うちのママがミレーの「種まく人」が好きなので山梨美術館に二度ほど行ったことがあるのですがボストン美術館にも同じタイトルの別の絵がありまして、それが東京の三菱一号館美術館に来るというので行ってきました。公式サイトはこちら→
ボストン美術館 ミレー展〜傑作の数々と画家の真実結論から言うと、このサブタイトルは偽りありです。
・目玉は何といってもミレーであり、「種まく人」であるのにもったいぶって途中に来る
・それまでに似たようなタッチの別人の絵を見せられる(バルビゾン派というミレーと同じ頃、同じ村に集まった画家が同じような題材で絵を描いているから)
・目玉に着いた頃には飽きている
・山梨美術館に飾ってある方がサイズが大きく、飾り方もでかい壁にどんと1枚なのでインパクトが大きい上、先に見ているので印象が強い
・ボストンからわざわざ来た方がサイズが小さいし、周りにもごちゃごちゃ飾ってあるので印象が弱い
・そのうちにミレーとはあんまり関係ないけど、同じバルビゾン派の先輩の影響を受けたらしい三菱一号館美術館所蔵の主題も関係ない絵を一枚でどんと見せられる。どうでもいい
・途中に全然関係ない青磁や白磁が飾ってある。何の意味が?
・絵は64枚と多くないがやたらに歩かされて疲れる
という感じでした。傑作と言われても同じような絵ばかり見せられたので飽きまして、肝心要のミレーの絵より、トロワイヨンという人が描いた「罠に捕らわれたキツネ」の方が毛が輝くようなタッチ(油絵で)だったのが良かったですvv
あと、まぁ、根本的に失礼なのかもしれませんが、絵を指さしたぐらいでいちいち注意してくんな! ヽ(`Д´)ノ
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