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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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グスコーブドリの伝記

監督:杉井ギサブロー
原作:宮沢賢治
出演:グスコーブドリ(小栗旬)、ネリ(勿那汐里)、クーボー博士・語り(柄本明)、コトリ(佐々木蔵之介)、赤ひげ(林家正蔵)、ブドリの父(林隆三)、ブドリの母(草刈民代)、ペンネン所長(キートン山田)、ほか
キャラクター原案:ますむら・ひろし
音楽:小松亮太
見たところ:109シネマ湘南
2012年、日本

たきがはは生来のへそ曲がりである。ある日、Yahoo!の映画レビューのページを眺めていたら、この映画のレビューがあったが、まだ公開前のためかそれほど件数はなく、あまり高い評価ではなかった。たきがははへそ曲がりなので、世間様のレビューのあんまり高いのは信用しない(「千と千尋の神隠し」とか「もののけ姫」とか)。かといって低いレビューの映画を即見に行こうとは思わないが、読んだレビューがどれも「子どもには難しい」といったものだったので、な〜んだ、Yahoo!の映画なんて、わかりやすいハリウッド式しか求めてないんだなぁと思ったが、それで少々興味が湧いた。
で、公式サイトで映画館の情報を調べたら、近くでやっている。これが単館系だったりすると、行くのに少々の興味では尻が重たいのでそうそう観に行くこともないのだが、これなら会社帰りに行ける上、れでーすでーも使えるので、それっと行ってきたのである。

以下、公開中の映画につき、続きにしまっておきます。

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理由なき反抗

監督・原作:ニコラス=レイ
出演:ジム(ジェームズ=ディーン)、ジュディ(ナタリー=ウッド)、プラトン(サル=ミネオ)、レイ(エドワード=プラット)、ジムの父(ジム=バッカス)、ジムの母(アン=ドーラン)、ほか
1955年、アメリカ

ジミーことジェームズ=ディーンの代表作。

泥酔して警察に連行されたジムは、夜間外出で補導されたジュディや、仔犬を撃って注意されたプラトンと知り合う。ジムの一家は最近、この町に越してきたばかりだったが、何度も引っ越しをしていた。ハイスクールに登校したジムは、不良グループのバズたちに絡まれ、夜にチキンレースをすることを約束してしまう。ジムは「腰抜け」と言われることが何よりも我慢できなかったのだ。だが、チキンレースで難を逃れたジムに対し、バズは車から逃げられずに転落死し、集まっていた不良少年たちは逃げ出す。家に帰ったジムは、事件を警察に打ち明けようとするが、事なかれ主義の両親は、彼に警察に行かぬように言うのみだった…。

「理由なき」ってタイトルなんですが、まぁ、主要な3人であるジム、ジュディ、プラトンそれぞれに、反抗の理由ってのはあるわけです。ジムは父が不甲斐ない(でも警察で少年係のレイに「父さんとは友だちになれると思う」と言っているので嫌いなわけではない)こと、ジュディは父が冷たいこと、プラトンは両親がいないことや学校で孤独なことなんかです。
特にジムの場合は、ジムが何かやらかしたり、近所で何か揉めるたびに両親が引っ越してばかりいるもんで、なかなか友だちができず、新しい学校でも孤立しそうになってるわけです。
でも、最初は「何かおもしろいことねぇかな」ぐらいの乗りでバズたち不良グループに絡まれたものの、バズとナイフで対等に渡り合ったジムをバズは気に入ったらしく、ラジオに音楽までリクエストしちゃう厚遇っぷり。ところが、そのバズは、ジムとのチキンレース(崖に向かって車を走らせ、先に車から降りた方が腰抜けという度胸試し)で車から逃げ出せずに死んでしまい、逆にジムの孤立を深めてしまうという皮肉です。しかし、バズたちに受け入れられたところでジムの味わっている「理由なき反抗」は解消するわけではないのですが。

プラトンの場合はもっと深刻で、すでに仔犬を撃つという暴挙に出ているのに、それを止める大人が周りにいません。両親は家に居着かず、ばあやのみ。結果、銃を持ちっぱなしのプラトンは、ジムが不良たちに追われてるってんで、銃を持ってジムを追いかけ、でも、最後はジムたちだけじゃなく、不良たちも隠れ家に来たもので、3人の家出少年少女の捜索願に警察まで動き出してしまい、警察に殺されてしまいます(防御過剰な気もしますが、アメリカの警官はこんなものか…)。そして、彼はジムとジュディを両親に見立てていたのですから、そもそもジムと対等なおつきあいじゃないという辺りが深刻…

ラスト、プラトンという犠牲を払ったものの、ようやくジムの父が立ち直りを見せたところで話は終わりますが、ジムの本当の戦いはこれからなんだなぁという次第。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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Blue-Ray BOX来た ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!

ジャイアントロボ THE ANIMATION 地球が静止する日 アルティメットBlue-ray BOX<期間限定生産版>(リンク先はTower Record)がついにやってまいりましたぁぁぁぁ!!!!

たきがは家にはいまだBlue-Rayプレイヤーはございませんが、膝を揃えて予約します! ついに我が家にもBRが来るのか!

来た ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!

ついでに予約してきました ヽ(▽ `)ノワーイ♪ヽ(´▽`)ノワーイ♪ヽ( ´▽)ノ



新しいパッケージが格好いいので貼っておく。デスクトップはしばらくこれだ。たきがはは国際警察機構寄り(ロボ&大作がいるから)なので、とても嬉しい O(≧▽≦)O

裏面はBF団希望ていうか、BF団来い щ(゚Д゚щ)カモォォォン


この記事は、BD-BOX発売まで、上がってくる可能性があります O(≧▽≦)O

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原爆の子

監督:新藤兼人
出演:石川孝子(乙羽信子)、岩吉(滝沢修)、咲江(奈良岡朋子)、孝司(宇野重吉)、おとよ(北林谷栄)、船長(殿山泰司)、馬喰(東野英治郎)、ほか
音楽:伊福部昭
原作:原爆の子〜広島の少年少女のうったえ(編集:長田新)
1952年、日本

ひろしま」と原作を同じくする新藤兼人監督の映画です。

瀬戸内海の小島の小学校で教師をする石川孝子は、夏休みを利用して広島に帰郷する。戦中、幼稚園の先生だった彼女は、かつての教え子たちに再会したいと思っており、孝子自身も両親と妹を原爆で失った被爆者であった。今も瓦礫のままの実家に寄り、1945年8月6日当時のことを思い出す孝子は、広島の町を歩いていて、かつて石川家の下働きをしていた岩吉と再会する。被曝して大火傷を負い、目が不自由になった岩吉は物乞いをして暮らしており、今は孤児収容所に預けた孫の太郎とともに暮らすのだけが生き甲斐だった。孝子は生き延びた3人の教え子に会うが、サンペイは父を原爆症で亡くしたところで、トシコは原爆症で死を迎えようとしており、唯一、ヘイタだけが両親は原爆で失ったものの、兄2人と姉と暮らしており、その姉も原爆の後遺症で少し足が不自由になったものの、孝子が訪ねた晩に嫁にいくということだった。孝子は孤児収容所で重労働に従事する太郎を見、岩吉に太郎を引き取りたいと懇願するが、岩吉は頑としてこれを拒むのだった…。

ひろしま」でかなり批判的な記事を書きましたが、たきがは、散発的な映画は嫌いです。映画にはたいてい、監督や製作が言いたい・盛り込みたいテーマというものがあって、そのために脚本を書き、演出をするものだと思ってますので、その言いたいことが何だったのかわからない映画というのは、映画として失敗とまでは言いませんが、わしの好み的には嫌いです。なかには「問題が定義できればいい」とか「観客が見て何か感じてくれればいい」という監督もいると思いますが、わしのなかでは評価に値しない映画です。

そういう観点というか好みの人ですんで、この映画が石川孝子という女性の視点で、4人の子どもたちに焦点を絞ったのは(やや太郎と岩吉関連のエピソードが長いですが、岩吉は元々石川家で働いていたので、孝子にとっては身内も同然な扱いなので、当然と言えば当然と言える)、正解だし、わかりやすいと思いました。

原爆の悲劇というのは、100人いれば、100通りの悲劇があるわけで、十把一絡げに「犠牲者100人」と言えるものではないはずです。しかし、その中からどれを選ぶかは監督や脚本の主観が入るのも当然で、だからこそ、わしはいろいろな原爆に関する映画を見、本を読むわけでして、どれを選んじゃいかんとかそういう話ではないのです。たかだか2時間足らずの映画で全てのエピソードを描ききることなどできるはずがないのだから、その中からいくつかのエピソードを選んで、それで映画を撮ってもらいたいと思ってるのです。

終盤、孝子から再三、太郎を引き取りたいと言われ、「武士は食わねど高楊枝」よろしくかたくなに拒否する岩吉。太郎自身も祖父と暮らす日を楽しみにしており、離れたくないと泣きます。でも、7歳の子どもが就労するにはあまりに酷な環境、いつ倒れるかわからない被爆者の自分、寒くなると火傷の痕が刺すように痛むと言った後遺症など、まさに断腸の思いで太郎を孝子に託す岩吉は、滝沢修さんの名演もあって、胸が詰まりました。

キャストに「大瀧秀治」の名前があったので、てっきり大滝秀治さんが出演してるのかと思ったら(劇団民芸だし)、WikipediaにもGoo映画にもキャストに載っておらず、Wikipediaの大滝さんのページで「映画デビューは1955年」とあったので、同名の別人らしいと判明しました。な〜んだ (´・ω・`)

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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テレマークの要塞

監督:アンソニー=マン
出演:ロルフ=ピーダーセン(カーク=ダグラス)、クヌート(リチャード=ハリス)、アンナ(ウラ=ヤコブソン)、シグリッド(ジェニファー=ヒラリー)、ニールセン博士(ラルフ=マイケル)、ほか
1965年、アメリカ

1942年、ナチス占領下のノルウェー。雪深い谷の奥にあるテレマーク研究所で重水の新しい製造法が始められ、増産が進められていた。研究所の所長ニールセン博士から、その情報を得たレジスタンスのリーダー、クヌートはオスロ大学のロルフ=ピーダーセン教授にマイクロフィルムを渡し、ともにロンドンへ亡命する。アメリカに送り、ナチスが原爆の製造において連合国に先行していることを知って、テレマークの重水施設を破壊するためにクヌートとロルフはノルウェーに戻るのだった…。

原作がありまして、実話を元にしたフィクションです。カーク=ダグラスかっこええ… しかし、原作つきとはいえ、ロルフの奥さん周りの話はまるっと要らなかった感じです。なんか話がだらだらとしていて、1回、重水施設を破壊したのに、ナチスはベルリンに同じ施設を作っていて、もっと重水を作っちゃったので、また破壊しなくちゃ!とクライマックスが二段構えになってるんですよ。しかも最後はナチスがフェリーで重水をドイツに運ぼうっていうのに、フェリーには一般人も乗ってるってんで奥さんが反対するんだけど、ロルフはどっちかというと「マックの冷たい方程式(「たんぽぽクレーター」のランディ=マックギルベリ院長のことで、1人を犠牲にしても100人を助けるって感じ)」の人なんで、フェリーの乗客を犠牲にしても、ナチスが原爆を持つことにより、将来的に何人殺されるかわからないのを救おうというわけなんですが、それに奥さんが反対するわけです。でもロルフとしては「それしか方法がなかった」としか言いようがなく、そういう選択をせざる得ない状況で、そのいい子ちゃんはずるいよとか思ったりするわけで、なんか存在が鬱陶しかったのでした。
一回、テレマークを爆破した時にも追跡劇とかけっこうやってたしな。

まぁ、そうは言ってもロルフは、知り合いのシグリッド(旦那がまさに「普段目立たないキャラが『俺、この戦争が終わったら結婚するんだ』とか言って、彼女の写真を見せると、死ぬフラグ立ってる」のパターンでしたが (´・ω・`))が爆破するフェリーに乗っちゃったのを見て、自分もフェリーに乗ってしまう辺り、口で言うほどには冷血漢ではないんですけどね。

それはそれとして、ラストがいきなりフェリーの爆発でぶっちぎれてて、ロルフやクヌートが、その後、どうしたのかわからなかったのは困ったもんです… (´・ω・`)

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