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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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咲いた咲いた桜が咲いた



与儀公園の中央図書館に行ったら、緋寒桜が咲き始めているようです。
ここ数日の沖縄は最高気温も15度すれすれと肌寒く、わしは沖縄で初めてダウンを着る羽目になりましたが、桜が咲くには十分な気温だったようで…

与儀公園の桜祭りは2月下旬ですが、北部の名護と今帰仁ではもう桜祭りが始まったようで、沖縄の春はもうすぐそこまで来ています。

それにしてもピントが花に合ってない酷い写真ですなぁ… (´・ω・`)

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ゲシュタポ・狂気の歴史

ジャック=ドラリュ著。片岡啓治訳。講談社学術文庫刊。

フランスの警官で反ナチのレジスタンスにも参加していた著者のナチス研究書です。ほかにも何冊かのナチ関係の書物を著わしたそうですが、いずれも未訳のように思われます。まぁ、ナチス関係というかホロコースト全般はヨーロッパを中心に広く研究されているのでドラリュさんの著作のなかでも代表的な1冊を訳したんでしょう。しかし戦後、ナチの戦犯や協力者の取り調べに当たったという経歴の持ち主でもあるんで、他の著者にはないユニークな視点が期待されますが、フランス語は手が出ません。

タイトルどおり、ゲシュタポの始まり(と、ナチスが政権を握るようになるまでの前史)から終わりまでを描いた力作。この著作が書かれた1960年代には、まだこのような包括的にゲシュタポについて著わした著作はほかになかったらしく、それがそもそもの出発点になったようです(と前書きに書いてある)。ナチスそのものを動かした警察以上の警察ゲシュタポには、同じ警察官としてドラリュさんの関心は他の機関よりも深かったのかもしれません。

多少、情報が古びた感はありますが(ゲシュタポの万能性についての神話とか、ヘスがイギリスに逃亡したという誤解とか、ボルマンの死亡時期とか)、総括的なゲシュタポの研究として必読の1冊でしょう。

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鶏肉を食べる最適解を見つけてしまった

それは塩ダレをかけて焼くこと。ついでに生野菜のスライスを添えると栄養のバランス的にもいいんですが、個人的にはタマネギの薄切りスライスが激お薦めです。もう、肉なくてもタマネギと塩ダレだけで5分〜7分くらい焼いた(トースター推奨)だけで、この上なく上等なタマネギスライスの塩ダレ焼きが完成してしまいます。なんというズボラ飯。

参考にしている塩ダレのレシピはこちら

材料:塩小さじ1+1/2、酒大さじ1、ごま油大さじ1、レモン汁大さじ2、みりん大さじ1、鶏ガラスープの素(顆粒)小さじ1、ニンニクのすり下ろし1片分、胡椒適量

材料を全部混ぜ合わせればできあがり。

以下、例によってわしが勝手に差し替えているところ。

・みりんはないので酒を大さじ2にします。その分、甘みが抑えられます。
・ごま油は香り高い方がお薦めです。
・レモン汁がなければお酢で代用可です。
・鶏ガラスープの素は顆粒タイプはないので練りタイプにしてます。溶けない分、固まりやすいですが、その都度混ぜれば無問題。ただ、味覇(ウェイバー)だと塩味もついているので、その分、塩を引いた方が塩味がきつくならなくていいと思いますが、いつもそのままの分量です。

好みでネギのみじん切りを加えるとさらに香ばしいタレになると思いますが、日持ちが悪くなるので使うたびに加えた方が手っ取り早いかもしれません。

たきがは家ではちょっとお高い山原(やんばる)鶏を食べているので、肉の味がもろに出まして、これが塩ダレと一緒に焼くことでパワーアップし、鶏肉たまらんな味になります。トースターだと何もなしで15分廻して、さらに塩ダレと野菜を載せて5〜7分くらいでいい感じです。もはや料理じゃねぇし。

正直、肉の味が美味しくない鶏肉でやっても、それほどでもないかもしれませんが、ブラジル産の鶏は買わない主義なので美味しい鶏肉(桜姫とか…)を見つけたら、是非、やってみてください。

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それだけが、僕の世界

監督:チェ=ソンヒョン
出演:キム=ジョハ(イ=ビョンホン)、オ=ジンテ(パク=ジョンミン)、ジュ=インスク(ユン=ジョヨン)、ほか
見たところ:桜坂劇場
韓国、2018年

イ=ビョンホン出演(というか、ほとんど主役)のためもあり、場内はそのファンっぽいおばちゃんで盛況でした。わしはどうしても「JSA」のイメージが抜けないので若造扱いしちゃうんですけど。

元プロボクサーで東洋チャンピオンだったキム=ジョハは、今や定職を探し、住む場所にも困る身の上だった。旧友を訪ねたジョハは、そこで17年前に自身を捨てた母親に再会し、サヴァン症候群の弟ジンテと初めて会い、二人の暮らす家に転がり込む。ジョハの父は家族に乱暴を働き、今は刑務所に収監されていたが、ジョハは中学生だった自分を捨てた母親を恨んでいた。一方、母の愛を独り占めするジンテは26歳にもなるのに一人で暮らせぬ自閉症を抱えていたが、一度聴いた音楽は忘れず、ピアノでそのとおりに弾きこなせるという天才的な腕前を持ってもいた。自閉症のジンテに苛立ち、戸惑いながら、ジョハは母や弟と次第に家族になっていくが、ある日、ジンテのピアノコンクールを控えて、母が一ヶ月、釜山に仕事の手伝いに行くと言い出す…。

シナリオ、ちょっと狙いすぎかなと思いました。まぁ、母親に捨てられた兄と、その母の愛を一身に受けた障碍者の弟という構図の時点で感動物なのは目に見えていたんですけど、ちょっと都合良く行きすぎかなぁと。

同じような自閉症の子どもを抱え、先立つ親(とさりげなくネタバレ)ですと「海洋天堂」という傑作がございまして、まぁ、あちらは一人っ子なので単純に比較もできないんですが、大福は泳ぎはすこぶる得意で、水族館でも閉館後に水槽で泳ぐほど泳ぎが好きだったりしましたが、あれって実生活ではそれほど役に立つものじゃありませんよね。いわゆる天才ではなかったんですよ。まぁ、だからかもしれませんが、お父さんは自分が死んだ後の大福を心配して、最初こそ心中しようとしたものの、生き延びちゃったんで考えを改め、大福が一人で生きていけるように心を配った、その過程がスター性を見事に消したジェット=リーの名演で泣ける展開になったわけでありますが、ジンテはピアノの天才な上に、ジョハをはねたのがピアニストで彼女が訳ありで…とネタバレなんで伏せますけど、話がいくら何でもできすぎじゃないかと。そこがちょっと物足りなかったです。

イ=ビョンホンは作中では「40歳」とか言ってましたが、実際はもうアラフィフなんですけど、まぁ、違和感がないのはやっぱり若い顔(童顔というわけではないんですけど)だからなんでしょうね。ただ、親父に面会に行く前にジンテのピアノを壊しちゃったのは、あれ、むしゃくしゃしてやった、なんでしょうか。理由がいまいちわからなかったんですが。あと、ラスト、カナダに行くのは止めたんでしょうか?
ただ、刑務所に収監された父親に「出てくるな。自分と母の前に顔を出したら、殴られた分だけ殴ってやる」と宣言したところはなかなか良かったです。

ジンテ役のパク=ジョンミンさんは「空と風と星の詩人~尹東柱の生涯~」でソン=モンギュさん役だったそうですが、確かに面影あるわ… ピアノの演奏シーンが全部吹き替えなしというところに根性を見ました。

お母さんはジョハに罪悪感を感じつつ、でもジンテのが可愛いので何かあるとジョハを怒るというのはちょっと単調かなぁと思いました。それが2回も続くとちょっとつまらなかったですね。

粗筋だけで大まかな筋は読めてしまうので、もうちょっとひねりというか、欲しかったなぁと思ったので、これは凡作でした。イ=ビョンホン頼みというか…

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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大菩薩峠(第4巻ぐらいまで)

中里介山著。ちくま文庫だと全20巻。

青空文庫にあったので手持ちぶさたな時に読み続けてます。青空文庫だと「〜の巻」でファイルが分けられて40ぐらいあるのですが、ただいま14部「お銀様の巻」まで来ました。

前に映画も見たのですが、新撰組が出ていたので驚いていたら、もともとこの話、幕末が始まりだったんですね。現在はほとんど出てきませんが。
ただ、だんだん主人公の机竜之介は登場しなくなり(まったく登場しない部もあり)、芸人や竜之介を仇と狙う若武者、竜之介にかつて祖父(父だっけ?)を斬られた娘、あくどい旗本、きれいな旗本、訳ありの泥棒だの、町医者だの、小悪党だの悪女だの、もう、ありとあらゆる人物の登場で大群像劇になってきました。犬まで主要な人物に数えられるとか、何でもありです。

いまのところ、あんまり頭は良くないし、背丈は子ども並みだけど槍の名手の宇治山田の米友がけっこういいキャラで気に入ってます。わりと鉄牛ぽいという…
しかし幼なじみのお君が身分違いの恋にぼうぼうに燃え上がっちゃってるんで、その忠犬ムクとともにどうなるやら…

だいたい登場人物で「めでたし」で退場した人物がいまのところ皆無なんで、まぁ、酔っぱらいの道庵先生(町医者)はそれなりに幸せそうですが…

竜之介も失明したり、甲府で辻斬りやったりしてますが、この人、妙に女性にもてるもんで、最初の嫁は切り捨て、2番目の女に先立たれ、3番目だけしっかりしてたのと短かったので害をなさず、今は悪徳旗本・神尾主膳と婚約しそうになったけど家宝の刀を取り上げられたことを知って逃げ出し、たまたま竜之介の居場所に閉じ込められていたので竜之介とかその他大勢>(越えられない壁)>神尾主膳となっちゃった富豪の娘・お銀様(部のタイトルロール)になつかれてますが、この人も薄命に終わるんじゃろうか… 子どものころに顔に火傷をしたため、かなりへその曲がった性格になっちゃってますが、悪い人ではないんですけど、それを言ったら、竜之介の嫁は全部悪い人じゃなかったんで… 典型的な悪女のお絹は神尾主膳に鞍替えしたっぽいし…

作者の死とともに未完に終わった上、話の方向性もこの後、大乗仏教に向かったりと迷走してるようなんですけど、けっこうおもしろいので読み続けるつもりです。

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