忍者ブログ

されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

トワノクオン 第3章「夢幻の連座」

第2章を噛みしめるように見直して第3章です。

能力者の少年を助けようとしてイプシロンの前に立ちはだかったテイは、そのまま気絶し、イプシロンと意識がリンクしてしまう。クーストースの上代はイプシロンの意識からリンクを辿るよう命じ、探られまいとするリョウやユリ、ミウとの攻防が続く。一方、助けた少年がテイとイプシロンに関係があることに気づいたクオンは、その深層意識にダイブする。彼が見たのは懐かしい過去の記憶、自らの力に目覚めた忌まわしい事件であった…。

クオン、ユリ、テイ、イプシロンの過去が明らかになる回です。( ´Д⊂ヽ

クオンにはトワという弟がおり、能力者だけが住む里でひっそりと暮らしていました。しかし、おそらくトワが助けた外部の猟師から里の存在がばれてしまい、クオン以外は皆殺しの目に遭ってしまったのです。激しい怒りにかられ、惨殺者たちを屠ったクオン。それが千年前のことなのでしょうか。
ユリは子どもの頃に性的虐待を受けたことがあったようで、倒れたテイに触れることで、その記憶がフラッシュバックしてしまいます。
テイは子どもの頃は座敷牢に閉じ込められていました。誰とも触れあうことを許されず、お祭りも格子窓から聞こえる音だけだったと言うテイ。
クオンはともかく、ユリもテイもヘビーな生い立ちです。

そしてイプシロンには妹がいました。名前が予告でもあった「リサ」です。でもテイがリサだったわけではなくて、イプシロンの過去の記憶にシンクロしたテイは、リサの姿になりかわっていただけだったのでした。イプシロンは「おまえら化け物を倒すために自らサイボーグになった」と言っているように、過去に両親と妹を能力者に殺されたことがあったのですが、実はその記憶も彼が書き換えたもので、両親を殺した能力者とは、妹のリサが能力によって変貌した姿であり、両親と妹を焼いた火事もイプシロン自身の能力によるものだったのです。ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!
第2章で神無月がキリを励ます時に言っていたんですが、「能力とは望みを叶える力」だと。つまりイプシロンの能力とは、忌まわしい妹の変貌と両親の殺害を消し去ってしまいたいとするための発火能力だったんかな〜と思いました。

なかなか現実に戻ってこられなかったクオン、テイ、イプシロン、少年(キャストでツトムと判明)でしたが、少年を説得して、ようやくリンクを断ち切り、テイを助けるために逆探知を妨害すべく都内を走り回ってダミーを置きまわっていたユリと、彼女を助けるためにテレポートしたタカオを助けるため、クオンがラスト、出撃します。タカオは第1章で傷ついた手と足の骨折もまだ完治していなかった上、今回の初めにダメージを受けたらしく、ユリを助けに行った時に今度は足首を骨折したもんで、二回目のテレポートができなかったのでした。タカオ、ちゃんと訓練しようよ…

クオンがインサニアの姿になったのは1000年前からのようです。それは彼の仲間を守りたいとする気持ちが「攻撃は最大の防御」って感じで攻撃力に転化してる感じもします。
激しいダメージを受けながらもベータ、ガンマ、デルタにダメージを与えたクオンに、神無月が依頼した仕掛けが作動して、クーストースは引き上げたようです。上代は内部の犯行を疑っていますが、そこから神無月が辿られちゃうとやばいな…。

最後、再登場のユーマがクオンに「人を殺したことはあるのか?」と訊いて、クオンが「ある」と答えたところで今回は幕。むむむ… そろそろDVD欲しい病がむずむずと…

早速、ネットでDVDの情報とか探していたら、「超人ロック」に似ているという意見を見ました。あ〜、わしも最初に思いましたが、ロックは基本、孤独というか、全人類を守ろうとする超人なんで仲間を守ろうとするクオンとは違うと思うんすよ。「超人ロック」は個人的には10巻ぐらいまで(「星と少年」ぐらい)がおもしろくて、「ロード・レオン」がいっとう好きなんですが(好きなキャラもレオンvv)、ナガトが出てきて帝国ができた辺りから、なんか飽きてしまいまして、読まなくなりました。まだ連載やってるんだけどね…

どっちかというと、イプシロンのキャラがどこかで見たことがあるなぁと思っていたら、「ボトムズ」のイプシロンまんまなデザインな気がしますが、あちらが道化で終わってしまったのに対し、こっちのイプシロンは能力者だったこともわかって、次回はイプシロンを囮にクオン(インサニア)を狩ろうとするクーストースとの戦いがメインになりそうなんで、イプシロンは仲間になりそうな感じです。それが「ボトムズ」のイプシロンへの救いでもあるかなぁとか思わなくもありません。

拍手[0回]

PR

犠牲(サクリファイス) わが息子・脳死の11日

柳田邦男著。文藝春秋刊。

25歳で自殺した著者の次男・洋二郎氏の死に至るまでと、自殺してから救急病院で死を迎えるまでの11日を綴ったエッセイ。
タイトルの「犠牲」に「サクリファイス」とルビを振っているのは、息子さんが好きだったというアンドレイ=タルコフスキーの映画「サクリファイス」にちなんでいるそうです。

「息子のために手記を書きたい」と言って、著者は死後8ヶ月ほどでもとになる手記を「文藝春秋」に掲載するのですが、そこら辺の発想というか、息子が救われるためには自分が再生しなければならない=仕事をするという姿勢は作家ならではの業だなぁと思いました。それは著者自身も自覚してて、後書きにそんな文があります。

しかし、中2の時に同級生が投げたチョークで失明の危機に遭い、どうやらそこら辺から精神を病んでいたのではないかと推測されつつ、発覚したのは20歳、自室の窓からガラスをぶち破って飛び降りた時で25歳で自殺するまで病と闘い続けたとは、こういう簡単な言葉で表現するのは何とも申し訳ないのですがまさに「生き地獄」というのがぴったりな感じもするのです。
クラスのなかでだんだん孤立していき、対人恐怖症に陥り、それでも人の役に立ちたい、人と、家族とつながっていたいという意志は持ち続けていた洋二郎氏と、順風満帆とは言いませんが、あちこちで挫折しつつ、すっ転んだり寄り道したりしつつも「自殺」なんてことは生まれてこの方、一度たりとも考えたことがない(痛いのと怖いのが基本駄目なので、自殺なんて恐ろしくてできないというのが子どもの頃の結論)わしとの違いはどこにあるのだろうかと思いました。
何とも驚いたことに、洋二郎氏とわしは同い年だったりもしますんで、彼が見ていたのと同じ時代をまったく同じように経験していたりするはずなんですが、わしは洋二郎氏の死後20年も生き続け、たぶん、この先もこんな調子でひょうひょうと生き続けていくだろうし、原発だの消費税だの、まぁ、いろいろな心配事も怒り事もあるけれど、それでも人生を最後まで渡っていって、最後の最期に笑えれば勝ちみたいな、そんなことを考えたりもします。
でも、考えてみれば30年以上も前、わしは母が「50歳くらいで死ぬかも」と言ったのを真に受けて「お母さん、死んじゃいや」と涙目で訴えたものですが、その母もとうに70を越し、食糧事情の悪かったことでは半端ない戦中派なもんで、このまま80、90まで大往生してくれそうですが、逆に核実験とか、合成食料品なんかに囲まれて、それほどうちの親が無神経だったとも言いませんが、避けようもなかった時代に生まれてしまったわしらは、むしろ逆縁の不幸はしたくないけど、少なくとも親の時代ほどには長生きできんのではないかと日々思い、思っており、なんという時代なのだろうなぁと暗澹たる気持ちになりつつ、それでもひょうひょうと渡っていけたなら、なんて思わなくもない今日この頃。

拍手[0回]

将軍家光の乱心 激突

監督:降旗康男
アクション監督:千葉真一
出演:石河刑部(緒形拳)、多賀谷六兵衛(長門裕之)、堀田正盛(丹波哲郎)、伊庭庄左衛門(千葉真一)、阿部重次(松方弘樹)、猪子甚五右衛門(胡堅強)、徳川家光(京本政樹)、砥部左平次(織田裕二)、祖父江伊織(浅利俊博)、郡伝右衛門(荒井紀人)、土門源三郎(成瀬正孝)、矢島局(加納みゆき)、お万の方(二宮さよ子)、堀田正俊(真矢武)、ほか
主題歌:THE ALFEE
1989年、日本

アクション時代劇。実家でご飯を食べていたら、父が見出して、緒形拳さんだの長門裕之さんだの千葉真一さんに松方弘樹さん、さらに「少林寺」シリーズで時に李連傑の先輩となり、兄貴となり、ライバルともなった胡堅強さんが出ているにあたって、一緒に見始めたところ、荒唐無稽な大活劇でなかなかおもしろかったです。わし、こういうの好きなんす。時代劇って要はジャパニーズ・ファンタジーだと思ってるので、外連味たっぷりの活劇は好みですわん。

日光で湯治をする3代将軍・家光の世継ぎ竹千代が何者かに命を狙われる。数日後の江戸城での元服を控え、石河刑部を初めとする7人の浪人が集められ、竹千代を守って江戸へ向かうことになるが、竹千代の命を狙っているのは実父・家光であった。老中・阿部重次の命により集められた大軍が竹千代を追う。石河刑部たちは竹千代を守って戦うが、一人、また一人と倒されていくのだった。

途中までは山の追跡劇なんですが、敵方が大軍を投じて山狩りを決行すると、馬もまじえての激しいアクション・シーンとなって、石河刑部の部下たちが一人ずつ倒されてしまいます。ここら辺が最大の見せ場で、デビューしたてだという織田裕二を筆頭にそれぞれが壮絶な死闘を演じ、倒れていく様は圧巻。織田裕二は爆弾抱えての死とは、なかなかいい役をもらいましたな。長門裕之さんなんか火だるまになって大軍に突っ込んじゃうしね。最後は石河刑部まで倒されちゃうしね。
7人の用心棒たちを失って、竹千代の乳母・矢島の方と堀田正俊だけでよく江戸に着いたな!とか思いましたが、そこら辺は石河たちの奮闘があってということで、竹千代は狂った父・家光と対面し、5歳ながらあっぱれな幼君でした。

野心に燃えた老中かと思いきや、阿部重次は家光の葬儀中にこっそり腹を切ったので意外な忠臣だったようで、そこら辺もおもしろかったです。

たまには、こういう荒唐無稽な実写アクションなんてのもいいものです。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

拍手[0回]

バオー来訪者

総監修:鳥海永行
原作:荒木飛呂彦
出演:育朗(堀秀行)、スミレ(日高のり子)、霞の目(永井一郎)、ドルド(池田秀一)、ソフィーヌ(井上遥)、ウォーケン(屋良有作)、ほか
1989年、日本

OVAつながりで見始めて、最後に出演者を見て引っ繰り返る。主人公が堀さんだと〜?! 気づかんかった。霞の目はいわゆるマッドサイエンティストなんだけど、青野さんかな〜と思いながら聞いていたら、永井一郎さんだった。道理で「ガンダム」…

秘密組織ドレスよりバオーという寄生虫を植えつけられた育朗少年は、同じくその予知能力をドレスに標的にされた少女スミレと逃げ出すが、バオーの力を恐れた霞の目博士により追っ手を差し向けられ、スミレを人質に取られて、やむを得ず、ドレスの研究所に攻め込むのだった。

ちゅうアクションものです。終盤、ドレスに人質になったスミレが音の拷問を受けるシーンだけどこかで見たことがあり、印象に残っていたのでした。

原作が「ジョジョ・シリーズ」で有名な荒木飛呂彦さん。わしは「ジョジョ」はあんまり長いので手をつけられないでおります。基本、続き物はあんまり読まないんだ… いつ終わるかわからないから。「ガラスの仮面」みたいにいつまでも終わらないのは辛いのだ。

1980年代のOVAかと思ったら、先に映画公開していたようです。道理で「映倫」の字があると思ったら…

お気楽にご飯食べながら見ました。お気楽に見るには、けっこう血しぶき満載、人間もぐちゃっとつぶされ、顔は溶けたりと、この時代、こういうバイオレンスな描写の多かったよな〜と思った。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

拍手[0回]

初タクティクスオウガ

たきがは初の「タクティクスオウガ」話を「オウガバトルな100のお題」にアップしました。

大元の発想は、
1.たきがはが苦労して南瓜の皮を剥いていた(カボチャポタージュを作るため)
2.グランディーナならば南瓜を粉砕するに違いないと思った
3.カノぷ〜は高度な器用貧乏(うち設定)なので、南瓜の皮ぐらいは難なく剥けるに違いない
4.だったら、林檎の皮むきもうまいに違いない。1本つながってたりとか
5.よし! カノぷ〜がうさぎりんごを剥いたことにしよう
6.誰のために?
7.デニムに決まってる!
という感じの7段発想です。なんて安直… (´・ω・`)

今まで発表したのは、全部「伝説のオウガバトル」絡みだったもんで、初めてデニムとか書きました。
ついでに「タクティクスオウガ」の正規ルートはLという視点に立ってますんで、基本、わしはパラレルワールドな設定はしないもんで、バルマムッサの虐殺肯定ルートになりました。

良かったら、感想お待ちしております \( ̄ー ̄|電柱| ̄ー ̄)/

拍手[1回]

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最新CM

(06/14)
無題(返信済)
(05/29)
(04/27)
甘くない態度(返信済)
(04/26)
謹賀新年(返信済)
(01/04)

プロフィール

HN:
たきがは
HP:
性別:
女性

バーコード

ブログ内検索

かうんたあ

脱原発意思表示Webステッカー

バタリーケージの卵を食べたくない!キャンペーン