忍者ブログ

されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

6才の僕が、大人になるまで。

監督:リチャード=リンクレイター
出演:メイソン(エラー=コルトレーン)、サマンサ(ローレライ=リンクレイター)、母オリヴィア(パトリシア=アークエット)、父メイソン(イーサン=ホーク)、ウェルブロック教授(マルコ=ペッラ)、メイソンの祖母(リビー=ヴィラーリ)、ほか
アメリカ、2014年

とある家族の12年間を、メイソン少年の目をとおして綴った映画。この映画が他の同じような映画と一線を画しているのは、主役の4人(父母と姉と弟)を演じる俳優さんも実際に12年間を通して役を演じきったという点でしょう。

たきがはは普段、こういうファミリーものに該当するような映画とかドラマは見ません。やなみきさん、お誘い、ありがとう。

作中、「ハリーポッター」の出版を喜ぶイベントがあったのですが、当時、4人の姉弟だったメイソンとサマンサ、1人ずつ本を受け取っていましたが、あちらでは姉弟間での本の貸し借りはないんだろうかと気になりました。同じ本が2冊もあるなんてもったいないじゃん。

たんぽこ通信 映画五十音リスト

拍手[0回]

PR

戦場の草ぼっち

岡崎ひでたか著。石倉欣二絵。新日本出版社刊。

図書館へ行ったら、この本が新刊のところに置いてあって目に止まりました。赤ら顔のひげもじゃの兵隊は、旧日本軍の帽子をかぶっていました。第二次世界大戦は、わし的には惹かれるテーマですので手にとってみると、裏表紙裏に「南京攻略戦師団通過図」とあります。先日行ったばかりの侵華日軍南京大虐殺遇難同胞記念館の記憶もまだ新しいところです。見たところ、子ども向けの本ですが、興味を覚えたので借りてきて、お茶しながら読みました。

草ぼっちと呼ばれる大柄な一等兵と、その分隊長であるわたしの、上海上陸戦(1937年の第二次上海事変)から呉松(ウースン)、蘇州辺りまでの戦場体験と、その死を描いた小説です。小学校高学年向け。

いいじゃないか、大人が小学生向けの本を借りたって。

自分や上官のメンツだけが大事な日本軍の醜さが赤裸々に語られているのは著者が16歳で敗戦を迎え、自分たちが正義のための戦争だと信じていたものが、実は東・東南アジアの人びとを苦しめ、傷つけるだけの侵略戦争だったことを知り、大きな怒りを覚えたことがその原動力となっているためと思われます。
そうした狂った戦争、狂った軍隊の中で、気弱だったわたしと、大柄で力持ちだけれど地蔵を彫ることが生きがいである草ぼっちは、日本人を苦しめると言われた中国の兵隊を倒しに来たつもりだったのに、実はそれが逆で、自分たち日本軍の方こそ中国の無辜な民を傷つけ、殺し、奪う存在であることを知らされ、実際に傷つけていくことで深く傷ついていきます。
けれども、たいがいの人間が狂気に馴らされ、そこに順応していくなかで、わたしと草ぼっちは抵抗し、自分たちの良心に背くまいとするのです。そうすることがどれだけ難しかったか、あの時代、人として生きることがどういう結果をもたらしたかは「日本鬼子」や「親なるもの 断崖」でも、ほかにも無数に語られています。
それでも、2人は上官に反抗し、中国の人を助けますが、自分たちも負傷してしまい、中国の人たちに助けられます。しかし、草ぼっちは負傷した身体をおして地蔵を彫り、そのために亡くなってしまうのでした。
けれど、賽の河原で子どもたちを守るという地蔵を彫ったことで草ぼっちは従容とした死を迎えられましたが、わたしは自分の罪を償うすべも知らぬまま、帰途につくのでした。

感動ものに落ち着いたきらいはありますが、日本軍の犯した犯罪を子ども向けなので表現は軟らかいですし、強姦なども出てきませんが、まぁ、正面から描いたという点は評価に値する本だと思いました。

しかし、わしは思います。周恩来首相の温情に甘え、中国に賠償もしてこなかった日本という国の醜さを恥じます。それは本当にいたであろう草ぼっちや、わたしには、決して償いきれない罪の大きさなのではないかと思うのです。

拍手[0回]

インディゴ地平線

7枚目。

「スピッツ」「名前をつけてやる」「オーロラになれなかった人のために」「Crispy!」と一緒に買いました。

「ロビンソン」「涙がキラリ☆」に続くヒット曲「チェリー」が入っていますが、YouTubeなどでMVを見て、あんまりピンとこなかったのでアルバムの購入は遅れました。今では名曲だ!と思っていますが、このアルバムのなかではいっとう好きなのは「夕陽が笑う、君も笑う」で、「花泥棒」に次いで「チェリー」は三番目に好きな曲です。

「花泥棒」のようなパンクな歌は、あんまりわしの琴線に触れることはないのですが、「花泥棒」は聴いた瞬間に、これ好きやなぁと思ったので、曲調に関係なくたまに来るようです。

「夕陽が笑う、君も笑う」は、その疾走感というか、突っ走った感と歌詞がいいですね。「Crispy!」から「フェイクファー」まで続く、わりとポップス系でまとめたスピッツの中でもロック調というか…

拍手[0回]

Crispy!

4枚目。

「スピッツ」「名前をつけてやる」「オーロラになれなかった人のために」「インディゴ地平線」とまとめ買いしました。

アルバムタイトルの「クリスピー」が好きなのですが、草野マサムネの歌詞というのはわかりやすそうそうでわかりにくいものが多く、この歌も

輝くほどに不細工なモグラのままでいたいけど

の辺りを

輝くほどに不細工なモグラのママでいたいけど

と勘違いしておりました。

マサムネの歌詞は一部を除いて男性の歌なんで、どうして男がママなのだろうかとずっと疑問だったのですが、そして、そもそも歌詞カードをちゃんと読んでないのが問題なのですが、でも女性の歌詞には聞こえないし、どういうことなのかと思っていたら、単にメロディーがまま→ではなくてママ↑に聞こえただけだったという… でも同じアルバムの「タイムトラベラー」って曲にもママって歌詞が出てきたし…

そういう勘違い、他の歌でもとても多いのです(汗

後で台詞を見直して、のけぞること多し。

それでもスピッツ好きなんだから、いいじゃない。

拍手[0回]

オーロラになれなかった人のために

ミニアルバム。「名前をつけてやる」と「惑星(ほし)のかけら」の間に入ります。

ラストの「涙」の演奏がスピッツではなく、弦楽四重奏にハープとチェンバロというオーケストラの編成も異色なら、曲調もバンド色が薄いものが多いのも特徴。

「となりのトトロ」に出てきそうな田舎の生活を唄いつつ、ラストがさりげなく「君とまた会えたらいいな」というアンハッピーエンドな「田舎の生活」が好きです。

「ナイフ」とか意味深な歌詞ですが、マサムネのほんわかしたボーカルを聴いているうちにスピッツ・ワールドにはまり込み、まぁ、いいかと思ってしまうのが恐るべしスピッツ、というミニだけど、奥が深いアルバムです。

拍手[0回]

カレンダー

10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最新CM

(06/14)
無題(返信済)
(05/29)
(04/27)
甘くない態度(返信済)
(04/26)
謹賀新年(返信済)
(01/04)

プロフィール

HN:
たきがは
HP:
性別:
女性

バーコード

ブログ内検索

かうんたあ

脱原発意思表示Webステッカー

バタリーケージの卵を食べたくない!キャンペーン