監督・脚本:黒澤明
出演:桑畑三十郎(三船敏郎)、権爺(東野英治郎)、清兵衛(河津清三郎)、おりん(山田五十鈴)、用心棒・本間(藤田進)、丑寅(山茶花究)、亥之吉(加東大介)、卯之助(仲代達也)、名主の多左衛門(藤原釜足)、造酒屋の徳右衛門(志村喬)、棺桶屋(渡辺篤)、無宿者・熊(西村晃)、無宿者・瘤八(加藤武)、百姓・小平(土屋嘉男)、ぬい(司葉子)、ほか
音楽:佐藤勝
1961年、日本
山田五十鈴さんの追悼に「どん底」でも見ようと思ったら、うちにビデオがなかったので、似たような悪女役で出演のこっちを見ました。
名前としては二番目に上がるのでトップクラスの扱いですが、キャストとしてはそれほど出番は多くなく、三十郎に翻弄される悪女って感じです。悪女ぶりだったら、やっぱり「蜘蛛巣城」に勝るものではありませんが。「どん底」も、一応、大家なんだけど、最下層の庶民って役所は変わらないので。
あとは晩年の出演になりますが、やっぱりこれで知った「必殺仕事人」のおりくさん役の凛々しさが印象深いです。出番は少ないんだけど、出ると締める重鎮て感じが格好良かったのさ。
山田五十鈴さんのご冥福をお祈りします。数々の名演をありがとうございました!
たんぽこ通信 映画五十音リスト
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