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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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第30話 大坂築城

信長一周忌の法要を済ませた秀吉は大坂に巨大な城の建設と、商人の町を築く計画を小西行長と石田三成に語る。大坂を日本一の商いの町にするために、堺の商人を大坂に呼び寄せようというのだ。早速、商人たちが動き始めるが、これを狙って野盗となった五右衛門が襲いかかる。小西行長を通じての秀吉の誘いを断った助左は、堺に呂宋の品を商う店を開くが、最初の客は美緒であった。そして秀吉に呂宋の話をするため、大坂に向かった助左を、それとは知らぬ五右衛門が狙っていた。

五右衛門復活〜! 目の保養がなかったので万々歳です。凄みが出て、すっかり情け容赦のない悪役になってますが、相変わらず格好いいです。今回は緊迫するところで「続く」になってしまいました。助左と再会して、五右衛門どーするんでしょ?

美緒は今井に帰りました。帰ったら、兼久がいやがんの。いや、帰るなら、もっと早く帰ってろよ! と言っても、美緒のことですから、梢ちゃんが乳飲み子を残して死んだと知ったところで帰る決意は固めてしまったでしょうが、そんな美緒だからこそ、助左が「帰れ」と言ったのは許しがたいと思うわけなのでした。きぃ〜ッ!
で、兼久、相変わらず、お仲間とつるんでまして、帰るには帰ったけど、今井の商売をやろうって気はさらさらないようです。で、父親が信長に身代を賭けたように、こっちは家康に賭けるそうです。なんだかんだいって似た者親子です。いや、もう好きにしろっていうか。いっそ、美緒を離縁するとかぐらいすればいいのに。

で、ちゃっかり日本に戻ってきた彦助、しのさんとくっついて夫婦になったそうです。どうやら、そのまま今井に戻るみたいです。まぁ、所帯を持ったんで、彦助も前に今井を裏切りましたが、そうそう軽薄な真似はしないでしょうが、やっぱし美緒が気の毒っす。前回、雷嫌いの助左が、雷が来るってんで、ふんどしいっちょになってマストに自分を縛りつけさせますが、そこへやってきた美緒、嵐の中で助左の縄をとき、揺れる船の上ですんで、抱き合ってしまいます。酷だよ、助左。美緒の気持ちに気づいているだろうし、自分が美緒を好きだって自覚もあるようですが、一線は踏み越えてない模様。やれ、やっちまえ! 美緒が求めてるのがわからんのか!(←まぁ、お下劣)と思って嵐の中のラブシーンを見てたんですけど。
でも、助左、今回も美緒を見送るのみです。結局、この2人、最終回までこの調子だし。

そして、ついに秀吉が「もう堺は要らん」と言い出しました。前に助左が「堺に大名は要らない」と言ってたので、それを根に持ってる模様です。しかし、小西行長、秀吉に取り立てられて大名になったとはいえ、元は堺の商人です。そんなにへこへこ言うこと聞いてもいいのかよ。
同じキリシタンでも、高山右近のがもうちょっと潔いです。信長の位牌に焼香しなかったってんで、一周忌の法要も出ないそうです。安土のセミナリオも、高槻に移そうと言い出しますので、この人はキリシタンの理想を貫こうとしてるんだなぁって感じです。

ところで、助左、安土のセミナリオで信長に会った時の回想をします。少年たちの歌う賛美歌(と思われる)を信長が微笑みながら聞いていたというのです。高橋さんの信長もこれで見納めかと思います。右近に曰く「南蛮を目指していた」という信長、助左、右近。しかし、信長の不慮の死で、日本はそういう状態ではなくなってしまい、助左は日本を離れることになるわけですから、しみじみ、近代化から遅れたのだなぁという気もしますし、その分、200年以上の平和を享受したわけでもあるのですから、どちらが良かったのかはわかりますまい。
ただ、信長の滅多に見られない表情は、高橋さん演ずるところの信長の本質、知的さを表しているように思い、あまりこういう演じられ方がないように思えるだけに、無二の信長として、得難い存在感だなぁ〜と思いました。

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第29話 起死回生

タイトル見て、誰が「起死回生」なのかな〜と思ってましたが、たぶん、秀吉なんだろうなと。しかし、確かにピンチっちゃピンチに陥っておるようですが、「起死回生」ってほどのピンチに陥ってなかったような気もするんですけど。

織田家の跡目は信長の孫、三法師と決まった。柴田勝家と対立し、三法師を押した秀吉もまた、そのお目付役となり、権力を手に入れる。秀吉は助左に信長の葬儀を手伝えと命じるが、秋の風を待って、助左は呂宋へ渡る。だが、宗久が呂宋に着いていないことをしった助左は、美緒に今井家に戻るように頼む。翌春、日本へ向けて発った助左の船は嵐に巻き込まれる。嵐の中で、助左と美緒は宗久の呼ぶ声を聞くのだった。

助左、最低〜 呂宋で生き生きと過ごす美緒に、今井のために堺に帰れとは朴念仁もここに極まれりです。ごめん、正直言って、この調子でラストまで引っ張る助左と美緒なんですけど、わし、全然賛成できませんわ。ちゅうか、プラトニックにもほどがあるっちゅうか。助左の今井への奴隷根性っちゅうか。美緒が自分から帰ると言ったのならわかりますが、美緒に帰れと言うか〜?! 確かに前回、わしも今井家はどうなるのか心配しましたが、ぶっちゃけ、今井を守る責任は兼久にあるのであり、そいつがいないからといって、美緒に犠牲になれなんてあんまりだ、助左。とんでもない奴だ、助左。美緒があんまりだーッ!!

そこへいくと、石田左吉は7年前の憧れを実行に移しました。越前に幽閉される細川ガラシャにいろいろと付け届けです。ガラシャにしてみれば、父親の仇でもあるんですが、7年前の思慕は忘れていなかったようで、左吉の爪の垢を煎じて、助左に飲ませてやりてぇと思いました。しかし、ガラシャのおつきの婆さん、左吉が羽柴秀吉の傍仕えと知って、薙刀で襲いかかる勇ましさ。かなり肩身の狭い思いをしたんだろうな〜という感じです。三女、それも嫁にいった女に罪はなかろうと思うのですが。

で、今回の主役、羽柴秀吉。助左と一緒に逃避行の最中にとんでもないことを言い出しました。「会合衆はもう要らない」。代わりに助左が堺を治めるような大商人になって、自分と手を組もうってわけです。しかし、血相を変えた助左(美緒に対しても、1/5でもその侠気を見せてもらいたいもんすよ)に反対され、一応笑って「たとえだ」と誤魔化しましたが、これは目は笑ってません。むしろ、助左に対し、ちょっと殺意が芽生えてきたような顔です。
いままで気のいい殿様だった秀吉が、天下を取りそうだとなった途端に物騒なことを言い出す。助左にも、同様の警戒心が芽生えていればいいのですが、信長の葬儀が終わるまで呂宋に行くなと命じられたのを蹴ってますので、まったく自覚はなさそうです。ぶっちゃけ、葬儀の責任者となって、要するに実質的な天下人となった秀吉に喧嘩を売ってます、助左。

秀吉もまだ助左に牙は剥かないでしょう。まだ利用価値はあると思ってます。でも、助左、鋭いようでにぶちんですから、いきなりぶっさりと刺しかねません。それも自覚も何もなく。
まぁ、信長という、上から押さえつけていたたががなくなって、秀吉も柴田勝家もエゴをむき出しにし始めてますし、さらに家康という大物もいます。いろいろと大変なこれからです。

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新作公開

こないだからアヴァロン島アヴァロン島といっていた話ではありませんが、さらさら書けた話を1本上げました。四の五の言わんとできた話から上げることにして、適当に本編に戻った方がいいと思ったなり。

サラディン先生の決意表明だけで終わってしまいましたが、あんまり広げるとお題からずれていくんで、ここで止める。
こういう断片の集まりがお題です。

で、ちょうどコミケの当落時期ですので、知ってるサークルさんが「落ちた」という話を聞きまして、わしもチェックしてみた。

受かっちゃってるよ〜!!

「受かっちゃった」なんて表現使ってるのはわしぐらいなもんだ。これは、是が非でも新刊を考えねばなりません。年に2度のお祭りやし。

ええ〜っと。こりゃ、いよいよ「伝説のオウガバトル秘史 第1巻」いってみるべか〜?!
真面目に体裁を考え中。ひとまず、サイトのトップでスペースNoを告知しときましたが、COMIC CITY 大阪75が終わったら、コミケも告知しとくなり〜

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うつろわざるもの ブレス・オブ・ファイア4 第3巻

壱村仁著。カプコン監修。マッグガーデン刊。

ちゅうわけで第3巻です。

話はリュウ・パートが召喚の村と、リュウがついにカイザー・ドラゴンの力に目覚めちゃうところ、フォウル・パートがソン村での出来事と、ついにヨムに見つかり、追われるまで。さすがに核心に触れる部分ですので、展開がゆっくりです。

召喚の村ではマスターの中にディースさまが封じられていたことが判明、ええキャラですわ、相変わらず〜v 女性キャラではだんとつディースさまが好きですねん。「ブレス1〜4」まで皆勤賞で、姐御肌で大魔法使いで、下半身が蛇のナイスな御方。新作出たら、ディースさまと釣りと復活してほしいものですな。
ここで、ゲームだとディースさまの中に入って、ディースさまのハーレムとか見るのですが、そりゃないか。けっこういけいけどんどんで己の欲求に正直なディースさまが好きなのだが。

で、第1巻からその影は見せていたものの(サライの村でリュウを見てたのは尻尾といいアースラ隊長に間違いなし!)、やっと6人目のメイン・キャラクター、アースラ隊長も登場。狐の耳と尻尾がないす。しかし、この展開では潔くけつをさらそうとするアースラとか、フナムシに脅えるアースラとかは見られそうにありません。残念…

そして、ソン村で傷を癒すフォウル神皇陛下。ここのB.G.M大好きじゃ〜! マミちゃんの素朴な人柄と相俟って、なかなか泣かせる名曲なんじゃ〜! ゲームでは1回も釣りをしない神皇陛下も釣り。釣り上げたのはドラードだろうか…? 「ブレス4」は釣りゲームとしてもなかなか凝ってるんですよ。リュウ・パートにはそういう息抜きが多いから、余計、フォウル・パートと後の深刻さが重いんですけどね。
一見、ほのぼのした展開も、後の重さを考えると確信犯だなカプコン!って感じっす。

マミちゃんのおかげでフォウルは逃げ出しますが、マミはヨムに捕われ、ついにラスト、「呪砲が使えるかもしれん」ときた〜!

裏表紙はリームに憑いたディースさまとマスター、泥竜。作中ではダムを押し流した泥竜ですが、半透明で骨が見えるデザインと、ゆらゆらしててリュウになついてそうなアクションが秀逸。

あと、今回、サイアスの台詞が1つだけ! 4巻ではもうちっとしゃべってくれるでしょうか、犬…?

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第28話 安土炎上

赤穂の港で秀吉、小西行長を乗せた助左の船は、姫路で秀吉らと別れる。その後、秀吉は明智軍と激突、光秀の天下は11日で終わった。光秀も討たれ、迷走する明智軍は、信長の築いた安土城を焼き落としてしまう。宗久とこれを見た助左は、フロイスがセミナリオに立てこもっていると聞き、助けに向かった。信長の時代が終わり、宗久は呂宋に向かって発つが、その船が呂宋に着くことは、ついになかった。

信長に続いて宗久も退場。1つの時代が終わったのだなぁと思わされます。しかしそれはそれとして助左、宗久が善住坊を密告した張本人だってことを忘れてるのか、それでも昔から仕えているからいまさら無碍にもできないのか、不満が残らんでもありません。助左にとっては17歳の堺包囲の時から宗久は変わってないのかもしれませんが、いや、そんなはずはないんですが、ここは老親を見守る子の心境っていうか。でも、兼久が家康の陣に行ったきり帰ってこないとか、美緒は呂宋へ行ったきりとか、全部、宗久自身のせいであるんですから、宗久に同情するのはどうなのか、助左。まだ奴隷根性っていうんですか、そんなものが抜けきらないのかもしれません。

で、宗久、兼久、美緒がいなくなったもんで、今井の家はこれからどうなるのでしょう? 跡取りも別にいないようだし、ちゅうか、梢ちゃんの子、小太郎は誰が面倒みてるんだ? そもそも商売は成り立っているのか? 宗久のことだから、それぐらいの指示は番頭にしてそうですが、何かいきなり先行き不安な今井家だな。

そして、いろいろ恩もあるフロイスを守りに行った助左、セミナリオを襲ってきた雑兵相手に、火縄10挺ですごんでみせます。助左もずいぶん度胸がついたようです。そういうところはだいぶ成長したんですが、根っこはいい人だから変わってないっていうか。

ここでBOX1が終わり、次からBOX2になります。助左もいよいよ助左右衛門になるようです。今度は、いままで味方だった秀吉が最大の敵になるっていうところが違いですかね。いままでの秀吉のキャラクターを見ているだけに、その変遷ぶりはなかなか興味深いところでありますが。

しかし高橋さんといい緒形さんといい、前の年も演じていて、こっちの大河でも同じ役です。特に緒形さんの場合は、前の年の主人公から、一転して敵役ですから、それはまたおもしろいものだなぁと思いました。ていうか、秀吉って、たいてい味方だから、敵役になった話ってあんまりなさそうだし。

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