去年は大地震の後、気がついたら葉桜になっていたような有様だったので、桜を見に行くということはできませんでした。
今年も、相変わらず原発は余談を許さない状況ではありますが、桜を見に行こうと思うくらいには余裕ができたので、でも近場で行ったことのない隅田公園へ行くことになりました。
ちなみに、わしは花火もわざわざ見に行くほど好きではありませんので、隅田公園にはほんとに行ったことがなく、隅田川の近くに行くのはただ、東北道に乗るために首都高を走っている時だけだったりするのでした。
ただ、結論から先に書きますと、わしは2つの点において、隅田公園の桜は角館の桧木内川にはとうてい及ばないと思いました。
1つには、歩いても歩いても見渡す限り桜並木が続き、川面に枝を伸ばした桜の木々の大きさは、桧木内川の方が断然、見応えがありました。1本1本の木の大きさが、隅田公園ではどうも小さく、なかには立派な木もありますし、わしはいちばんいい時期に行けたと思うので、満開で桜は美しいものでしたが、やはりトータルで見ると、断然、桧木内川に軍配が上がります。
2つめには、隅田公園内で屋台が禁止されているのが気に入りませんでした。花見というのはお祭りです。たきがははお祭りには屋台がなくてはならない人種なのです。イカ焼きでも食べながら、桜の下をぶらぶら歩く。それがかなわなかったのは何とも悔しい話でした。
と文句は言いつつ、久しぶりの桜ですので、写真はあれこれ撮ってきましたが、隅田公園の桜がどんなものかわかったので、二度と行かなくてもいいわ、と思いました。
金のう○こ。
ていうか、これは何なんでしょうね? 高速道路からは何回も見ているのですが、どういうオブジェなんだか…
こうしてアップで撮ると目立ちませんが、木はそれほど大きくありません。だからロングで撮らなかったのだよ、明智君。
新名所スカイツリー。高いので近くに見えますが、1kmくらいの距離があります。
こんなもんに3000円も出して昇る気はありません。ええ、ありませんとも。
ただ、1つだけ隅田公園が桧木内川に勝った点と言えば、当日の天気が風も穏やかでよく晴れていたことでしょうか。
わしの通ったルートは、都営浅草線の浅草で降り、隅田公園へ。そのまま上流に向かって歩き、言問橋で東へ渡り、さらに上流へ、桜橋で戻ってきたというところです。
桜はそれで終わって、後はお昼ご飯を食べて、浅草寺界隈をぶらっと探索して帰りました。
桜橋から上流を眺めたところ。
当日は芋を洗うような船出で、桜橋と言問橋のあいだにはかなりの数が浮いていました。
ちなみにこっちが、2009年4月の桧木内川。
帰りは横浜経由でのんびり帰りました。
うちのブログでよく言及している実家の近所の桜。
フラッシュが焚かれたのでライトアップみたいになって、ちょっと格好いいです。
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