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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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那覇の虹2

2018/9/8撮影



泊港からの眺めです。

うっすいけど見えるかな?

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夫婦善哉

織田作之助著。青空文庫刊。

森繁久彌が旦那はんをやったんで有名な映画版は見てませんが、何となく筋は知ってるので読んでみました。一緒にダウンロードした「神曲(ダンテ)」が古文調の訳だったので辟易して、こっちに逃げた。短かったし。

いいとこのぼんぼんで妻子のある身でありながら、芸者の蝶子と連れ添うことになった柳吉との腐れ縁というか、男女の仲を描いた短編小説。

今風に言うならば「ダメンズウォーカー(一人だけだけど)」な蝶子が、いつまでもぼんぼんの癖が抜けない柳吉に惚れた弱みで連れ添い、芸者になったり店を構えたり、どれもなかなかいい調子で進まない苦楽を描いてまして、映画だとラストシーンで柳吉が「おばはん、これからも頼りにしてまっせ」と蝶子に言ったところで終わってるそうなんですけど、小説では特にそんなこともなく、ほんとに蝶子さん、柳吉でいいのかいと言うにはとうが立ち過ぎちゃって、もう別れるに別れられない感じで、それでも柳吉が優しい顔を見せれば有頂天になり、金遣いが荒かったりすると怒ってぶん殴るとか、割れ鍋に綴じ蓋で、これはこれで似合いの二人なのかと思いながら読んでました。

こういう話のおもしろみがわかるには、わしも経験が足りないということか…

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那覇の虹

よく雨が降りますが、わりと短時間で勢いよく降ってやむことが多いようです。降る時は数十メートル離れたビルさえ見えなくなっても1時間も降ってることはあんまりなくて、30分もしないで止んでしまいます。

止むと、雲がいなくなって晴れ間が指すので、こんな虹が見られるのでした。

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日本残酷物語2

宮本常一、山本周五郎、揖西光速、山代巴監修。平凡社ライブラリー刊。全5巻。

サブタイトルは「忘れられた土地」で、離島や山地、蝦夷から北海道に生きた、あるいは生きざるを得なかった人びとを描きます。

ただ、先に3巻を読んだのでアイヌについてちょっと書かれていたのは知っているのですが、この巻でアイヌを置いておいて、北海道開拓残酷史って語りになっちゃうのはやっぱりどうかと思いました。

あと、ずいぶん前に「アリラン峠の旅人たち」という同じ文庫を読んだ時にも思ったんですけど、ルビが少なすぎて辛いです。わしは東日本の地名はわりと6〜7割ぐらいの自信で読めるんですが、西日本は弱いのです。なぜか、平凡社の方針なのか、ルビ=汚いとか、=幼稚とでも思っているのか、なにしろルビが少ない。足りない。スムーズに読めないのは何とかしてもらいたいです。

あと作中で「現代」とあるのは1950〜60年代のことなので(元の本がそれぐらいの発行だから)、その現代と比較して、という文が出てくると21世紀に生きる我々にはさらに乖離した感覚なのかなぁと思いました。

やっと最後の巻を読み始めたんですが、山本周五郎はやっぱり作家の山本周五郎でした。

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95年目の大震災

関東大震災が起きてから95年が経ちました。首都を襲った未曾有の災害もそうですが、その混乱のどさくさに紛れて、大杉栄と伊藤野枝夫妻や、大勢の朝鮮の方々や聾唖の人びとが殺された事実を忘れてはなりますまい。

あれから首都圏を襲うような大地震もなく、それだけに地下に溜まったエネルギーの噴出がいつになるのか戦々恐々としますが、同じ過ちを繰り返すような愚だけは犯したくないと、そう肝に念じ、日々が過ぎていきます。

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