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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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Episode 3(久々)

わし的にはいちばん突っ込みどころが多いエピソードです。まぁ、今川監督の脚本はたいがいどこかに突っ込みどころがあって、でも、たいがいは笑って済ませられるんですけど、屈指の名作「ジャイアントロボ The Animation〜地球が静止する日」にあっても、これほど突っ込みどころが大問題になったエピソードはほかにないです。

・電磁ワイヤーネット作戦がザル

敵戦力の想定が甘すぎるため、エキスパートの配置が作戦遂行の役割しか果たしてない。だからB級エキスパートのイワンごときに潰されるのだ、という突っ込みは何度もしてますが、ここでもします。結局のところ、これがいちばんの問題だと思うからです。
実際のところ、電磁ネットワイヤー作戦が成功して大怪球を宇宙に放り投げても、幻夜にはテレポートという能力がありますから、あんまり使いたがらないでしょうけど(うっかりするとラストの銀鈴の大テレポート並みに命を削りそうなんで)、何よりも父の遺志=復讐に凝り固まった幻夜ですから、戻しちゃうと思うんです。その場合、誰が作戦を引き継ぐのか難しいところですけど、あんまりないけどアルベルトか、あるいはありそうだけど孔明か… むしろ孔明が指揮を採った方が間違いなくやばいと思いますが…
また、フォーグラー博士の本来の遺志からすれば、3つのサンプルが3つ揃って使われないのも困るんで最初から失敗するのが前提の作戦とはいえ、命をかけた戴宗や楊志があんまりだ…

・大人がちゃんと大作を説得しようとしていない誰一人として

まぁ、これも大作の成長のためには必要な失敗なのかもしれませんが、それで戴宗と楊志を失うのはまた犠牲が大きすぎると思います。もっとも、これだけの犠牲を払ったからこそ、大作もまた一人前のエキスパートになったとも言えるんですが… それにしても見直していて思ったのは、誰一人として大作を説得しようとしていないじゃん!ということでした。この場合、鉄牛は「大人」じゃないので省きます。まぁ、戴宗と楊志の死は鉄牛の成長にも必要だったって… それも悲しいじゃないですか、もう…
やっぱり中条長官の怠慢が責められるべきですね。「説明の必要はない」って、そりゃあんまりだ長官…
あと、戴宗は火に油を注ぐようなことしか言ってない(「俺たちが倒れたら、その時こそ、おまえとロボの出番」とか)し、銀鈴は無責任に成功を請け負っちゃうし、楊志と一清は何にも言わないですしね。さらに作戦司令官のくせに梁山泊で呑気に実験してる呉先生、あんたもたいがい無責任だよ!!!

そういや、Episode 4でフォーグラー博士が銀鈴のお父さんだったって知るまでは、大作にとってフォーグラー博士って世界の敵なんですね。まぁ、実際にはただの立体映像なんですけどシズマ博士の仇って、この時点ではシズマ博士>フォーグラー博士なのが、何をもってフォーグラー博士に寄せる絶対の信頼になったのか… やっぱり銀鈴のお父さんだってのが大きいんでしょうけど。Episode 4ではそこまでじゃないですしね。

前のエピソードで村雨のことをちょっと書きましたが、まだパリにいましたね、彼(汗 全身包帯なのは火傷でも負ったためなんでしょうが、Episode 5を見る限り、忍法にも使ってるし。まぁ、不死身の名にふさわしく1日足らずで復活したんですね。さすが…

イワンが退場し、ロボが大怪球に敗北したところで次回に続く!

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Episode 2(久々)

Episode 1でまずは名称だけ登場した「バシュタールの惨劇」が語られるエピソードですが、楊志と一清が初登場とか、当エピソードだけのダイジェストパートなんかもあって相変わらず盛りだくさんな「ジャイアントロボ」です。

そう言えば、どこかで突っ込んだ気がしないでもありませんが、Episode 4や6でアルベルトや樊瑞が「BF団を私怨の道具に使って!」と怒ってましたけど、大怪球フォーグラーの登場時にちゃんと言ってるじゃありませんかねぇ。何であれはスルーしたんや。あるいは十傑集の方々が登場したのはEpisode 6が初ですが、時間的には当エピソードにもかかってきてたんでしょうか? まぁ、いまさら突っ込むのも野暮ですが。

まだまだ守られモードな大作、今回はロボをオートガードで動かし、宿敵アルベルトの戦いで忙しい戴宗の兄貴をピンチに陥らせ、呉先生・銀鈴・鉄牛の3人でもイワンを仕留め損ねて逆に人質にされたりと、いろいろ忙しいです。主人公だし。1対3でB級エージェントのイワンを倒せなかったのに、Episode 4では一清・銀鈴でアルベルトから大作を取り戻していたのはやはり一清の技の広さが有効だったんじゃないかなぁと思います。攻撃一辺倒の鉄牛と、防御に特化してる呉先生では難しかったんじゃないかと…

まぁ、結果的に大作はバシュタールの惨劇について、世間一般で言われていることは知ったわけですから、結果オーライな感じですが、わしは大作が子どもでも、最強のジャイアントロボを操る国際警察機構のエキスパートである以上、過去のことを知らないではすまされない派ですので、あんな形でイワンに知らされたことを嘆く前に、呉先生でも銀鈴でも、あるいは登場していない別のキャラでも、誰かが教えておくべきだったと思います。まぁ、できたら真相も併せて教えてあげればなおよしです。

わし的には、前のエピソードで銀鈴とデートし損ねてがっかりな鉄牛が、大作を庇うついでに銀鈴も庇えて(鉄牛的には逆かもしれませんが)思わず鼻の下を伸ばしちゃった一瞬のカットが買いでした。まぁ、この後で美味しいところはより広範囲をカバーできる呉先生に持ってかれちゃいましたからね。

後は初めて聞いた時から大好きなエンディングテーマが静かな打楽器から入って盛り上がるのを聞いていたら、わしは打楽器が印象的な音楽に弱いんだなぁとしみじみ聞き入りました。生演奏で聞いてみたいわ…

そう言えば、当エピソードで「大怪球の弱点に気づいた」という村雨が、なんでEpisode 5まで再登場しないんだろうと思ったら、パリを廃墟にした大怪球のエネルギーフィールドとかいう最大攻撃に巻き込まれて、再生に時間がかかったからなんでしょうね、きっと。あと、半分くらいはシズマが動かないから歩いてそうですが、雪の上を猛ダッシュしてたんで、走ると速いのかもしれません。それでも何千キロもあると思うんで移動も大変じゃったんだろう…

そうそう、アバンでもカットが削られ(横長だからGR3まで入らない)、本編には登場さえしないGR3が、当エピソードのオープニングにいたのを見つけたのは嬉しかったです。

まとまりもありませんが、こんなところで。

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Episode 1 (久々)

というわけで見始めたEpisode 1ですが、このままEpisode 4で終わらずに、Last Episodeまでなだれ込む可能性も低くありません(爆

久しぶりなんでオーディオ・コメンタリーで見ましたが、大作役の山口勝平さんと銀鈴役の島本須美さんという、なぜか、これだけ声優さんです。あとはスタッフばっかり。一応、全部聞いたんですけど、「格好いい」を連発するお二人のコメントが素直に好きで、これがいちばんおもしろかったです。暴露話よりも。そのくせ、裏話もちょこちょこ満載で、島本さんが銀鈴のミニスカチャイナを贈られて、当時は着られたとか、新しいエピソードの収録に入る前になると今川監督から山口さんに「明日は誰と誰が来るから」というプレッシャーの電話が入りつつ、そのフォローのように収録後はご飯を奢ってくれたとか、「格好いい」とか「好きだ」のあいだに入る話が楽しいのでした。まぁ、実際のところは、「格好いい」と言ってる当人たちがいちばん格好いいわけでして、それだけにわしは、山口さんが「宝物のように思っている」と言ってくれたのが嬉しいし、オールナイトイベントで「自分の代表作の一本だと思っている」と言ってくれたのも嬉しかったです。

あと、毎回のように書いてますが、話が進むにつれてシリアスさが増すなか、ほのぼのする唯一のエピソードでもあるんで(中盤の大作、銀鈴、戴宗、鉄牛のやりとりとか)、その明るさもいいなぁと思いました。

初登場時の大作の傍若無人さ(鉄牛や銀鈴に「もっと速く」とか言っちゃう辺りとか)なんかも、後々のエピソードの成長ぶりを知ってるだけに、これまた少年らしくていいですな。

それと兄貴な戴宗が、自分に課している一歩引いたところを、宿敵・衝撃のアルベルト相手には無遠慮で、ちょっと悪役顔になっちゃうところがいちばん戴宗のシーンでは好きだったりします。世間一般では兄貴な戴宗に人気があると思うんですけど、そういう意識的にか無意識に課している枷を取っ払ったところのが好きだなぁと。だからこそ、Episode 4で戴宗と決着をつけたのに、アルベルトは納得がいかなかったわけでしょうし。戴宗の気持ちはアルベルトよりも電磁ネットワイヤーを守ることにあったわけでしたから。

まだまだ話も序盤なので、各キャラクターがけっこう好きなように動いている、後のエピソードに行くほど、そうはいかなくなるなか、まだまだ自由でいられる、そう思うと当エピソードは貴重なんですなぁ…

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Episode 6(久々)

ここまで来るとどれが好きとかはわりと同じくらいになってきて、どれも好きなエピソードなんで5とラスト以外は区別つけてもしょうがないかなぁと思ってきました。

当エピソードは何といっても

・ビッグファイアのテーマ
・十傑集の濃さ
・在りし日のフォーグラー一家
・炸裂する大作の少年らしさ

辺りが好きです。まぁ、上から2番目くらいまではたいがいの人が言ってて、3番目くらいは名曲「明日への希望」があるので、たいがいの人が頷くと思うんですけど、4番目はなかなか言う人いないんですよね。

わしは、そもそもロボが好きで、そこから派生しての大作好きだったんですけど、確か、このエピソードの終盤、素晴らしき人に一方的に嬲られる村雨と会話する大作が、大作単体でもいいじゃん!と思い始めたきっかけじゃなかったかと思うくらい、大作の少年の部分がすごい好きだったりします。
それは中盤での村雨との会話にも溢れてるんですけど、まぁ、何度もあちこちのエピソードで書き散らしてますけど、お父さんだけじゃない、周囲の人に寄せる絶対的な信頼にあります。特に亡き父・草間博士とフォーグラー博士への信頼は不動のもので何を知らされても言われても決して動かない。そこが、この話全体のなかでは異色であろう(子どもと呼べるのは基本、大作だけで、せいぜいサニー・ザ・マジシャンが含まれるけど、それほどキャラは立ってないから)部分なのも当然、監督は意識してそうさせたんだろうなと。
それはたとえば、Last Episodeの最終決戦、黄信に引っぱたかれて置いていかれたように、なかなか動けないものだったとしても最後は勇気を振りしぼって立ち上がり、ロボとともに戦おうと決意させる。そうすることで逆に黄信に認められ、アルベルトに認められた、そんなところでもあります。

子どものままでいい、僕は父さんを信じて生きていきます」そう言った大作は、きっと今や幻に近い最後の「バベルの籠城編」でも、やっぱり少年のままで、それでも兄貴な鉄牛や、頼れる縁の下の力持ち・一清道人や、たくさんの新しいエキスパートたち、残りの九大天王たちに囲まれて、ジャイアントロボとともに戦ったんだろうと思うのです。

それはそれとして、ロボの右腕を修復した呉先生、一清の服装にも気を遣ってやってよ!とか思いました。一清、Episode 5以降、ぼろぼろの服のまんまでさぁ… 雪山であれは気の毒だ… 寒さなどものともしてなさそうですが…
あとLast Episodeの感想にもかぶっちゃいますが、一清の八面六臂な活躍ぶりが他のエキスパートを圧倒してますよね。あんまり目立ってなさそうですけど。中盤、鳥になって周通を乗せて飛んでるかと思えば、最後では白蛇(8首?)を召喚して血風連相手に絶対的な強さを見せてたり、かと思えばEpisode 5では「敵の目には映らぬ術」とか言って札を角灯(と言っていいのかわかりませんが)にしたり、村雨とうっかりやりあった時も木に隠れたり、炎に身をやつしたりと多才さが誰も寄せつけない感じなのが良かったですな。
そういや、キャラ語りで一清書いてないんですけど、あんまり自己主張するキャラじゃないもんで、激烈に好きだ〜!!!って感じにならないもんですから… そこら辺、ちょっとマトリフ(「ドラゴンクエスト〜ダイの大冒険」でたきがはがいちばん好きなキャラ。齢90歳以上にしてエロで独善が服着て歩いているようなじじぃ、ならぬ大魔道士)の「魔法使いってのはパーティでいちばんクールでなきゃいけねぇんだ」を素でやってるように思えます。

なんてことを思いながらうきうきと鑑賞してましたら、やっぱり最初の方の大人げない鉄牛とか、子どもっぽい大作とかも見たくなってきたんで、何より、楊志の姐さんと戴宗の兄貴が登場するのはEpisode 4までなんで、全部見直そうと思いました。

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Episode 5(久々)

DVDドライブを買い直したのでひゃっはーとEpisode 5を鑑賞しました。

このエピソードは、前々から言ってますが、わしが2番目に好きなエピソードなもんで、Last Episodeに次いで思い入れが強かったりします。好きな理由はあちこちで書き散らかしてますが、

・このエピソードにのみ草間博士と幻惑のセルバンテスとGR2が登場する
・前のエピソードで新たに結ばれた大作とロボの絆が胸熱
・鉄牛の血の告白が屈指の名演
・真実のバシュタールの演出が鳥肌

ここら辺ですかね。あ! あとGR1対GR2という正統派のロボット大戦が熱いってのも大きな理由だったりします。まぁ、ここは熱いわりにGR1の圧勝になっちゃってGR2の見せ場は少ないんですが、登場さえしない(アバンに出ても横長のためカットされる)GR3に比べるとずっとましかと… ロケットバズーカ1発で沈むけど… (´・ω・`) でもオープニングにも登場するし!

ところで初っぱなで呉先生が銀鈴に教えてやりたいことっていったい何だったんでしょうか? どう考えても間違った実験結果で、酸素を奪う恐ろしいサンプル以外の結論は前のエピソードでは出なかったように思うんですが、そのわりに明るい顔してるし…
ただ、呉先生はLast Episodeまでフォーグラー博士の真意を誤解していたんで、まぁ、そこは幻夜(エマニュエル)と同罪だったりしますけど、もうちょっとフォーグラー博士を信じてやってよと言いたいですよわしは。それだけに大作の決してぶれない信頼ぶりが頼もしいわけですが。

あと、Last Episodeでの銀鈴様ご乱心ですが、その理由付けを考えた「幻夜」を読み直したんですけど、このエピソードでも銀鈴は幻夜に再三、復讐を止めるよう言ってますね。あと、真実のバシュタールも「私たちだけの真実にしておけばいいじゃない!」と言い切ってます。やっぱり、あくまで復讐にこだわる兄にショックを受けての「こんな物、10年前に壊れてしまえば良かったんだわ!」につなげるのはウルトラCですけど、我ながらいいアイデアだと思いました。
そうでなかったら、大作の叱咤で、一度はアタッシュケースを幻夜に渡しかけた銀鈴が、やっぱり逃げ出すという展開にはならないんじゃないかと。ただ、それでも迷いに迷っていた銀鈴を村雨が催眠装置にかけたというのが、双尾蝎救助隊に助けられて目覚めた大作が見たのは銀鈴がもう催眠装置に閉じ込められた後という時間的に大してない(全エピソードで7日だから、せいぜい半日か数時間。そう考えると、それだけのあいだにロボの手を完全に修復した呉先生はやっぱり優秀か… 目立たないけど)はずなので村雨も決断早すぎだろうと思うんですが。村雨は作中の人物のなかでは数少ない銀鈴の過去を知っていて、うっかりするとバシュタールの真実も知ってそうなんで、いろいろ考えてああしたんでしょうけどね… 最後(Last Episodeの「さらば村雨健二」のあたり)があんまり悲しすぎてね… きっと何事もなかったように復活するんでしょうけど。不死身だし。ただ銀鈴がいないから皮肉屋っぷりに磨きがかかってるような気がします…

昨日見たLast Episodeに比べると、今川節(離れたところにいるキャラクター同士がさも会話しているような応酬)がわりと抑えめだったのは意外な展開でした。

火がつくと止まらないアニメなので、結局、Episode 1から見直すかもしれません。

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