横山光輝著。講談社漫画文庫刊。全4巻。
「ジャイアントロボ」にて、九大天王の一角に名前の挙る天童くんのオリジナル作品です。eBookで手塚先生を検索していて、ふとこっちのタイトルを思い出し、そういや、密林はどうやと思ったら、全巻揃いでお安く手に入ったので購入。やっと読みました。
で、全巻読んだところで「ジャイアントロボ 地球の燃え尽きる日 第8巻」を読み直し。いるいるw すみれの君、ひまわりの君、バラの君、頑鉄、キザ男、ハヤテ、石倉が揃っているところなどは、さすが横山光輝ファンの今川監督であります。
ただ、たきがは的に、いちばん印象に残ったのは天童とその仲間たちでなく、第3巻に登場のヤクザ、岩見さんでありました。第3巻で天童と敵対していた番長連合が解散した時、その裏にいたヤクザ、犬神組に助っ人としてやってきたヤクザのおじさんですが、犬神組と屋台組の抗争に巻き込まれ、ただ一人生き残った犬神組の二代目(通称ぼんぼん)を庇って死んでしまいます・゚・(つД`)・゚・ わし、こういう人にほんまに弱くてですね、大昔、とあるドラマを見ていた時に西岡徳馬さんが似たような役をやりまして、一目惚れしましたよ。タイトルも覚えてないんだけどさ。
主人公は(たぶん)濡れ衣を着せられて逃げている。
途中で、追われてる事件とはまったく関係ない2人の人物と一緒に山岳地帯に逃げ込む。
その一人が西岡徳馬演ずるヤクザ。
終盤、主人公は追い詰められるが、ヤクザさんが命を張って主人公を逃がす。
同行しているあいだに主人公が無実ということを知ったらしく、たまたま知り合ったような者同士なのに命を張ってくれちゃうというのが、たきがはの壺をついたところ。
追っ手がヤクザっぽかったところを見ると、無実の罪というより、ヤクザ同士の怨恨に巻き込まれたか。主人公自身に咎はなかったはずだが、なにしろ主人公を演じた役者をまったく覚えていないため、西岡徳馬氏のヤクザだけで記憶しているため、かなり怪しいところも多い。
「あばれ天童」を読んでいて、第3巻のラストで犬神組のぼんぼんを守って、孤軍奮闘する岩見さんに、そのヤクザさんを見たような感じだったので、まぁ、たきがは的に年下にはまったく無関心というのがあって、おっさんに行ったりしたんだろうなと思いました。
あ、天童の仲間たちも、みんな可愛いけどね。特にキザ男がけっこう好きだ。
最後は、天童は外国へ旅立つ。山城グループの総裁に収まりきらない彼の大きさに、お父さんがかねてから天童の「海外へ行きたい」という望みをかなえてくれたのだ。
海外に出た天童は、出先で国際警察連合と会い、世界の学生王として九大天王に迎えられたというエンディングが素直に頭に浮かびました(爆
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