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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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サマーウォーズ

監督:細田守

8月6日だというのに原爆関連の映画やるでなし。「HACHI 約束の犬」と「サマーウォーズ」の二択(たきがは家には有料チャンネルないので)。ここは「ハチ公物語」のリメイクより見たことのない「サマーウォーズ」見てみようということでだらだらながら見。

全世界がOZというネットワークでつながり、OZなしでは何もできなくなった近未来(と言いつつ、2010年って出てくるのはどうか)。OZのメンテナンスをするアルバイトをしていた高校生の小磯健二は、先輩・篠原夏希にアルバイトを頼まれ、長野県の田舎に行くことに。しかし、その夜、謎のメールを解き明かした健二はOZのアカウントを乗っ取られてしまい、OZそのものも何者かに改竄されていくのだった。

ということで、わしが常々、こういうデジタルな世界に抱いている不安が、この世界では見事に突かれており、ますますお財布携帯なんか決して持つまいと決意するわたくし。

ええ、けっこうおもしろかったです。映画館行っても、それなりに盛り上がったでしょう。個人的にはラブマシーンに花札勝負を挑んだ夏希が一瞬の隙をつかれて負けそうになった時、世界中からアカウントが届くというシーンが良かったです。こういう、仲間というか同志が集まるシーンって、わし、常々好きだと公言しとりますし。「起動武闘伝Gガンダム」しかり「ジャイアントロボ The Animation 地球が静止する日」しかり。

そして、さらなるどんでん返しで頑張る健二くんもけっこう格好良かったです。ていうか、数学オリンピックの日本チャンピオンになり損なったってだけで、十分、すごいキャラだと思うんだけどな。

でも、1回見たから、もういいです。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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引き続き「ファミ通」の記事

いまだに発売日も価格も未定というのに、情報だけは出てくる「タクティクスオウガ 運命の輪」。

今回はクラスを4つ紹介がメイン。

・男性の基本クラスはソルジャー、女性の基本クラスはアマゾネスだったのが、ウォリアーという表記に統一。どうせこのまま使い続けることはないのでどうでもいいといえばどうでもいい。
・女性専用クラスだったアーチャーは男女共通に。女性の独壇場だったのに。
・攻撃魔法は男性用クラスのウィザード、補助魔法は女性用クラスのウィッチが主な使い手だったのに、どっちも使えるようになった。ウィザードのグラフィックは30歳くらい若返った。政尾翼という人のデザインは全体的に細くて美形な感じです。吉田さんの地に足つけたグラフィックが好きだったのに〜
・新しくローグというクラスを追加。むむむ… こういうクラスって、なんか「オウガ」世界に合わなくね?

こうして見ると「タクティクスオウガ外伝」思い出すのはわしだけではあるまい。

そして、前はユニットの能力値さえ足りればクラスチェンジできたのに、今回は「オウガバトル64」のドラグーンやブラックナイトみたいに特殊なクラスでもないアーチャーでさえ、転職用のアイテムがいるそうな。店で売ってて、1つ1000ゴート? なんて「ファイアーエムブレム」だ、それは。

しかも、魔法かスペシャル以外は武器での殴り合いが基本だった「オウガ」世界にスキルなんてものが登場してますよッ! それ、なんて「ファイナルファンタジー」や、松野さん?! ねぇ、不安を感じるの、わしだけ?

さらに「グリモア」なる謎の単語… どっかで聞いたなと思ったら、「ベイグラントストーリー」に出てたよねッ?! なんだかな〜

ちなみにオリジナル版では神竜騎士団のメンバーは30人が最大でしたが、編成画面見ていたら、40人は軽いようです。これでフォリナー四姉妹のために汎用ユニットを除名という措置は執らなくていいわけですね? 確かに前の号では「人数増える」って言ってたし。ついでにLサイズユニットの出撃制限も取っ払ってもらいたいです。Lサイズ愛してゆvv

そして、気になる顔キャラのグラフィックも徐々に判明。

アロセールは、ますます初登場が19歳(だっけ)とは思えない老け…げほげほ…大人びた風貌のお姉さんになりましたが、斜め上を向いた顔グラは「焦点が合ってない」とか揶揄されそうです。それ以前に老けすぎか…

ヴォルテールはやっぱり健在のようです。俺、育てたことないけど。ナイトだし。男だし。やっぱりナイトですねぇ。

ニバス先生がやたら渋いです。これであのしゃべりするのか… いいな、ニバス先生!

ミルディンとカノープスも最後の頁に登場。カノープス、公式サイトのイラストでは48歳相応に見えたんですけど、やっぱり若い? 若作り? でも「デニムと同じくらいに見える」なんてウォーレン・レポート、誰も信じちゃいないぜ!

わしの好きなナンバー3、ミルディンはちょっとやつれ顔ですが、色男ぶりは健在です。というか、ミルディンを色男に描かなかったら、全国一千万のミルディン・ファンが暴動を起こすぞ。でもわしはザエボスの復権を望むんだよぅ… オズを格好良く描くなら、ザエボスももうちょっと格好良くしてくれよぅ…

そして、デニム、カチュア、ヴァイスと並んで、新キャラということで堂々と紹介されていたラヴィニスが明らかにバルマムッサの町でデニムと対峙してますが、これはLルートに進んだ時か? どーせLルートではアロセールが敵なんだし、これ以上、似たようなポジションのキャラはいらんのだが、松野さんがそんな単純なことをするとも思えないし… この先が楽しみです。

私的には単なるマップ・ボスだったディダーロ(無念のとかいう二つ名がついていたはず)が「我が未来の妻モルドバ」とか言ってる台詞が気になる! オルゲウとジルドアみたいな、仲を匂わせる敵キャラの存在がもっと色濃く描かれるんでしょうかね?

それに「外伝」のユフィールみたいなキャラもいるけど、マップ・キャラ(動きが秀逸な3頭身キャラ)が見えないので、クラスがわかりません。何だろう?

ゴーレム、ドラゴン(たぶんバハムート)、グリフォン(名前からしてガンプの親友オブダらしい)のグラフィックは人間キャラがほぼ肩から上なのに比べてもうちょっと大きく見えて、これは格好いいです。

来週号の「ファミ通」にも載るんだって… そんなに小出しにするなら、そろそろ発売時期ぐらいわかってもよさそうなもんだに… そして遅れるのが「オウガ」クォリティv

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夜の記憶

澤田愛子著。創元社刊。

たきがはのこだわりジャンル・ホロコーストものです。副題に「日本人が聴いたホロコースト生還者の証言」とあるように、圧倒的に翻訳物の多いホロコーストものとしては珍しい国産。

最近、twitterで、「ガス室がない」という驚きの発言を聞きました。その根拠が「西岡昌紀の説を信じる」というのですから、開いた口がふさがりませんでした。そう言えば、それまでずっと気にはなってたんだけど見て見ぬふりっていうか、そんなに大げさに考えていなかったんですけど、その人のツィートで時々「ユダヤ人の世界的謀略」ってたぐいが出てきてたんですよね。ああ、それはこういうことだったんだな〜と思って、その人をフォローするのをやめました。わしはフォローするのもけっこう挨拶なしにフォローして、気に入らなかったらフォローを外す奴なんですけど、これは聞き捨てならない話だと思って、急にその人がガンジーの言葉を引き合いに出して世界平和を訴えるのがうさんくさく思えるようになってフォローを外したわけでした。
そうしたら、また別の人が自分も「ガス室がなかったと思ってる」と言い出しまして、そのくせ、わしが議論をふっかけようとすると「デリケートな話題だから」とか言って逃げるんだよね〜 あなたが口を挟まなければ良かったんじゃないですか。勝手に口を挟んでおいて、わしが返答すると何で逃げるのよ。しかも「わしはガス室があったと信じているし、自分はガス室がなかったと思っている。それでいいじゃないか」なんて言われて、もう、相手が逃げ腰になってるし、下手な奴を引っ張り込む羽目になるのもやだし、わしもそれで引っ込めたんだけど、ただ、何度かツィートをやりとりしていて、その人がどうして「ガス室はなかった」なんて言い出すようになったのか根拠を知りたいとツィートしたら、やっぱり一次資料(ホロコーストサバイバーの証言とか)だっていうんですよね。でもタイトルは覚えてないと。しかも「ガス室はなかった」と明確に言っているわけじゃないと。わしも悔しいので、どんな証言に当たったら、そんなことを信じるようになるのか知りたいと思いまして、この本を手に取ったわけなのでした。

しかし、その時は言うのをやめちゃったけど、ヒロシマ・ナガサキに原爆が落とされたことが誰にも否定し得ない事実であるように、ナチスの作った収容所のガス室で何百万というユダヤ人、ロマ、ほか大勢の人びとが殺されたことは絶対に動かしようがない事実で、それはたとえば神のように「あなたはいないと思っていて、わたしはいると思っている。それでいい」というレベルの代物ではないのだと思いました。
そして、ついでにもう一つ思い出したんだけど、前に「ホロコースト大事典」を読んだ時に、「チョムスキー9・11」のチョムスキー博士が、イスラエル憎さのあまり、ホロコースト否定論者を擁護したと。ユダヤ人の陰謀などと言い出した人は同じ心理なのかなぁと思ったのですな。
でも、わしもはっきり言ってイスラエル嫌いだし、イスラエルに店舗出そうっていう無印良品不買運動やってるけど、ホロコーストの問題と現在のイスラエルという国家を一緒くたにするのはどうかと思う。

と思いながら読んでいたのですが、この本の中でインタビューされているサバイバーって、全員イスラエル在住なんだよね。だからイスラエルに対して「国を守りたい」とか「国を守るのは当然」って言葉は出ても、パレスチナの人びとに対して、自分たちの国がしていることのひどさを批判する声なんか絶対に出ないわけ。日本という安全な国に住んでいて、とりあえずホロコーストの心配もないわしが言うのもどうかと思うのですが、でもやっぱり、今のイスラエルはかつてのナチスにも恥じないひどい国家だと思うのです。
でも、そことここは切り離したい。ホロコーストという未曾有の災厄を被ったユダヤ人がイスラエルという国でパレスチナの人びとになしている非道さは一直線につながっているのかもしれないけれど、つながっているんだろうけれど、だからといってイスラエルを否定するあまり、ホロコーストも否定する、ガス室もなかったことにはわしはできないと思う。同じように南京大虐殺もポル・ポトの虐殺も、原爆同様、人類に対する犯罪として決して否定できない。決してなかったことになどできない。

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ラジオドラマ「原発震災」

twitterで評判になっていたので聞いてみた。

( ゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ

  _, ._
(;゚ Д゚) …?!

(つд⊂)ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ

(  д )

(; Д ) !!

ええと、題材的にはとても興味あるネタなのですが、いかんせん、登場人物が2人しかいないというのに、マナブは単なる棒読みで、サクヤは素人丸出しで、よくこんなん、公共の電波に乗せたな〜と逆の意味で驚いた。プロの仕事とは思えないクォリティ。

ドラマ「原発震災」第1話 鳴り続けるガイガーカウンター

評判いいのだが、2話も聞いてみるべきか…(´・ω・`)

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黄昏

監督:マーク=ライデル
出演:ノーマン=セイヤー(ヘンリー=フォンダ)、エセル(キャサリン=ヘプバーン)、チェルシー(ジェーン=フォンダ)、ビリー(ダグ=マッケオン)、ほか
原作:アーネスト=トンプソン
1981年、アメリカ

ヘンリー=フォンダ氏の遺作です。原題は「On Goleden Pond」といい、老夫妻が住む湖を言います。Pondというと池って感じですが、中盤でビリー少年がモータ付きのボートを乗り回しているので、かなり広い湖です。迎えるはこの映画でアカデミー主演女優賞を4度取ったという大女優キャサリン=ヘプバーンさん、この大スター同士の夢の共演は、ヘンリー=フォンダ氏の実の娘で、作中にも娘役として出演しているジェーン=フォンダさんの意向によるものでした。

ノーマンとエセルの老夫婦が「ゴールデン・ポンド」のほとりに立つ我が家に帰ってきた。長い冬が終わり、春になったので、夫婦はここで暮らすのが定番だったのだ。そこに長年、父との確執を抱えた一人娘チェルシーが、恋人の歯科医ビルと、その息子ビリーを伴って、ノーマンの80歳の誕生日を祝うためにやってくる。チェルシーとビルはすぐにヨーロッパに旅立ってしまい、ビリーが残されたが、初めは反発していたビリーも自然あふれる「ゴールデン・ポンド」での暮らしになじみ、ノーマンとは親友同士になっていくのだった。

ノーマン=セイヤーおじいちゃん、へそ曲がりで偏屈な老人です。元教授ですが、何の教授だったかは不明。ゴールデン・ポンドのほとりの家は、別荘かと思いましたが、チェルシーも子ども時代を一緒に過ごしたそうなので、春〜秋限定の自宅のようです。贅沢だなぁ。冬になると町に帰るのか。「長い冬」でもそういう話、あったなぁ。贅沢とは違うのか。80歳になって、ちょっと忘れっぽくなったもので、エセル曰く「5分おきに死について考えている」と言われてしまいますが、娘にもあんまり素直になれないだけで、本当は優しい人です。父親においていかれて、ちょっとすねてるビリーにも釣りを教えてやったり、飛び込みを教えてやったり、文芸書(「宝島」とか「二都物語」というタイトルが出てくる)を読ませたりとけっこう面倒をみます。

娘のチェルシーはどうやらアラフォー世代と思われます(旦那のビルが45歳と言ってるから)。しかし、子どもの頃はおでぶちゃんで、父親とはうまくいってなく、どうもそのことでいまだに父親に会うと素直になれません。何度も「うちの父はエゴイストだ」と批判する様子が出ています。そこら辺の娘像は、演じたジェーン=フォンダさんの父ヘンリー=フォンダ氏との確執もかぶるようです。ただ、最初は舞台だったこの「黄昏」を、父のために映画化の権利を取りつけ、相手役にキャサリン=ヘプバーンさんを連れてくるあたり、かなりの気遣いが見られます。しかも、この映画でヘンリー=フォンダ氏はアカデミー主演男優賞を初めて手にしたわけですから、この時代のハリウッドには本当にスターたちがたくさんいたんだなぁと思いました。

そして大御所キャサリン=ヘプバーンさん、一家を支えるエセル母さんです。偏屈なノーマンじいさんも、すねちゃった娘チェルシーも、ひねちゃったビリー少年もがっちり受け止める懐の広さはおっかさんって感じです。まぁ、娘と夫の確執を、この歳になるまで治せなかったという落ちもなくはありませんが、これは母さん責めてもしょうがないし。ノーマンじいさんがどんなにへそ曲がったことを言っても、あったかく、大きく受け止める、良き妻です。

さらにここに飛び込んでくるのがビリー少年、13歳。ロスで女の子たちを引っかけて遊んでいた少年が、ノーマンじいさんに怒られて釣りに連れていかれてからというもの、だんだんノーマンと打ち解けるようになりまして、すっかり素直な少年に。最後はノーマンとゴールデン・ポンドの主釣りまで成功するというラッキー・ボーイです。中盤はこのビリーとノーマンのやんちゃぶりをエセルが見守るというのが主題ですので、日本語タイトルは「黄昏」となってますが、決してじいさんだけにスポットライトが当たった映画ってわけじゃないんだなと。

ただ、クライマックスでチェルシーとノーマンの長年の確執がやっと解かれたように、主役はあくまでこっちというか、そうした家族の営みを見守るゴールデン・ポンドこそ主役であるというか。ラストでノーマンとエセルが仲良くゴールデン・ポンドのほとりを散歩するように、たとえこの夫婦が亡くなってもゴールデン・ポンドは変わることなくそこにあり、チェルシー夫婦に受け継がれ、きっとビリーにも受け継がれていくのだろうなぁと。

しかし、クライマックスが実はもう1つありまして、前から心臓が悪いと言われているノーマンが発作で倒れちゃうんですよ。そこでいつも冷静なエセルが取り乱すという夫婦の愛情を忍ばせるシーンがあるんですけど、あそこら辺の展開は、ヘンリー=フォンダ氏が主演だってんで舞台とは違うような気がしました(未確認ですので推定ですが)。ヘンリー=フォンダ氏が主役だってんで入れたような感じもしました(そうでないと原題とのつながりとか、その前のビリーとの交流とかが浮く感じになる)。まぁ、そういうところを読んだ上で、日本語タイトルに「黄昏」とつけたとしたら、これはこれで秀逸だなと思いました。

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