監督:ロバート=ワイズ、ジェローム=ロビンス
出演:マリア(ナタリー=ウッド)、トニー(リチャード=ベイマー)、リフ(ラス=タンブリン)、アニタ(リタ=モレノ)、ベルナルド(ジョージ=チャキリス)、ドク(ネッド=グラス)、ほか
音楽:レナード=バーンスタイン
たきがは的、ミュージカルの最高峰。以下、「雨に唄えば」「オズの魔法使い」が好きなラインナップ。「Singing the Rain」も「Over the Rainbow」も好きなナンバーなのですが、実はそれしか知りません。でも「ウェストサイド物語」のナンバーは全部好きなんじゃ〜! トニーがマリアとの出逢いを予感して唄う「SOMETHING'S COMING」、トニーとマリアとの出逢いとなったダンスパーティの曲「DANCE AT THE GYM」、互いに一目惚れして、マリアを想ってトニーが唄う「MARIA」、バルコニーならぬ非常階段での忍び逢い「TONIGHT」、ちっぽけなプライドに凝り固まった男たちより自由奔放な女性たちの方が魅力的な「AMERICA」、ジェット団の悪ガキどもがこれまた権力欲と差別意識に凝り固まった警官をからかう「GEE! OFFICER KRUPKE!」、トニーとの出逢いに浮かれるマリアの「I FEEL PRETTY」、両親も牧師もいない2人だけの結婚式「ONE HAND, ONE HEART」、決闘に赴くジェット団とシャーク団と、対照的なトニーとマリアの「QUINTET」、リフを殺されてNo.2のアイスが唄う「COOL」、トニーとマリアの運命が切ない「SOMEWHERE」と傑作ナンバーが満載。
登場するキャラクターも魅力的ですが、ここはなんちゅうても、「ロミオとジュリエット」の世界を見事に現代のニューヨーク、マンハッタンに移した大胆な翻案と、シェイクスピアの時代から変わることのない人の心の愚かさと愛しさでありましょう。
先日、42インチものテレビを買って何を見るのだ、という話を家族としましたが、どうせ見るなら映画を見たいとわしは思います。それでも、スクリーンで観た感動の何分の一かにすぎないのですが。
たんぽこ通信 映画五十音リスト
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