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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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太陽がいっぱい

監督:ルネ=クレマン
音楽:ニーノ=ロータ
出演:トム=リプレー(アラン=ドロン)、フィリップ=グリーンリーフ(モーリス=ロネ)、マルジュ(マリー=ラフォレ)、ほか
フランス・イタリア、1960年

アラン=ドロンの二枚目っぷりでいったら、最高傑作です。なんちゅうてもその色気、テーマ曲、脱ぎっぷり(←まて)が最高。後の「シシリアン」とか「さらば、友よ」に通じるピカレスク・ロマンです。常々、男は悪役やってなんぼと公言しているたきがはには理想的なお方… おそらく、たきがはの面食いの原点じゃないかと思われるんですが、あちこち食い荒らしてる感もございますんで、久しぶりに映画見て、改めて惚れ直しました。

監督が「禁じられた遊び」のルネ=クレマンさんです。この映画もいいですよーッ! 最後の「ミシェール! ミシェール!!」って走り出す女の子(名前は忘れた)の辺りで号泣っていうか…

話としては、あくまでもトムが主人公のピカレスクものなんで、推理物として突っ込みどころが多いのは突っ込まないのがお約束です。遺書なんかトムの指紋しかないだろとか、どう考えてもばればれだろとか。ただ、ラスト、トムの犯罪を白日のもとにさらすフィリップの死体が上がってきた時、これはフィリップの執念であり、主人公はやっぱりトムなんだけど、犯罪はいけませんよっていう話だなと。そこにかぶさるテーマ曲と「太陽がいっぱいだ」っていうトムの台詞が最高です。煙草の持ち方とか、何をしても絵になるお方でありますよ。

↓YouTubeに予告編が置いてあったので、貼っておきます。こんなものが残ってるなんて、貴重だわ、YouTube。



たんぽこ通信 映画五十音リスト

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ばあちゃーん!

北林谷栄さんが4月27日にお亡くなりになっていたそうで… ( ´Д⊂ヽ

「となりのトトロ」でのばあちゃん役が印象深いんだぜ。でも、「橋のない川」にぬいばあちゃん役で出演されていたそうで、そっちも見たいんだぜ…

ご冥福をお祈りします。また一人、貴重な女優さんが…

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とある投稿に思うこと

本日の朝日新聞で、自転車のマナーの悪さに、16歳以上は免許制にしたらどうだ、という投稿が載っていたので、見た人もいると思う。うん、わしも、マナーの悪さは常々、つぶやいたり、このブログでも罵ったりしているので、免許制というのは悪いアイデアではないかもしれないけど、やっぱり反対する。それは、確かに免許制という、多少、面倒な方法を採れば、マナーの悪さは多少なりとも改善されるかもしれないけれど、根本的な解決にはならないだろうと思っているからである。

たとえば、すでに免許制である自動車の運転で考えてみれば、わかることで、別に免許制になったからといって、暴走族みたいな迷惑な運転をする奴らはいなくならないし、逆に最近は、車の運転はマナーが悪くなったなとわしは思う。これは、免許にしたから、多少はましになったのではなくて、根本的に日本人のモラルが低下しているのがいちばん悪いのだと思う。

昔から言われていることだが(少なくとも、わしが子どもの頃から)、日本人というのは公的なエチケットがなってないと。赤信号、みんなで渡れば怖くない的な精神で、右に倣えはするけれど、1人ひとりのマナーがなってないから、ヨーロッパ諸国に比べると、町が汚いとか、公共精神が薄いとか、それは至極もっともで、残念なことに、現代においてはさらに低下していると思う。

車を運転していて思うのは、赤信号で渡る奴の多さである。歩行者もだけど、車の方。赤信号になって、別の信号が青になっても、なお右折する、左折する、そういう連中がここ10年ばかり、増えている。確かに、わしが聞いた話では「関西では黄色いけいけ、赤でまだまだ」なんてのもあったけど、その傾向は今や全国的なもので、黄色になったら減速しましょうとか、交差点に入っているなら、急いで渡りましょう、みたいな運転は見なくなったように思う。もちろん、歩行者もマナーの悪さは顕著である。歩行者用信号が点滅しているのに、マイペースで横断歩道に踏み込んでいく歩行者に、運転していていらつかされることは多いし、先日、左折で歩行者が横断歩道を渡りきるのを待たされている車がおる(わしだ)というのに、赤信号で横断歩道を渡った親父に、わしは怒り心頭でクラクションを鳴らしたものだ。信号が変わるのを待っているのに、こっちの信号が青になっても、右折してくる車も少なくない。

1ヶ月とかかけて免許を取得する車でもこれである。買ってすぐに乗れるような自転車を免許制にしたところで、そのマナーが改善されるとはとうてい思えない。

それもこれも、町を行く人たちが、みんな、自分のことしか考えていないのがそもそも悪いんだとわしは思う。その結果、他人に迷惑をかけることが平気な人が増えていると思う。それを迷惑だとさえ思ってないようにも思える。迷惑をかけられた方も、それほど怒るでなし、まるでお互い様のように、やっぱり他人に迷惑をかける。だから、結果的に自分勝手な歩行者、ドライバー、自転車の運転者がこんなに多いのだと思う。

では、マナーの悪い運転者に免許制を義務づけ、罰金も取るようにしたらどうだろうか? しかし、たいがいの無灯火で自転車を走らせている連中は忘れているか、気づいていないふりをしているのだと思うのだが、無灯火運転がすでに道交法違反である。5万円以下の罰金である。つまり、たとえ罰金制度にしていたって、無灯火で走る奴は大勢いるし、その上、携帯電話、さらにヘッドホンだのイヤフォンしながらなんてのもざらにいる。二台並んでの走行も、一時停止で止まらないのも、二人乗りも全部違反だよ! 罰金制度がいかに違反者に抑止力が働いていないか、よくわかる。

だから、わしは自転車の運転が免許制になったところで、マナーが改善されるとは思えない、と言うのである。

だいいち、そうでなくてもエコで人気の自転車が免許制なんて面倒なことになったら、車を運転しないようなお年寄りとかとっても困るだろうと思うのだが、残念なことにそういう人が自転車を安全運転するとは限らないのだ。

ただ、わしは駐車違反が大嫌いなもので、違反している車を見ると「駐車違反した車には傷をつけてもかまわない」という法律でもできて、十円傷をつけてやろうかと思ったりするぐらいだが、そんな法律のある日本よりも、お互いが気を遣う日本の方がずっといいと思うので、マナーの向上を叫びたいと思うのであるが、いかがなものだろうか?

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小室山に行ってきた

今度は家族とですので、オプ子ちゃんでは出かけません。目的地は小室山でツツジを見よう!(最初は大室山と勘違いしていたばかりか、家族の3人までが小室山と大室山の位置を勘違いしていたことが判明) そして、和むら(リンク先はサイト)で30cmの海老フライを食べること! 大事なことなので2回言います。

30cmの特大海老フライを食べること!

というわけで、れっつ小室山。

さすがにゴールデンウィークも終盤、たきがは家からそこそこ近い伊豆半島への道路はそれほど混んでおらず、でも適当に渋滞もして、3時間ばかりで目的地の小室山に到着。
小室山では5月5日までツツジ祭りを開催中。

ちょっと散りかけの木もあったし、まだつぼみの木もあったけど、おおむね満開で満足するたきがは家の面々。



遠目に見るとこんな感じで、もうこれでもかとツツジの木が植えられています。



たきがははなんちゅうても桜ふぇちでありますが、基本、お花の固まりは大好きなので、ツツジなんかも好きです。



花の色がきれいに撮れない〜と嘆いていたら、露出をしぼるとか何とかかんとかと読んだので、露出をマイナスにして撮ってみた。ただ、ここのツツジは同じようなピンクのが多いので、もっといろいろとバリエーションがあると楽しいですね。



ツツジのトンネル。ここも同じような色だし。



とか言ってたら、別の色に会えました。



この色が好きだったり。



ツツジを見たら、リフトに乗って、小室山の頂上へ。たきがはは基本、高いところが好きです。リフトとかロープウェーとかわくわくすっだ! 大室山と勘違いしていたのは、リフトだったらしいと判明…。



昇ってる途中で撮った。落ち着きがないです、ええ。

   

山頂で撮った写真を4連発。



あれに見えるは大室山じゃないか〜♪



山頂でスイカを食べたりして満喫したので、下におります。歩いて降りることもできますが、往復券を買ってあります。



あーッ! あれは日本タンポポじゃあるまいかッ?!



園内はこんな感じ。ちなみに入場料はただです。



さて、おやつも食べましたが、適当に腹も空いてきました。和むらへごー! 小室山からは約8kmです。

途中、さらに腹を空かすべく、あと、お土産を物色すべく、ついでに足湯にもつかるべく、伊豆高原旅の駅で一休み。ちなみに伊東の旅の駅には温泉がありますv びば伊豆。ぶらぼー温泉天国v

そして、ついに海老フライとご対面だ〜!!



特大海老フライとカニクリームコロッケ定食。ご飯がおかわりし放題で、渡り蟹のお味噌汁と、おしんこ、茶碗蒸し、ポテトサラダが付け合わせについて、しめて2900円なり。

満腹したっす。堪能したっす。

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蝶舞う館

船戸与一著。講談社刊。

ベトナム戦争終結後30周年を記念したドキュメンタリーを撮影するためにホーチミン市にやってきたタレント、知念マリーと創風プロダクションの一行。だが、明日にはホーチミンを発つという晩、マリーが誘拐されてしまった。誰が? 何のために? プロダクションの一行に便宜を図るエージェント、菱沼大介は、ベトナム辺境の地でくすぶる少数民族、通称モンタニャールの闘争に巻き込まれていく。

相変わらずスケールが大きい船戸作品、今回はドイモイに湧くベトナムが舞台。しかもベトナム戦争終結後30周年のドキュメンタリーの撮影ときて、スムーズに進むはずがない。現地エージェント、菱沼大介、元戦場カメラマンの岸田浩司、ベトナムの地方都市バンメトートの治安局に勤めるハイという三人の狂言廻しによる多重な視点は、最初は全然関連のないもののように見えて、マリーの誘拐という事件から徐々にもつれ合うように絡み合っていく。

ただ、モンタニャール闘争委員会を率いる謎の日本人という構図は、実はいままでの船戸作品ではおなじみの存在なことに加え、そこに荷担する若いベトナム人ハルとか、仕事熱心なあまり妻を寝取られるハイとか、船戸作品ではどこかで読んだような人物像であるのも疑いないところ。ラストの空しさも「かくも短き眠り」に通じるものもあり、少々物足りなさも残った。

あと、「DAYS JAPAN」最新号で、今もベトナムに残るダイオキシンの傷痕を見てしまうと、作中で、枯れ葉剤をまかれたというダクブラ河沿いに住んでいるモンタニャール闘争委員会の面々に何の影響もないという描かれ方をしているのも気になった。ダイオキシンの毒素はそんなに簡単に消えないと思いますよ。

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