忍者ブログ

されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ひさびさ更新

オウガバトルな100のお題に「056.形見:忍ぶよすがに」追加しました〜

思いついてからエンドマークつけるまでにえらく時間がかかってしまいました、この話。
この調子で、書きかけで止まってた話をきちんと完結させようと思います。今、Stage 13に取りかかる頭がありません。

ユーリアは本当は一緒に来ないキャラなんですが、天空の島まで飛んでこれるアグレッシブなお嬢さんですし、たきがはが「オウガ」でいちばん好きなカップルなもんですから、一緒に来てもらうことにしてしまいました。
まぁ、そんな話です。

拍手[0回]

PR

カスピアン王子のつのぶえ

C.S.ルイス著。瀬田貞二訳。岩波少年文庫刊。ナルニア国ものがたり2

前巻から1000年以上も経ってしまったナルニア。ナルニアで王、女王となったピーターたち4人兄妹は、寄宿舎に行く途中で何者かに呼ばれ、再びナルニアへ。ナルニアに戻ってきたアスランとともに、4人は正統なる王位後継者、カスピアン王子を助けて、王位簒奪者でカスピアンの叔父、ミラースと戦う。

4人がナルニアを去ってから、ナルニアにとっては苦難の時代となったようです。導入部、駅のホームで電車を待つ子どもたちがいきなり何かに呼ばれて別世界へ行き、そこが変わり果てたナルニアと、かつて王座のあったケア・パラベルの城だったとわかるまで、ぐいぐい引っ張られます。前巻のわりとおとなしめの導入とは大違い。小人のトランプキンを助けた4人は、カスピアン王子の災難を知り、助けに行くことに。王子の待つのがかつての石舞台だったり、ミラースのいるのがビーバーのダムだったり、前作を知っているとにやりとするような舞台設置が。
そして、前作でも最初にナルニアにやってきた末っ子のルーシィが、今回も真っ先にアスランを見つけるという配役は、前巻の冒頭で同名のルーシィに捧げられているのを見ると、やはり著者にとって特別な女の子だった?
「けものは変わらない」と言って、アスランを信じ続けるアナグマの松露とりさんが渋いんだけど、なんか「ブレス・オブ・ファイア4」のうつろわざるもの(=神)とうつろうもの(=人間)を思い出して、ちょっとせつないっす(雑誌連載でまたいちばんショッキングなシーン迎えちゃったし…)。

拍手[0回]

ライオンと魔女

C・S・ルイス著。瀬田貞二訳。岩波少年文庫刊。ナルニア国ものがたり1

というわけで借りてきました。「指輪物語」よりはっきりと子ども向けという感じですが、なかなかおもしろかったっす。
主人公の4人の子どもたちもそれぞれに個性的で、キリストを表すというライオンのアスランはどこまでも雄々しく勇ましく神々しく、敵対する魔女はどこまでも憎々しく、脇役のファーンやビーバーの夫婦も愉快です。何より、ロンドンから疎開していった子どもたちを預かる老先生は、著者自身ではないでしょうか。

4人の子どもたちは予言どおり、アスランとともに魔女を倒し、王座につきました。一続きの物語の先を楽しみにしたいと思います。

巨人ごろごろ八郎太って瀬田さんのネーミングが相変わらずナイスっす。

拍手[0回]

瀬田貞二 子どもの本評論集 児童文学論

瀬田貞二著。福音館書店刊。上下巻。

新聞で書評を見て、なにしろ、たきがはにとって瀬田貞二さんといったら「指輪物語」の訳者であるので、是非読んでみたいと思って、図書館で借りてきた。わしがリクエスト出したんで買ってくれたようで、それはありがたいのだけど、きっとついていたであろうカバーがないのが残念だったよ。

「指輪物語」「ナルニア国物語」以外にも、児童文学者として知られる瀬田さんの評論をまとめた、タイトルどおりの本。明治以降の本、絵本以外にももうちょっとさかのぼって江戸時代とかの言及もあったりして、その関心の広さ、知識の深さにしみじみと感じ入った。ばらばらに発表された評論をまとめた本なので、若干、内容の重複があり、そこら辺が退屈だったけど、これと他2冊で、瀬田さんの評論はすべて収録したそうだ。
瀬田さんの児童文学への熱い思いがあちこちに表れていて、そこんところがやっぱりおもしろかった。最近の「ハリポタ」ブームとか、瀬田さんがいたら、何て言ったろうかな〜と思ったりした。

「指輪物語」を読んでいて、何が楽しいかといえば、やはり瀬田さんの訳の美しさだと思う。いつか原書で読んでみたいという野望もなくもないが、何しろ英語にはとことん不案内なたきがはだ。「ホビットの冒険」さえも最初のガンダルフとドワーフがビルボんちを襲撃したところで挫折したまんまで、ましてやそれより長い「指輪」を読む気力はまだない。よって、瀬田さんの訳でずーっと読んでいたわけなんだけど、今、手元にないので紹介できないのが残念だが、なにしろ、翻訳というものは、英語を読む技量以前に訳者の日本語の技量がないとできないものなのだということを、わしは瀬田さんと「指輪物語」に教わった。この丹念に描かれた中つ国を読んで、わしは何回も飽きることがない。「指輪物語」の冒頭、ホビットについて書かれた一文から、わしはこの中つ国を訪れることができ、ラスト、サムの「今帰っただよ」と言って物語が終わったところでまた現実に立ち返り、そうして何度も中つ国へ行くことを楽しんでいる。それは世に小説は数々あれど、なかなかできない体験でもある。
そういう意味では「指輪物語」という傑作を、美しい日本語で読めたことは喜びであり、わしもこんな文を書けるようになりたいものだと思わされる、1つの目標、高みである。

わしはこんなに瀬田さんの訳が大好きなので、その訳をまったく顧みていない(としか思われない)「ロード・オブ・ザ・リング」が大嫌いなのである(あちこちで言及しているが、「指輪物語」と「ロード・オブ・ザ・リング」は別物である)。

原著を読むというのは敷居が高いので、原著と訳とを比べてみるのもいいかと思っていたこともあったのだが、そういややってないや。
ああ、また読みたい(人に貸してしまったので、まだ返ってこないんである)。
その前に「ナルニア」とか読んでみるのもいいかもしらん。

拍手[0回]

今日はまいさんのお誕生日



というわけで、ネットに上げてない、わりと人様に見せても恥ずかしくない写真を上げてみました。

たきがは的にはまいさんが写ってるだけでその写真は傑作に値するわけなんですが、みんながみんな、同意してもらえるとは思いませんからねぇ。

そういえば、この皿、いまだに捨てられず、かといって使うこともできずに箪笥の肥やしとなっております。パックはちゃっかり使うようになったんですが、この皿、あんまり毎日、まいさんがお世話になっておったもので、使うに使えず。もう、このままずーっと持ち続けて、そのうちに何とかしてもらいましょう。

まいさんは生きておいでだったら、今日で満6歳になったのでした。でも、6歳というとはむこさんでは世界記録並みの高齢です。まいさんのお世話をするのにつきっきりでも何ら疑問のないたきがはですが、くーるでほっとなお嬢さんには、あそこら辺でおさらばしちゃうのが潔いっちゅうか、なんちゅうか。

何はともあれ、まいちん、おめでとうvv

拍手[0回]

カレンダー

03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

最新CM

(06/14)
無題(返信済)
(05/29)
(04/27)
甘くない態度(返信済)
(04/26)
謹賀新年(返信済)
(01/04)

プロフィール

HN:
たきがは
HP:
性別:
女性

バーコード

ブログ内検索

かうんたあ

脱原発意思表示Webステッカー

バタリーケージの卵を食べたくない!キャンペーン