりで、眩惑のセルバンテスの元キャラの陳が実はコスチュームまんまとか、草間博士の元キャラのダックとか、シムレとかダンカンとかバランとか出てくると、わくわくするですね。
ま、ビッグファイアさま自体がバビル2世なんですけど、3巻のラストあたりで、ビッグファイアさまばりに髪の毛なびかせているのが嬉しかったり。国家保安局長が中条長官だしね。ヨミの部下に素晴らしきヒィッツカラルドっぽいキャラいるし。そういや、国家保安局長襲ったの、ケリーにそっくり(こちらは戸田版だけど)だったな、とか。

そのうちに続きを探して読みたいのです。ヨミには最後まで頑張ってほしいな〜 いや、ヨミの逆転勝利まで言いませんから。

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Stage Eleven更新!

大変長らくお待たせいたしました。
本館のメインコンテンツ「伝説のオウガバトル秘史」のStage Elevenがようやくお目見えいたしましたよッ!

ほんとは天宮シャングリラからガルビア半島までの流れなんですが、すびばぜん。前後編で切りました。後編はたぶん、もうちょっと短いです。いや、一気に上げた方がいいと思ってたんですが、もう来年になりそうだし、切りのいいところ(?)だし、1ステージ分だってことで、上げてしまいました。
なんか「オウガ」がすっきりしないと、気持ちよく年越しできないどころか、ほかのことも手につかなかったもんで、自分的にすっきりしたかったんです。

阿鼻叫喚なところで締めてしまいましたが、ご意見ご感想、こっそりメールフォームに書くんでもいいので、お待ちしております(はーと)

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おくりびと

監督:滝田洋二郎
出演:小林大悟(元木雅弘)、美香(広末涼子)、佐々木社長(山崎努)、上村(余貴美子)、銭湯のおばちゃん(吉行和子)、その息子・山下(杉本哲太)、銭湯の常連(笹野高史)、ほか
音楽:久石譲
見たところ:ワーナーマイカル茅ヶ崎

れでーすでーに行き損ねたよ〜、うわ〜〜ん!と嘆いていたら、そういや、シックスワンダフリーで1回ただで見られたんでした。そうか、6本も映画見たのか、わし。いや、それ以上だし。

ちゅうわけで、見に行きましたが、広末を奥菜恵と勘違いしている時点で、わしのアイドル把握度は駄目駄目の域に達したものだな、とパンフレットを読みながら思いました。それ以前に、モーニング娘。が一人も顔を覚えられなかった時点で、駄目駄目以前だな、とも思ってましたが。

という話は置いといて(よいしょ)、良い映画です。人の死と、その最後を送り出す納棺師という職業を扱った、良質の映画です。死という、とかく腫れ物みたいに忌み嫌われがちなことに携わる人びとについて、考えさせるし、そのパフォーマンスの美しさももはや芸術の域に達してるのではないかと思いました。
音楽も、もはやこの人が担当した映画はあかんという烙印を押した久石譲さんでしたが、使い方によっては画面の邪魔にならない音楽できるやんと思いました。たきがはがあかんと思った映画って、この人が音楽担当してることが凄く多いんですよ。「千と千尋の神隠し」しかり「Dolls」しかり「男たちの大和」しかり。たかが音楽のくせに自己主張が激しすぎるっていうんですか。もう鬱陶しいの域に達してまして、映画音楽というのは主役じゃないんで、いや、音楽が主役の映画があってもいいんですけど、いま上げた3本はいずれも音楽を見に行く映画の類ではないと思いますんで、主張されたら鬱陶しいだけなんす。どっちかというと、わしは「クロエ」とか「アレクセイの泉」みたいな画面にそっと寄り添うような映画音楽というのが好きなもんで、そうでなかったら「シュリ」とか「リベラ・メ」みたいに音楽とアクションで盛り上げるか、なにしろ台詞もあるのに音楽じゃかじゃかは、単に聞いててうるさいだけなんです。でも、この映画では主人公・小林大悟がチェロ奏者でもあった、という設定があるし、彼の心情と納棺師という人から忌み嫌われるような仕事に誇りを持つに至る過程というのが巧いこと音楽に乗っていて、納棺シーンの美しさもあり、とても良かったです。

閑話休題

プロのチェロ奏者・小林大悟は、ようやくつかんだオーケストラ団員の職を失い、故郷の山形に妻の美香と帰る。父の失踪以来、女手一つで育ててくれた母が残した唯一の財産、家がそこにあったからだ。求人広告を眺めていた大悟は、ある日、「旅のお手伝い」という文句に魅せられてNKエージェントという会社を訪問、社長の面接を受け、その場で採用されてしまう。NKとは納棺の意、仕事は納棺師だったのだ。初仕事が死後2週間の老婆の納棺というハードさだったものの、次第に大悟は納棺師の仕事に魅せられていく。しかし、妻の美香がそのことを知り、猛反対されてしまった上、同級生の山下からも納棺師の仕事を否定されてしまうが…

美香は、Webデザイナー。東京で働いていたけど、大悟が失業し、田舎に帰るというので黙ってついてくる。そんな理解のある奥さんが、実は大悟が納棺師だったと知り、激しく拒絶するシーンはなかなかショッキング。でも、大悟って口べたな奴なんだろうな。言葉を尽くすよりも、何か、やっと見つけた天職、これに賭ける!って感じで、美香を追いかけず、納棺師として自分の技術を磨いていく。ああ、納棺師というのはこんなに崇高な仕事だったのか、と思うような美しさ。プロフェッショナルとは格好いいものです。
その大悟を雇い、プロの技を見せていく社長に山崎努さんは適役だ! ちゅうか、脚本が山崎さんを想定して書いたというのはぐっじょぶだ! この2人が食について語るシーンもいいね。「いただきます」というのは「命をいただきます」だ。「給食費を払ってるんだから、いただきますなんて言わなくていい」なんて問題じゃないのだ。そしてたとえ菜食だろうと、生きていくためにやはり命を食べることに違いはないのだという話が続く。その2人が、事務員の上村さんも加えて、クリスマスのチキンをがつがつ食べるシーンは、大悟が初めて仕事をした後で、ばらした鶏を食えなかったであろうシーンとも対比させて、逞しさと図太さと、生きるために食うという根源的なものを感じるのだ。食べ方が美味しそうだったのも良し。わしもチキン食いたい。ちゅうか、佐々木社長の下で働きたい。

いろいろな納棺のシーンで描かれる死。キスマークだらけで送られるおじいちゃんや、ルーズソックスをはいてみたかったおばあちゃんに履かせてあげる孫の話はほのぼのとなごむ。対照的に、写真の中ではごく普通の高校生なのに、ヤンキー入っちゃって、バイク事故で死んでしまった女の子の母親が、「うちの娘はこんなんじゃない」と言うシーンはなかなか痛い。冒頭の美人さんも、実は男性だったり、納棺と一口に言っても、人の数だけドラマがあるわけで、それはごく普通の、わしらにとっても身近なものであるはずで。

ラスト、大悟は思わぬ2人の人を納棺することになる。1人目はああ、と納得の人選。納棺師という死を扱う仕事を、汚らわしいものだと否定した山下くんと美香が、納棺師の仕事を見るにはこれ以上ない人材。2人目は、意外な人物。でも、大悟が生きていくために、父親になるために絶対に必要だった人。

それが誰かは、是非、映画館で確かめてほしい。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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