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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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征服者

監督:ディック=ポウエル
出演:ジンギスカン(ジョン=ウェイン)、ボルタイ(スーザン=ヘイワード)、ほか
音楽:ビクター=ヤング
1956年、アメリカ

ジョン=ウェインが、ジンギスカンを演じ、ドジョウ髭を生やした怪作。主役2人が見るからにアメリカ人なら、舞台もゴビ砂漠といっておきながら、どう見てもアメリカなこと、馬の乗り方やモンゴル兵が主とする武器も馬上からの弓矢じゃなくて剣であること、モンゴルに野牛っぽい牛がいることなど、何しろ突っ込みどころ満載の映画。

いや〜、「駅馬車」以降、たいがいのジョン=ウェイン主演映画は見てるんだけど(「グリーンベレー」も含む)、これほどの怪作には初めてお目にかかったわい。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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天涯の砦

小川一水著。早川書房刊。

時砂の王」「老ヴォールの惑星」「フリーランチの時代」などの小川一水さんの著書です。

時は未来。人類が月に基地を構え、惑星開発に乗り出した時代。地球と月を中継する軌道ステーション望天で起こった事故に巻き込まれた10名と犬1匹の、無事に帰還するまでの物語。

登場人物は皆、どこかで挫折していたり、一癖も二癖もあるような人びとだったりして、英雄のような存在はいません。これがハリウッド映画だと、二ノ瀬か久我山あたりが英雄になってそうですし、門前にいたっては凶悪なテロリストとかになりそうですが、ごく普通の人たちが、自分たちの持っている知識を出しあい、できることをして、望天の一部となってしまったピザ状の形をした区画と、そこにたまたま接岸していたために大きな役割を果たす、宇宙船との中で右往左往しつつ、頑張る話です。

表紙がその事故当時の望天と宇宙船わかたけの強制ドッキングの図になっていて、想像力がふくらませやすかったり、巧みに語られる未来予想図に、二ノ瀬たちがどうなるのか、はらはらしながら、一気に読み進んでしまいました。本読んで夜更かしなんて、何年ぶりだよ…

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アリスと3人のふたご

山田ミネコ著。メディアファクトリー文庫刊。

「最終戦争伝説」シリーズで有名な山田ミネコさんの初期短編集。そういや、昔、花とゆめコミックスで見たことがありますが、冒頭のシリーズ紹介を見ていると、これで終わりじゃない模様。

両親を失ったアリスが、その財産を狙う叔父夫婦に命を狙われ、偶然、全寮制の男子校に潜入、じきに女の子だとばれてしまうが、学校をあげてアリスを守るために戦う。という粗筋の、アリス登場の「走れアリス」ほか、9篇を収録。

アリスの両親がまだ生きていた頃の「夏がどこかへいった」が、山田さんお得意のSFちっくさを漂わせていていい感じでした。

あと、「最終戦争伝説」シリーズの第1作「妖魔の森」がこの「アリス」シリーズだったのも懐かしい話です。一時期、これの花とゆめコミックス持ってたのよ。「冬の円盤」に入っていたのですが。

そういえば、最近は創作系イベントに行っていないので、山田さんの本に接する機会もありませんが、まだ完結はしてないのだろうなぁ?

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エルダー兄弟

監督:ヘンリー=ハサウェイ
出演:ジョン=エルダー(ジョン=ウェイン)、バド(マイケル=アンダーソンJr)、トム(ディーン=マーティン)、マット(アール=ハリアン)、メリー(マーサ=ハウアー)、ほか
音楽:エルマー=バーンスタイン
1965年、アメリカ

見ても見てもビデオテープの山が片づきません。業を煮やしたたきがはは、昼時も見ることにしました。と言っても、来週からお仕事するので、やっぱり夜だけになりますが。見たいし、レビューしたいのが次から次へとあるのに、テープばっか見てられっか! ヽ(`Д´)ノ
そういえば、「マックQ」も音楽がエルマー=バーンスタインさんでした。「荒野の七人」とか「大脱走」とか「勇気ある追跡」とか、数々の名作映画の音楽を担当されています。名画の影にこの人ありって感じです。

ケティ=エルダーが亡くなり、4人の息子たちが一堂に会する。だが、半年前に殺された父のことで長兄のジョンが不審を抱き、彼らは町の有力者へースティングスの罠にはまってしまうのだった。

中盤で4兄弟が捕まった時にはどーなるかと思いました。ピンチがあって逆転がある、というのは西部劇では黄金パターンだと思いますが、長兄のジョンは「4人とも縛り首になっても逃げ出しちゃ駄目だ」と弟たちを諫めます。ジョンはガンマン、トムはペテン師、マットだけよくわからないんですが、末弟のバドにはまともな生活を、と繰り返し言ってるので、日の当たる場所を歩けない裏街道の人のようですが、性格的にはどうもかっとなりやすいジョン、トム、バドに対し、いちばん冷静です。何やってるんだろう? カウボーイはまっとうな仕事だったはずだが? ただ、そのまっとうなマットが途中で殺されてしまい、さすがのジョンも怒り心頭、末っ子は撃たれるし、何かと「逃げよう」と言い出すトムとともに町へ戻りますが、今度は鍛冶屋を人質にとって強硬な手段に訴えます。最後はトムも撃たれ、黒幕へースティングスとジョンの一騎打ち。へースティングスさんちが銃砲屋だったもので火薬が爆発して何とも派手な幕切れとなりました。

それにしても本作の公開時、ジョン=ウェインは58歳です。末っ子のバドは18歳の大学生、ちょっと兄貴、老けすぎか〜? それよりもお母さん、いくつでバドを産んだんじゃ〜?!

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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マックQ

監督:ジョン=スタージェス
出演:マックQ(ジョン=ウェイン)、コスターマン課長(エディ=アルバート)、ロイス(ダイアナ=マルドア)、マイラ(コリーン=デューハースト)、トムズ市長補佐官(クルー=ギャラガー)、私立探偵ピンキー(デビッド=ハドルストン)、JC(ジム=ワトキンス)、サンチアゴ(アル=レッティエリ)、ほか
音楽:エルマー=バーンスタイン
製作:マイケル=ウェイン
1973年、アメリカ

ジョン=ウェインの刑事物。アクションにロマンス、カーチェイスに銃撃戦と息もつかせぬ展開に満足な逸品です。

親友の刑事スタンを何者かに殺された警部マックQは、行き過ぎた捜査を署長や課長に咎められて、警察を辞め、私立探偵ピンキーのもとに転がり込む。警察の手も借りつつ、独自に捜査を進めるうち、マックQは、スタンの死と同日に起きた警官殺害事件の延長に、麻薬取引があることに気づくが、それは警察の内部にも食い込んでいた。

ダーティ・ハリーも真っ青な豪腕警部マックQ(ところでこのQは何の略?)がぐいぐいと切り込んでいく親友の死の謎。日頃、西部劇ではライフルを片手でぶん回すようなお方が拳銃では物足りないとばかりに1.5分間に32発も発射する連発銃を仕入れ、最後は銃撃戦もばりばり。

ところが、わしら視聴者は最初に見せられているわけです。警察官を不意打ち同然に殺したスタンの姿を。しかし、中盤、警察の中にも裏切り者がいるという展開になると、果たしてスタンが殺した警官はいい奴だったのか、悪い奴だったのか?という疑問となり、ラスト、マックQは鮮やかに事件を解決。マックQはまた警察に戻りましたが、安易なシリーズ物に流れないのがこの時代のハリウッドの矜恃でありましょう。

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