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されど平穏な日々

日々のつぶやきと読んだ本と見た映像について気まぐれに語るブログ。Web拍手のメッセージへのレスもここ。「Gガンダム」と「ジャイアントロボ」への熱い語りはオタク度Maxにつき、取り扱い注意! 諸事情により、コメントは管理人が操作しないと反映されません。時々、サイトの更新情報など。

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初オウガ64

完結してる話を見つけたので上げちゃうことにしました。

オウガバトルな100のお題 「010.眷属:闇の眷属」です。

たきがは初の「オウガバトル64」です。わしが「オウガバトル64」でいちばん好きなキャラクター、パウル=ルキシュの過去話です。何が好きって、初めて「64」プレイした時に彼が仲間になるルートに行ったのですが(だからエウロペアもビスクも仲間にしていない)、キャンプ明けに「年寄り扱いするな」とか言っちゃうところとビジュアルが大好きですvv

「悪魔の子」と呼ばれる経緯とか、わりと不明な彼の生い立ちとか例によってでっち上げてみました。まだ続きますが、良かったら、読んでみてねv

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石の花 第4巻

坂口尚著。講談社漫画文庫刊。全5巻。

サブタイトルは「激戦編」。

イヴァンの二重スパイの活動が明らかになってきまして、クリロもチトー率いる共産党本隊に合流し、フィーは強制収容所に戻り、それぞれに激戦です。イヴァンの活動は徐々にナチスの疑うところになっていきますが、それでも彼はラストまで信念を貫きます。ほとんどのキャラの末路が描かれないなか、イヴァンは最期まで描かれます。そういう意味ではイヴァンも主人公に入れてもいいのかもしれません。

パルチザンのなかもいい人ばかりではありません。毎日のように出る死者、裏切り、暴力、金に汚い者などが平和を願うクリロたちを苦しめますが、そんなクリロとイザークに言葉少なに語りかけるブランコが相変わらず格好いいですv

「人間てェのは しょうがねェ バカどもだ……
しかし ……… なあ二人とも
人間の最悪ばかりを見るな……
人間の美しさばかりを見るな……
おれが いえるのは これくらいのことだ………」

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THE放射能

NNNドキュメント。

サブタイトルは「科学は放射線の影響にどこまで迫れるのか?」です。TLで流れてきたんで見てみました。

最初に小出裕章さんが登場したのでいいドキュメンタリーかと思ったら、さにあらず。中川恵一だの長瀧重信だの御用学者の言い分垂れ流しでさすがに日テレ系は違うわい(ドヤ顔

原田正純博士が言われていたように「公害や薬害のように被害者が加害者になることがあり得ない事件においては、私は被害者の側に立つことが中立だと思う」なんだから、御用学者の言い分なんかこれ以上出さなくてもええやろうが。

ただ、福島でヤマトシジミを捕獲して交配させた琉球大学の方とか、福島のヤマメのヘモグロビンが少なめだとか、福島の猿の白血球が子猿ほど少なくなっているとか、事実の方がより雄弁に原発事故がもたらした被害を語っていると思います。

100mSv以下の被曝で癌は増えないとかただの希望的観測、原子力ムラの安全神話と同じ感情論でしかありません。


THE_放射能_科学は放射線の影響にどこまで迫れるの... 投稿者 gomizeromirai

3月20日にBS日テレで再放送するのでお時間あったら。

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石の花 第3巻

坂口尚著。講談社漫画文庫刊。全5巻。

「内乱編」とサブタイトルがついてますように蜂起した共産党と王党派の内乱が勃発します。クリロたちは共産党のパルチザンに加わったので王党派、さらにはナチスに協力的なクロアチアの極右ウスタシなどとも戦わなければならなくなります。
ここら辺の思考が、当時のヨーロッパではナチス<ソ連となるようで、ヒトラー自身もソ連が最終的な敵というのはこの手のジャンルではよく見るんですが、ナチスの同盟国・日本がアメリカに勝手に宣戦布告してしまったため、結果的にナチスはアメリカとの和平の道を絶たれるのは、何というか、目先の利益に走るというか、大局的なものの見方ができないというか、井の中の蛙、島国根性の日本のまずさだなぁと思ったりします。まぁ、ここでナチスとアメリカが手を結んでしまうとナチスも大日本帝国も残っちゃうので結果オーライな気はしなくもありませんが、自分の国ながら阿呆というか、馬鹿っていうか…

フィーは叔父に再会し、マイスナー大佐の暗殺を命じられますが、心優しい少女なので果たせません。

クリロはパルチザンに加わった子どもたちをまとめる少年兵となり、以後、終戦まで戦い抜きますが、友人のイザークともども人を殺すことへの葛藤は捨てません。

この巻でイヴァンとマイスナー大佐が友人同士だったことが判明、イヴァンはドイツ人の血を引いているのですが、どこで会ったんだこの二人? イヴァンは故郷の村を離れて大学に行っていたんですがドイツにまで留学してないんだけど… 「マイスナー」と呼び捨てにしてるので、かなり親しいようなんだが…

ミルカがイヴァンを追っているのに男たちのあいだで翻弄されているのは見てて辛いです。あんまり登場しませんが。

そして、この巻から「スケバン刑事」に登場した信楽老みたいなキャラ、モルトヴィッチ(ギュームという名前を使うこともあり、どっちが本名か、両方とも偽名かわからない)というおっさんが登場しまして、ナチス、王党派、共産党と登場する全ての勢力に追われることになりますが、このおっさんの登場はちょっとよくわかりませんでした。ユーゴ王国の金庫番なんですけど、何をしたいのか最後まで意味不明。わりとリアルな物語のなかで、年齢不詳というあたりも浮いているし。

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石の花 第2巻

坂口尚著。講談社漫画文庫刊。全5巻。

「抵抗編」とサブタイトルがついてます。

前巻のラストでイヴァンに殺されかけた(実際には殺すふりだけだったことが通しで読んでくとわかるんですが)クリロはザグレブの町から放浪して、ユダヤ人のイザークという少年と出会います。彼は以後、クリロとともにパルチザン、共産党のパルチザンへと合流していき、戦うのですが、他の登場人物同様、最後まで描かれることはありません。この巻ではまだユダヤの教えに則って戦う=人殺しを忌避しているのですが、パルチザンに合流し、銃も持ったからにはそういうわけにはいかなくなっていくようで最終的には人を殺してしまいます。ラストまで、そのことに疑問を抱き続け、最終的には故郷に帰り、両親やフィーとも再会するクリロとは対照的です。つまり、両親にもフィーにも再会できなかったクリロ? 家族はすでに強制収容所、あるいは絶滅収容所に送り込まれており、再会も望めませんが。

そして、クリロを探すブランコはイヴァンの目的(二重スパイ)を知っているようで、兄の裏切りを罵るクリロに理解を求めますが詳しくは語りません。この「詳しくは語らないんだけれど事情を知っている」という辺りがもろにたきがはの好みでありまして、そういや、「Gガンダム」のアルゴ=ガルスキーもそういう多くを語らないキャラで、それでドモンよりもチボデーよりもサイ・サイシーよりもジョルジュよりもアルゴが上なんだといまさら気づきました。要するにそういうキャラです。

アルゴ ↓ 超珍しい笑顔


前巻でマイスナー大佐に引き取られ、妹そっくりの格好をさせられているフィーは、偽りの生活に耐えられず、車に飛び込みます。結果、視力を失ってしまいますが、手術もしてもらえるという待遇なので、次巻で治ります。ただ、彼女が車に飛び込んで自殺を図ったことで、マイスナーはフィーに妹の面影を見出すことを辞めていくようになり、最終的に彼女は強制収容所に戻ることになります。ここら辺、実際に戦っていて、命の危険はあるはずなのだけれど、強制収容所の死亡率も勝るとも劣らぬはずで、ただの少女に見えるフィーの勇気というのはあるいはクリロよりも凄いものかもしれません。わしがダブル主人公と見なす由縁です。

ブランコと行動をともにしていたイヴァンの恋人のミルカが、クリロからイヴァンに裏切られたと言われてパルチザンを抜け出したり、クリロと一時、一緒にいただけのミントがクリロを探していて侠気を発揮してたり、他の登場人物も波瀾万丈な展開です。

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