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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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一番美しく

監督・脚本:黒澤明
出演:渡辺ツル(矢口陽子)、工場長(志村喬)、水島寮母(入江たか子)、ほか
1944年、日本

黒澤監督の「戦意高揚映画」。軍需工場で働く女子挺身隊員たちが、4ヶ月の特別増産体制を言い渡され、仲間が倒れたり、目標に達しなかったりしつつも頑張る姿を温かく描いた映画。戦時中にアメリカの音楽が使われたり、黒澤監督らしい反戦意識もある映画です。しかし、この時代にアメリカの音楽を使うなんて、何て大胆なんでしょ。

黒澤監督としては「一番可愛い」映画だそうですが、物足りないのも事実ですかね。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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虎の尾を踏む男たち

監督:黒澤明
出演:武蔵坊弁慶(大河内傳次郎)、片岡経春(志村喬)、義経(仁科周芳(十代目岩井半四郎))、常陸坊海尊(横尾泥海男)、亀井重清(森雅之)、伊勢義盛(河野秋武)、駿河次郎(小杉義男)、強力(榎本健一)、富樫(藤田進)、ほか
1952年、日本

能の「安宅」、歌舞伎の「勧進帳」に題材を取った、ミュージカルというか、やたらに歌が入る映画。黒澤監督の作品の中でもかなり珍しい部類ではなかろうかと思います。あと、59分と短く、黒澤映画でも最短というのも特徴的ですな。撮影は1945年にされましたが、GHQの検閲やらで1952年まで公開が遅れたようです。あと、Wikipediaによると、挿入されている歌は能の地唄の部分だそうで、キャラクターの心情とかを語っているのはそのせいもあるんでしょう。台詞が少なかったです。

あとあと、大河内傳次郎氏といいますと「しぇーはたんげ、なはしゃぜん(姓は丹下、名は左善)」というのが有名ですが、滑舌が悪いのと、歌舞伎調の台詞廻しなもんで、9割方、何を言ってるのかわかりませんでした… 弁慶の台詞が半分以上なのに… 迫力はあって格好良かったんだけどね。

そういえば、森雅之さんが出ていたのですが、最後まで気づかず。志村さんは一発でわかるのだが…

また、義経の顔が最後の方まで明かされなかったのはどういう理由があったのだろう?

エノケンの強力が小心者でお調子者でおかしくて、エノケンの映画をもっと見たいなぁと思いましたよ。弁慶が白紙の勧進帳読んでる辺りの表情なんか、オーバーすぎておかしいのなんの。いいよ、エノケン。この人の「炭坑節」なんかいいですよ。「赤とんぼ」とか「昭和枯れススキ」なんか哀愁が漂う歌声が最高っすよ。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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BRIGADOON まりんとメラン 第7話

パイオンのガトリングガンの直撃かと思いきや、まりんとみどり先輩が放水車をパイオンに向けたので、メランは九死に一生を得ます。しかも、警官隊が集まってくるは、パトカーや装甲車も集まってくるはで、パイオンは改めての再戦を宣言して去ります。
メランは大けがを負ってアンプルに戻り、まりん、またもピンチかと思いきや、ここで秀太じいちゃんとマイクが登場。長屋一同を引き連れて、自転車で漕ぐ装甲車でまりんとみどり先輩を助けます。船に乗って逃げ去る一行。

みどり先輩が去った後、長屋に再び現われる警察。ところが、警戒する一同に大仏顔の刑事は頭を下げ、土下座さえしたではありませんか。どうやら上からの圧力で前話でまりんにしたような横暴な真似はできなくなった模様。気に入らなければ「蹴るなり踏みつけるなり好きにしてくれ」という台詞に彼らの置かれた立場の苦しさが表われています。

しかし、そこに止まっていたパトカーに突然、プロ野球のスコアボードが落とされました。落とし主は無論、パイオン。その前に傷を癒すパイオンのカット。脇の触手を使っています。パイオンはアンプルに戻るわけにはいかんからなぁ。で彼は後楽園と思しき球場を眺め、ここをメランとの決戦の場に選んだようです。

まりんがアンプルからメランを戻し、パイオンからの果たし状であることを確認。傷は治りきっていないのですが、メランはまりんを守るべく、この戦いから逃れられないことを知って出かけようとします。
ところがまりんに止められ、「これが僕の任務だ」と言うメランに、まりんは「任務はメランだけのもの、でも約束は2人のもの」ということでメランに「帰ってくる」と約束させ、髪をまとめていたゴムをメランの剣に通すのでした。

後楽園でパイオンと戦い始めるメラン。
並行して、メランを気遣って落ち込むまりんを萌ちゃんが電話で励まします。メランを信じてあげようと言う萌ちゃん、その存在は、本人が心配しているよりずっとまりんを支えているよ!

パイオンとの戦いは熾烈を極めましたが、最後には剣を折られてもパイオンに直撃させたメランの勝利。
ところが、ここで後楽園球場一体が崩壊、ブリガドーンに向けて落ちていきます。これが以後、この世界を悩ませる等価崩壊というやつで、片方の世界からもう片方の世界へ地殻が崩壊して移ってしまいます。
それもこれもパスカの日を迎えるのに、ブリガドーンにまりん(パイオンはまりーんと発音)がいないかららしいのですが、パイオンの「裏切り者」に対して、メランは「今は話せないが信じてほしい」とだけ言い切ります。うーん、確かに、メランの事情を思えば無理もない… パイオンが知ったところで、できることはなさそうだし… しかし、回想シーンにも登場したパイオンと戦わなければならないメランの苦悩や如何に、ですよ。

銃の先端も切られ、剣も切り落とされ、文字どおりぼろぼろになって長屋に帰り着くメラン。どぶ川というか、小川をぱしゃぱしゃ歩いてくるのが、飛ぶこともできないのかと痛々しいメランです。
屋根の上で一晩明かしてしまったまりんはそれを見てメランを迎えに行き、傷つきながらもメランはまりんに微笑みかけるのでした。メランの初笑顔だったよな、これ。だんだん人間くさくなってきたメランが可愛いです。どんな大塚マジックだ、それは。

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地球の燃え尽きる日 第48話

第8巻は11月19日発売!

今回も物語が動きましたが、悪人4人衆といい、草間博士の遺言書といい、謎解きはまだお預けです。

続きは以下へ。

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BRIGADOON まりんとメラン 第6話

まりんのピンチに長屋の面々が応戦します。しかし、メランまで現われても、多勢に無勢。特にメランがまりんに傷つけては駄目、という頼みを聞いている以上、勝ちようがありません。しかもばあちゃんを庇ってメランまで傷つけられるに及んで、まりんは警察に投降するのでした。ここでまりんとメランの応答により、メランがアンプルになるのは傷を治すためでもあることが判明。アンプルから戻せるまりんがいるからできる技なんですね、これは。

しかし、警察に連れていかれたまりんは、ここでアニメ史上でもほかにないだろって感じのきっつい取り調べを受けます。素性の知れない孤児という精神的なものと、13歳の少女にするにはやりすぎだろ!って肉体的なものです。あろうことか、大仏顔の警官はまりんの頭を何度も机にたたきつけたんだから、無茶苦茶です。でも、これってアニメだからってわけじゃなくて、実際に警察はやってると思います。敵と見なすとどこまでもきついというのは、日本人の身内根性なのかな〜と思ったり。

監獄に閉じ込められたまりんのところへロロが現われ、モノマキアが迫っていることを告げますが、助け出してはくれません。
そこへ現われたのがみどり先輩で、その前に喧嘩でぱくられた彼女がまりんを目撃するというカットが入っています。こうして見ると遊びのないアニメで、どのカットも何らかの伏線となり、意味を持っているというのは凄いことだなぁと思うわけです。

さて、現われたのはメランと同じ銃剣士パイオン=シルバー。右手の剣は聖剣エクスカリバー、左手の銃はガトリングガンと、メラン曰く「最強の銃剣士」だそうです。しかし、「最強」とかってわりには、活躍する回がこの後出てくる3人目の銃剣士エリュン(そういえば、彼女だけフルネーム明かされてない。色的にはエリュン=ピンクか?)よりも少なく、ニコ動見てた時には「うっかりパイオン」とか呼ばれてました。確かに再登場の仕方もうっかりさん…
しかし、今は強いです。まずは警視庁の建物を破壊し、まりん(パイオンは「まりーん」と発音しており、まりんとの微妙な差違がこれまた伏線…)とメランを捜します。警官隊も応戦しますが、かなう相手ではありません。しかもせっかくパイオンが見逃してくれるのに、わざわざ背後から撃つなんて喧嘩売りまくってます。無謀です。

一方、まりんとみどり先輩はいったんは警視庁から逃げ出そうとするものの、その前にメランのアンプルを取り戻せってんで、地下へ。
天井を破壊してパイオンが現われたところへメランもうまいことアンプルから戻されました。
2人の銃剣士の戦いはよく動くので見応えがあります。まだこんなに動くアニメが作られていたとは〜 「ジャイアントロボ The Animation 地球が静止する日」とか「起動武闘伝Gガンダム」とか見慣れた目にはこれぐらい動いて当たり前なもんで、最近のアニメ見るとがっかりしちゃうんだよね。

でも圧倒的に攻めているのはパイオンです。2人の切れ切れの会話からは「誇り高き銃剣士」という台詞が出ます。またメランの行動をパイオンは「裏切り」と捉えていることもうかがい知れます。そして、モノマキアたちがまりんを狙った理由に、「生死を問わず生体情報があれば」というパイオンの台詞から、まりんを連れて帰るつもりだった、という謎が明かされるのです。だからって、わかるような話じゃないんだけどな!

パイオンに追い詰められるメラン。銃声が響いて次回へ続く〜!

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