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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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第44話 呂宋遠征計画

秀吉の呂宋遠征計画を知ったマニラ政府は、日本人たちを指定区域に移住させ、警戒を強める。だが、二度目の親書を携えた使者は、原田喜右衛門と通訳が五右衛門に襲われたため、秀吉はまたも高圧的な国書を送りつける。そんな時、ハギビスがマニラ総督の暗殺を行い、囚われの身となった。しかし、助左右衛門はその命乞いに向かい、戦争したがっているのは秀吉1人であり、日本人は交易を望んでいると訴える。その頃、淀君が秀頼を生んだことで、秀次は秀吉に疎んじられるようになる。その危機を知った美緒は、密かに桔梗を呂宋に逃がすのだった。秀次の切腹はその直後のことであった。

いろいろと盛り沢山な今回ですが、助左、ずっと呂宋にいっぱなしなもんで、秀吉の国書を読んだり、小太郎を船長として日本に帰したり、囚われの身となったハギビスを助けたり、といろいろやってるはずなのに、なんか目立たんです。
個人的には、マニラ総督を継いだ息子が、父親を殺されたというのに、ハギビスを見逃してくれる懐の広さに驚いた。ま、助左の説得も一応、功を奏しているとは思うのですが、それでもなかなかできるこっちゃないと思います。若さゆえでしょうか、もともと気の優しい性格だったとか。本国は遠いし、若いし、いろいろと気苦労が多いのかもしれません。戦いよりも交易を、と望む助左に乗ってくれます。
それにしてもハギビス、ちょっと性急すぎんか。マニラ総督を殺したって、それを送り込んでいるのはイスパニアなんだから、ハギビスがそんなこと、わからんはずはないと思うのですが…。かつて、助左に民族の違いを乗り越えて、ルソン島の人びとをまとめなければ、イスパニアとは戦えないと言っていたハギビスとは思えんのですが…。それにマリキットを寡婦にするつもりか。この物語の前半ではわりと大きな存在であった呂宋の人びとが、ちょっとおざなりな気がして残念。

そう言えば、すっかり小太郎、助左を信頼した模様です。しかも助左も、小太郎を信頼して船長を任せるとは、やっと宗久の跡継ぎが出てきたって感じですか。でも、うちに帰ったら、親父とはうまくいかなさそうだ。小太郎の成長としてはなかなかのものですが。
さらに、原田喜右衛門を襲う五右衛門に同行、喜右衛門を撃ちます。登場以来、秀吉さえも手玉にとり、したい放題にしてきた海賊商人にも、いよいよ表舞台から退場ですか。撃たれても逃げ出したけど、秀吉のもとに顔は出さなかったようなので、引退したか、手当てが悪くて、最悪、死んじゃったとか…。生き残っていたら、また秀吉にあることないことちくりそうなので、死んじゃったと考えてもいいのかもしれません。

そしてとうとう、秀次、切腹です。まぁ、あんまり秀吉の跡取りになれそうな器でもないんだけど、秀吉がいなければ、もっと平々凡々と農夫とかやってたような青年です。そういう意味では確かに、秀吉に振り回された人生でありました。享年28歳だそうです。
で、一足早く、五右衛門に救われた桔梗は、刑場の露と消えるのを免れます。美緒が、宗薫に「心当たりがあります」と言ったのは、五右衛門のことだったようで…。何があったんだ、五右衛門? 美緒に協力するのは同情からか? 何か、弱みを握られてたっけ?
でも、桔梗を呂宋に送り出した美緒は、「姉様も一緒に」と誘われたのを断ります。そりゃそうだ。美緒の立場としては断らざるを得ません。しかし、本当は美緒こそ、呂宋に行きたかったろうに。つくづく、助左の優柔不断ぶりが恨めしいです。で、どーでもいい時に決断する(桔梗との結婚とか…)のが速いです。あ、でも、桔梗ももうすぐおさらばですか…。そういう意味では、助左、女性運が悪いですが、半分くらいは当人の責任でもありますので、同情はいたしません。するなら美緒だよ! でも、宗薫とそつなくこなしてるような夫婦生活。なんだかな〜 一応、宗薫も、美緒に義理立てしてか、愛妾は囲ってない模様。

いよいよ最後のディスクになってしまいました。秀吉ももうすぐ死んじゃうのか〜 それにしても、「秀吉の最後の理性を吹っ飛ばす秀頼の誕生」とは豪快なナレーションです。もう、みんなして秀吉を気違い扱いです。まぁ、明遠征とか言い出してる時点でしょうがねっかって気もしますが。

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意外と以外

ネットで間違えてる人、多すぎな気がして、つい書く。

【意外】おもいのほか。案外。「意外な出来事」

【以外】1 それを除く、ほかのもの。そのほか。「関係者以外は立入禁止」2 ある範囲より外側。反対語に以内。


「以外」を「意外」の意味で使ってる人、多すぎ〜!

小説とか漫画でこういう間違い見ると、何かがっくしする。辞書ぐらい引こうよ。別に「広辞苑」が手元になくたって、ネットなら、辞書がいくらでもあるじゃん。小説でも漫画でも思うが、誤字をそのまんまにしておくのはみっともないぞ。絵で見せる漫画はともかく、小説は文字で勝負なんだから、ちゃんと確認しようよ。こういうあからさまな間違い見せられると、その時点でそこから先に進む気が失せますがな。

それともなんだ、最近は「意外」を「以外」と書くのが流行っとるのか?

これは個人の癖だから、何ともわからんけど、文字を入力する時に助詞まで含めた方が間違えづらいと思うんよ。
「意外」と「以外」でいえば、「いがいな」って入力したら、少なくともAtokでは「意外な」としか変換しない。でも「いがいに」って打ったら、どっちも出るし、どんな時にどんな変換されたのか、あんまり意識してない人も多そうだし。

あ〜、むずむずする。

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地球ナンバーV-7

横山光輝著。講談社漫画文庫刊。

やっと読んだよ、ディック・牧の。カナーリの牢獄とかも出てきて興味深かったです。

話としてはわりとオーソドックスな感じもある超能力者もの。ただポイントなのは、この物語には超能力者がわんさと出てくるのだが、ディックとその親友ブレランド以外の能力者たちは、1つの超能力しか持てない。で、火星への移住者に超能力者がわんさといるので、地球に降伏しろと言うのだが、当然、地球ではこれを呑まず、ディック(地球ナンバーというのは作中のディックの登録ナンバーのことをいうのだろう)に戦わせるという話。
しかし、1つの超能力しか持てない世界で、なぜディックやブレランド、ディックの姉(というだけで無名のまんま)だけが複数の超能力を持てるのか謎のまんま。そういうアバウトさが横山光輝だな〜

最後、ディックたち超能力者は、ふつうの人びととの共存を諦め、新天地へ発つ。超能力者とふつうの人間との共存を描いた作はとても少ないと思うのだが、この作でもまた、ディックたちは去ってしまう。作中では超能力者を新しい生命体として描いており、そういうところもオーソドックスだな〜と思ったり。
あと、コンピュータにデータをぶち込んで、得られた結果をもとに行動するというシーンがいくつかあったけど、昔はそんなSFもあったな〜と思った。

ところで、ディックって歳、いくつなんすかね? 冒頭の飛行機事故では少年、本作はその11年後。で、ブレランドに会ったのは5年前。それにしてはブレランドが老けすぎな気もするのだが…

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ぽ〜にょぽにょぽにょメタボの子♪(七夕祭り)

花より団子、竹飾りより屋台のたきがはです。本日のタイトルは、「腹の上のぽにょ」より。
湘南に住んでるからには、7月初頭は七夕祭りに行くと決まっているのです! れっつごー、平塚、れっつごー、食い倒れ。

今年はなぜか、黒ビールが飲みたい気分。大して強くもないくせに平気かよ〜と自己突っ込みをしていたら、やっぱりやられました…orz

順を追って話しますと、12時に待ち合わせ。まずは福岡地鶏の塩焼きを食べ、胃に動物性脂肪の膜を張ります。

さらに黒ビールをきゅっと一杯。暑いしね〜 いい感じに汗で流れてくれれば良かったのですが、それには日差しが弱かった。

何となくデザートにクインシー・メロン。もうちょっと甘かったら良かったのにな〜 そう言えば、今年はキュウリやトマト、パインの屋台が増えていた。西瓜を食べれば良かったな〜 児玉西瓜の1個食いしたかったな〜。

このために1週間、トウモロコシ断ち。焼きトウモロコシ。うめぇ。塩茹でトウモロコシも好きですが、焼きもうめぇ。たきがはは上の前歯でこそげ取る派。長所は速いこと。短所は雑なこと。

ここら辺から、雨の予想を裏切って、日差しが照りつけ出す。や、やばい… たきがは、ここでダウン。体内のアルコールを薄めるためにラムネを飲む。何か、七夕祭りに来たら、毎年、ラムネ飲んでる気がする。好きなんだから、いいんだが。でも、この封を切るのを屋台の人にやってもらうのは、敗北してる気がするんだ、ラムネ好きとして。

通常ならば、ここで粉物(お好み焼き、たこ焼き、焼きそばのいずれかがベスト・スリー)を摂取するところだが、どうもまずい。歩いているうちはまだいいのだが、どううも立ち止まると酔いが…

ここでかち割り・ブルーハワイ味を購入。いいな〜、かち割り。一回、甲子園に行って、六甲おろしを歌うのがわしの夢です。別に阪神ファンというわけではありませんが、何か、甲子園にはそういう魅力がある気がします。

さらにアクエリアスもがぶ飲み。きっとトマトジュースがあったら良かったんだ。それにしても、スポーツ・ドリンクなんぞ飲んだのは何年ぶりか…いや、10年ぶりぐらいかも。前よりも甘さが弱まった感じ。

ようやく復活。でも粉物に食指が働かず、キュウリの浅漬け。そう言えば、ここんとこ、毎回のように食べているバナナチョコも食べ損ねる。無念… しかし、これぐらいでビールをやめないのが困ったちゃんなところだ。

締めはあんず飴。必ず食べると言っても過言ではないほどの好物なのだが、どー考えても身体に良くないのと、なぜかあんずは絶対に食べないですももを食べる(最初の発端はすもものがでかかったから(←我ながら、卑しい))。しかし、よくよく考えたら、水飴って、詰めた歯に良くないかも… とか思いながら食べていたのだが、うっかり、その前に咬んでいたガムまで呑み込んでいたよ…

その後、だべりタイムに突入。さらにホットコーヒークリームみつ豆、さらに餅のアオサがけまで食う。

来年は、動物性脂肪よりも粉物を先に腹に入れ、ビールとしたい。その方が俺的には向いてる気がする。たこがはみ出すほどのたこ焼き(ものによってはうずらの卵入り!)が食べられなかったのも悔いが残るし… いっそビールを諦めて食い倒れるとか…

また来年!

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エヴァンゲリヲン新劇場版・序

テレビでやってたんで見てみますた。一応、テレビ版全26話、映画2本(だっけ?)も見ていたのですが、広げた風呂敷をちゃんとたためなかったのが不満のテレビ版、人類補完計画のほにゃららぶりに不満が残っておりまして、わしの中で評価は低いです。ちゅうか、ぶっちゃけどーでもいいです。

テレビ版もまとめて見たのですが、主人公のシンジが人と接することで人を傷つけることを恐れ(ているように見えた)、それでもエヴァンゲリヲンに乗るうちに少しずつ前に進んでいこうとするところにわりと好感を持っていましたところ、まるでシンジがそうすることを嘲笑うかのように次々に襲いかかる事態、追い詰められていくシンジ、というパターンが何ともなじめなく、で、ラストの「おめでとう」って何よ、それ、みたいな感じでありました。俺としてはシンちゃんに頑張ってほしかったんだけどな〜みたいな。多分、トウジがフォース・チルドレンになって、エヴァ3号機(だっけ?)を暴走させてしまった以降があんまり好きでなかったり。わしがシンジのようなキャラクターに共感するというのもまったくもって珍しいのですが、たぶん、それ以上に、レイ、アスカ、ミサト、リツコ、ゲンドウ、冬月、ユイといったキャラクターにまったく共感できなくて(好きじゃなくて)、シンジ、ケンスケ、トウジの方がまだわかる、まだ好きになれそうってことだと思うんですが。

で、そういううじうじシンジが、ケンスケやトウジといったクラスメートとなじんでいく、いつもおどおどして人の顔色ばかり伺っていたような少年が少年らしい笑顔を見せるという過程が、映画版ではほとんどはしょられ、使徒3体との戦い、シンジの「逃げちゃ駄目だ」に始まって、ケンスケとトウジの同乗、ヤシマ作戦という3つのクライマックスだけがほとんどなもんで、シンジが最後に、レイに「こういう時、どういう顔をしていいのかわからない」と言われた時に「笑えばいいんだと思う」と答えたのが妙に違和感ありありだったりいたしました。レイというのはある意味、シンジ以上に人付き合いをしない少女であるんですが、彼女の場合、自分の方からそういう接触を断ち切っているところがあるでないですか、ゲンドウ以外に。だから、シンジが「悲しいこと言うなよ」と言った「さよなら」もごく自然に出てくるんだろうけど、でも、それに対してシンジが「笑えばいい」と答えるのって、それまでのシンちゃんの他人との接触を見てると、あんまりそういう台詞が出てきそうな子には思えず、逆に、シンジの方がレイよりもずっと病的に人との関わりを避けている、人の意に沿わぬことを恐れているというか、そういうキャラクターがあのシチュエーションで「笑えばいい」ってなかなか出てこないような…。

それよりも個人的に気になったのは、声優さんがなんか、違和感ありまくりってことか。シンジの声からして、あんまり男の子に聞こえず、女なのか男なのかって最後まで思ってたし(テレビ版のがすんなり聞こえた)、あとは冬月とか、なんか聞いてて聞きづらかったといいますか。シンジ役があんまりシンジに聞こえないとはこれいかに、って感じですが、公開中の「破」になったら直ってるんだろうか?

あとは、画面が暗すぎるのが辛かった! 何してるんだか、全然わからん。最初の使徒との戦いも、エヴァのカラーリングが見えるだけで。もう、最初から、高画質な画面が対象なんで、うちのテレビがへぼいと言われれば、もう見る気おきませんて感じですよ。あんなに辛かったのは「ドラクォ」以来だよ…
夜の戦闘シーンでももっと見せる方法ってあると思うんだよね。いや、高画質な画面以外で見るなと言われればそれまでですがね。

今度こそ、人類補完計画に結末つけてくれるんだろうか? でも劇場にまでは足を運ぶ気にはならないって感じですか。

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