忍者ブログ

されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

キリング・フィールド

監督: ローランド=ジョフィ
原作:シドニー=シャンバーグ
出演:シドニー=シャンバーグ(サム=ウォーターストン)、ディス=プラン(ハイン=S=ニョール)、アラン(ジョン=マルコビッチ)、ほか
1984年、イギリス

ニューヨーク・タイムズの記者シドニー=シャンバーグのカンボジア内戦取材をもとにした映画。シドニーの通訳兼ガイドのプランを演じたハイン=S=ニョールさんは実際にクメール・ルージュによる強制労働を体験したカンボジア難民ですが、1996年にアメリカの自宅が殺されたそうです。ご冥福をお祈りします。

プノンペンでカンボジア内戦を取材するニューヨーク・タイムズの記者シドニー=シャンバーグとその通訳兼ガイドのプランの仕事ぶりと友情を、クメール・ルージュによる支配なども絡めて描く。

昔は好きな映画で、標準でビデオに録っておいたんですが、いつの間にか忘れ去られました。我が家のビデオを片づけようと思って、最後に見直してみた。

けっこういい映画だと思います。ラストの「イマジン」はお約束感もありますが、エンディングの「アルハンブラの思い出」はいい感じだし。カンボジアの大虐殺を一人のアメリカ人ジャーナリストの視点で見た映画だと思えば、これはこれで貴重な体験なのではないかと思いました。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

拍手[0回]

PR

新ハムレット

青空文庫。

まだまだ太宰。

シェイクスピアの有名な悲劇「ハムレット」を、太宰流に解釈するとこうなるとでもいった感じ。

なにしろ登場人物がやたらによくしゃべり、ホレーショー、オフィリヤなどを除いたほとんどの人物がやたらに猜疑心が強い。登場人物の誰かが「○○はあなたを敬愛しているんだ」と言ってもまともに受け取らないことこの上なく、裏の裏を読んでるつもりが、単に疑いあっているだけ、と端からは読めなくもない展開で、「ハムレット」の悲劇とは全然違う方に向かっていく。

結局、叔父が前王を毒殺したかどうかはわからないまま、ノーウェーとの開戦で終わり。何がしたかったんでしょう、これ… (´・ω・`)

拍手[0回]

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ〜天地争覇

監督:ツイ=ハーク
出演:黄飛鴻(李連傑)、十三姨(ロザムンド=クァン)、フー(マックス=モク)、鬼脚(熊欣欣)、黄麒英(劉洵)、ほか
1993年、香港

ジェット=リー主演の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズでは3作目にして最終作となります。これも初見なんですが、いちばんおもしろかったよ! (・∀・) 黄飛鴻、十三姨、フーという師弟と叔母のトリオは変わらないんですが、最初は敵役だったのに、負傷して黄飛鴻に傷を手当てされ、「師匠」と呼ぶまでになった鬼脚がラブリーだ! (・∀・) さしずめ「ダニー・ザ・ドッグ」を彷彿とさせるキャラで、良かったです。

十三姨との結婚を許してもらうため、北京に父を訪ねた黄飛鴻は、西太后の主催する獅王争覇という大会がもとで、武術家同士の対立が激しくなっていることを知る。一方、獅王争覇に乗じてロシアの公使らが李鴻章の命を狙っていることを知り、黄飛鴻は獅王争覇への参加を決めるが…。

初めて登場のお父さん・黄麒英。北京で同郷人の集う広東会館を主催、薬の工場も経営とは、黄飛鴻のように広州中心に活動してないのは何ででしょ?

3作目とラストなもんで、1作目の再会から、2作目でやっと「名前で呼んでくれた」と進展した黄飛鴻と十三姨の関係も結婚に。しかし、血のつながりがないとはいえ、叔母と甥の関係なもんで、お父さん、「息子が義弟になるのか?」と複雑そうです。

フーは相変わらずお調子者で、あんまりデリカシーがありませんが、時々見せる侠気が憎めないキャラ。ただ、途中で弟子入りした鬼脚の方が実力は圧倒的に上そうなんで、この後があったら、やばいかも。と思ったら、フーと鬼脚は同一人物という説もあったり、李連傑の出演しない続編では鬼脚がレギュラーになったりしてるんで、フーの地位に問題はないみたい? 一応、一番弟子らしいので。
鬼脚は最初は黄飛鴻と敵対する武術の流派にいて、町中でその名のとおり、凄い足技を披露しますが、その後、フーを追っかけたことで自慢の脚に大けがを負ってしまい、役立たず呼ばわりされて、偶然、広東会館の前で倒れていたところを黄飛鴻に治療され、これをかたくなに拒んだんですが、黄飛鴻に「傷が治ったら、また相手しよう」と言われちゃって、あんまり頭は良くなさそうで、でも忠義は高くて、足技は凄くて、そこのところを前のボスにいいように使われていた感じだったんで、黄飛鴻の情と、その直前に傘をさしてくれた十三姨の優しさに、初めて人の優しさに触れたような感じの男泣きっぷりがもろに「ダニー・ザ・ドッグ」まんまで、可愛いのでした (・∀・) 獅王争覇でも、旗持ちを勤め、フーが途中で負傷のために退場しちゃったんで、黄飛鴻と一緒に獅子舞を勤め(そもそも「獅王争覇」という名前は獅子舞をしながらの武術の技を競う大会にちなんでいるんだけど、鬼脚が所属していた太平堂というのがやたらに功名心が強くて威張り散らしているもんで、何か物騒な大会になっていて、町中でも流派同士の争いに発展していたので、元来、争いごとを嫌う黄飛鴻は「大会を辞めるよう言おう」とか言い出しちゃったりしてたんですが、李総督が獅王争覇で暗殺される計画があるってんで参加したという経緯があったんでした。長い)、なかなかな活躍っぷり。演じた熊欣欣という人は何と! 「阿羅漢(李連傑主演)」にも出演していたと言うんで、けっこう縁があるんですネ (・∀・) と思ったら、「天地大乱」では白蓮教の教祖やってたってよ! 気づかなかったよ! (´・ω・`)

黄飛鴻はなにしろギネスにもなるくらいの数の映画だの芝居が作られている人なので、シリーズはまだ続いてるんですが、李連傑の出演はここまでなんで、わしもここで終わりです。

そうそう、「機動武闘伝Gガンダム」の四天王・獅王争覇グランドガンダムの元ネタはここでいいんかな?

たんぽこ通信 映画五十音リスト

拍手[0回]

超級! 第26話

むぅ… アンケートハガキを送り損ねた… (´・ω・`)

拍手[0回]

新釈諸国噺

青空文庫。

まだまだ太宰。やっとサ行。

井原西鶴の「日本永代蔵」から選んだ話を太宰カラーで現代語訳したとでもいうか新解釈したというか。ただ、「御伽草紙」に比べるとあんまり太宰っぽくない話も多いような気がするんだけど、これはわしが単にオリジナルを読んだことがないので、どっからどこまでがオリジナルで、どっからが太宰なのかわからんせいもあると思う。

地域は多岐にわたっているんだけど、話の内容は教訓ぽいのが多いのは井原西鶴のせいかもしれないし、選んだ太宰の好みかもしれない。

追記
wikipediaで見かけたら、元々教訓話が多いらしいです。

拍手[0回]

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最新CM

(06/14)
無題(返信済)
(05/29)
(04/27)
甘くない態度(返信済)
(04/26)
謹賀新年(返信済)
(01/04)

プロフィール

HN:
たきがは
HP:
性別:
女性

バーコード

ブログ内検索

かうんたあ

脱原発意思表示Webステッカー

バタリーケージの卵を食べたくない!キャンペーン