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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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バベルの籠城 第6巻(最終巻)

いよいよ、泣いても笑っても最後の巻となりました。はたしてこの先、「ジャイアントロボ」の名を冠せられた物語が世に現われることがあるのかどうか、だいぶ不安になる終わり方ですが、最後のレビュー、行ってみよう。

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ザ・ロンググッドバイ

原作:レイモンド=チャンドラー「長いお別れ」

実家で見ていたのにつき合って、うっかり最初から最後まで見通しちゃいました。ラスト、上井戸亜以子が犯人だったところまではまだ見られたんですが(主演が浅野忠信氏ですし)その真犯人がさっくり自殺したところで、その真相をうやむやにしたまま、亜以子が警察に送った自白の手紙を新聞にすっぱ抜くという辺りで、やっぱり見なければ良かったなぁと深く後悔しました。というか、そこで亜以子の死の真相を追求しないという辺りは、このドラマを徹頭徹尾貫いていたかっこよさそうな雰囲気だけがまんまで、チャンドラーというのはそもそも、わしは船戸与一さんが否定的なことを言っていたもんで1冊くらい読んだかもしれないけれど、基本、敬遠していた向きだったんで、このかっこよさそうな雰囲気が受けたんだろうけど、中身はすっかすかなんだなぁと思いました。まぁ、亜以子自身は、息をするように嘘をつき、その嘘を自分で信じ込むという一種の精神病なんだと思うんですけど、これだけ鬱病とか言われて、いろいろな精神病があるなかで、発表された時代が時代とはいえ、描き方もずさんなのは今の時代にはどうなのかとも思ったりしましたんで、雰囲気だけは格好良かったけど、中身はすっからかんなドラマだというのが正直な感想です。

追記:中身すっからかんな内容に輪をかけてひどかったのがラストの東京オリンピック2020のポスター。馬鹿かと。6年後の東京でオリンピックなんかできると思ってんのかと。もうちょっと足下見ろと。現実を見ろと。どっちらけもいいところですわ。

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地下鉄のザジ

監督・脚本:ルイ=マル
原作:レーモン=クノー
出演:ザジ(カトリーヌ=ドモンジョ)、ガブリエル叔父さん(フィリップ=ノワレ)、アルベルティーヌ(カルラ=マルリエ)、大家のトゥランド(ユベール=デシャン)、ほか
1960年、フランス
見たところ:辻堂図書館

田舎から出てきた10歳の少女ザジが乗りたかった地下鉄にストのために乗れずに、巻き起こすスラップスティック・コメディ。

母親がしょっちゅう男をとっかえひっかえしているためか、ザジはすごく生意気な少女として描かれますが、あずけたガブリエル叔父さんも女装のダンサーだったりと奇妙奇天烈な登場人物ばかり。ザジの元気良さと周囲のおかしさにゲラゲラ笑って見るのが正しいんじゃないかと思います。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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雨に唄えば

監督:ジーン=ケリー
出演:ドン(ジーン=ケリー)、キャシー(デビー=レイノルズ)、コズモ(ドナルド=オコナー)、リナ(ジーン=ヘイゲン)、ほか
1952年、アメリカ
見たところ:うち

ジーン=ケリーが雨の中でタップダンスをしながら唄うタイトル曲があまりにも有名なミュージカル映画の傑作。

サイレント映画全盛の時代。ドンとリナの大物スター同士のカップルは、実はリナの方が一方的にドンに惚れているだけで、ドンは駆け出しの女優キャシーと仲良くなってしまう。やがて世界初のトーキー「ジャズ・シンガー」が大当たりしたことで、ドンたちの会社もトーキーを作ることにしたが、トーキーのノウハウを知らなかったこととリナの悪声のため、試写会ではさんざんな評価をもらってしまう。ドンと親友のコズモ、キャシーは映画をミュージカルに変更することを考え、キャシーがリナの吹き替えをすることになるが…。

銀座でリバイバルでかかりまして、見に行ったことがあります。今回はたまたまケーブルテレビで流れたので見ました。何回見てもおもしろい、いい映画です。ところどころに入る天才ジーン=ケリーのタップも良いのですが、ドナルド=オコナーの「メイク・エム・ラフ」とかもいいのです。

雨が降ると、これを真似して「Singin' in the Rain♪」と唄いたくなりますが、20110311以降、そんな気持ちは失せました。
この映画のジーン=ケリーのように(この映画では見え見えの屋内セットですが)傘もなしで雨の中を躍るなんて真似は、二度とできなくなりました。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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幕末太陽傳

監督:川島雄三
出演:居残り佐平次(フランキー堺)、女郎おそめ(左幸子)、女郎こはる(南田洋子)、高杉晋作(石原裕次郎)、女中おひさ(芦川いづみ)、やり手おくま(菅井きん)、ほか
1957年、日本
見たところ:辻堂図書館

見たことがなかったのですが、評判がいいので見てみました。なんですが、まず何でタイトルが「太陽」なのかわからないでいましたのでキャストとか調べるのにWikipediaを見てみたら、その前に「太陽の季節」という映画を日活で撮っていて、でも、そこに登場する太陽族への風当たりが強いもので、幕末に太陽族を見出した、というのがそもそものなれそめのようです。

主演のフランキー堺さんは「私は貝になりたい」が有名ですが、ドラマで撮ったのはこの映画の前年。肺病持ちながら、したたかでパワフルな佐平次をはじけるように演じてます。

石原裕次郎は、わしは全然好きな俳優ではないし、そもそも格好いいと思ったこともないんですが(「太陽にほえろ」あたりのボスしか知らないため)、正直、芸達者な役者さんが多いなかではずいぶん大根だなぁと思いました。

古い映画のためか台詞が全般聞き取りずらかったのですが、まぁまぁ、おもしろかったです。

二谷英明、小林旭、岡田真澄など、けっこう出演者も豪華だったようですが、若い頃ばかりなんで、わしには見分けがつかないのが残念。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

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