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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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浦島太郎子

思うところありまして、とうとうiBookちゃんを買い換える決意をしました。というか、もう買い換えました。まだ、併用して使ってるんですけど、メインの作業がどうなるのかとっても不安な状態。

で、これまで、たきがは的なマシン買い換えのモットーは「最新のスペックでなくてもそれなりに動いて、それなりにハードがあればいいやん」だったのですが、一身上の都合により、それに買い換えた決意をした理由に大幅に関係があるのですが、今回はディスプレイの大きさにはそんなにこだわらないものの、なるたけ高スペック、でかいハードディスクと豊かなメモリを求めまして、いきなりMac Book Pro 15inchを買うという暴挙に出やがりました。
ちなみに新しい愛機のスペックはこのとおり。

OS: Mac OS X 10.5.7
プロセッサ名: Intel Core 2 Duo
プロセッサ速度: 3.06 GHz
メモリ: 4 GB(いずれ、もっとあげる予定)
ハードディスク: 500 GB

いや〜、いきなりの高性能。何に使うのかはたいしたもんじゃありませんが、しみつです。

しかし、狐とか、いままでくそ遅かったOpen Officeとかが、わりとさくさく動くようになった上に、忍者ツールの管理画面もいつの間にやら3回もスクロールしないといちばん下の解析まで見られなかったのに2回で済んだり、勢い余って、マウスとUSBメモリまで購入しやがったもんで(どっちも1000円以下と安かったので)、いままでの生活は何だったんだよ!な快適な生活を送っております。少なくともインターネット環境は。ええ。快適です。もう二度とiBookちゃんのモニタには戻れないわ。しかもこのマシン、薄いし。

ところが、iBookちゃんを買ったのはかれこれ7年ぐらい前の話になりますが、そのあいだにソフトウェア環境が激変しており、たきがは家の有償ソフトウェアが、ほとんどそのままでは使えないことが判明。どーすんだよ、これ…orz。いきなり、アップデート費用がかかっちゃうのかよ…
それもそのはず、もはや日進月歩どころか秒進分歩が当たり前のコンピュータにおいて、7年前のソフトがいつまでも使えると思う方が甘いのでした。でもEdiColorは使える。バージョンアップほとんどしてないし…これはこれでとほほなんですけど。
で、PhotoshopElementsは、ひとまず、Mac付属のiPhotoで代用がきくうちは放っておくことに。
Acrobatは、PDFを作る時が来るまで、インストールもしないことに。
Jeditもバージョンアップしてたけど、ひとまず、試用版をインストールし、払えるようになったら買うことに。
いちばん困ったのがAtokで、いまだにたきがは家、Atok17使ってたんだけど、とっくにサポート切れてるし、Atok2009なんて出てるし、これも近々、買い換えないと、相変わらずことえりの変換でいらついたので(何がいらつくと言って、変換した語句が次に真っ先に出てくるようになってない。これはすごく困る。あとカナの変換も覚えない。これもすんごく困る)、ひとまず、試用版をインストール。

あとは、そんなに問題ないはずなんですが、DVD焼けるようになったし、何しろ速いし。

同じくらいのスペックが窓だともっと安いってわかってるんですけどねぇ。でも、ノートに慣れちゃうといまさらタワー型なんて置けないし、たとえ必要性があろうと窓買うのやだし。どうしても林檎を買ってしまうわたくし。

でも、背面のシンプルさとか、この薄さとか見てると、やっぱり林檎にしてよかったな〜と思うので、もう、この林檎好きはどうしようもないと思います。はい。

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第46話 五右衛門刑死

がびちょ〜ん! とうとうこの時が来てしまいました!
あれ、そういや、五右衛門、助左と一緒になってからは、あんまり盗賊らしいことはしてません(助左曰く「俺たちは海賊だ」そうですが)。五右衛門は五右衛門なりに、助左との生き方を楽しみ、五右衛門にしかできないやり方で助左を支え、助け、また助けられてきたのです。それはもしかしたら、野盗なんてみみっちいことをするよりも、ずっと痛快なことだったのかもしれません。我が人生に悔いなし、いやきっと、最後の最後で剣が届かなかったことを、五右衛門は悔いつつ、堂々と釜ゆでにされたのでした。

日本に戻った助左右衛門は秀吉がまたの朝鮮遠征を企てていると知り、待ち伏せるが、秀吉の発病で不発に終わる。それでも秀吉を討つことを諦めきれない助左右衛門に、五右衛門は野盗時代の5人の手下を連れて、袂を分かつ。だが、それは助左右衛門に害を及ぼすまいとする五右衛門の策であり、彼は部下たちとともに伏見城に侵入し、秀吉暗殺を計画するが、あと一歩のところで未然に防がれてしまう。五右衛門は天下の大盗賊として釜ゆでの刑に処せられる。そうと知った助左右衛門は、禁忌を破って、礼拝堂の鐘を高らかに鳴らすのであった。

増田長盛がまた出てきました。どうやら、秀吉に取り立てられた模様です。しかし、堺奉行の石田三成は、長盛の口出しに怒り心頭、ここでつい謝っちゃうところが長盛の小人物ぶりです。
しかも、三成、五右衛門が捕まっても、助左の捕縛には動きません。さらに、助左が鐘を鳴らしても捕まえに行きません。行かせません。なんというか、狂人・秀吉1人に振り回されている感じです、日本中が。あるいはフェリーペ号までが。でも、秀吉を下ろそうにもいるのは幼い秀頼だけのはず、しかも一代で成り上がった太閤ですから誰も手が出せません。三成、歯ぎしりしまくってそうです。
その鐘とは、かつて日比屋了慶に頼まれた鐘でもあり、五右衛門にとっては、鐘が鳴るたびにモニカの亡霊が現れる鐘でもありました。また、堺に育った助左や美緒にとっては、子どもの頃から聞き慣れた鐘でもありました。堺から七条河原の刑場まで、鐘の音が届くはずはないのですが、五右衛門は「モニカ、迎えに来てくれたのか」と言って、笑って釜に落ちていくのでした。

その前、五右衛門が助左に部下にやめたがってる奴がいると言い出すシーンから、もう助左に迷惑をかけましとして、無理に袂を分かとうとする五右衛門に涙うるうる。わざと「おまえにはついていけない」と言う五右衛門。その心中を慮れない助左。五右衛門がこういう道を選んだのは、きっと助左が秀吉と戦えば破滅するのがわかっていたからでしょう。そうなれば、ただ一人、堺のために自由貿易を守ろうとがんばっている人がいなくなってしまいます。自由への道が閉ざされます。それほど、この時の日本は秀吉のために閉塞状況にあったようです。だから、五右衛門は自分にできることをした。助左を助けるため、この状況を打ち破るため、自分にしかできないことをしようとした。その友情に泣けるのです。五右衛門が連れて行った部下たちは、野盗時代からの生き残りでしょう。ずっと名前が出てたけど、あんまり固有名詞で呼んでくれなかったもので、誰が誰やらわかりませんでした。ごめんちゃい。ラスト、ついに伏見城に潜入した五右衛門たちは、最後の打ち合わせをして、「地獄で会おうぜ」と言って、発ちます。目指すは秀吉ただ一人、そのためには有象無象と沸いてくる護衛たちを打ち倒していかねばなりません。五右衛門に秀吉を討たせるため、一人ずつ、手下たちが倒れていきます。弁慶の仁王立ちよろしく、剣を突き立てられ、血を流しながら、彼らは五右衛門を先へ行かせようと奮闘するのです。でも、あと1枚のところで五右衛門は捕らえられてしまい、秀吉の声を聞きながら、届かせることができませんでした。その無念さ、その悔しさ…
さらに、五右衛門は拷問にかけられ、誰が首謀か吐かされたのでしょう。ここは五右衛門ただ一人がお白州にいるという演出。決して助左の名は出さない。船に乗っていたこともおくびには出さない。ふてぶてしく応える五右衛門。その格好良さ。
助左は堺で真相を知ります。五右衛門がなぜ別れを告げに来たのか、その本当の目的、かわせなかった別れの杯。けれど助左は逃げません。そうと知ってか、三成も手を出しません。堺に帰ってきた助左たちに見張りはつけますが、手は出しません。上のように、長盛に怒りさえ見せます。
その長盛が、秀吉の寝所を守ってるんだよ。こういう、取り入るしか能のない奴が、秀吉を狂わせ、この国を狂わせていたんだろうと思います。原田喜右衛門とか。加藤清正も、この話ではそういう扱いかも。本当にこの国のことを心配しているのも、秀吉のことを案じているのも、もう秀吉には届かないのです。信長の配下だった時はそういう人ではなかったのですが、いったいどこで、この人は狂ってしまったのか、やはり権力を手に入れてからか、明智光秀を討って以来か、といろいろな思いも去来します。
助左の分も五右衛門の死を見届けに行くお仙ちゃん。彼女に南蛮酒を託す助左。あの時交わせなかった別れの杯です。五右衛門にもそれは伝わったようです。だからこそ、五右衛門は自分の足で歩いて釜まで行き、自ら身を投げました。あっぱれな最期でありました( ´Д⊂ヽ

お仙ちゃんが、久しぶりに善住坊の夢を見たと言いました。堀に水がないことを悲しがって、助左や五右衛門に頼めば何とかしてくれると言っていたといいます( ´Д⊂ヽ 生前の善住坊らしからぬ、図々しい物言いです。でも、あるいは善住坊なら、そうやって、他人の善意というものを信じていたのだろうなという気もします。
しかし、お仙ちゃんがいきなり善住坊の話をしだすものですから、まさか、彼女も近々死んじゃう?!とか心配しましたが、まだ大丈夫な感じ? せめて、堺の堀に水が戻るまでがんばってもらいたいのですが、こうなると、彼女を呂宋に連れて行くという助左の約束はかなわないことになりそうですな。

この回は、何しろ五右衛門に尽きます。最初から最後まで見せてくれます、五右衛門。

そして助左は美緒から、パーデレ・フロイスが亡くなったことも知ります。助左の周りでいろいろな人が亡くなっていってしまっています。でも助左と美緒は、最後まで残るのだなぁ。あと宗薫もか。

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まいちゃんのアルバム

撮りためておった我が愛はむ、たきがは家に舞い降りた天使、最愛のスウィート・ハニー、まいちゃんの写真をいい加減に印刷してアルバムに整理しようと思い立ちました。
で、ネットで検索して、1枚6円で印刷してくれるところをはけ〜ん! 早速、せっせとファイルをアップロードするわたくし。

その写真が届きまして、全部、重ねてみた。



ううむ、さすがに426枚は壮観でござった(上には上がいるが)。

で、そのために買っておいたアルバムを引っ張り出し、写真が全部収まるかレイアウトしてみたが、どー考えても半分分しかない。このアルバムに全部収めるには、どー考えてもあと3冊足りない計算…orz

しかし、これは大昔にたきがはが「フェリシモ」ってとこで通販で買った代物なので、まずフェリシモに同じ物があるとは思えず、市販で同じ物があるとも思えないってことだ…ますますorz

となると、何とか似たようなアルバムを手に入れねばなるまいが、やはりハンズへ行くようかの〜 ハンズはたきがは家の近くにないもんで、いろいろと面倒なのだが、通販で買って、想像してたのと全然違うと、さらにも〜っとorzだったりするのもいやなので、ひとまず貼れるだけ貼って、あとは保留することになった。

で、写真を見返していたら、撮ったわしにも、もはやどこが写ってるのかわからん写真も何枚か(と言い切る!)あって、どー考えてもピントがまいさんに合ってなくてぼっけぼけとか、衣装ケースごしに撮ったから、ぼやぼやとか、画面で見るよりもやっぱり暗くなってしまうので、ますます何が写ってるのかわからないけど、愛と根性で判別するとか、思わぬ傑作写真もあったりして、またまたまいちゃんに惚れ直した一時であった。

で、日付はどー考えても5月なのに、自分がまだ半纏を着ているのもまったく解せなかったりするのであった。

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第45話 天変地異

助左、年貢の納め時〜と思ったが、そうはなりませんでした。

日本を天災が襲っていた。伏見を中心とした地震は好戦派の加藤清正を復帰させ、明や朝鮮との和睦を遅らせる。土佐に漂着したイスパニアのフェリーペ号に対し、秀吉は荷の没収とパーデレたちの処刑を命じる。マニラに逃げ戻ったフェリーペ号はその報復に日本人町を襲い、その犠牲者には、助左右衛門との婚礼を明日に控えた桔梗もいた。秀吉と戦うべく、助左右衛門と五右衛門は日本に戻ることにするのだった。

フェリーペ号はこの時代、世界一の帆船だったようです。マニラからメキシコへ行くのに、嵐に遭い、土佐に漂着したものの、上のような目に遭いました。その出立を見送る助左、桔梗、五右衛門。後の悲劇は知るべくもありません。

さて、美緒に頼まれ、自分でもそう言ってたくせに、いざ桔梗が呂宋に来ると、9ヶ月もほっぽってた助左。相変わらず、女性に関しては奥手です。五右衛門がさすがに見かねて、「まだ美緒に未練があるのか」とか、「いっそ、俺がさらってしまうのに」とか言ってますが、相変わらず、五右衛門まで桔梗に惹かれる理由がわからんたきがはでした…
とうとう助左も腹をくくったらしく、かつてのノーラ→善住坊とは逆に、サンパギータの花飾りを桔梗に贈りますが、肝心要の求婚はせず。で、そこに現れた鮫吉夫婦がその意味を教えてくれたので、やっと桔梗にも伝わります。わしとしては、鮫吉夫婦に「よかったねぇ」と言われるより、助左から「結婚してくれ」と言われた方がうれしかったと思うんですが、桔梗はどっちでもいいみたいです。そこら辺のこだわりのなさというか、助左と結婚できれば何でもええんかい、みたいながきっぽさが、いまいち桔梗に魅力を感じない理由だったり。
で、呂宋での結婚ですから、南蛮小袖と呼んでますが、要するにウェディングドレスをまとった桔梗、しかし、そこへ上のようにフェリーペ号の乗組員(+αもあったと思いますが)が日本人町に襲ってき、人びとを皆殺しにしてしまいます。桔梗は鉄砲の名手ですから、応戦するかとおもいきや、あっさり自害。粘れとは言いませんが、死に方あっさりしすぎるような…
で、助左と五右衛門が戻った時には町は炎上しているところで、五右衛門、速攻でフェリーペ号に報復に行こうとしますが、助左に止められます。いちばん悪いのは太閤だってんです。
それで、日本に帰ることにする助左たち。

さて、そもそも何でフェリーペ号がそんな災難に遭ったかといえば、嵐で土佐に漂着、ここで乗り込んだ増田長盛っちゅうおっさんが、秀吉に「宣教師がイスパニア侵略の手先だった!」と言ったからでした。まぁ、確かにわしも世界史でそういう構図は見ましたし、日本に来てたパーデレたちにそういうつもりがあったことは否定できないと思いますが、だからといって、いきなり全員皆殺しとは短絡的に過ぎると思います。
で、この増田長盛が、秀吉が「皆殺しにしろ」と言い出したもんですから、いきなり「国外追放だけで十分では」と言いますが、すでに前回、秀頼の誕生で「最後の理性も吹っ飛んだ」秀吉ですんで、前言は撤回しません。自分の言ったことがどういう結果になるのか考えずに口走っちゃうあたり、このおっさんの小物さがありありって感じです。
で、パーデレたちは、耳をそがれ、裸足で長崎まで歩かされて、26人が磔の刑に処せられました。

そうと知って、高山右近が久々に登場。助左に助けを求めて堺に来ますが、留守なので美緒と小太郎がお出迎え。右近は、国内のキリシタンたちを秀吉の迫害から守るため、海外に船で逃がそうという計画を美緒に打ち明けます。美緒は「今井の身代を2つに分けても」と言って、助力を決意、小太郎も母上大事で助けることに。
右近くん、追放されたわりにはいい暮らしをしてそうな身なりです。元大名だしな。それに堺まで来られるとは、けっこう自由に動けるのでしょうか?

で、すっかりキリシタンになった美緒と母と一緒に隠れミサに参加する小太郎に、宗薫がおもしろいはずがありません。今井家での隠れミサを中断させ、いざとなったら罰を受けるのは自分だってんで、追い出します。その主張は正当そうなものですが、いかにも宗薫のけつの穴の小ささを見る思いがします。と思って見ていたら、なんと、小太郎を追っ払ったところで宗薫、小太郎をキリシタンにするなと美緒に言い、その理由が「人質にはさせん」てんですから、宗薫の小物っぷりもここ極まれりって感じがしてきました。すっかり裏助左どころじゃなくなってきました。最近、出番も少ないしな。
小太郎は、助左のもとでいろいろ勉強してきました。うちに帰って、お母さんべったりのようですが、ま、父親が宗薫だしな〜。まだ美緒が実母ではないと知らない小太郎ですが、そんなことを乗り越えていけるだけの強さを備えたのだと思いたいところです。ま、商売のことも美緒の方が達者でしょうし、今井の未来は明るいか、小太郎?

オープニングのキャストで、ほんとに久々に善住坊が登場で小躍りしていたら、桔梗を回想する助左の1シーンで、幼い桔梗を加賀に連れて行くシーンだけでした…(´・ω・`)ショボーン 一言でも台詞が聞きたかったよ、善住坊!

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どついたれ

手塚治虫著。集英社文庫刊。

未完。敗戦直前からその後の大阪を、4人の若者を中心に描いた大河ドラマ、になる予定だったのではと思う。
主なキャラクターは八尾のヒロやんこと広沢明、河内のトモやんこと斉田知文、葛城健二、山下哲、高塚修に、その周辺の人びとの戦後を生きるたくましさとその戦いを描いた話なんだけど、作者自身である高塚修も含めて、ヒロやん、トモやん、葛城健二にはそれぞれモデルがいるそうで、解説もそのモデルの1人が書いている。で、主人公といわれる山下哲だけが架空の人物なのだが、どうも、この哲の話になると、ヒロやんやトモやんを描いていたような生き生きとした躍動感が消えて、どっかで見たような話になってしまうように思う。無理に哲を主役にしなくても、ヒロやん、トモやん、健二、修といった人びとをからめて、青春群像でも良かったんでないかと思ったり。

たぶん、哲のキャラクターが、戦災孤児でマッカーサーを親の仇と恨んでいる、孤児たちの元締めである、妹が兄の意に反してパンパンをやっている、という造型にあんまり魅力を感じないからだと思う。ちゅうか、髪型がどうにも矢吹丈そっくりで、「明日のジョー」好きにはこれが致命的だったりするだけなのかも。哲がエロ本雑誌を作ったりするのも、何ともガキっぽくておもしろくなかったり。

個人的には、哲と知り合う太閤組というやくざの幹部、掛川というおっさんが素敵に格好いい。哲が「とうちゃんもかあちゃんもアメ公にやられた」と主張するところに自分は息子を3人とも戦争でなくし、妻も広島で失ったと言って「男はみれんがましゅういうもんやない」と啖呵を切るところなんか最高。

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