忍者ブログ

されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

フェイクファー

8枚目。

これだけ買ってません。妹が持ってたのを借りました。

名曲「楓」は言うに及びませんが、流れとしては「謝々!」から「ウィリー」「スカーレット」「フェイクファー」に至るところが大好きで、あと「フェイクファー」と同じような劇的なサビを聴かせる「冷たい頬」も好きです。しかし歌詞カードを見たことがないままに聴いていたのでいろいろと歌詞の誤解ががが…

「空の飛び方」「ハチミツ」から続く(この時点では「インディゴ地平線」未聴につき)ポップス路線を引き継ぎつつ、「スーパーノヴァ」のようなロックもしっかり聴かせてくれる、中期の傑作アルバムだと思います。

拍手[0回]

PR

スーベニア

11枚目。

ネットでスピッツの曲をいろいろと聴き比べたところ、「春の歌」が大変好みだったのでレンタルで済ませた「花鳥風月」「色色衣」と一緒に買いました。確か。

やっぱり「春の歌」がいちばん好きで、前奏からの盛り上がりは半端ないです。来たぞ来たぞ〜というか、来るぞ来るぞ〜というか、期待させてくれる曲調と歌詞が大好きです。

あと好きなのは「自転車」。「トゲトゲの木」に通じる、ほんわかした世界観が歌詞の「するりするり」とか「なんとかなるだろう」とかに表れているような気がして好きです。

「WATARI」とか「テイタム・オニール」とか「みそか」とかのロックなサウンドも、ああ、スピッツだなぁと安心してしまいます。

スーベニアといったら、お土産のことですが、ジャケットは亀に乗った女性。浦島太郎のお土産? でも箱持ってない? 謎が多いジャケットですよね。

拍手[0回]

イザイホウ 神の島・久高島の祭祀

監督:野村岳也
海燕社製作
見たところ:川崎市アートセンター・アルテリオ・シネマ
日本、1967年

1967年に製作された沖縄最大の祭祀を撮影したドキュメンタリーです。1978年に行われた神事を最後に、過疎化などの理由により行われていません。また映画自体も40年以上も公開されたことがなく、今回が初公開だそうです。

沖縄の南東に浮かぶ離島・久高島は琉球最大の聖地とされ、12年に1度行われるイザイホウという祭祀で知られる。久高島は周囲9kmの孤島で、男は海に出、女は農業を営む半農半漁の島だ。イザイホウとは、島に残って留守を守り、男たちの無事を祈る女性たちのなかでも30歳〜41歳の女性が巫女になるための、12年に1回行われる祭祀である。だが1966年当時の久高島の人口は600人、戸数は130戸と過疎化が進んでおり、1978年を最後にイザイホウは行われていない。これは1966年に行われたイザイホウを記録した貴重な映像である。

周囲9kmの孤島で、人の出入りが少なく、下手すると島民全員が親族に当たるとか、どこの横溝正史だと思って見てました。

女性が中心の社会というのは珍しいなぁと思いましたが、男性が漁に出るために死にやすいので、島に残る女性が自然と中心になりやすかったのかなぁと思った次第。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

拍手[0回]

サウスバウンド

監督:森田芳光
出演:上原一郎(豊川悦司)、上原さくら(天海祐希)、上原洋子(北川景子)、上原二郎(田辺修斗)、上原桃子(松本梨菜)、新垣巡査(松山ケンイチ)、さくらの母(加藤治子)、ペニー(ショーン=ペロン)、ほか
見たところ:うち
日本、2007年

若い頃、と言ってもまだ8年前なんで、それほど若くなかったのですが、トヨエツが出てて、見たことがないので借りてきました。

全共闘の闘士だった上原一郎とさくらは、今は3人の子を持つ親だが、いっこうに定職につかない一郎と子どもたちを、さくらは喫茶店の経営で養っている。一郎は社会の不正義に立ち向かう、と言えば格好はいいが、息子の二郎には「ナンセンス」が口癖で何かと面倒な父親でしかない。しかも学校に行けば中学生のカツに同級生ともども喝上げされる日々、とうとう二郎は友だちの黒木とともにカツと手を切ろうとして、相手を殴り倒してしまう。カツは怪我をしただけで済んだが、それを見た母のさくらは一郎の故郷、八重山に行こうと言い出し、一家はグラフィックデザイナーとして独立する長女の洋子を置いて、八重山に引っ越すのだった。しかし、そこは東京の土建会社が所有する土地で老人のための高級マンションが建つ予定地だった上、上原一家は不法占拠と会社に訴えられ、マンション建設の反対運動に携わる騒動に巻き込まれてしまう。東京でのぐうたらぶりが嘘のように、打って変わって、さくらとともに畑仕事にいそしむ一郎だったが、とうとう土建会社に追い出され、家も破壊されてしまう…。

前半の二郎くんが喝上げされてるシーンがけっこう長く、だれました。まぁ、上原一家が八重山に向かう理由付けではあるのですが、八重山でのシーンが駆け足だったように感じたので、タイトルも「サウス」ですから、やっぱりバランスが悪かったと思います。

トヨエツはともかく、嫁の天海祐希さんがなかなかいいお母さんで、でも一郎が好きで、どこまでも一緒についていってしまう辺りなんかが可愛くて良かったです。トヨエツはもうトヨエツってだけでいいので…。

むしろマツケンが若い、ペーペーの巡査役で出てたのが意外でした。まぁ、「清盛」の前だし。

森田芳光監督の映画は何を見てたかと思ったら、「わたし出すわ」でした。あれも不思議な味わいの映画じゃった…。あんまり強力にお薦めもしませんが、トヨエツのファンなら3枚目と見せつつ、意外と万能なところを堪能するのもよろしいかと。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

拍手[0回]

山猫

監督:ルキノ=ヴィスコンティ
出演:サリーナ公爵(バート=ランカスター)、タンクレディ(アラン=ドロン)、アンジェリカ(クラウディア=カルディナーレ)、ほか
音楽:ニーノ=ロータ
原作:ジュゼッペ・トゥマージ・ディ・ランペドゥーサ
見たところ:うち
イタリア・フランス、1963年

大昔、見たことがあったのですが退屈で途中で寝ました。歳を取ったら、おもしろさがわかるかもと思って借りてきたら当たり。そういう映画ってありますよね。

1860年代のイタリア、シチリア島。スペインのアンゴラ王朝から脈々と続く名門貴族サリーナ公爵と、その甥タンクレディ、サリーナ公爵の領地の1つである町の有力者の娘アンジェリカを中心にイタリアの激動の時代に滅びゆく貴族の姿を描いた大作。

野心的な甥タンクレディにアラン=ドロンがはまり役。作中でアンジェリカに「あなたを知ってしまったら、ほかの男は水のようなもの」と言わせるだけの魅力に充ち満ちております。うーん、格好いい。ていうか、タンクレディとアンジェリカを際立たせるために他の配役が地味な気がしたぐらい、月とすっぽんでした。

アンジェリカは若い頃のクラウディア=カルディナーレさんが好演、粗野だけどこれまた情熱的、野性的な美女を魅力的に演じました。

しかし主役は何と言っても監督の分身(ヴィスコンティ監督は貴族の末裔だそうです)であるサリーナ公爵を重厚な演技で演じ、精力あふれる前半から、時代が移り変わり、タンクレディやアンジェリカに移ってゆくなか、次第に老いてゆくあたりが貫禄たっぷりなバート=ランカスターでしょう。「OK牧場の決斗」でワイアット=アープを演じたようなアクション俳優の顔は伏せて、誇りを持って生きる公爵をその仕草や表情で演じてみせたのはさすがとしか言いようがありません。

惜しむらくはDVDの状態が悪くて、途中で動きが止まったり、画像がさんざんに乱れたことです。茅ヶ崎図書館は洋画のDVDが少ないので残念。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

拍手[0回]

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最新CM

(06/14)
無題(返信済)
(05/29)
(04/27)
甘くない態度(返信済)
(04/26)
謹賀新年(返信済)
(01/04)

プロフィール

HN:
たきがは
HP:
性別:
女性

バーコード

ブログ内検索

かうんたあ

脱原発意思表示Webステッカー

バタリーケージの卵を食べたくない!キャンペーン