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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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第9話 交易事始

マリキットの父はその家族を倭寇に殺されており、日本人を激しく憎んでいた。しかし、助左たちを庇うマリキットにうたれてか、助左たちはむち打ちで追放されるだけで済む。マリキットと侍女のノーラに助けられながら、暮らし始めた助左と善住坊、そこで市が開かれていることを知り、何とか交易しようと試行錯誤する。そんな時、五右衛門とハギビスがやってきた。ハギビスからこの島が呂宋島であることを知った助左だが、堺に帰りたいという強い思いは打ち消せなかった。

助左たちだけでなく、堺の様子も描かれてます。信長が四面楚歌の状態になって、敵と和解していったり、前回、美緒が助けを求めた小西弥九郎行長が、美緒に結婚を申し込んだり、いろいろと動きがあります。

で、助左は堺に戻りたいけど戻れない、難破してからどれだけ経ったのかわからないと動揺を見せます。これは、逆にノーラといい感じになってる善住坊とは対照的でして、いつも前向きで、呂宋島に来てからも諦めるということを知らなかった助左が初めて見せる弱みでもあります。きっと、助左はそれだけ善住坊に気を許していたんだろうなぁとほのぼのしちゃうシーンです。そうは言っても、翌日からはマリキットの父ちゃんに睨まれても、マリキットとノーラに言葉を習いつつ、笑いつつ、商売する助左になるんですが、常に前向きで庶民の逞しさとしたたかさを見せて、この「黄金の日日」を引っ張っていった助左が見せた弱さというのはここだけなんじゃないかな〜と思うのが新鮮で良いのです。
逆に、助左に対して、あんまり自分を持たない、流されキャラの善住坊は、たぶん、このまま呂宋島にいても、幸せな一生を送れたんじゃないかと思いました。2人を待つ結末を思うと、皮肉な話ではありますが。

そして、やっと合流した五右衛門、助左たちと一緒に暮らすでなし、ニワトリを盗んだり、相変わらず逞しいです。ふてぶてしいと言った方が正しいです。でも、まだ宗久の命令を引きずっていたのか、善住坊を狙撃し、囚われることに。

マリキットちゃん、父親の咎めもなんのその、逞しく、助左たちを助けます。言葉は通じませんが、心は通じるのが彼女のすごいところ、助左たちには誰よりも頼もしい援軍って感じですか。ノーラさんは上では侍女と書きましたが、実は不明です。たぶん、マリキットが長の娘なんで、侍女とか乳母とかだと思うんですが、あんまり長に媚びてないのがいい感じ。善住坊にもウィンクしちゃったり、洗濯してあげたり、いい世話女房になってくれそうな。

前回、伏線か?と書いたハギビスは、そんなことはありませんでしたが、人質を逃がした罪を問われて、五右衛門に助けられ、呂宋島へ。余計、わざと逃がした印象があり、疑問な行動ですが、その後、助左の看病の甲斐あって、復帰します。で、日本語がしゃべれることが判明、そのままいてくれたら、ありがたい通訳になったろうに、彼にはもっと大きな目標がありました。助左たちも巻き込まれた部族対立をなくすことです。そのためにマニラでは異国に負けたと言ってるハギビス、なかなかスケールの大きな人物です。そして、その目標のために助左たちの元を去ります。この後、助左が商人になった時に、ハギビスが統一の長になって…なんて展開があったら助左も嬉しいだろうなぁと思いますが、そこらへんの展開は覚えてません。ただ、そういう大きなことを考えてる人なので、助左たちのことはともかく、マリキットを人質にとる、という策には反対だったのかもしれず、それで逃がしてくれたのかもしれません。
助左たちに家を造ることも許してくれないマリキットのお父さんに比べると、ハギビスの大人物なところは、是非、今後、再登場を望みたいものであります。
ま、お父さんの気持ちもわからんでもありませんが、殺したの助左たちじゃないんだしなぁとか思ってしまいますけど、これは現代の戦争責任とかも絡んで、難しい問題でしょうね。

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ミカるんX 第3巻

前巻で登場した惑星イリアスの使者たちが登場。いよいよ盛り上がる第3巻。

前巻でミカが出会ったヒミツさんの謎とか、るんなの秘密とか、ついには最凶最悪の邪神セレーネまで登場して、現在、RED本誌ではセレーネとの対決で盛り上がってるんですが、その前哨戦です。

わし、寮長さんて八百比丘尼じゃないかな〜と思ってるんですが、さてどうなんでしょう? ドラマCDも出るんだそうで、REDとしても力入れてるみたいですかね。

そういや、付録のドラマCD、まだ聞いてないや。聞いてみなくちゃ。

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第8話 呂宋島漂着

南海の孤島で目覚めた助左は、善住坊、五右衛門とともに言葉も通じぬ人びとの虜となってしまう。そこでマリキットと名乗る娘と出会い、彼女を助けるためにも脱走を試みる助左たち。一方、助左たちの受難を知らぬ美緒は、教会で働くモニカを通じて小西弥九郎に琉球への密航を手助けしてほしいと懇願する。助左に頼んだ時は兼久との結婚いやさからであったが、お仙と話して、美緒は同じ人買いの船に乗せられていた女の子たちを助けるのが自分に与えられた使命ではないかと思うようになっていたのだ。だが、そこへ琉球丸難破の知らせが小西家から届く。その頃、マリキットを同族に引き渡した助左と善住坊は、再び囚われの身となっていた。

話が並行して進んでおりますが、バランス的にも良い感じっすね。

助左が美緒を密航させなくて良かった、と思うのはまったくもってそのとおりであります。しかし、美緒さんも頑固な人なようで、かなりの部分は前回の兼久と梢のいちゃいちゃを見たからいやって気持ちも強そうですが、今回はさらにお仙から「それがあんたの仕事」とか言われたもんで、俄然その気になってしまいます。いまだに14年前のトラウマを引きずる美緒にとり、お仙も、連れ去られた100人以上の娘たちも自分なのだと。婿養子とはいえ、豪商今井家の長となった宗久や、ぼっちゃん兼久にはとうてい計り知れない感情でしょう。しかし、その子たちを迎えに行くって、かなり難事業だよな。だって、堺から出航していった船には乗ってたけど、その子たちの出身って堺だけじゃないはずだし。

で、宗久と兼久は相変わらず静かに視線ばちばちな対立をしてるわけなんですが、どうにも親父のが一枚上手で、兼久が善住坊を探させているのもやめろと命令してます。うん、とっくに琉球丸に乗っちゃったしね。発想は何であれ、行動が遅い兼久、ぼっちゃんです。でも、そういうところはきっと親父と対比され、これから先もされ続けるであろうことを考えますと、「高貴な人の義務(ノーブル・なんとかっての)」とかって言葉がヨーロッパにありましたが、望まずとも今井家の嫡男として産まれてしまった兼久は、その責任を果たさないではいられないのでしょう。時代も時代だし。まぁ、これで兼久が裸一貫で俺は親父と違う道を行くぜ!ってのなら応援しがいもあるってものですが、あくまで今井家の人間でありながら、今井家の商人になろうとしない兼久を、ぼっちゃんと称するのは全然的はずれではないと思うわけです。
そんな兼久に、宗久がつい漏らす本音、「助左のような息子が欲しかった」とは、今後、兼久の代になった時に助左への影響を思うと、罪な言葉をつぶやいたもんだ、親父、と思わなくもありません。兼久にとっちゃ、助左=宗久であるわけですからね。この時にさんざん憎んでいた信長は、あと10数年もすれば本能寺の変で殺されてしまいますし。

で、織田家の家臣だと思ってた小西弥九郎ですが、みやこの商人という地位は変わってなかったようで、堺に戻ってきたそうです。宗久同様に先を見通したぱぱんの思惑で、一時的に織田に仕えたと考えた方がいいのかもしれませんが、この先、弥九郎って行長になるんじゃなかったっけ? となると、商人から侍に転じたんでしたかねぇ? そこら辺、あんまり詳しくないもんで。
で、そういう豪商と言ってもいい小西家の嫡男と幼なじみだっていうモニカちゃん。第1話だかで五右衛門が気になるように見てましたが、なかなかいいところのお嬢さんのようです。身分違いのこの恋って、結ばれるんだったかな〜 それ以前に、モニカちゃんにとって五右衛門が視界に入っていたかも怪しいもんですが。

で、やっとこ助左たちの話になりますと、なにしろ言葉が通じない上に、現地の部族抗争に巻き込まれたようです。で、捕まっていた人質、マリキットちゃんを助けて逃げ出す助左たち。この時、五右衛門の「俺に任せろ!」って発言は、助左なら自分を置いて逃げ出しはしないだろうという計算があったのかと思ってたのですが、しっかり逃げ出しました、助左… しかも船っていっても3人乗ってなんとか浮いてるような船だし。これで五右衛門乗ったら、きっと沈む。しかし、敵の槍を奪い、弓を撃つ五右衛門はやはり格好いいのでした。ぴゅーぴゅー! このふてぶてしさがある限り、きっと五右衛門は生きてるよ!って感じです。むしろ、歴史的にも超有名人の五右衛門ですから、こんなことをしても容易に死亡フラグが立たないのですな。善住坊だったら、きっと第1話から立ちまくり。不憫だ、善住坊。

そして、海で休む助左、善住坊、マリキット。その時、マリキットが星を指差して言うことには「マリキット」。助左の返した台詞が奮ってます。「そうか、おまえは星姫か」ぐわ〜! 何とロマンチストなんでしょ、助左ったら!
でも、やっとマリキットを部族に返してあげたのに、その父の命令で捕まえられてしまう助左と善住坊。言葉も通じない異国で、どうなるんだ〜?!

そういや、3人とマリキットを捕まえた敵対部族のハギビスくんなんですが、助左たちを見逃したっぽいんだけど、何でだったんでしょ? 何かの伏線だったかな〜?

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第7話 琉球丸難破

信長への狙撃は未然に防がれたものの、善住坊がその場に残した堺銃は宗久に届けられる。そして堺に戻った兼久より、真相を聞いた宗久は、五右衛門に命じて善住坊の行方を捜させる一方、兼久を繋ぎ止めるべく、美緒との挙式を来春に決める。北の庄のしまに匿われた善住坊を、助左は琉球丸に密航させて、琉球に逃そうと試みる。そのために、美緒の密航の頼みを聞き入れることができなかった。だが、宗久の命を受けた五右衛門も琉球丸に乗り込んでき、善住坊の暗殺を試みる。その時、琉球丸は嵐に遭い、難破する。船長の才蔵は助左に「お前の親父もこうやって死んでいった」と言い、船と運命をともにするのだった。

兼久のやけっぱちが辺りを雪崩のように巻き込んで最悪の展開になろうとしてます。近江源氏の末裔だったかの誇りも何も、憎い親父と一緒に滅ぶならばって感じです。たぶん、別の理由で人気は高かったような気もします、兼久。一方で、梢ちゃんの正体も知らんと呑気にいちゃいちゃしてます。とても彼女が九の一だとしっていたとは思えませんが、そこまで馬鹿でもなさそうですが、どうでしょう。

で、宗久は最初は激昂しますが(個人的にはここで兼久を撃ち殺してしまった方が後々良かった気もするんですが)美緒に諫められて止めまして、非情な性格を出してきます。善住坊に全ての罪をひっかぶせて、織田勢よりも先に見つけ、殺してしまうことです。

でも、その善住坊は助左に助けられ、北の庄に匿われて、次は琉球丸へ乗り込みます。ここに来て、自分が兼久に利用されたことを知った善住坊、己の罪の大きさにおののく様がなんとも子犬みたいです。ぶるぶる震えるチワワっちゅうか。たぶん、善住坊はずっとこんな調子で生きていくのだろうなぁと思いました。助左が商人としての才覚を見せて、堺でのし上がっていき、五右衛門が大泥棒として天下を騒がすほどになるような才能は善住坊にはありません。それだけにいちばん庶民っぽいちゅうか、ぱんぴーっちゅうか、なところが何とも哀れで、わしらに近くて、同族嫌悪されそうなキャラではなかったのかと思いました。川谷拓三さんが演じたのも、そういう役が多いんじゃないかと思いますし。
そんな善住坊が迎える壮絶な最期。時代が時代だけに、そうならざるを得なかったのか、もしも現代に生きていれば、もっと平々凡々な生活ができたのじゃないか、ふと死刑というのはわしらにもっと身近なものではないか、と思ってしまったりするのでした。それだけに、まるで他人事のように「吊せ」と言う輩はわしは信じられんのです。声を大にして死刑反対ともまだ確信が持てないのですが。

閑話休題。

で、兼久を兄とは思えても、結婚相手とは思えない美緒が、助左に懇願します。でも助左は善住坊も逃がさないとなりませんし、美緒は憧れの女性で、頼みならば何でも聞きたいところなんでしょうが、「これで良かったんだ」とつぶやいているところを見るに、自分なんかが出しゃばって、おおもと=宗久の機嫌を損ねるわけにはいかない、とも思ったかもしれません。でもなぁ。いくら宗久の意志だからといって、兼久と結婚しても美緒が幸せになれるかどうかはほとんど無理じゃないかと思うんですが。助左はそんなことは考えなかったんでしょうか? そこら辺が、時代の制限なのかもしれませんが。ここで助左と美緒が愛の逃避行なんかやっちゃった日にはいくらファンタジーとはいえ、時代劇が成り立ちませんしな。

ところで、一応突っ込んでおきますが、この時の助左と美緒の回想シーンの海岸は、往年の某国営放送らしく、見るからにちゃちいセットでした。セットってのがありありとわかっちゃうようなちゃちさでした。「黄金の日日」にはわりとそういうちゃちいセットのシーンがよく出てきてたんですが(総集編で見た時には)、見ているうちに役者さんの演技がどーでもよくしてくれるのです。そう、セットなんかちゃちかろうと、演技に引き込まれる時には引き込まれてしまうのです。ドラマというものはやはり役者あってのものだと思います。

さて、ついに出航した琉球丸。でも、善住坊を殺せとの命令を受けた五右衛門まで乗り込んできちゃって、助左は知らんようですが、善住坊は気が気じゃありません。しかし五右衛門、いくら善住坊を殺すタイミングを狙ってたとしても、嵐の真っ最中ってのはあんまり名案とは思えません。五右衛門にしてみれば、自分が善住坊を殺したってことを助左に知られたくなかったのだろうか、とも思うんです。でもそんななまっちょろい友情なんか示さないようなキャラな気もするんです。結局、嵐は船を難破させ、五右衛門の策は崩れます。

で、一方で、助左は船長の覚悟を知ります。自分の父親も同じような死に方をしたと言われますんで、それなりの身分ではあったのね。

しかし、船から逃れるためにたぶん、ボートを降ろしたと思うんですが、琉球丸サイズの船でも難破するのに小さい船なら逃れられるんだろうか? よくボート降ろすけど。
そっちの人たちがどうなったかは神のみぞ知るってことで、助左たちは南海の小島に漂着することに。そういう理屈としては、逆に、3人が最後まで船に残っていたというのは一緒に助かるには説得力があるな、とか変なところで感心したり。

で、今井ががたがたしているあいだに、津田と能登屋というのが暗躍、三好に取り入ろうとします。能登屋をやってるのは志村喬さんだ! 「七人の侍」の勘兵衛であり、「生きる」の課長であり、たらこ唇がらぶりーで、黒澤映画に欠かせないおっさんだ! プライドばっかり妙に高くて、でも小心者って能登屋がなんともはまってるのさ! それもこれも、義昭が諸国に信長討ってなんて言い出したから。実はけっこう信長がピンチだったりします。でも、凌いでしまったのは史実のとおり、能登屋も津田も先を見る目がないなぁと思います。その分、宗久の目の確かさが売りになるわけです。

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地球の燃え尽きる日 第32話

コミックス出たんで、カラー表紙です。これが6巻の中表紙になるのだな。お銀ちゃんとサリーという、現在、ヒロインの座を二分する女性キャラの登場です。お銀ちゃんの凛々しい表情をとるか、サリーの心震える涙をとるか、や! なかなか、悩ましいです。しかも、現在、いまだにこの2人しか女性キャラがいないことに愕然としてはいけません。今川漫画なんだから当たり前です。(ひどい暴言)

さて、前回、衝撃の再登場を果たした中条長官、のっけからすごいです。

「ビッグ・バン・キック!!!」

大技が炸裂しまくってます。もはや、今川監督は「ビッグ・バン・パンチは打ったら命がない技」という設定はどこかへ流したようです。無問題です。それぐらいで驚いていてはファンたる資格はありません。突っ込みますが。

それよりも驚きは中条長官の方です。
アルベルトや大塚署長が「あの中条」と言ってます。つまり、2人にとっても中条長官=やんやだったわけです。わしらファンにとってもです。ですが、「ピカア」と微笑む中条長官には、「静かなる」の二つ名が相応しいような…いや、まだです。まだ騙されてはいけません。いつ、「うひひ」とか笑い出さないとも限らんのです。
ところが、自己修復装置のついたギルバート相手に、中条長官は「弱点を見抜いている」と言ってのけました。

がびーん! 前回、アルベルトをして、「このようなバカな機械」と言わしめた自己修復装置の弱点を、まさか「やんや」の中条長官が言ってのけるとは思ってもみませんでした。
ケリーにも「梁山泊からギルバートにくっついて(正確には捕まって)来ただけのくせに」と言われてますが、さらに繰り出すは大技、

「ビッグ・バン・アッパー!!!」

とうとう、アルベルトと大塚署長をして、「あれこそ正しく静かなる中条!!!」と言わしめてしまいます。
ほんとに何があったんでしょう? 心を入れ換えただけとは思えません。まるで別人ですが、ううむ、わからん…

と思うのは、中条長官と韓信元帥のためにBF団に潜入し、壮絶な過去とともに残月となった林冲に対し、自らの責任を認め、心から謝罪してるので、完全に別人とは思えないからです。つまり、やんやも演技だった? そしていざとなったら、己の過ちを認められる静かなる中条?
狼狽える残月、やはり、林冲の性格がまだ残ってるようですが、ケリーが割って入ろうとします。そのケリーから残月を庇う中条長官。げげーッ?! いきなり脳内ボイスで家弓家正さんが炸裂しそうな勢いです。

一方、ドラグネットの城では史進が大暴れ。大作も助けてもらい、サリーを助けます。

「男の子がお姫様を」って史進、台詞が親父くさいです。やっぱり30代か、史進?
そして、サリーちゃんのヌードに思わず顔を赤らめちゃう大作。おお、OVAの大作にはなかったロマンスが花開こうとしているのでしょうか? 

で、史進がどうしてここに、と聞いた大作に、中条長官が招き入れてくれたと答える史進。大作の「細かいことを今 ツッコむのはよそう」って台詞は、まさに我々読者の心境を代弁してるかのようです。あるいは今川監督の心境っていうか。でも、いきなり中条長官を見直してるあたり、史進は単細胞なようです。鉄牛とは別方向のバカっぽさがらぶりーなキャラです。
しかし、史進は憧れの林冲さんを襲った悲劇をまだ知りません(知ってるのはお銀ちゃん)。この先、真相を知ったらどうするんだろう、史進? 林冲さんの意志を継いで、大作を守ってくれるでしょうか? OVAの戴宗の兄貴とか鉄牛みたいに「大作を間違った方向に導かないような大人」にはなりそうにないんですけど… あと、大作は「ツッコむのはよそう」と言ってますが、中条長官が今後、元のやんや(あるいは静かなるが元と言うべきか)にならないとも限りませんので、そこらへんも心配です。

さあ、やっと脱出です。ところが、ドラグネット博士自らが城を運転し始めてことに加えて、ここに来て、最強の障害が現れました。

衝撃のアルベルト、サリーのパパです。

で、サリーが裸だってんで、怒り心頭のアルベルト、「とぼければ衝撃波を撃つ!!」とか言ってるくせに「問答無用〜!!!」って、おっさん! 人の話を聞かんか、こら!
タイミング悪く、史進がサリーがアルベルトの娘だってことも思い出しましたが、サリーが目覚めたことで事態はさらにややこしくなっていきます。

「知らない人… 来ないで…!!」

( ゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) …?!

(つд⊂)ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ

(  д )

(; Д ) !!

サリーちゃん、今何と?!

なんと、カナーリに拘束されていた時はアルベルトに「サリーはここです」と言ったのに、解放された今になって、記憶障害を起こしてしまったサリーちゃん。
アルベルトに衝撃波をぶちかましてしまいます。

で、大作に「私を守って」と懇願するサリーちゃん。

愛娘に衝撃波を撃たれたショックで、ドラグネットの城どころか、カナーリどころか、全世界を破壊しかねない勢いで、アルベルトが怒ってしまいました!
でも、アルベルトって強面なんだよね。ずんずんずんってサリーに迫るシーンはちょっと恐いおじさんです。当人に自覚がないのが困りものです。

「許さぬぞ!! 草間大作ぅぅ〜〜っ!!!」って、人の話を聞けや、親父! 大塚署長とか止めてくれんか。頼むよ、ほんとに。

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