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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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暁の戦女神

5月10日にありがとさん!

というわけで、頂き物を飾りました。

上のページにも口約束してますが、お礼に1つ短編を書きます。お題をください。「○○がメイン」ぐらいの大ざっぱなところでけっこうです。いつまでというお約束はできませんが、必ず書きますのでよろしくです。あ、ジャンルは「オウガ」か「オリジナル」でよろしく。

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オルガナ編ア〜ップ!

ちゅうわけで、何かさくさく進みましたので、Stage 12「天空の騎士(オルガナ編)」を上げました。スルストは相変わらずセクハラ野郎ですが、フェンリルが入ったことで、暴走に歯止めがかかるでしょーか? これで、3人目のフォーゲルをどんなキャラにしようか考え中。

オルガナ編はここで読めます。

で、そろそろオウガ・プチオンリーまで1ヶ月と迫ってまいりました。今回はたきがは、嘘のように原稿が速いので、もう印刷に出そうか、もう少し考えようか思案中。
スペースNo.が来たら、サイトとブログで告知しますので、お近くの方は是非、大阪までおいでくださいませ。色々と楽しみもありそうなので、一般でも是非是非6月21日、インテックス大阪までおいでください。一緒に盛り上げましょ。
たきがはは当日、オウガ・スペースでなぜか東方不敗マスター・アジアTシャツ(寒かったら、パーカー)着てますので、見かけたら、声かけてやってください。

今回、戦友やなみきさんにグランディーナを描いてもらって、たきがは、うはうはです。今度、カラー・イラストを上げますので、こちらも是非、ご覧くださいまし。

感想・意見もお気軽に是非、よろしく。

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雨の檻

菅浩江著。ハヤカワ文庫刊。

表題作ほか、デビュー作も集めた短編集。

表題作「雨の檻」という話が、どっかで見たような印象があった(「2001夜物語」とか)んですが、落ちでちょっと浮き上がった。おお、そう来るか!ってのがいちばん印象的で、あとはそれほどでもなかったか。

次に見つけたら、また読んでみようってほどでなく、でも絶対に読まねぇ!ってほどでなく。さくっと読んで、さくっと忘れるって感じな。でも何かの拍子に思い出すかも。そんな話でしたか。

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第12話 叡山焼討

美緒の命を受け、助左は籐吉郎の妻、ねねを送る一行に加わる。ねねは助左が色町で助けた女性であった。納屋番に戻され、くさる助左に、ねねは「夢が叶わぬなら、今井をやめればいい。己を生かす場所は己で探せ」と言う。梢と何者かの密会を偶然耳にした助左は、木下籐吉郎ら、織田方の武将が比叡山の山麓町・坂本に集まっていることを知り、ねねをそこまで案内する。善住坊の頼みで、叡山の僧に助けを求めた助左だったが、織田信長の命により、全山焼討ちに遭遇してしまう。ねねの頼みで助左を捜しに赴いた蜂須賀小六に救われた助左だった。

織田から隠れる善住坊にとり、朋輩のいる比叡山は絶好の隠れ家でした。が、その後、信長の命令で比叡山全山の焼討ちと、そこにいる者は坊主だろうが女子どもだろうが全て殺せということで、善住坊の願いはあえなく霧散してしまいます。この時、最初は全部殺せと言っていた木下籐吉郎が、蜂須賀小六が子どもを連れてくるに及んで、つい「助けろ」と言ってしまうのは、信長のように非情になりきれていない籐吉郎の優しさの表れでしょうか。しかし、信長の命令に背いたのは木下ただ一人、これがたとえば明智光秀とかだったら絶対に許されてないよと思ってしまうあたり、自分ならば許されるかも、という籐吉郎の計算が働いていたかもしれないとも思えます。
ともかく、坊主は高僧だろうが僧兵だろうが皆殺しというわけで、善住坊の幼なじみも殺されてしまったのでした。ほうりんぼうって名前なんだけど、どういう字だったのか? 宝林坊ですかね?
で、焼討ちに巻き込まれてしまった助左、何とか逃げ出して、やっと小六に見つけてもらいます。途中で初めての人殺しまで体験してしまい、その狼狽ぶりも気の毒なほどです。しかし、あれだけの虐殺からよく生き延びたなって気もします。

あと、大した長さじゃないんだけど、虐殺に苦悩する光秀もあり、そこら辺、「逃がせ」と自分の判断で虐殺を回避した籐吉郎に比べて、真面目すぎっていうか、融通がきかないっていうか。後の本能寺の変を思わせる、光秀の離反の伏線かな〜って感じでした。

信長にとり、比叡山というのは宗教の権威であり、潰すべき中世権力の一環でした。しかし、声を荒げるでなく、ただ籐吉郎と光秀に命令する様は、逆に恐ろしくもあり、格好良くもあり。本当に憎むべきはただ一部であったのに、それを根こそぎというのはなかなかできることではないな〜と思ったり。

で、助左が出かけるあいだに、善住坊のことを頼まれた五右衛門、まだ前回負った傷で教会に世話になっとるもんですから、それどころじゃないとか何とかぬかしておいて、しっかりモニカを手籠めにしようとします。大胆だね、五右衛門。それもよりによって教会の2階とは、誰か来たら、打ち首覚悟ですか。しかも相手は今井にも匹敵するような豪商ですから、ばれたら大変ですが、五右衛門、ほしいものはほしい主義のようです。

頼みの綱の叡山がつぶされ、呆然とする助左。自らも九死に一生を得、善住坊のことはどうなるんだってんで、次回に続きます。

ところで、間者の梢ちゃん、ついに誰の手の者かわかります。服部半蔵配下でした。びっくり〜 徳川家の間者だったようです。織田家と徳川家はこの時点では同盟軍のはずですが、そうは問屋が卸さないってあたり、家康の策士ぶりを知らせるかのようですね。そういう意味では秀吉はあくまでも信長の配下だからね。ああ、すっきり。

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第11話 珊瑚珠無情

堺に戻った助左、五右衛門、善住坊の3人。しかし、信長狙撃犯の善住坊のことは、もはや織田家にも知られており、助左と五右衛門は宗久にも善住坊を死んだことにしなければならなくなり、お仙にかくまってもらう。トンド族にもらった珊瑚珠を美緒に贈った助左だったが、兼久に目をつけられて納屋番に戻されてしまい、宗久は乗り気になった呂宋島との交易も、肝心の船長たちに断られて失意の日々を送ることになる。そんな時、助左は色町で1人の女性を助ける。木下籐吉郎の正妻ねねである。彼女との出会いが、助左の運命を大きく変えていくのだった。

伸びやかな呂宋島に比べて、堺ではけっこう狭苦しいです。街というより、人間がです。善住坊はお仙に匿われて隠れてなければならず、助左も五右衛門も九死に一生を得たというのに、前の役目に戻された感じです。特に助左なんか、心配どおり兼久に納屋番に戻されたものですから、らしくなく、酒なんかかっくらって、色町をうろつく有様です。善住坊にまで元気がないと心配されてしまいます。
でも、ここでねねを助けるわけですから、運命は助左に味方してます。船長とか、今井の奉公人とか兼久がどんなに意地悪しても、助左を再び呂宋に導く道はちゃんとあるのです。ま、そこらへんの障害が呂宋島に戻るのに10年ということなんでしょう。

五右衛門は再度、モニカに目をつけます。実は堺でも豪商の娘だそうで、いつだったか、織田家の代官と話したシーンに宗久と一緒に出てきてたような… で、いつかものにすると助左に宣言した矢先、教会建設の事故で五右衛門はモニカを助けることに。何か、こっちも狙いどおりです。今までのアウト・オブ・眼中から、いきなり命の恩人に昇格ですから、後は世間知らずのお嬢様をいかにものにするか、ゴーゴー五右衛門!(←お下劣)

あ、奥手の助左がって話をしましたが、珊瑚珠を美緒に渡すあたり、それなりの自覚はあるようです。良かった良かった。美緒も、助左たちが無事だったことを知り、嬉しそうですし。でも、自分は堂々と梢と浮気してるくせに、助左に目をつける兼久、けつの穴が小さいです。時代的には正当なんでしょうが、このけつの穴の小ささが、わしが兼久を嫌いな理由です。

それ以外はあんまり話が動きません。ただ、次回以降へ向けて、いろいろな布石を打っているという感じの回でした。

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