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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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バベルの籠城 第29話

なんか新連載づいてるREDですが、この作者の目の描き方が嫌いだったんで、最初から読まずにスルーです。前の連載もどの話もパターン一緒で飽きるし。

そういや、同じ秋田書店の「ボニータ」で読者プレゼントの当選者の水増しやってたけど、同じ秋田だし、これも疑わしいよね? おいら、一回も当たったことないし ← 当選者1名のしか応募してないのを棚に上げて言う。

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日航忌

あの暑い夏の日を思い出しながら、今年もあの日が巡ってきた。

某国営放送の歌謡番組では当然のように「上を向いて歩こう」が流れていたが、この事故で亡くなったことをどれだけの人間が知っているのか。この日を前に黙祷ぐらい捧げても罰は当たらないんじゃないかと思った。

実際に墜落したのは今晩のことですが、出かける関係で明日の日付でアップしときます。

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ベルリンファイル

監督・脚本:リュ=スンワン
出演:ピョ=ジョンソン(ハ=ジョンウ)、チョン=ジンス(ハン=ソッキュ)、リョン=ジョンヒ(チョン=ジヒョン)、トン=ミョンス(リュ=スンボム)、リ=ハクス(イ=ギョンヨン)、ほか
音楽:チョ=ヨンウク
見たところ:109シネマズ川崎
2013年、韓国

ハン=ソッキュさんの新作です。出演を知った時から行くぞ〜!と決心しており、地元のシネコンで上映していたにもかかわらず、電車で30分もかかる川崎のシネコンに最終日のしかもレイトショーに飛び込むというていたらくで、やっと観ました。こういう映画は大画面で見ないとおもしろくないので見られて良かったです。

「ゴースト」のあだ名で韓国側に知られるピョ=ジョンソンはベルリンを中心に活動する朝鮮民主主義人民共和国の凄腕のスパイだ。しかしロシアのブローカーを介してのアラブ系組織への武器の売り込み現場にイスラエルのモサドが介入してきたことで取引は失敗、ジョンソンは内部の裏切りを疑うが、ピョンヤンから送られてきた監査員トン=ミョンスから、その疑いが妻のジョンヒに向けられていることを知らされる。一方、ゴーストを追い続けてきた韓国国家情報院のエージェント、チョン=ジンスもジョンソンの取引の現場を監視していたが、その失敗から北朝鮮側に何か起きていることを察知する。ジョンソンとジョンヒはいつか大きな陰謀に巻き込まれていくのだった…。

最初はクールな凄腕スパイをハ=ジョンウさんが熱演。国の命なら妻も疑うが、数年前に最初の子どもを亡くし、さらに妻が二人目の子どもを妊娠したと知り、だんだん無表情が揺らぎ始めます。鍛え上げられた肉体、多少の傷では動じないタフさ、体当たりの演技が観てて気持ち良かったです。

そして久々のハン=ソッキュさんは熱血スパイを熱演。ゴースト=ジョンソンを執拗に追いかけますが、ジョンソンが罠に嵌められ、奥さんを人質にとられたと知ると、本部の応援もないのに助けてあげちゃう男の友情がまるでわし好み。後輩が上司という複雑な立場、孤独に誕生日を祝う気むずかしさというか、周囲から煙たがられてるだなってわかっちゃう癖のある人物像が何ともはまるのでした。しかもパンフで韓国映画好きの構成作家・天明晃太郎さんのコラムが「『シュリ』の主人公が14年経ってベルリン支部に赴任するというイメージは面白いかなと思いました」と監督の証言を紹介。

( ゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ
  _, ._
(;゚ Д゚) …?!

(つд⊂)ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ

(  д )

(; Д ) !!

な、なんだって〜〜〜?!

「シュリ」でただ一人、ユ=ジュンオン室長が傷心のうちにベルリンに渡り、14年(「シュリ」から14年も経ったんですよ)も経って、巡り会う祖国に引き裂かれる若き恋人たち。それはかつての自分たちの姿であり、もしかしたら、未来の自分たちの姿だったかもしれない。そう思うと、終盤、執念深く追いかけたゴーストことジョンソンの妻を助けるためにジンスが損得なしで協力することも、深傷を負ったジョンヒを助けるために懸命になったことも、ラスト、一人生き残ってしまったジョンソンを逃がしてやることも、すべて合点が行くではありませんか! なんと、一粒で二度美味しいとはこのこと… 美味しい美味しすぎるぞ「ベルリンファイル」!!!

ジョンソンの奥さん役は「猟奇的な彼女」とか「イルマーレ」のチョン=ジヒョンさん。すっかり大人の雰囲気を身につけた女性になりました。美人だしね。

そして悪役ミョンスは変なところまで気の回る嫌らしさと小物ッぷりで監督の弟さんが好演。ああ、やな奴だ。詰めの甘いところも典型的な悪役だ。いいバイプレイヤーだな。

と久々の韓国映画にどきどき、2時間スクリーンに見入ってきました。落としどころが最後までわからなかったのも良かった。かくなる上は、ジョンソンの復讐譚でもう一本作らん?

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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長崎忌

一日遅れましたが、今年も黙祷。

長崎は一回、駆け足で観光しただけなので、もう一度、ゆっくりと原爆関連を回りたいと思います。

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10歳の見た地獄… わたしのナガサキ〜下平作江さんの証言

去年行ったつもりでいたら、一昨年のことだった「三重野杜夫の最期」の宇都純子さんの朗読会。今度はナガサキです。

満州で生まれ、両親の死によりナガサキの叔母夫婦に引き取られた下平作江さんとるりこさんの姉妹。運命の8月9日、原爆に遭い、家族を失った作江さんは妹、義理の姉(叔母の娘なので、本来は従姉)の息子と生き延び、いったんは親戚に別々に引き取られるものの、生き残った子どもたちだけで暮らすことにします。しかし原爆症のために妹の盲腸の手術がふさがらず、妹は列車に飛び込んで自殺してしまうのでした。作江さんは後を追うことを考えますが、恐ろしくて死ねず、今は生き延びて被曝の体験を語っているのだそうです。

やはり被曝の体験が生々しくて地獄としか言いようがないです。親のように育ててくれた叔母夫婦を失い、頼れる兄や姉も失った作江さん姉妹。親戚の家に別々に引き取られたものの、原爆症の発症のために妹と再会、ともに暮らすことになりましたが、いくら戦後の混乱のなかとはいえ、子どもだけで暮らすことがどれほど辛かったか、「はだしのゲン」を見ているとわかるのです。そして、「はだしのゲン」のなかにもゲンにとって姉同然の夏江が盲腸の手術を受けたけれど、傷口がなかなかふさがらなくて苦しむというシーンがありますが、作江さんの妹さんも同様の目に遭うのです。
ただ、時間的にここの流れがもうちょっととってもらえれば良かったと思うんですが、妹さんがいきなり「亡くなった時には18歳でした」になっちゃうんで、原爆が落とされてからの10年間をもっとやってほしかったなぁと思いました。そうしないと、どうして妹さんが自殺まで思い詰めてしまったのか、その流れがわかりづらかったので、せっかく原爆から生き延び、苦しい子どもたちだけの生活を10年間(は経ってないかもしれないんですが)を耐えたのに、なぜ死を選ばなければならなかったのか、盲腸だけの苦しさのためとも思いづらいので、もっと時間をとってほしかったと思います。

今回は音楽が最初と最後に入って、いい感じでした。前回のような朗読だけじゃなく、「空襲警報!」とか口調を変えたのも臨場感があって良かったと思います。それだけに原爆から妹の死への繋がりをもう少し丁寧にと思うんですが、下平さんの証言をもとにしているので、そもそも語られないところなのかもしれません。

長崎には一回行ったきりで、駆け足で如己堂と原爆資料館、平和記念公園を見学しただけなんで、また行きたいと思います。

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