忍者ブログ

されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

兄さんですたい!

1月5日にありがとさん!

>ブログ掲載、すばや!!今年もよろしうに~!

メール送るとブログの記事になるんですたい。デジカメはそうはいかぬの助左右衛門。いちいち取り込んで、アップしないと〜

今年もよろしく!

拍手[0回]

PR

ブラニガン

出演:ジム=ブラニガン(ジョン=ウェイン)、ジェニー(ジュディ=ギーソン)、スワン部長(リチャード=アッテンボロー)、フィールズ弁護士(メル=ファラー)、ラーキン(ジョン=ラーノン)、ほか
監督:ダグラス=ヒコックス

ジョン=ウェインの刑事物。「マックQ」という作もありますので、西部の豪腕ガンマンに刑事をさせてみたいという考えはいろんな人が持ったものと思われます。そういえば、クリント=イーストウッドも「ダーティ・ハリー」なんてやってましたしな。しかしジョン=ウェインの場合、なにしろライフルでも片手で振り回しちゃうような人ですんで、38口径銃でも小さく見えます。44マグナムとかでも小さそうです。

シカゴ警察のブラニガン警部は、長年追いかけていた暗黒街のボス・ラーキンが、スコットランドヤードに捕まったと知り、ロンドンへ飛ぶ。だが、彼の手に渡る前に当のラーキンが誘拐されてしまい、25万ドルの身代金を要求される。同時に、ラーキンが雇った暗殺者がブラニガンに狙いをつけるようになった。ブラニガンはラーキンを連れて、シカゴに戻れるのか?

と、2つのサスペンスが同時並行。まぁ、ジョン=ウェインの刑事物ですんで、推理に重点を置くことはなく、どっちかというとアクションがメインです。それに、ジョン=ウェインとラーキン以外は、基本的に登場人物はほとんどイギリス人のはずですし、スワン警部はサー・リチャードと呼ばれるような貴族であるにもかかわらず、酒場でブラニガンが殴り合いを始めちゃうと、意気揚々と参加しちゃうようなお茶目さん。アメリカ人から見たイギリス人って、こういうタイプなのかも。

1975年と、ジョン=ウェインの映画としては最晩年でありますが、同年にキャサリン=ヘプバーンさんとの掛け合いが最高に楽しい「オレゴン魂」を撮っていますんで、「ラスト・シューティスト」のような悲惨さは感じられません。むしろ、ちょっぴりロマンスも感じさせるあたり、アクションばっかりでロマンスのかけらもない、晩年の西部劇を思うと、ずっとおもしろかったりします。

黒幕の存在がラストまで明かされなかった点は、推理物としてはなかなかかもしれませんが、たきがはもあんまり見ないんで、甘いかもしれません。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

拍手[0回]

あぐり

2010年初お写真!



拍手[3回]

闇の土鬼

横山光輝著。全3巻。講談社漫画文庫刊。

「ジャイアントロボ」の十傑衆、直系の怒鬼の原型と思われます。片眼で七節棍を操る武芸の天才。OVA「ジャイアントロボ The Animation 地球が静止する日」では、Episode 6〜Last Episodeに登場、血風連という配下を持ち、一言もしゃべらない姿が印象的でした。あと、血風連ばっかりが戦うので、実力も不明。

間引きされた百姓の赤ん坊は、土に埋められても死なず、謎の法師に引き取られた。それから10数年後、土鬼と名づけられた赤子は法師、大谷主水の子として育てられるが、主水がかつて所属していた血風党に殺されたことで復讐の旅に出る。血で血を洗う土鬼の戦いは、奇しくも日本の闇を支配してきた血風党を闇に葬らんとしていた。

横山漫画の主人公は孤独です。「バビル二世」も孤独な戦いでしたが、あっちには5000年ももつスーパーコンピュータに、手足のように使える3つの僕がいましたが、土鬼にはほんとに部下も味方もいません。一応、愛鳥、稲妻という鷹と、一時だけ手を結ぶ霧兵衛という忍者が味方になりますが、それもほんの一時で、ほぼ全編、土鬼は孤独な戦いを強いられます。
しかも、この漫画には、最初に土鬼の生みの母が出たきり、女性がまったくと言っていいほど登場しません。なんとも男臭い、ストイックな漫画であります。

土鬼の戦いは、養父・大谷主水を殺されたこと、それが血風党のせいで、主水から習い覚えた武芸が血風党のものであったことから、復讐兼血風党の武芸を完璧なものにするという目的を兼ね備えて、孤独に続けられます。これを彩るのが、実在の人物である、宮本武蔵、駿河大納言・徳川忠長、柳生十兵衛などで、血風党自身の存命もからんでダイナミックに進んでいきます。

いや〜、土鬼がまた、格好いいんですわ。打たれても打たれても立ち直るタフさ、天性の武芸者の素質、ただひたすらに自分の目的に向けて邁進するひたむきさ、そして、最後には血風党の首領、無明斎(九大天王、無明・幻妖斎の原型でしょうな)に見せる細やかな心配りと大胆さなど、これでもかと詰め込まれた男の魅力にくらくら。

そんな土鬼と血風党を、「ジャイアントロボ」では首領と配下においた、直系の怒鬼と血風連の関係にも、またしびれてしまうのでありました。

拍手[1回]

ショーシャンクの空に

監督:フランク=ダラボン
原作:スティーブン=キング
出演:アンディ(ティム=ロビンス)、レッド(モーガン=フリーマン)、ほか

2009年最後の映画。先に見た妹さんの評判が良くなかったのでどうかと心配してましたが、いいじゃん! 最後にいい映画が見られて幸せです。

身に覚えのない妻とその愛人殺しの罪で無期懲役刑をくらったエリート銀行員のアンディは、ショーシャンク刑務所に送り込まれる。しかし、アンディはそこで決して希望を失うことなく、一人、孤独な戦いを続けるのだった。

アンディの戦いは、刑務所に来た時から始まります。女のいない男だけの世界で、新参者のアンディに目をつけた男たち。こういう展開、「バナナ・フィッシュ」で見たっけな〜
しかし、アンディのすごいところは、最初はねじ伏せられても、何度でも戦うという果敢さと、自分の知識を最大限に利用する頭の良さ。30代の若さで支店長にまでなったというエリート銀行員の面目躍如で、まず鬼看守長のご機嫌を取り、そこでレッドを初めとする古参囚人たちと知り合い、ひいては刑務所の職員全員の税金対策や、果ては所長の脱税にまで手を貸すという凄腕ぶり。その一方で、「フィガロの結婚」のレコードを見つければ流し、刑務所に本を送れと議会に嘆願書を書き続けるという知的さと心の豊かさを持ち合わせています。

けれど、アンディの無実を証明できるかもしれない絶好の機会が、19年目に現れたというのに、すでにアンディなしで脱税をなせなくなっていた所長は、その事実を知る人物を殺させてしまうのです。ここら辺のサスペンスとしての緩急もお見事。

とうとう、業を煮やした、というか、19年間、ずっと企んできたんだろうと思うのですが、ついにアンディは脱走を試みます。壁に貼った美女のポスターで隠してきた穴、その先には500ヤード(約500メートル)の配水管、糞まみれになって自由を手にしたアンディのその先の行動がまた拍手喝采もの。所長の脱税した収入をそっくり手に入れて、メキシコへと旅立つのです。

けれど、この映画が忘れてはいないのは、アンディのそうした華やかな脱走劇とは対照的な、大多数の囚人たちの存在です。50年間、ショーシャンク刑務所で暮らし続け、やっと仮釈放されたブルックスが、外での暮らしになれなくて、ついに自殺してしまった時、その死を知ったレッドは「ここで死なせたかった」とつぶやきます。でも、そう言うレッド自身も、すでに30年近く、刑務所にいます。どんな罪を犯したのかは語られることはありませんが、若かりし頃、無期懲役を言い渡されるような罪を犯したのです。そうして、何年かおきに、仮釈放を願い出るレッド。その都度、押される却下というスタンプ。ただ、思うのは、確かに彼らはそれだけの罪を犯したのかもしれないのだけれど、そうして、罪を犯した彼ら自身の人生を奪う権利はあるのだろうか、ということでした。すでに彼ら自身が誰か(それは無期懲役なんか喰らうぐらいですんで、1人や2人ではないのでしょう)の人生を奪っているという事実はあるのだけれど、その上でもう1人、その人生を奪ってしまってもよいものだろうかと。でも、自分はもう更正したと言って仮釈放を願い出たレッドは、その都度、却下されてきました。けれど、40年目に仮釈放を願い出たレッドは、更正なんかあり得ないと言い放ち、かつての自分、若かりし頃の罪を犯した自分に、そんな馬鹿なことをするなと言ってやりたいと言います。もしもレッドが10年、20年目に仮釈放されていたら、決して出なかったであろう台詞、自らの犯した罪の大きさにレッドが気づくのに40年かかり、そのために刑務所があるのなら、それは決して無為な時間ではなかったし、同じことをほかの囚人たちにも気づいてほしかったと思うのです。ただ、そうしてやっと気づいた彼らを、激変した社会に放り出すのではなく、暖かく受け入れ、余生を過ごすことのできる場所を設けてほしいとも思いました。

刑務所の中でアンディと交わした約束のとおり、レッドはメキシコへアンディに会いに行きます。波打ち際でアンディと再会するレッド。その遠ざかってゆく光景を見ながら、もしもレッドがこの先、そう長くない人生だったとしても、彼はきっと幸せだったと言って逝くことができるだろう、そんなことを思わせる、ラストシーンでした。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

拍手[0回]

カレンダー

03 2025/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30

最新CM

(06/14)
無題(返信済)
(05/29)
(04/27)
甘くない態度(返信済)
(04/26)
謹賀新年(返信済)
(01/04)

プロフィール

HN:
たきがは
HP:
性別:
女性

バーコード

ブログ内検索

かうんたあ

脱原発意思表示Webステッカー

バタリーケージの卵を食べたくない!キャンペーン