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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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フリーランチの時代

小川一水著。早川文庫刊。

「時砂の王」「老ヴォールの惑星」の小川一水さんの短編集です。

表題作「フリーランチの時代」は、人類のファーストコンタクトを軽妙なタッチで描いた一作。こんな時代が来たらいいねってSFです。しかし、エイリアンの「私は人類をたいらげたい」は、これで終わりだったのだろうか…?

「Slowlife in Starship」は新しいニートの小説。でも、ラスト、主人公はニートならぬ道を歩もうとする。ミヨのキャラクターがいいアクセントです。

「アルワラの潮の音」は、傑作「時砂の王」のスピンオフ短編。Oこと、オーヴィルという懐かしいキャラクターと新しいキャラクターであるアレクサンドルや、オーヴィルたちが救うことになる人類、プッサたちの交流と戦い。こうした戦いを経て、オーヴィルはあの時代にたどり着いたのだなぁと思うと、また「時砂の王」を読み返してみたくなり。

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聖闘士星矢 第95話〜第99話

あと5話だった。

第95話 星矢を待ち構える最強の神闘士アルファ星ドゥベのジークフリートが立ちはだかります。最強の神闘士を自認するだけあって、強い強い。あっという間に星矢、一輝、瞬、氷河がなぎ倒されます。そう言えば、結局、瞬は自力で倒したのはシドだけでしたな。今回も氷河に「守る」とか言っておきながら、ジークフリートのオーディンソードの前になすすべなし。( ゚д゚)、ペッ 一方、アメジストの森で倒れた紫龍が老師の励ましにより、立ち上がります。いや〜、便利ですな、小宇宙とは! しかし、瞬に一輝ってオプションがついているように、紫龍にも老師ってオプションがついているのか。

第96話 シャイナに助けられて、紫龍登場。ドラゴン対ドラゴンという構図になります。ジークフリートの神闘衣は2首の龍ですからな。なんで三つ首じゃなかったんだ、キングギドラ… そして、またしても老師に助けられて、ジークフリートの弱点を見つける紫龍。10万秒の1とかジークフリートが言ってますが、この長さは1秒以上あります、絶対。ここでジークフリートは、星矢たちを見て「この男たちとは戦いたくなかった」と独り言。むむ… 天性の騎士であるジークフリートには、たとえヒルダが悪とわかっても、背かないという信念があります。姉を助けてくれと懇願したフレアにも、ヒルダが悪なら、一緒に地獄に堕ちると言ってるぐらいですし。でも、それはほんとに仕えることにはならないとわしは毎度思うのですが、まぁ、それを言ったら、この話が成立しないし。しかし、そのために死んだ神闘士こそ哀れです。

第97話 紫龍が決死の覚悟で見つけたジークフリートの弱点。星矢が皆の期待を一身に背負ってペガサス流星拳を撃つのでした。ちゅうか、こいつ、これしか撃ってないのだが、ペガサスってほかに技、なかったっけ? どうみても、氷河のダイヤモンドダスト並みにしょぼい技に見えるのですが…げほげほ。倒されたジークフリートの前に海魔女(セイレーン)のソレントが現れ、事の真相を語ります。ヒルダにニーベルンゲンリングをはめたのは海王ポセイドンでした。しかも、オーディンに仕えるヒルダやジークフリートを見下すソレントにジークフリートの怒りが爆発、星矢にオーディンサファイアを渡し、自分はソレントとともにお空の星になるのでした。

第98話 星矢はヒルダに攻撃されながら、オーディンに願います。ヒルダの攻撃から星矢を庇う一輝たち。わしは、この前の話で、一輝と瞬が氷河を連れていった時に、こんなくたばりぞこないを連れていく余裕があるのなら、とっとと星矢に荷担して、オーディンサファイアを手に入れる方が先じゃろうと思ったのですが、氷河も弾よけぐらいにはなれるわけです。まぁ、清く正しく美しい星矢たち聖闘士は、傷ついて倒れた仲間は見捨てちゃいけない… 魔鈴はいいのか。ヒルダの攻撃に一度は諦めかけた星矢にサガが語りかける。便利だな、小宇宙って! でも、星矢がオーディンサファイアを離したら、オーディンローブが出てきたので、星矢が握っていたのが悪かったのか。そして、星矢はオーディンローブをまとい、バルムング(バルムンクじゃなかった)の剣を手に入れたけど、ヒルダを殺しちゃったら、結局、オーディンに祈る奴がいなくなるからやっぱり沙織が死ぬってんで、この期に及んで迷います。誰だ、こんな奴に希望を託したのは。

第99話 でも、オーディンに保証されたもんで、ヒルダに斬りかかる星矢。ヒルダは倒れますが、ニーベルンゲンリングも壊れます。しかし、同時にアスガルドが崩れ始め、沙織まで倒れてしまうのでした。この時点でききが全然役に立っていないで「星矢たちなら大丈夫だよ」とか「星矢たち、何をやってるんだよ」とかしか言ってない件について。テレポートできるなら、もっと有効に活用してほしいものですが、単に枯れ木も山の賑わいになってるのだが… なんで、こいつ、レギュラーなんだろう? 諦めかけた星矢たちの前でヒルダが復活、バルムングの剣を手に、オーディンに祈ります。結局、沙織も復活し、めでたしめでたしってところで、沙織が海にさらわれて、ポセイドン編に続く。しかも、ジークフリートが倒したはずのソレント、生きてるし。まぁ、原作でも活躍するキャラを、アニメのオリジナルキャラに殺させるわけにはいかないという…

というわけで、長かったアスガルド編もこれにて終了。ポセイドン編には興味がないので、「星矢」もこれでおしまいです。
ジークフリートたち、神闘士が魅力的だったので、安直に倒すんじゃなく、1人ぐらい、星矢たちとともに戦ってもいいじゃんって気もします。それにしても、1人を倒すのに3回もかけるとは… まぁ、もともとアスガルド編自体が、原作に追い着いてしまったアニメが間を持たせるために作ったということなんで、伸ばすのはしょうがないんでしょうが、長すぎました。アスガルド編のキャラクターたちは、もともと星矢のカードゲームでしか知らなかったので、改めて動いているのを見るのは楽しかったです。でも「星矢」はもういい。ちゅうか、やっぱり、わしの体質に合わないなぁ。

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わたしの童話

住井すゑ著。新潮文庫刊。

にあんちゃん」という映画についてぐぐっていたところ、「綴り方兄弟」という映画について、この本が引っかかりまして、早速、密林で買い求めた次第。しかし、何だな、密林で買うと1円でも送料340円って詐欺みたいな値段だから、もう買うのやめよう! メール便で送ってきて340円もふんだくるってありえねぇ!

で「わたしの童話」なのですが、童話を収めたのは半分で、後半分が住井さんへのインタビューで構成されています。わしが気になった部分はインタビューに掲載されたもので、「綴り方兄弟」の映画を、教え子と部落の子どもたちと見に行った時の話でした。
「綴り方兄弟」のラストで、次男坊が風邪をこじらせて肺炎にかかります。その時、部落の子どもたちが泣き出したというのです。なぜかと聞いたら、人はいつか死ぬものだから、死ぬのはしょうがない。けれど、次男坊の死は貧乏のためだ。貧乏のために医者にかかれない差別に殺されるのだ。それが悲しいと言うのでした。
このインタビューには、古今東西の童話がぶった切りで住井さんに批評されています。「桃太郎」は財宝のために鬼退治に行くのはひどいとか、王様とか女王様が出ている童話は大したことないとか。住井さんというと過去の人かと思いきや「風の谷のナウシカ」まで出てきたのにはびっくり。王様とか女王様なんてのは本来、何もしない人間なんだから、そういう連中を美化するのはおかしいということでした。

前半の童話については、おもしろいのもあるし、つまらないのも。「農村イソップ」は全体的に説教臭くていまいちでした。おもしろかったのは以下。

「折れた弓」一見、平凡だけど、射るとすごい弓、満月が、金丸という金持ちに手に入れられて、見栄えを良くするために彫刻を入れられたら、かえって弓が折れてしまい、金丸も傷つけられた、という落ちがおもしろいです。

「空になったかがみ」ラストの3行がいい。でも、今の時代を眺めていると、その100年はまだ来ない100年だと思う。

「たなばたさま」わしも、七夕の伝説は仕事をさぼった織り姫と彦星だと聞いていましたが、奴隷のために7月7日にしか会えないという伝説の方がよほど美しく、天気になれと願い甲斐もあると思います。

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聖闘士星矢 第91話〜第94話

残り8話となったので、ペースダウンしました。シド・バド編で終始しちゃったけど。

第91話 ゼータ星ミザルのシド登場。瞬と戦う。そこに星矢と氷河も追い着くが、瞬、2人を先に行かせ、自分だけ残る。シド強し。

第92話 シド対瞬。Wikipediaではミザールと書いてあるのだが、ミザルと聞こえる。ここで蛇遣い座のシャイナ登場。魔鈴を助け、シドの秘密を聞く。魔鈴、足を引っ張るために登場したのではなかったのか。しかし、白銀聖闘士なんで弱し。瞬、聖衣を脱いで、最大拳ネビュラストリーム、ネビュラストームを放つ。アフロディテに使ったのを最初で最後にしたいと思ってたって、ミーメの時にすでに使っているのだが…

第93話 瞬、シドの影星、ゼータ星アルコルのバドに倒され、お約束で一輝登場。ついでに瞬を庇ってシャイナも倒される。しかし、シドのオーディンサファイアを手に入れた時点で、バドと戦う理由はないはずなのだが… バドも、シドのオーディンサファイアを手に入れて、自分が正式なゼータ星の神闘士になるって言ってるんだから、持ってないのは明白なのだが。ここは瞬を先に行かせるべきではなかったのか。でも、一輝が助けに来たから、どうでもいいのか、それは。アスガルド編の初っぱなで牡牛座のアルデバランがシドに倒されたと思ったのは、バドの不意打ちだったことが判明。

第94話 バド対一輝。実はシドの双子の兄であり、シドの影に徹しなければならなかったバド、弟への憎しみを語るも、一輝に看破され、破れる。これは、すでに一輝と瞬が「星矢」世界における理想の兄弟像であるがゆえに、それ以外の兄弟は全部、彼らの兄弟愛に敗れなければならないというお約束のためと思われる。つまり、どんなに強い兄弟愛を持った敵が登場しても、一輝と瞬にはかなわない、という展開である。しかし、そういう結果が予想されるだけに、一輝の出血表現は過剰であり、茶番にしか見えぬ。それを言ったら「星矢」全部が茶番…げほげほ。

ということで、残る神闘士も最強と謳われるジークフリートただ一人となりました。

ところで、第92話辺りで星矢と氷河の行く手を阻んだのは誰だったのでしょう? 気絶しているあいだに倒せば、オーディンサファイア4個を取り戻せたのに… あと、瞬が星矢と氷河を先に行かせた時に、自分の持ってるオーディンサファイアを渡さなかったのはなぜだ? たとえ自分が倒されても、2人が持っていれば安全じゃないという考え方は聖闘士はしないようです。どうせ、全員、死なないし(←それを言っちゃらめ〜)

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月に囚われた男

監督・脚本:ダンカン=ジョーンズ
出演:サム=ベル(サム=ロックウェル)、ガーティ(ケビン=スペイシー)、ほか
見たところ:チネチッタ川崎

というわけで、久々のSF映画を見に行ってきました。うぉッ! もしや「帝都大戦」以来?

資源が枯渇した地球を救ったのは月だった。今や地球のエネルギーの70%を月から持ってきて、その最大の企業がルナ社である。サム=ベルは、3年の契約でルナ社の月の裏側にある採掘場にたった1人で勤務している。地球の妻と繰り返すビデオレター。帰る日まであと2週間と迫ったある日、サムは事故を起こしてしまうが、目覚めた彼が見つけたのは、事故を起こしたもう1人の自分だった。果たして、クローンはどちらか? それは何のために?

で、以下はネタバレを含みます。一応、公開中の映画だし、見に行っていない人もまだ多いと思いますので、伏せておきますわん。

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